2025年の新作としてセイコーウオッチ株式会社が、グランドセイコーのエボリューション9 コレクションより、年差±20秒の高精度を備えるスプリングドライブ U.F.A.を搭載した限定モデルを発売します。2025年11月8日(土)発売予定で、希望小売価格は1,463,000円(税込)、全世界1,300本限定です。
機械式時計と同様にぜんまいのほどける力を動力源としながら、ICと水晶振動子により正確に精度を制御するセイコー独自の駆動機構「スプリングドライブ」。2004年に、実用性の高い自動巻と約72時間のパワーリザーブを備えた、グランドセイコー専用設計のスプリングドライブムーブメント「キャリバー9R65」が完成しました。その後も先端技術と匠の技の融合により、さまざまな面で進化を続け、約20年の時を経た2025年、ぜんまい駆動式の腕時計としては世界最高(※)の年差±20秒という高精度を実現した「スプリングドライブ U.F.A.(Ultra Fine Accuracy)」が登場しました。
2025年9月現在、セイコーウオッチ株式会社調べ。
年差±20秒の高精度と、小型化、薄型化を実現したスプリングドライブムーブメント
本作は、年差±20秒を実現したスプリングドライブムーブメント「キャリバー9RB2」を搭載しています。3か月間にわたるエージングを経て精度を安定させた水晶振動子を、新設計のICとともに真空に密封し、温度、湿度、静電気、光などの外部からの影響を最小限に抑え、この高精度を実現しています。封入されたICは、個々の水晶振動子の周波数を複数の温度で測定して得られたデータをもとにして温度補正を行います。さらに、このムーブメントには、スプリングドライブ史上初めて、精度を補正するための緩急スイッチが採用されています。これにより、長年の使用で発生する可能性のある精度のずれをアフターサービス時に補正することができます。
回転錘には、この年差精度を実現したムーブメントに名付けられた名称、「SPRING DRIVE ULTRA FINE ACCURACY」の文字が刻まれています。
ムーブメントの造形は、スプリングドライブムーブメントの製造地「信州 時の匠工房」から望む北アルプスの山々から着想を得ており、表面には、霧が凍結したかのような、グランドセイコー独自の「霧氷仕上げ」が施されています。そして、ムーブメントの随所に椀状の面取りを施し鏡面に磨き上げることで、美しい輝きを生み出しています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1170.jpgキャリバー9R搭載モデルの中で最小である37mmのケース径
本作は、エボリューション9 コレクションならではのデザイン文法である「エボリューション9スタイル」のもと、
・視認性と独創性を高い次元で両立したダイヤル
・薄型で低重心のケース
・幅の広い安定感のあるブレスレット
など、「審美性」「視認性」「装着性」の全てにおいて洗練されたモデルです。
さらに、小型化と薄型化を実現した新ムーブメントの搭載により、キャリバー9R搭載モデルで最小となるケース径37.0mmを実現しています。
ケースとブレスレットには、ステンレススチールとして世界最高レベルの耐食性を備えた「エバーブリリアントスチール」を採用しています。この素材のPREN(孔食指数)は40以上を誇り、他のステンレス素材を凌駕する腐食耐性を備えています(セイコーウオッチ株式会社調べ)。このPRENは、金属の腐食耐性の評価に広く用いられている指標です。
また、白く美しい色合いも特徴で、その美しさはヘアライン仕上げによって一層引き立ちます。さらに、熟練の研磨師による「ザラツ研磨」によって、ゆがみのない鏡面と際立つ稜線が生まれ、グランドセイコーにふさわしい上質な輝きを放ちます。
厳冬の信州に広がる「樹氷」の森の夜明けを表現した、グラデーションカラーのダイヤル
「信州 時の匠工房」の東に位置する諏訪・霧ヶ峰高原では、冬の深まりとともに樹々が氷の衣をまとい、幻想的な「樹氷」の世界が広がります。本作のダイヤルでは、その凛とした自然の美しさを、精緻な型打模様で描きだしています。さらに、「樹氷」の森が静かに目覚める夜明けの神秘的な情景が、バイオレットカラーの繊細なグラデーションで表現されています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1315.jpgEvolution 9 Collection スプリングドライブ U.F.A. 限定モデル
Ref:SLGB005
ケース径:37.0mm(りゅうず含まず)
ケース厚:11.4mm
ケース素材:エバーブリリアントスチール
防水性:日常生活用強化防水(10気圧)
ストラップ:エバーブリリアントスチールのブレスレット、エバーブリリアントスチール(一部純チタン・18Kピンクゴールド)のワンプッシュ三つ折れ方式中留
ムーブメント:スプリングドライブ、自動巻(手巻つき)、Cal.9RB2、年差±20秒(平均月差±3秒相当)、約72時間パワーリザーブ、34石
仕様:時・分・秒・日付表示、パワーリザーブ表示機能、シースルースクリューバック
限定:世界限定1,300本(うち国内700本)
価格:1,463,000円(税込)
発売予定:2025年11月8日(土)
オーデマ ピゲが、2026年4月14日から20日までジュネーブで開催される「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2026」に参加することを発表しました。スイスの時計製作の伝統にオマージュを捧げ、没入型エキシビションとジュネーブ市内で展開される各種アクティビティを通じて、より多くの人々に時計の魅力を発信します。
今回の出展は、オーデマ ピゲの創業150周年アニバーサリーにインスパイアされ、時計製作のコアにある豊かな伝統と協業の精神を讃えるものです。展示スペースでは、オーデマ ピゲの創業の礎となった歴史的な「エタブリサージュ(etablissage)」に焦点を当て、来場者が伝統的な技術を体験しながら、何世紀にもわたる革新の歩みを学べるインタラクティブで教育的な体験を提供します。
伝統と協業の精神を讃える
1875年の創業以来、オーデマ ピゲは協業の精神を原動力として歩んできました。創業初期、マニュファクチュールはジュウ渓谷でそれぞれ専門的に時計部品を製作する職人やアトリエの分業ネットワークを活用したシステム、「エタブリサージュ」のシステムに支えられていました。オーデマ ピゲはこのエタブリサージュという分業体制を駆使し、さまざまな部品を調達しそれを組み立て、手仕上げでタイムピースに仕上げていました。このような協力体制は長い時間をかけて発展し、協力しながら全体を作り上げるという精神が引き継がれてきました。今日、オーデマ ピゲは多くのパートナー、サプライヤー、地域の才能ある人々を支え、時計産業の団結と友情という価値観を育てながら発展してきました。
「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2026」では、ブランドの礎であるエタブリサージュの伝統にインスピレーションを得て構成される予定です。過去と未来をつなぐこの展示では、伝統と共に発展してきた技術から現代のクリエーションが生まれる様子を紹介し、個々の卓越した技術と、協働による力の両方に光を当てながら、時計製作の本質に迫ります。
すべての人々に開かれた時計製作の世界
時計製作のコミュニティを促進し、多くの人々への認知拡大に長年努めてきたオーデマ ピゲは、「ウォ ッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2026」への参加を通じて、時計作りの世界をより広く開かれたものにするというブランドの姿勢を改めて示します。創業150周年を迎えた今、これまで以上にブランドの世界観を人々と共有し、未来の時計職人や新たな世代の時計愛好家に夢を与えることに力を注いでいます。
また、ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2026の会場「Palexpo」を越えて、オーデマ ピゲは「In the City」プログラムの拡大に合わせ、ジュネーブの中心部でも一連の一般向けイベントを展開予定です。その一環として、歴史的建造物「Pont de la Machine(機械の橋)」にてポップアップを開催し、スイスの時計製作の伝統を讃えるとともに、来場者が新たな形で時計作りに触れる機会も創出します。
オーデマ ピゲ CEO イラリア・レスタは次のように述べています。「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2026は単なるエキシビションではありません。意義のある交流の場であり、共有する伝統とクラフツマンシップを祝福する場でもあります。オーデマ ピゲの世界へ皆様をお迎えし、共に時計製作の未来を築いていけることを楽しみにしています」
表示オーデマ ピゲが創業150周年を記念して、「ロイヤル オーク」および「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」コレクションより、小径サイズの3つの新作パーペチュアルカレンダーモデルを発表しました。2025年2月に発表されたキャリバー7138を搭載したモデルは、人間工学の観点を中心に開発され、パーペチュアルカレンダーにおける新たなスタンダードを確立しました。この度登場する新作では、このクラシカルな複雑機構が初めてケース径38mmの小さなサイズで展開されます。新登場のキャリバー7136と、2月に発表されたキャリバー7138(いずれも5つの特許保有)を搭載した新作は、オーデマ ピゲの伝統を継承しつつも未来を見据え、さらなる進化を遂げています。18Kピンクゴールドまたはステンレススティール製ケースに収められたこれらのモデルは、内部の複雑なメカニズムを際立たせる洗練された美しさが魅力です。よりコンパクトなサイズは、伝統的な複雑機構の新たな可能性を切り拓き、愛好家たちの想像力をかき立てます。
腕元に息づく小さな宇宙
