CITIZEN旗艦店オープンでついに上げられたマルチブランド始動の狼煙
旗艦店オープンでついに上げられた
マルチブランド始動の狼煙
「CITIZEN FLAGSHIP STORE TOKYO」は、2016年にシチズンが発表した“マルチブランド戦略”を、本格的に世の中にアピールする場にもなった。
さかのぼること2008年、シチズンはアメリカの時計ブランドであるブローバを傘下に収めた。これを契機として、2012年にはアーノルド&サンや、ムーブメント製造会社ラ・ジュー・ペレを擁するスイスのプロサーホールディングを、そして2016年には同じくスイスのフレデリック・コンスタントを傘下に収め、一大グループを築き上げた。
2017年3月に開催されたバーゼルワールドでは、シチズンブースとは別に、グループのブランドを一堂に集めたブース「シチズン パビリオン」を設け、関係者にグループの存在を知らせていたが、フラッグシップストアでは各ブランドのコーナーを設置。来店者が時計を実際に手に取り、購入できる場が早くも完成し、マルチブランド戦略が本格的に始動したわけである。
まず、店内中央から正面へ進むと、右手にシチズンの高級ブランドであるカンパノラとブローバ、アルピナ、左手にフレデリック・コンスタントの各ブースが現れる。すべてブランドごとに統一された什器を採用しているが、これは「各ブランドの世界観を来店者にストレートに体感してもらう」狙いがあるという。
そしてもうひとつ注目すべきが、世界初となるアーノルド&サンのブティックだ。ナチュラルウッドとホワイトを基調としたフラッグシップストアとは異なり、ダークウッドの什器を用いた重厚な設えは、英国王室とも深いつながりを持っていたアーノルド&サンに相応しい雰囲気。希少モデルも多い同ブランドのコレクションを、じっくりと眺められるようになっている。
エントリークラスから高級ラインまで、あらゆる時計を「見て、触れて、楽しむ」ことをコンセプトとした「CITIZEN FLAGSHIP STORE TOKYO」。そんな体感型のスタイルは、時計の魅力を多くの人に感じてもらおうとする強い思いの結実である。
>>シチズングループの進化を加速させるマルチブランド戦略の中身
取材・文:竹石祐三 / Report&Text:Yuzo Takeishi
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto
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