2023 New Model | CZAPEK
2023年 チャペック新作 アンタークティック・レヴェラシオン
【編集顧問 田中克幸 ピックアップ】
ダイアルにエングレーブされた新開発のギョーシェパターン“ダブル・ソレイユ”を、40.5mmの新ケースサイズに収めた新作「ケ・デ・ベルク 40.5mm No.17 ダブル・ソレイユ - ディープブルー(Quai des Bergues 40.5mm No.17 Double Soleil - Deep Blue)」。従来の42.5mmと38.5mmのケースサイズの中間値となる40.5mmは、チャペックの愛好家コミュニティで激論された結果の賜物。ドレッシーとスポーティの間に位置し、着用状況を選ばない適応性に優れたモデルとなった。このサイズに手巻きムーブメントのCal.SXH1を収めるため、側面の窪みとラグの傾斜を微妙に変更。“ダブル・ソレイユ”と命名された新しいギョーシェパターンは、パートナー企業のメタレム社との共同開発により誕生した。
Quai des Bergues 40.5mm No.17 Double Soleil - Deep Blue
ケ・デ・ベルク 40.5mm No.17 ダブル・ソレイユ - ディープブルー
ケース径:40.5mm
ケース厚:11.9mm(感覚的には9.5mm)
ケース素材:ステンレススティール
防水性:5気圧(50m)
ストラップ:ブルーアリゲーター
ムーブメント:手巻き、Cal.SXH1、毎時21,600振動(3Hz)、部品数160個、31石、約7日間(168時間)パワーリザーブ、ツインバレル(2重香箱)
仕様:時・分表示、5時にダブルハンドの曜日・パワーリザーブ表示、7時にスモールセコンド、チャペック独自の「ダブル・ソレイユ」ギョーシェパターン、シースルーケースバック
予価:3,960,000円(税込)
発売予定:2024年夏以降
2015年のブランド再興後、Cal.SXH1からSXH8まで計8個のムーブメントを発表したチャペック。彼らは時計のメカニズムのみならずダイアル・デザインの開発にも意欲的で、2020年発表の「アンタークティック テール・アデリー」で披露した“ラメ(Lamé)”技法や、2022年登場の「アンタークティック パサージュ・ドゥ・ドレーク サーモンS」の立体的なトラペゾイド(台形)パターンなど、太陽等の光の入射・反射角度で微妙に表情が変わるダイアルを開発している。今回の新ダイアルに名付けられた“ダブル・ソレイユ(double soreil)”とは、特定の大気の条件下で発生する大気光学現象=“幻日(げんじつ)”にちなんで命名された。これは太陽と同じ高度で、かつ太陽から離れた位置に見える現象で別名“サンドッグ(sun dog)”とも言われる。通常は太陽から約22度離れた太陽と同じ高度の位置に発生する。この現象が発生する空域には薄い雲が広がっており、その雲の中には六角板状の氷晶が多数浮かんでおり、これら氷晶への太陽光の入射・反射の屈折光によって起こるプリズムのような現象である。本物の太陽の近くで虹色に輝くようにも見える。当モデルではダイアルのサブダイアルの裏側から、外側あるいは内側に向かってあたかも太陽光線が放射線状に伸びているような視覚的トリックを生み出している。
MODEL Catalogチャペック モデルカタログ
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ケ・デ・ベルク No.33S(Quai des Bergues No.33S)
2019/06/11
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ケ・デ・ベルク No.25S(Quai des Bergues No.25S)
2019/06/11
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ケ・デ・ベルク No.19S(Quai des Bergues No.19S)
2019/06/11
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ケ・デ・ベルク リコシェ・ギョーシェ シーソルト・グレイ ダイアル(Quai des Bergues Ricochet Guilloche Sea Salt Gray dial)
2019/06/11
INFORMATION
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