太古の昔から、天体の動きは人々を魅了してきました。それは、暦の制定や航海の道しるべとなり、人々の生活サイクルを測る指針ともなってきました。太陽が私たちの日々のリズムを司る一方で、月は潮の満ち引きを司り、歴史の中で神秘的で象徴的な役割を果たしてきました。月は、詩人や芸術家、時計職人のインスピレーションの源であり、私たちの想像力を育み、内省を促し、周囲のエネルギーを変化させます。
18世紀に誕生したパーペチュアルカレンダーは、最も複雑なアストロノミカルコンプリケーションの一つです。それは、48か月の時間サイクルを正確に記録する機械的な記憶装置を備えており、各月の日数や閏年も自動的に調整します。この複雑な機構は、太陽時と同期させるために、100年に一度だけ手動調整が必要となります。
歴史と自然に根ざしたこのクラシックなコンプリケーションは、何世紀にもわたり時計職人たちの想像力をかき立てながら宇宙の周期的なリズムを再現するための、より複雑なメカニズムの開発を促してきました。これまでケース径41mmにのみ搭載されていたパーペチュアルカレンダーが、ついに38mmサイズでも登場します。
洗練されたデザインが際立つ3つのモデル
高度な時計製作技術と人口工学に基づいた洗練されたデザインを兼ね備る今回の新作モデルは、38mmの「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」1モデル、および38mmの「ロイヤル オーク」2モデルで登場します。ケースの側面にコレクターがないことで、スリムな美しさと高い防水性能を実現しています。
38mmの「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」モデルは、18Kピンクゴールドとグリーンカラーを組み合わせています。ポリッシュとサテン仕上げの面取りを交互に施すことで生まれる光のコントラストが、ケースの複雑な構造美を際立たせます。さらに、コレクションのシグネチャーである、ギョーシェ職人ヤン・フォン・ケーネルと共同で開発したエンボス加工が、柔らかなグリーンの色調のダイヤルの美しさをさらに引き立てます。手彫りのスタンピングツールを用いて形成されるこのモチーフは、無数の微細な穴が同心円状に施され、文字盤に輝きと奥行き、そして個性をもたらします。合わせて、アワーマーカーと調和する蓄光加工を施した18Kピンクゴールドの針が配され、ホワイトのカレンダー表示とエレガントなコントラストを生み出しています。さらに、グリーンのアリゲーターストラップが、デザイン全体に統一感をもたらします。
/sites/default/files/newsMainImage1/02_m01_39.jpg「ロイヤル オーク」の1つ目のモデルは、ステンレススティール製ケースとブレスレットに、ライトブルーPVD加工を施したグランドタペストリーダイヤルと、それに調和するスネイル仕上げのカウンターが組み合わされています。ロジウムカラーのアワーマーカーと蓄光加工を施した18Kホワイトゴールド製の針がコントラストを生み出し、暗い場所でも視認性を発揮します。カウンターに施されたブラックカラーの表示とポリッシュ仕上げのグレーのベゼルが、全体の完成度を高めています。
「ロイヤル オーク」の2つ目のモデルは、温かみのある洗練されたスタイルが特徴的で、18Kピンクゴールドのケースとブレスレット、そしてベージュのグランドタペストリーダイヤルを組み合わせています。スネイル仕上げのベージュカラーのカウンターと蓄光加工を施したアワーマーカー、そして18Kピンクゴールドの針がダイヤル全体の色彩の調和を演出し、6時位置に配されたブルーのムーンフェイズがその存在感を一層引き立てています。ケースとブレスレットに施されたポリッシュとサテン仕上げの面取りは、メゾンの卓越した技術の証であり、手首の動きに合わせて素材に躍動感を与えます。
すべてのモデルはサファイアクリスタルのケースバックを採用し、キャリバーの洗練された美しさを鑑賞することができます。12時から3時位置の間に見える22Kピンクゴールド製のローターと香箱受けが、ロジウム仕上げの他のムーブメント部品の中でひときわ存在感を放っています。
マニュファクチュールの創業150周年を記念し、上記の3つのモデルには“150周年アニバーサリー”モデルも用意されています。外観のデザインは各コレクションと同じですが、これら限定モデルには、アニバーサリーを祝うために特別に考案された繊細なデザインコードが取り入れられています。6時位置のムーンフェイズに刻まれている、歴史資料からインスパイアを得たヴィンテージスタイルの「Audemars Piguet」のシグネチャーもその一つです。また、サファイアケースバックのフレーム部分には、創業150年のために新たにデザインされた「150」のロゴと、「1 of 150 pieces」という2つの刻印が施されています。
優れた視認性と美しさを兼ね備えた文字盤
2025年2月に登場したキャリバー7138を搭載する41mmのモデルと同様に、文字盤とサブダイヤルの配置が改良され、視認性、対称性、そして美しさのハーモニーが一層引き立てられています。文字盤の9時位置に曜日、12時位置に日付、そして3時位置に月を表示するヨーロッパ式の表示を採用。週表示機能を備えた「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」では、これまでのモデル同様、インナーベゼルに週番号が配されています。12時位置に表示されるのはその年の第1週です(第52週ではなく)。
同様に、「Monday」と「1」がそれぞれのカウンターの12時位置に記され、週の始まりと月の初日を示します。文字盤の12時位置のデイト表示には、新たに特許取得した“プログレッシブステップ”も採用されています。オーデマ ピゲが開発したデイト歯車は、31個の特注歯で構成され、数字の幅に合わせて歯車の大きさを調整することで優れた視認性を実現しています。
月と閏年を示す3時位置のサブダイヤルとの完璧なシンメトリーを実現するため、9時位置の曜日サブダイヤルには24時間表示が組込まれています。さらに、21時と3時の間には修正禁止ゾーンが赤く表示され、時計の設定ができないことを示しています。仮に、この時間帯に時計を設定しようとしたとしても、ムーブメントが損傷する心配はありません。
NASAの写真をベースにしたリアルな月の描写を表示するムーンフェイズは、従来のモデル同様6時位置に配されています。また、文字盤全体の調和を高めるために、満月は12時位置の中央に来るようになっています。
/sites/default/files/newsMainImage2/02_m02_29.jpg複雑性と人間工学の融合
これらの新作モデルには、高度な技術と使いやすさを兼ね備えた2つのムーブメントが搭載されています。一つは2025年2月に発表されたパーペチュアルカレンダーモデルに採用されたキャリバー7138と、週番号の表示機能を備えていない、新パーペチュアルカレンダームーブメント、キャリバー7136です。いずれも、人間工学に基づいてパーペチュアルカレンダー機構を再構築し、このクラシックな複雑機構を現代のフレキシブルなライフスタイルに適応させています。
伝統的なパーペチュアルカレンダー搭載の腕時計は通常、ケース側面にコレクターが装備されており、小さなツールを使用して各サブダイヤルを合わせます。この従来のシステムでは、特にゼンマイが巻き戻された状態でしばらく放置しておいた場合、時計を再設定するのに手間がかかってしまいます。ユーザーにとっての利便性を向上させ、ケースのデザインを合理化するために、オーデマ ピゲのエンジニアは、破損のリスクもなく、工具を使用せずに、どこでもこの高度なコンプリケーションを調整できるように、リューズから直接操作可能な、より簡単で直感的な修正システムを開発しました。
キャリバー7138と7136に採用された新しいリューズは、4つの異なる操作ポジションを備えています。最初のポジション(位置1)では、時計回りに回すことでゼンマイを巻き上げることができます。リューズを一段引き出す(位置2)と、時計回りで日付を設定し、反時計回りで月と閏年を調整することができます。リューズをさらに引き出す(位置3)と、時刻の設定を双方向で行うことができます。最後のポジションは、リューズを一段元に戻して(位置2')時計回りで曜日と週番号を設定し、反時計回りでムーンフェイズを設定します。
新しいリューズ調整システムのシンプルさの裏には、革新的なレバーとワンダリングホイールシステムにより駆動する複雑なメカニズムが隠されています。このメカニズムは、“位置2”と“位置2'”の各カレンダー歯車と連動しています。この革新的な技術は、2つの特許により保護されています。1つはリューズの“位置2'”の調整システム、もう1つは月と日付のリューズによる調整です。
伝統と革新が融合する2つのキャリバー
キャリバー7136と7138は、2018年に発表された「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー ウルトラシン(RD#2)」に搭載されていた、すべてのパーペチュアルカレンダー機能がムーブメント内の1層にまとめられたキャリバー5133の革新的な特許取得技術をベースとしています。月末カムがデイトの歯車に一体化され、月カムが月の歯車に取付けられています。リューズ調整機構がムーブメントの内部に2層目を作り出すことで、ムーブメントの薄さを4.1mmに維持することが可能になりました。自動巻きキャリバー7121をベースに設計されたキャリバー7136と7138は、振動数は毎時28,800振動(4Hz)、パワーリザーブは約55時間です。
ムーブメントには、コート・ド・ジュネーブ、サーキュラーグレイン、サテン仕上げ、スネイル、面取りといった、洗練されたオートオルロジュリー装飾が施されており、そのすべてをケースバックから鑑賞することができます。
2025年2月に登場した直感的に操作ができるコンプリケーションウォッチに続く、今回の新たなパーペチュアルカレンダームーブメント、キャリバー7136と7138を搭載したこれら3つの38mmモデルは、複雑機構の魅力をより多くの人々に届けると同時に、今後の技術革新に繋がる重要な一歩となることでしょう。
/sites/default/files/newsImage1/02_s01_33.jpgCODE 11.59 by Audemars Piguet Perpetual Calendar
