Gressive Premium“TIMEPIECE to KILL”……世界で最もタフなミッションウォッチ “女王陛下の腕時計”オメガ シーマスター 最新ボンドウォッチと四半世紀の調査ファイル 04
ピアース・ブロスナン主演4作品と
各作品に登場したオメガ・リスト
第17作『007 / ゴールデンアイ』(1995年)
1991年のソビエト連邦崩壊から4年後に公開された作品。冷戦時代を終え新たな脅威と闘うボンドも主役交代。やや中だるみ気味だった当シリーズを刷新し、人気も復活した記念すべき1作。それまでの16作品をプロデュースしたアルバート・R・ブロッコリは「提供(Presents)」に留まり、実際は実娘のバーバラ・ブロッコリとそのパートナーであるマイケル・G・ウィルソンがプロデューサーを務め現在に至る。他“M”役に初の女性(名女優ジュディ・デンチ)が就任し、これまで父とやんちゃ息子という関係性が母と利かん坊息子に変わり、従来にはなかった緊張感が生まれる(Mはボンドに「あなたは時代遅れの恐竜」と評する。一方側近は彼女を「数学の魔女」と陰口を叩く)。
第18作『007 / トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年)
テリー・ギリアム監督『未来世紀ブラジル』(1985年)で主演を務めたジョナサン・プライス演じるメディア王エリオット・カーヴァーの陰謀による、英中戦争勃発の危機を食い止める作品。中国国外保安部から派遣された諜報部員ウェイ・リン役のミシェル・ヨーは、一時的な共闘関係とはいえ味方側では当時最強のボンドガール(一方の敵役は『007 / ロシアより愛をこめて』のクレッブ大佐役のロッテ・レーニャ等人材豊富)。タイトルの『Tomorrow Never Dies』を直訳すれば「明日は決して死なない」、これから「明日が死ぬことは決して無い」→「未来は必ず存在する」と解釈でき、英中戦争を発端に勃発する第三次世界大戦を回避し世界を救うという意味が込められている。
第19作『007 / ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999年)
20世紀最後のボンド映画で公開時のキャッチコピーは「20世紀最後の任務」。前2作よりも非情でハードボイルドなボンドが登場する。被弾により無痛症となったテロリスト、レナードを追う過程でその背後にある黒幕と計画が浮かび上がってくる。レナード役のロバート・カーライル(『トレイン・スポッティング』1996年)は今回の役について「美術館の所蔵品を受け継いだような気分」と述べ、ブロスナンを「ケルト人の鋭さがある」と評した(公開当時の映画パンフレットより)。タイトルの『The World Is Not Enough』(世界ぐらいでは物足りない)はボンド家の家訓という設定だが、これはロンドンのボンド・ストリートの名前の由来となったサー・トーマス・ボンドの家訓を拝借したものとされている。
第20作『007 / ダイ・アナザー・デイ』(2002年)
映画第20作目にして初回作公開より40周年、さらにP.ブロスナン最後の出演作という節目の作品。北朝鮮潜入後に捕獲され14カ月の捕虜生活後、機密事項漏洩の罪でMよりダブルオー・ナンバーを剥奪されたボンドの活動を描く。敵役のグスタフ・グレーヴス(トビー・スティーヴンス)とフェンシングで死闘を繰り広げるブレイズ・クラブは、ジャーミン・ストリートにある実在の会員制クラブ「Boodle’s(ブードルズ)」を参考。タイトルの『DIE ANOTHER DAY』は直訳すれば「他の日に死ね」、転じて「今日は死ぬな」という意味。世界を救うミッション完遂のため少なくとも今日は死なずに頑張れ、ということか? 巨大な悪組織と闘い絶えず世界中を馳け廻るボンドには死んでいる暇はないのだろう。これが第25作のタイトル『NO TIME TO DIE』と関連するのかは不明。
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