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ パーペチュアルカレンダー
Ref:26441OR.OO.D405CR.01
ケース径:38.0mm
ケース厚:9.9mm
ケース素材:18Kピンクゴールド
防水性:3気圧
ストラップ:「大きな竹斑」入りグリーンアリゲーターストラップ、18Kピンクゴールド製トリプルフォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.7138、約55時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、41石
仕様:時・分表示、週番号表示付きパーペチュアルカレンダー(曜日、日付、ムーンフェイズ、月、閏年)、グリーンのエンボス加工によるシグネチャーダイヤル、グリーンのサブダイヤル、18Kピンクゴールドのアワーマーカー、蓄光加工が施された18Kピンクゴールドの針、スネイル仕上げが施されたグリーンのインナーベゼル、ダブルカーブの反射防止加工サファイアクリスタル、反射防止加工サファイアケースバック
価格:要お問い合わせ
Royal Oak Selfwinding Perpetual Calendar
ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー
Ref:26684ST.OO.1356ST.01
ケース径:38.0mm
ケース厚:9.4mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:5気圧
ストラップ:ステンレススティールブレスレット、APフォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.7136、約55時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、41石
仕様:時・分表示、パーペチュアルカレンダー(曜日、日付、ムーンフェイズ、月、閏年)、グランドタペストリー模様のライトブルーダイヤル、ライトブルーのサブダイヤル、蓄光加工が施された18Kホワイトゴールドのアワーマーカーとロイヤルオーク針、グレーのインナーベゼル、反射防止加工サファイアクリスタルとケースバック
価格:要お問い合わせ
Royal Oak Selfwinding Perpetual Calendar
ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー
Ref:26684OR.OO.1356OR.01
ケース径:38.0mm
ケース厚:9.4mm
ケース素材:18Kピンクゴールド
防水性:5気圧
ストラップ:18Kピンクゴールドブレスレット、APフォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.7136、約55時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、41石
仕様:時・分表示、パーペチュアルカレンダー(曜日、日付、ムーンフェイズ、月、閏年)、グランドタペストリー模様のベージュダイヤル、ベージュのサブダイヤル、蓄光加工が施された18Kピンクゴールドのアワーマーカーとロイヤル オーク針、18Kピンクゴールドのインナーベゼル、反射防止加工サファイアクリスタルとケースバック
価格:要お問い合わせ
オーデマ ピゲが創業150周年を記念して、「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」コレクションより3つの鮮やかなストーンダイヤルの限定モデルを発表しました。これらのモデルは、2025年2月に発表された38mmの「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン」をベースにしており、ブランドが長年にわたり培ってきた天然石ダイヤルの伝統を蘇らせるとともに、コレクションに普遍的な魅力をもたらします。ルビールート、ブルーソーダライト、グリーンマラカイトのダイヤルには、それぞれ18Kホワイトゴールド、ピンクゴールド、イエローゴールドのケースが組み合わされています。通常はケースサイズの大きいモデルに採用されるフライング トゥールビヨンを搭載することで、マニュファクチュールとして高度な複雑機構を、より多様かつ創造力豊かに展開しようとする姿勢とこだわりを表現しています。同時に、天然石の持つ力強い特性と光の煌めきが、洗練された優雅さを演出しています。
熟練の技が映し出す天然の美しさ
1960年代より、オーデマ ピゲは天然石を使用したダイヤルの美しさを探求してきました。手作業による極めて高度な技術を必要とする天然石のダイヤルは、薄くスライスした石を用い、素材本来の輝きを損なわないよう丁寧に仕上げられます。それぞれの石が持つ色味の違いや模様、そして豊かな質感により、同じダイヤルは二つと存在しません。
天然石はその希少性や外観の美しさだけではなく、人間のさまざまな感情や体験と共鳴する象徴的な意味合いを持つ存在とされてきました。また、感情の安定や心身の健康、自己の力を引き出す独自のエネルギーを持つとも信じられています。
今回の特別な3つのモデルには、オーデマ ピゲが世界中から厳選した貴重な天然石が用いられています。守護石として生命力の象徴でもあるタンザニア産の鮮やかなルビールート、落ち着きと明晰さをもたらすブラジル産の深いブルーのソーダライト、そして成長と変化を促すマラカイトはザンビア産のものを使用しています。多くの人にとって、これらの素材は単なる装飾ではなく、深い感情的な意味を持つものであり、それぞれのタイムピースは、機械的な傑作であり、心を支えるお守りとしての役割も果たします。
/sites/default/files/newsMainImage1/01_m01_43.jpgエレガンスと精密さを融合した大胆なデザイン
新作モデルにはそれぞれ、天然石のダイヤルが持つ自然な美しさと、6時位置に搭載された超薄型フライング トゥールビヨンのメカニズムの魅力を余すところなく引き出すため、細部にまでこだわってデザインされています。ケースの素材はそれぞれの石の個性を引き立てるよう選ばれ、ルビールートには18Kホワイトゴールド、ブルーソーダライトには18Kピンクゴールド、そしてグリーンマラカイトには18Kイエローゴールドが使用されています。
針、トゥールビヨンのフレームにもゴールドが使用されており、天然石ダイヤルと調和したコントラストを生み出しています。サテンとポリッシュ仕上げを交互に組み合わせたケースの表面は、光の表情が美しく輝きます。針には蓄光加工が施されており、暗い場所でも視認性を確保されています。
デザインを完成させるのは、鮮やかなダイヤルの色とシームレスに繋がる、「大きな竹斑」入りのアリゲーターストラップです。日常のさまざまなシーンで使用できるよう、インターチェンジャブル仕様のラバー加工ストラップもお好みに応じて選択が可能です。
/sites/default/files/newsMainImage2/01_m02_31.jpg超薄型の高度な複雑機構
これらの新作の心臓部には、小径モデル(41mm未満)のために設計された、マニュファクチュールのフライング トゥールビヨンムーブメント「キャリバー2968」が搭載されています。この超薄型キャリバーは、2022 年に「ロイヤル オーク フライング トゥールビヨン エクストラ シン(RD#3)」(39mm、続いて37mm)で初登場し、2025年2月に発表された38mmの「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」コレクションでも初めて使用されました。
厚さわずか3.4mmを誇るこの非常に高度な複雑機構は、従来のケージの比率を保ちながら、さらなる薄型化を図るため、見直しと再設計が進められました。今回初めてチタン製のトゥールビヨン ケージにペリフェラル駆動を採用することで軽量化を図るとともに、高振幅のエスケープメントにより、安定性、エネルギー効率、そして精度が向上しています。伝統的なトゥールビヨンとは異なり、フライング トゥールビヨンのケージは下側からのみ支えられており、天然石ダイヤルの上に浮かんでいるかのような優雅な印象を与えます。
長年にわたり培われてきた専門技術による、38mmの「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン」は、小型化における新たな基準を打ち立て、技術的なノウハウと人間工学に基づく優雅さは相反するものではなく、むしろ表裏一体であることを示しています。卓越した技術と芸術的な表現を融合させ、洗練された構造美を持つ38mmケースのこれらのタイムピースは、印象深い体験を提供します。
あらゆるサイズにおける洗練されたムーブメント
オーデマ ピゲのデザインにおける探究心と多様性の伝統は、創業以来、女性の嗜好やニーズに大きく支えられてきました。ペンダントやブローチ、リングとして身に着けられていた初期のレディースウォッチは、職人たちに新たな発想を与え、20世紀初頭の腕時計開発における先駆的な役割を果たす原動力となりました。そしてブランドは、超薄型・超小型ウォッチにおいて数々の世界初を達成しました。
部品のサイズを小さくしながらもその機能性を維持するには、極めて高い精度と技術が必要になります。より小さなパーツ同士が完璧に連携して動作するよう、細部まで丁寧に作られなければなりません。オーデマ ピゲの時計師たちは、長年にわたり複雑機構の小型化に取り組み続けてきました。その姿勢はウォッチの性能と外観の美しさの向上に貢献するだけではなく、あらゆるサイズで複雑機構を着用することを可能にしています。
今日オーデマ ピゲは、ジェンダーや伝統的な枠組みにとらわれない時計を提供しています。それぞれの時計が個性を表現する鮮やかなステートメントとなり、卓越した芸術性と深い感情の共鳴を追求する、メゾンのこだわりを映し出しています。
/sites/default/files/newsImage1/01_s01_36.jpgCODE 11.59 by Audemars Piguet Selfwinding Flying Tourbillon
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン
Ref:26665OR.OO.D349CR.01
ケース径:38.0mm
ケース厚:9.6mm
ケース素材:18Kピンクゴールド
防水性:3気圧
ストラップ:「大きな竹斑」入りブルーアリゲーターストラップ、18Kピンクゴールド製トリプルフォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.2968、約50時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、33石
仕様:時・分表示、フライング トゥールビヨン、天然ソーダライトダイヤル、蓄光加工が施された18Kピンクゴールドの針、ブルーインナーベゼル、ダブルカーブの反射防止加工サファイアクリスタル、18Kピンクゴールドと反射防止加工サファイアケースバック
価格:要お問い合わせ
CODE 11.59 by Audemars Piguet Selfwinding Flying Tourbillon
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン
Ref:26665BC.OO.D632CR.01
ケース径:38.0mm
ケース厚:9.6mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド
防水性:3気圧
ストラップ:「大きな竹斑」入りレッドアリゲーターストラップ、18Kホワイトゴールド製トリプルフォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.2968、約50時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、33石
仕様:時・分表示、フライング トゥールビヨン、天然ルビールートダイヤル、蓄光加工が施された18Kホワイトゴールドの針、レッドインナーベゼル、ダブルカーブの反射防止加工サファイアクリスタル、18Kホワイトゴールドと反射防止加工サファイアケースバック
価格:要お問い合わせ
CODE 11.59 by Audemars Piguet Selfwinding Flying Tourbillon
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン
Ref:26665BA.OO.D412CR.01
ケース径:38.0mm
ケース厚:9.6mm
ケース素材:18Kイエローゴールド
防水性:3気圧
ストラップ:「大きな竹斑」入りグリーンアリゲーターストラップ、18Kイエローゴールド製トリプルフォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.2968、約50時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、33石
仕様:時・分表示、フライング トゥールビヨン、天然グリーンマラカイトダイヤル、蓄光加工が施された18Kイエローゴールドの針、グリーンインナーベゼル、ダブルカーブの反射防止加工サファイアクリスタル、18Kイエローゴールドと反射防止加工サファイアケースバック
価格:要お問い合わせ
2025年の新作としてシチズン時計株式会社が、機能と実用性を兼ね備えたモダン・スポーティデザインの機械式時計ブランド「シチズン シリーズエイト」から、都市の様々な景観をイメージした3モデル【希望小売価格 198,000円(税込)~242,000円(税込)】を数量限定で2025年10月9日に発売します。
※価格、発売日、限定数ともに予定です。
新製品は、時針を単独修正できるGMTムーブメントを備えた880 Mechanical 限定1モデルと、洗練されたデザインながら20気圧防水というハイスペックな防水機能をもつ890 Mechanical 限定モデル2モデルの計3モデルです。それぞれ、シリーズエイトらしいモダンさで都市の景観を切り取ったデザインが特長です。
NB6035-55Hは都市の灯りに照らされた雪の夜をイメージしています。白から黒へ変化するダイヤルのグラデーションとベゼル・インデックスの華やかな金色の指し色で、都市のアスファルトに積もる雪が灯りに照らされている様を表現しています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1169.jpgNB6062-52Pは無数に輝くビルの灯りで華やぐ夜をイメージしています。ダイヤルの幾何学模様とゴールドカラーの組み合わせが煌びやかで艶やかなモデルです。対するNB6060-58Hは朝の始まりを待つ、高層ビル群の陰影をイメージしています。ダイヤルの幾何学模様とシルバーカラーの組み合わせが、静けさと洗練された印象を持つモデルです。NB6062-52PとNB6060-58Hはモダンな都市の二面性を、それぞれゴールドカラーとシルバーカラーで表現しています。
3モデル全て、スマートフォンやタブレットといった磁力を発生するデバイスに1cmまで近づけても、ほとんどの場合、性能を維持することができる「2種耐磁」を備えた機械式ムーブメントを搭載しています。平均日差-10~+20秒の高い性能で、ムーブメントの鼓動を感じられるサファイアガラスを用いたシースルーバック仕様です。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1314.jpgシチズン シリーズエイト
880 Mechanical 限定モデル
Ref:NB6035-55H
ケース径:41.0mm(設計値)
ケース厚:13.5mm(設計値)
ケース素材:ステンレス(めっき/グレー色・イエローゴールド色)
防水性:10気圧
ストラップ:ステンレス(めっき/グレー色)
ムーブメント:自動巻き+手巻き、Cal.9054、平均日差-10~+20秒、約50時間パワーリザーブ(最大巻上時)、毎時28,800振動、24石
仕様:時・分・秒・日付表示、カレンダー機能、秒針停止機能、夜光(針+インデックス)、サファイアガラス(クラリティ・コーティング)、シースルーバック、2種耐磁時計
限定:世界限定1,600本
価格:242,000円(税込)
発売予定:2025年10月9日
シチズン シリーズエイト
890 Mechanical 限定モデル
Ref:NB6062-52P
ケース径:42.6mm(設計値)
ケース厚:11.7mm(設計値)
ケース素材:ステンレス(めっき/ライトゴールド色)
防水性:20気圧
ストラップ:ステンレス(めっき/ライトゴールド色)
ムーブメント:自動巻き+手巻き、Cal.9051、平均日差-10~+20秒、約42時間パワーリザーブ(最大巻上時)、毎時28,800振動、24石
仕様:時・分・秒・日付表示、カレンダー機能、秒針停止機能、夜光(針+インデックス)、サファイアガラス(クラリティ・コーティング)、シースルーバック、2種耐磁時計
限定:世界限定1,200本
価格:209,000円(税込)
発売予定:2025年10月9日
シチズン シリーズエイト
890 Mechanical 限定モデル
Ref:NB6060-58H
ケース径:42.6mm(設計値)
ケース厚:11.7mm(設計値)
ケース素材:ステンレス
防水性:20気圧
ストラップ:ステンレス
ムーブメント:自動巻き+手巻き、Cal.9051、平均日差-10~+20秒、約42時間パワーリザーブ(最大巻上時)、毎時28,800振動、24石
仕様:時・分・秒・日付表示、カレンダー機能、秒針停止機能、夜光(針+インデックス)、サファイアガラス(クラリティ・コーティング)、シースルーバック、2種耐磁時計
限定:世界限定1,200本
価格:198,000円(税込)
発売予定:2025年10月9日
グランドセイコーフェア
2025年10月8日(水)~11月4日(火)
東京都:新宿髙島屋 4階 グランドセイコーサロン
新宿髙島屋 4階=時計サロンにてグランドセイコーフェアを開催いたします。
2025年、ブランド誕生65周年を迎えるグランドセイコーは、その誕生以来、時代を超えて受け継がれてきたブランド哲学やたぐいまれなる匠の技、高度な製造技術によって、絶え間なく進化を続けてきました。
変わることのない高精度・高品質を備えながら、日本らしい感性と品格をまとう、美しい腕時計を生み出しています。
本フェアでは、話題の新作モデルや普段店頭でご覧になれないモデル等、グランドセイコーサロンならではの幅広いラインナップを揃えております。 皆様のご来店をお待ちしております。
グランドセイコーフェア 詳細
開催期間:2025年10月8日(水)~11月4日(火)
開催会場:新宿髙島屋 4階 グランドセイコーサロン
【フェア特典】
期間中、商品をご購入の方にグランドセイコーオリジナルギフトをプレゼントいたします。
Evolution 9 Collection
SLGC006
ケース径:43.2mm
ケース素材:ブライトチタン(一部セラミックスと18KPG)
防水性:日常生活用強化防水(10気圧)
駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
価格:3,025,000円(税込)
数量限定世界300本(うち国内200本)
10月10日発売予定
勇壮な型打ち模様で表現された岩手山パターン
グランドセイコーのメカニカルモデルが製造されている「グランドセイコースタジオ 雫石」から臨むことのできる岩手山は約70万年前にできたと考えられており、百を超える活火山を頂く日本にあって、最もアグレッシブな活動を経てきた山の一つです。荒々しい山容や北麓に広がる溶岩流の跡などから、その歴史を感じ取ることができます。放射状に広がる勇壮なダイヤルパターンは、鳥瞰で臨む岩手山の尾根筋から着想を得ています。
エボリューション9スタイルならではの高い視認性
針とインデックスとの距離、針とダイヤルとの距離を極力詰めているため、表示される情報の多いクロノグラフでも時刻を瞬時に読み取ることができます。サブダイヤルの視認性を最大限確保しながら、12か所のインデックスを配置できるよう、日付表示は4時と5時の間に配置しています。
グランドセイコーフェア おすすめモデル
Evolutoin 9 Collection
SLGH005
ケース径:40mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:日常生活用強化防水性(10気圧)
駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
価格:1,276,000円(税込)
Evolutoin 9 Collection
SLGA009
ケース径:40mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:日常生活用強化防水性(10気圧)
駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
価格:1,276,000円(税込)
Evolutoin 9 Collection
SLGC007
ケース径:43.2mm
ケース素材:ブライトチタン(一部セラミックス)
防水性:日常生活用強化防水性(10気圧)
駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
価格:1,980,000円(税込)
Evolutoin 9 Collection
SLGB003
ケース径:37mm
ケース素材:ブライトチタン
防水性:日常生活用強化防水性(10気圧)
駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
価格:1,518,000円(税込)
Sport Collection
SBGA481
ケース径:44.5mm
ケース素材:ブライトチタン
防水性:日常生活用強化防水性(20気圧)
駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
価格:1,474,000円(税込)
Sport Collection
SBGJ277
ケース径:44.2mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:日常生活用強化防水性(20気圧)
駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
価格:990,000円(税込)
Heritage Collection
SBGA443
ケース径:40mm
ケース素材:ブライトチタン
防水性:日常生活用強化防水性(10気圧)
駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
価格:946,000円(税込)
Heritage Collection
SLGH013
ケース径:40mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:日常生活用強化防水性(10気圧)
駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
価格:1,342,000円(税込)
Elegance Collection
SBGM221
ケース径:39.5mm
ケース素材:ステンレススチール
バンド素材:クロコダイル
防水性:日常生活用防水性
駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
価格:671,000円(税込)
Elegance Collection
SBGA407
ケース径:40.2mm
ケース素材:ステンレススチール
バンド素材:クロコダイル
防水性:日常生活用強化防水性(10気圧)
駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
価格:836,000円(税込)
Heritage Collection
STGK031
ケース径:30mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:日常生活用強化防水性(10気圧)
駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
価格:880,000円(税込)
Heritage Collection
STGK033
ケース径:30mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:日常生活用強化防水性(10気圧)
駆動方式:メカニカル 自動巻(手巻つき)
価格:880,000円(税込)
※表示価格は2025年9月25日時点での税込価格です。
tenpocontent
グランドセイコー(Grand Seiko)
2025年の新作としてオリスより、ビリオン・オイスター・プロジェクトを支援するスペシャルウォッチの第2弾「ニューヨークハーバー・リミテッドエディション II」が2,000本限定で登場しました。
10億のもっともな理由
ニューヨーク市とビリオン・オイスター・プロジェクトを再び支援するオリスは、より大局的な視点と、共に変革をもたらす力の重要性を改めて実感しています。
環境保全の課題は、その責務が自分たちには手に負えないものと感じられる点です。その数は膨大で、悪化の速度は速く、はるかに多い障害があります。誰もが本当に意味のある変革を行なえると期待できるのでしょうか?
その答えは当然ですが、一人でできるものではありません。しかし、共に力を合わせれば、非常に強力なものとなります。あらゆる前向きな決断と行動が助けとなるのです。大多数の人にとって、それは家庭やライフスタイルの変化を意味します。誰もが変革を実現することができます。実際に、オリスのスタッフやオリスファンの多くがすでに実践しています。
この変革はオリスのビジネスを根本から変えました。2021年、オリスは気候中立企業の認定を受けました。2022年には、3年間で年間10%の総排出量削減を目指す取り組みを開始し、目標を達成しました。
しかし、このミッションはまだ完了していません。ラグジュアリーブランドとして、人々から愛されているものの必需品とは言えない物を製造しているオリスは、未来の世代のために変革に取り組む責任があると考えています。
その目的のために、オリスはグローバルな環境保護活動の最前線にあるプロジェクトの支援に取り組んでいます。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1354.jpg2025年、オリスは再びビリオン・オイスター・プロジェクトに参画します。大きな数字について話をすると、創設者のピート・マリノフスキーとマリー・フィッシャーの二人は、ニューヨークハーバーに10億個のオイスター(牡蠣)を再生させることを目標にしています。難易度の高い難挑戦ですが、彼らは着実に進展を遂げており、すでに1億5000万個のオイスターを回復させています。
この度、オリスはニューヨークハーバー・リミテッドエディション IIを発売しました。アクイスデイトをベースに、オイスターシェル効果を施したアクアグリーン・マザーオブパール文字盤を搭載した、世界で2,000本の限定モデルです。この販売収益でビリオン・オイスター・プロジェクトを支援します。
「環境問題は非常に難しく感じるかもしれません」と、オリスの共同経営責任者、ロルフ・ステューダーは述べます。「しかし、協力し合えば、それはより簡単になります。私たちは、ビリオン・オイスター・プロジェクトを再び支援できることを誇らしく思っています。そして、この協力によってもたらされる変化を直に目撃できることを嬉しく思います。私たちのミッションは続きます」
世界を変えるには、街全体の協力が必要です
ビリオン・オイスター・プロジェクトは、ニューヨークハーバーに10億個のオイスターを復活させる目標を掲げ、その過程で100万人の人々に協力してもらうことを目指しています。
成長したオイスターは、1日あたり最大50ガロン(約190リットル)の水をろ過するフィルターの役目をし、オイスターリーフ(牡蠣礁)は、他の海洋生態系を形成すると同時に、天然の防波堤の役割も果たします。専門家によると、オイスターリーフとは、森の中の木と同じような存在なのです。
数世紀前、ニューヨークハーバーには22万エーカー(約9万ヘクタール)のオイスターリーフが広がっていました。しかし20世紀初頭には、ニューヨーク市民のオイスターの食嗜好、汚染やその他の人的要因により、そこの海洋生物がほぼ絶滅寸前まで追い込まれてしまったのです。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1162.jpg1972年の「クリーンウォーター条例」により、湾内への工業廃棄物・化学廃棄物・未処理排水の投棄が禁止されると、水質が改善されてきました。2010年にはクジラが湾内で確認されました。しかし課題はいまだに残っており、特に市の老朽化した下水道の汚水溢れが問題となっています。
2014年、ニューヨーク市の二人の教育者が、放置されたウォーターフロントを再生する機会を見出しました。二人はビリオン・オイスター・プロジェクトという、大規模な非営利団体を設立し、ニューヨークハーバーに10億個のオイスターを再生させるという目標を掲げました。2022年、オリスは同プロジェクトと提携し、資金調達を目的とした限定モデルを発売しました。
ビリオン・オイスター・プロジェクトは現在までに、ニューヨークハーバーに1億5000万個以上のオイスターを復活させ、1万5000人を超えるボランティアと3万人以上の学生の協力により活動を行なってきました。
「これは単にオイスターだけの話ではないのです」。プロジェクトの共同創設者のピート・マリノフスキーは語ります。「教育や市民の参加、コミュニティサイエンスを通じて、環境保護の意識を育むことを目的としています。私たちは100を超える学校と数千人に及ぶ学生やボランティアと協力し、ニューヨークの住民が海洋環境と深く結びついて、その責任を負う未来を築くために活動しています」
2025年、ニューヨークハーバー・リミテッドエディション II がそのバトンを引き継ぎます。アクイスデイトをベースに、オイスターシェル仕上げを施したアクアグリーン・マザーオブパールのダイヤルを搭載し、ケースバックにはシリアルNo.を刻印した、2,000本の限定生産モデルです。この販売収益はプロジェクトのミッションを支援するために充当されます。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1307.jpgNew York Harbor Limited Edition II
ニューヨークハーバー・リミテッドエディション II
Ref:01 733 7789 4187-Set
ケース径:43.5mm
ケース厚:13.1mm
ケース素材:マルチピースステンレススチール
防水性:30気圧(300m)
ストラップ:マルチピースステンレススチール、アクアグリーンラバーストラップが付属、ステンレススチール製フォールディングクラスプ
ムーブメント:自動巻、Cal.Oris 733、41時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、26石
仕様:時・分・秒・日付表示、ステンレススチールインサート及びレリーフ装飾ミニッツスケール付き逆回転防止ベゼル、アクアグリーン・マザーオブパールダイアル、針とインデックスにスーパーミノルバ®、スペシャルエングレービング入りのねじ込み式ケースバック
限定:世界限定2,000本
価格:462,000円(税込)
2025年の新作としてモーリス・ラクロアより、アーバンウォッチの新コレクション「アイコニック」が登場しました。
スイス・ジュラ地方の革新的なクラフトマンシップ
2016年に発表され、瞬く間にモーリス・ラクロアの代表作となったアーバンウォッチ「アイコン」。今回、そのDNAを受け継ぎながらも、最新素材と高度な技術を取り入れた新コレクション「アイコニック」が誕生しました。
コレクション名「アイコニック」には、メゾンにおけるマニュファクチュール発の革新的なクラフトマンシップ(Innovative Craftsmanship)、すなわちその省略形である‘IC’が含められています。
モーリス・ラクロアの時計は、スイス・ジュラ地方の自社工房で製造され、一部の部品は地元で調達されており、ブランドの精神を大切にしつつ、高品質な時計を手の届きやすい価格で展開しています。
「アイコニック」を手にする喜びを
「アイコン」の成功に基づいて誕生した新コレクション「アイコニック」は、「アイコン」を手にする喜びを最上級の形で表現したタイムピースです。「アイコン」のDNAを受け継ぎながらも、新コレクション「アイコニック」には革新的なクラフトマンシップが駆使されています。ダイアルとケースに使われている新素材、極めて高度なムーブメントの搭載、そしてクリックするだけで簡単にストラップを交換できるモーリス・ラクロア独自の新型イージーチェンジャブルシステム(特許出願中)を採用しています。
地域の特色を添えた、ユニークなカーボンダイアル
「アイコニック」は、他とは一線を画するカーボンダイアルを備えています。ほとんどのカーボン構造は、カーボンファイバーの糸を編み込んで角度をつけて配置することで、模様のある織り目となっています。しかし「アイコニック」のカーボンダイアルでは多数のファイバーを上下に一方向に走らせることで、グレーとブラックの線が生まれています。ダイアルの制作プロセスの過程で、このカーボンファイバーの配置が必ず少しずつ異なるため、それぞれのダイアルが独自でユニークなデザインに仕上がるのです。
通常、高級時計に使われるカーボンダイアルですが、モーリス・ラクロアはこの手法をより手の届きやすい価格帯で再現しました。「アイコニック」のカーボンダイアルを製造するにあたりメゾンは時計製造業界を超え、モーリス・ラクロアの生まれた故郷であるスイス・ジュラ州のセイネレジェから約40kmの場所にある専門企業に協力を依頼。地域ならではの特色を取り入れたタイムピース製造を目指す姿勢を反映した決断です。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1353.jpg新素材のためのケース
「アイコン」ファンなら、「アイコニック」を一目見るだけで、ベゼルを彩る6本のダブルアームにすぐに気付くでしょう。それは、2016年にデビューした「アイコン」に初めて採用されたデザイン要素であり、これらのアームがインスピレーションの源となり、時針、分針、アワーマーカー、リューズのデザインにも影響を与えました。リューズは簡単に操作できるよう、指にフィットするグリップが施されています。素材はベゼル同様、マットなセラミックで傷がつきにくく、年月を経ても輝きを失いません。
「アイコニック」は、ステンレススティール製ケースで垂直の細かなサテン仕上げとポリッシュ仕上げを対比させることで、洗練された美しさを表現しています。一方、ストラップは高光沢のパーツでケースに装着しています。
ケースの側面にはサイズが徐々に大きくなる変則的な加工が施されており、それが光を巧みにとらえることで、品質の高さを際立たせます。ダイアルの視認性を最大限に高めるために、サファイアクリスタルにはグレードの高い反射防止加工を採用。また、サファイアクリスタルの両面にコーティングを施すことで、光の透過性が高まり、耐防水性も強化されています。
新ムーブメント「キャリバーML1000」
モーリス・ラクロアは「アイコニック」にふさわしい自動巻きムーブメントの開発の為、セイネレジェから10km弱の距離にあるムーブメント専門メーカー「ソプロード」と、新ムーブメント「キャリバーML1000」を共同開発しました。
既存のキャリバーに比べ、テンプブリッジは2本のネジで固定されて安定感が増し、左右対称の美しい形を呈しています。そして大型の振り子が優れた信頼性を提供し、オープンワークによって装飾が施されたムーブメントの姿を楽しめます。
ブルースクリュー、ペルラージュ装飾やコート・ド・ジュネーブ装飾などの仕上げは、この価格帯では珍しく洗練された美しさを誇ります。また精度も高く、毎日の誤差は平均±4秒で、60時間もの驚異的なパワーリザーブを発揮します。
ステファン・ワザーの言葉
モーリス・ラクロアのマネージングディレクター、ステファン・ワザーは次のように語ります。「アイコン」は弊社にとって大きな成功であり、末永く愛されることを期待しています。非常に革新的なクラフトマンシップに地域で調達されたパーツを組み合わせたウォッチを製造することで、メゾンの技術を示したいという願いから生まれたのが、『アイコニック』です。その結果、新しい素材、新しいアイデア、レベルの高い仕上げを備えた極めて特徴的なモデルが完成しました。すべてをこの『アイコニック』に詰め込み、ジュラ地方独自の魅力を添えたクオリティの高いタイムピースをお求めやすい形でお届けいたします」
/sites/default/files/newsMainImage2/s00_21.jpgAIKONIC
アイコニック
Ref:AC6008-SSL20-330-2
ケース径:43mm
ケース厚:11mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:ブラックラバーベース×ナイロンテクスチャーのブラックラバーを組み合わせたバイラバーストラップ、新型イージーチェンジャブルシステム
ムーブメント:自動巻、Cal.ML1000、毎時28,800振動、約60時間パワーリザーブ、26石
仕様:時・分・秒・日付表示、カーボン製単方向回転ブラックダイアル、ブラックセラミック製ベゼル、オープンケースバック
価格:502,700円(税込)
AIKONIC
アイコニック
Ref:AC6008-SSL40-330-4
ケース径:43mm
ケース厚:11mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:ブルーラバーベース×ナイロンテクスチャーのブラックラバーを組み合わせたバイラバーストラップ、新型イージーチェンジャブルシステム
ムーブメント:自動巻、Cal.ML1000、毎時28,800振動、約60時間パワーリザーブ、26石
仕様:時・分・秒・日付表示、カーボン製単方向回転ブラックダイアル、ブルーセラミック製ベゼル、オープンケースバック
価格:502,700円(税込)
AIKONIC
アイコニック
Ref:AC6008-SSL40-331-4
ケース径:43mm
ケース厚:11mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:ターコイズラバーベース×ナイロンテクスチャーのブラックラバーを組み合わせたバイラバーストラップ、新型イージーチェンジャブルシステム
ムーブメント:自動巻、Cal.ML1000、毎時28,800振動、約60時間パワーリザーブ、26石
仕様:時・分・秒・日付表示、カーボン製単方向回転ブラックダイアル、ブラックセラミック製ベゼル、オープンケースバック
価格:502,700円(税込)
AIKONIC
アイコニック
Ref:AC6008-SSL70-330-2
ケース径:43mm
ケース厚:11mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:ブラックラバーベース×ナイロンテクスチャーのホワイトラバーを組み合わせたバイラバーストラップ、新型イージーチェンジャブルシステム
ムーブメント:自動巻、Cal.ML1000、毎時28,800振動、約60時間パワーリザーブ、26石
仕様:時・分・秒・日付表示、カーボン製単方向回転ブラックダイアル、ホワイトセラミック製ベゼル、オープンケースバック
価格:502,700円(税込)
AIKONIC
アイコニック
Ref:AC6008-TTB00-330-2
ケース径:43mm
ケース厚:11mm
ケース素材:ブラックDLCチタン
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:ブラックラバーベース×ナイロンテクスチャーのブラックラバーを組み合わせたバイラバーストラップ、新型イージーチェンジャブルシステム
ムーブメント:自動巻、Cal.ML1000、毎時28,800振動、約60時間パワーリザーブ、26石
仕様:時・分・秒・日付表示、カーボン製単方向回転ブラックダイアル、ブラックセラミック製ベゼル、オープンケースバック
価格:553,300円(税込)
2025年の新作としてユリス・ナルダンより、日本限定25本の「フリーク X グレー エナメル」が登場します。
時計製造において、進歩は未来と過去の融合によってもたらされます。真の革新とは、単なる進歩にとどまらず、最先端技術と伝統に根ざした職人技が交わることで生まれるものです。
フリーク Xは、フリークの型破りな機構と、ギヨシェ・フランケを施したグレーエナメルディスクの芸術性を融合させた「フリーク X グレー エナメル」で、その卓越性を継承します。ドンツェ・カドランの職人の手で製作されたこのエディションは、革新と伝統への賛辞であり、前衛的な時計技術と熟練のサヴォアフェールが融合するタイムピースです。わずか25本のみの限定生産となり、日本国内でのみ入手可能です。
徹底的なブレイクスルー
2001年に発表されたユリス・ナルダンの「フリーク」は、オート・オルロジュリーの枠を再定義しました。「フリーク」という名前は、当時のオーナーであったロルフ・W・シュナイダーが命名したコードネームで、その画期的なデザインと機構が伝えるこの時計の大胆なスピリットを見事に表現しています。針も文字盤もリューズも持たない初代のフリークは、リューズの代わりにベゼルに組み込まれた時刻合わせシステムを搭載し、ケースバックの機構によって巻き上げられる仕組みになっていました。フリークは数々の画期的な革新を取り入れ、とりわけその卓越した耐久性、軽さ、耐磁性に優れたシリコンを、初めて時計製造に導入したパイオニアとなりました。この素材は時計業界に変革をもたらし、現在もフリークの技術的卓越性の証となっています。過去20年において、20以上の特許を取得したフリークは、ユリス・ナルダンの絶え間ない革新への追求を象徴し、コレクターの間でアイコン的存在となっています。2023年、フリーク ONEは権威あるジュネーブ時計グランプリでアイコニックウォッチ賞を受賞しました。
2019年、ユリス・ナルダンは「フリーク」コレクションを拡大し、より親しみやすい仕様としてデザインした「フリーク X」を発表しました。フリーク Xは、コレクションを特徴づけるコアスピリットと革新性を維持しながら、日常使いに適したスリムな輪郭と小ぶりなケースを特徴としています。主な進化は、巻き上げと時間調整のためのリューズを追加したことです。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1357.jpgフリーク X グレー エナメル、限定マスターピース
フリーク X グレー エナメルは、初代フリークの型破りな原理を受け継いでいます。ムーブメント自体が回転して時刻を示します:分はフライング・カルーセル自体が追跡し、回転するエナメルディスク上のポインターが時間を示します。アッパーブリッジなしで吊り下げられたカルーセルは文字盤上で「浮いている」ように見え、機械仕掛けの魅惑的なショーを繰り広げます。
この限定モデルは、ドンツェ・カドラン工房にてグレーエナメルカラーにコーティングされたギヨシェ・フランケ加工のホワイトゴールド製ディスクを採用しています。このグレーエナメルカラーはフリーク Xで初めて登場する色合いです。エナメルディスク上のアワーホイールの傍らには、「DONZE EMAIL(ドンツェ エナメル)」の刻印が施され、職人技へのオマージュを捧げると共に、メティエ・ダールと最先端時計製造の掛け合いを強調しています。
ブラックDLCチタン製の43mmケースには、ホワイトステッチのブラック・バリスティックラバーストラップが組み合わされ、大胆で現代的な印象を与えています。内部には、自社製キャリバーUN-230が搭載され、フライング・カルーセル、シリコン製脱進機、ヒゲゼンマイ、テンプ(すべて自社シリコン専門研究所シガテックで製造)、ローズゴールド製ローターを備え、72時間のパワーリザーブを実現しています。
ローターには18金ソリッドゴールドが使用されています。個々にシリアルナンバーが刻印され、わずか25本限定という特別な日本限定モデルは、革新的な機構と時代を超えたクラフトマンシップの融合を体現しています。
エナメルの芸術
ユリス・ナルダンが守り続ける希少な装飾技法の中でも、エナメル装飾は特別な位置を占めています。エジプト、中国、ローマ帝国といった文明で3000年以上にわたって実践されてきたこの古代の技法は、17世紀に時計製造と結びつきました。豊かで鮮やかな色彩で知られるエナメル装飾は、従来の表面処理とは異なり、時を経ても色褪せず、比類ない深みのある色合いを生み出します。今日、この技法は時計製造における最も複雑なメティエ・ダールのひとつであり、ユリス・ナルダンのエナメル専門アトリエであるドンツェ・カドランを含め、世界でも数少ないアトリエのみが習得しています。
ドンツェ・カドラン : 継承されるヘリテージ
ユリス・ナルダンは、この専門技術を確実に継承していくため、1980年代からドンツェ・カドランとの提携を開始し、2011年にアトリエを傘下に収めました。ドンツェ・カドランは、1972年、ル・ロックルにあるユリス・ナルダンのマニュファクチュールから数ブロックの場所に、熟練エナメル職人フランシス・ドンツェによって設立されました。アトリエは、グラン・フー、クロワゾネ、シャンルヴェ、ギヨシェ・フランケといった伝統的な技法を習得し、この分野におけるリファレンスとなりました。年間約1,200個の文字盤を生産するこのアトリエは、ユリス・ナルダンへの供給だけでなく、他の著名な時計メーカーや歴史的作品の修復を依頼する機関にもサービスを提供しています。
時の中で磨かれた技術
ドンツェ・カドランのエナメル職人は、業界屈指の経験豊富さを誇ります。アトリエには8人の職人が在籍し、その中には30年以上にわたって技術を磨いてきた職人もいます。エナメルの基礎を習得するには最低でも5年を要し、求められる卓越したレベルに達するには、継続的な鍛錬が不可欠です。一つ一つの文字盤は、積み重ねたノウハウと緻密な手作業の結晶であり、芸術的な感性と技術的な規律の両方を体現しています。エナメル加工は、決して工業化できない極めて繊細なプロセスです。この職人技に求められる直感と感性は、プログラムや機械では再現できません。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1165.jpgプロセスに光る職人技
ドンツェ・カドランは固定されたエナメル文字盤の製作で高い評価を得ている一方、フリーク Xは回転ディスクのため、はるかに高度な技術的課題を伴います。伝統的な文字盤とは異なり、アワーディスクはムーブメントと一体化しており、複数のネジ留めを備えた機能的かつ可動性の機械部品です。こうした要素がエナメル加工をより複雑にし、卓越した精度と技術的な専門知識を要求します。
さらに、ディスクの素材には、熱安定性に優れたホワイトゴールドが厳選されています。この独自の組成により、プレートはエナメル加工で重要な工程である窯焼きに必要な極度の高温に耐えることができるのです。またディスクには、フリーク Xの象徴的な回転カルーセルの視覚効果を高めるギヨシェ・フランケパターンが刻印されています。
エナメル加工の工程は、原料の固形化合物を洗浄し、伝統的な乳鉢と乳棒を使って細かい粉末に粉砕することから始まります。この入念な工程により、回転ディスクに塗布されるグレーエナメルの完璧な均一性と色調が確保されます。
グレーエナメルは単なるニュートラルな色合いを超え、今回のフリーク Xのために初めて開発されたもので、時計に繊細なバランスと優雅な調和をもたらします。その深みは繊細でありながら印象的な方法で光を捉え、モダンでありながらタイムレスな印象を与える文字盤を生み出します。グレー色の文字盤はユリス・ナルダンのデザインコードを現代的に再解釈したものであり、ドンツェ・カドランの職人たちはそれぞれのタイムピースのために新たな色合いを絶えず開発しています。適切な顔料のブレンドを導き出すには、化学反応や色彩理論への深い知識を要する実験的な側面がある一方、完璧にバランスの取れた繊細で美しい色調を実現するには芸術的センスも不可欠です。
その後、水を加えて顔料ペーストを作り、プレートに注意深く塗布して約800℃で焼成します。冷却と洗浄の後、さらに3~4層の顔料を塗布して焼成することで、それぞれの層が色合いの深み、濃さ、輝きを高めます。焼成が完成すると、ディスクには手作業の研磨が施されますが、それには1時間もの繊細な作業を要します。
窯の中でのあらゆる工程には、気泡やひび割れなどの欠陥が生じるリスクがあり、しばしば工程のやり直しが必要になります。これは忍耐、正確さ、そして卓越した技術力を必要とする厳しい鍛錬であり、エナメルはオート・オルロジュリーにおいて最も習得の難しい素材のひとつとなっています。フリーク X グレー エナメルの回転ディスクは、1枚1枚順番に製作され、各ディスクの完成には少なくとも丸1日、およそ8時間から12時間を要します。その結果、まったく同じディスクは2つとない、まさに唯一無二の作品が仕上がります。1枚1枚が独自の深みと色合いを持ち、独自の魂と時代を超越した個性を放ちます。
フリーク Xでは初めて、アワーディスクに秘密の「DONZE EMAIL」の刻印があしらわれており、この限定モデルのユニークな仕様として、工房の比類なきサヴォアフェールに控えめな賛辞を捧げているのです。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1310.jpgFREAK X GREY ENAMEL
フリーク X グレー エナメル
Ref:2303-270LE-1AE-J/3A
ケース径:43.00mm
ケース厚:13.92mm
ケース素材:ブラックDLCチタン
防水性:50m
ストラップ:ホワイトステッチ入りブラックラバーバリスティックストラップ
ムーブメント:自動巻き、Cal.UN-230、72時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、21石
仕様:時・分表示、自軸を中心に回転するフライング・カルーセル・ムーブメント、ホワイトのスーパールミノバ®を施したルテニウムメッキ真鍮製ミニッツブリッジ、このエディションのために特別に開発された洗練されたギヨシェ・フランケ・グレーエナメル製アワーディスク、エナメル文字盤上のアワーホイール横に透明な「DONZE EMAIL(ドンツェ エナメル)」の文字、シースルーケースバック
限定:日本限定25本
価格:7,007,000円(税込)
2025年の新作としてブレゲが、250周年を記念する第5弾を発表しました。「オーラ・ムンディ」では初の仕様で、50本限定の「マリーン オーラ・ムンディ 5555」です。このモデルは、2層を成す文字盤のギヨシェ彫りとサファイアクリスタルのそれぞれに駆使されたメティエダールに焦点を当て、手仕事の職人技に敬意を表します。インスピレーションのもとになったのは、地球の夜景をとらえたNASAの《ブラック・マーブル》です。
「マリーン オーラ・ムンディ 5555」は、夜景を選ぶことによって、動き続ける世界を表現します。夜景に見える都市の明かりは、地球がけっして眠らないことを思い起こさせ、世界を駆け巡る旅行者のために考案されたこの時計にとっては、まさにぴったりです。
ブレゲゴールドを初めて採用するこの「マリーン オーラ・ムンディ 5555」は、ブレゲが特許出願中の新しい発光エナメルダイヤルを取り入れています。それぞれのオーナーは、24のタイムゾーンに好みの都市をパーソナライズすることができます。
新たなフロンティア
この新しい「マリーン オーラ・ムンディ 5555」で、ブレゲは地球と海とを結び付けます。そしてブレゲ・マニュファクチュールが今まで見たことのない夢のような旅へと誘います。この時計は、210年前にアブラアン-ルイ・ブレゲがフランス王国海軍時計師に任命されたことに端を発する歴史的な遺産を受け継いでいます。それは1815年のこと。ルイ18世は偉大な時計師ブレゲに対し、科学や探求の限界を押し広げられるような精巧な時計を考え出す先見の明に感謝の意を表しました。
今日では、世界の大海は、かつて何世紀も越えることが困難だったフロンティアなどではありませんが、海を舞台に新たな挑戦が繰り返し試みられた探求心こそ、この50本限定モデルとして発表される「マリーン オーラ・ムンディ 5555」を活気づけます。時計の中心に職人の手仕事によるユニークなデザインが形作られ、そこに伝統と現代性、芸術的なノウハウと見事な技術、無限に広がる海と水平線や地平線が体現されています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1351.jpg2層構造の文字盤
新しい「マリーン オーラ・ムンディ 5555」は、現行コレクションのモデルをベースにしており、ケースは直径43.9mm、事前にプログラム可能なインスタント・ジャンプ・タイムゾーン表示によるデュアル・タイム、日付表示、デイ/ナイト表示、タイムゾーンと同調する都市名などの特徴が備わるキャリバー77F1を搭載しています。これに加え、「マリーン オーラ・ムンディ 5555」には、初となる大きな特徴があります。まずその文字盤です。
ひと目で気付く特別な点は、奥行き感や球面効果の演出です。それは、文字盤の独特の構造のおかげです。実際に文字盤は、2つの要素から成り立っています。ゴールド製の文字盤のベース面は、青い空から青い海へとグラデーションを成すように装飾されており、この精巧な時計を象徴する《空と海》からの着想がそこに読み取れます。
次に文字盤のベース面にギヨシェ彫りで経線と緯線が繊細に刻まれます。文字盤は平坦であるにもかかわらず、実際にカーブした地球に見えるような騙し絵を作り出します。そうした錯覚は、東西南北へと向かう経線と緯線をギヨシェ彫りで描いたそれぞれの線から生まれます。この錯覚を誘う細工が文字盤の最初の構成要素、すなわち球面をもたらします。
2番目の構成要素は、奥行き感です。目的は、宇宙からの視点のような錯覚を与えることにあり、例えば、コレクターが大気圏の熱圏あたりから地球を俯瞰するような視点です。これを達成するために、ブレゲはギヨシェ文字盤に透明なサファイアクリスタルを重ねました。
エナメル画の伝統と革新
サファイアクリスタルの文字盤には、類例がないほど数々のメティエダールが駆使されています。完全な手作業によって両面に3段階のエナメル画が施されています。まず始めは、ミニアチュール・エナメルの技法で描かれた大陸です。サファイアクリスタルもまた平坦ですが、ブレゲのエナメル画職人によって、それが丸みを帯びた地球のようになります。職人は、下部に置かれたギヨシェ彫り文字盤が生み出す錯覚のイメージをさらに引き伸ばし、大陸の輪郭を文字盤外縁のフランジに接するあたりまで描いています。
これらの大陸は、サファイアクリスタルの裏面に描かれています。その作業は極めて繊細です。というのは、ブレゲの職人は、サファイアクリスタルの表側で大陸が正しい位置にくるように、モチーフを鏡像で描かなくてはならないからです。これがグランフー・エナメルと名付けられた高温焼成の技法で仕上げられる第1段階のエナメル画になります。
次に第2段階として、ブレゲの職人はこのサファイアクリスタル文字盤を裏返し、連なる雲をその上に描写して構図に生き生きとしたリアリズムを与えます。この雲もまたエナメル画で描かれ、グランフー・エナメルで焼成されます。しかし、大陸の輪郭が定まっていても、雲のほうは流動的です。雲は大陸の上に浮かび、大地の表面を成しているかのようです。ブレゲのエナメル画職人たちは、ここで各人の裁量によって独創的な技を発揮します。大海原に浮かぶ雲は、それぞれのブレゲの職人のインスピレーションに任せられ、その描写には多少なりとも魔法なり秘密があります。したがって「マリーン オーラ・ムンディ 5555」のひとつひとつがユニークピースになるのです。
そして最後となる第3段階は、今度は夜を明るく照らす都市の表現です。夜を輝かせる手段として最も一般的な選択肢といえば、スーパールミノバを利用することでしょう。しかしブレゲがミニアチュール・エナメルのために選んだのは発光エナメルです。それは職人が創作するものですが、極めて高度な技術によって生まれます。この革新的な技法は、250年に及ぶメゾン・ブレゲの革新の伝統に書き加えられました。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1160.jpg常に唯一無二の存在
ブレゲは、この50本限定シリーズの特別な個性を強調するために、「マリーン オーラ・ムンディ 5555」の他とは異なる独自のディテールを際立たせることにしました。ケースは、初めてブレゲゴールドで作られています。また、この特別限定モデルでは、ポリッシュ仕上げのセンターラグが備わります。さらに、ポリッシュとサテン仕上げを並べて施し、新しいブレゲゴールドの美しさを引き立てています。
ケースバック側では、250周年を記念する特別なギヨシェ彫り模様「ケ・ド・ロルロージュ」による2本の縁飾りが目に入ります。サファイアクリスタルには他の250周年記念コレクションのモデルと同様に250周年記念ロゴが刻まれ、そこから見えるキャリバー77F1のローターにも初めてブレゲゴールドが用いられています。文字盤側では、50本限定の「マリーン オーラ・ムンディ 5555」を手に入れたオーナーの方々がディスクの都市名を好みに応じてアレンジできるようになっています。
77F1,比類なきキャリバーの代表
「マリーン オーラ・ムンディ 5555」が搭載するムーブメントは、キャリバー77F1です。このしっかりとした造りのムーブメントは、「オーラ・ムンディ」の誕生からコレクションを支えてきました(キャリバー77F0が2022年に77F1に進化)。77F1は、時刻と日付に加え、24のタイムゾーンに属す代表的な都市を選択することによって、それぞれに対応した時刻と日付を表示します。
時計市場では他にないブレゲならではの仕組みは、機械的メモリーによるインスタント・ジャンプ・タイムゾーン表示です。8時位置のプッシュボタンで最初の都市を選び、3時位置のリュウズで時刻と日付を設定しておけば、あとは8時位置のプッシュボタンを押して第2の都市とタイムゾーンを調整するだけです。すると時計の機構は、カムやハンマー、差動装置から成る巧妙なシステムによって時刻と日付を計算します。
こうして、8時位置のプッシュボタンを押すだけで、任意に第1タイムゾーンと第2タイムゾーンの表示が切り替わり、それぞれの日付も自動的に調整されます。4時位置のデイ/ナイト表示は、タイムゾーンの時刻表示の午前と午後を区別します。
キャリバー77F1はいくつかの特許で保護されています。ひとつはデュアルタイムゾーン機構、もうひとつは、タイムゾーンの表示に関するもの。3つ目は、プログラム可能な機械式メモリーホイールに関するものです。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1304.jpgMarine Hora Mundi 5555
マリーン オーラ・ムンディ 5555
Ref:5555BH/YS/9WV
ケース径:43.9mm
ケース厚:13.8mm
ケース素材:18Kブレゲゴールド
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:ネイビーブルーのラージスケールアリゲーターレザー、18Kブレゲゴールド製3つ折りデプロワイヤントバックル、ラバーストラップが付属
ムーブメント:自動巻、Cal.77F1、55時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、40石
仕様:時・分・秒表示、デュアル・タイムゾーン、ブレゲゴールド色で太陽(ソレイユ仕上げ)と半月(手作業のハンマー仕上げ、ロジウム加工)の各モチーフを配したデイ/ナイト表示、18Kブレゲゴールドとサファイアクリスタルの2層構造文字盤、ギヨシェ彫りによる緯線と経線、ブルーのグラデーション、手描きのエナメル画による大陸のモチーフ、発光エナメル(発光色ブルー)による都市の点、手描きのエナメル画による雲のモチーフ、サファイアクリスタルケースバック、当時ブレゲが使用していたモロッコ革のケースから着想した赤いレザーの250周年スペシャルエディションボックスが付属
限定:世界限定50本、ケースバックに1/50から50/50の限定シリアルナンバー
価格:14,806,000円(税込)