HARRY WINSTON “近代”の躍動感が息づく 新作「プロジェクト Z10」
オフセンターの時分ダイアルとニューヨークのマンハッタン・ブリッジをモチーフとするトラス構造のブリッジ、秒と曜日のふたつのレトログラード式表示など、多彩な要素を巧みまとめ上げたハリー・ウィンストン2016年の新作「プロジェクト Z10」。
中心軸をずらしたオフセンターに配置された時分ダイアル。このダイアル自体も細かなメッシュ加工が施されるなど、オープンワークの技法がふんだんに盛り込まれている。
ストラップは表面にブルーのアリゲーター、裏面及びサイドがラバーの特別製。汚れや劣化を防ぎ、美しい状態を長く保つ。尾錠はケースと同じ「ザリウム™」製アルディロンバックルが付属。
2016年3月、スイス・バーゼルで開催された世界最大の時計見本市「バーゼルワールド」で発表されたハリー・ウィンストンの新作のひとつ「プロジェクト Z10」。
このモデルを目にした瞬間、ひらめいたのは“近代”という言葉だった。なぜ、この言葉だったのか? それは「プロジェクト Z10」の大胆なオープンワーク・ダイアルのモチーフが、1909年12月31日に開通した米国ニューヨークのマンハッタン・ブリッジであることに由来する。
マンハッタン・ブリッジは、ニューヨーク市の中心部を流れるイースト川をまたぎ、マンハッタンとブルックリンを結ぶ鋼鉄の橋。部材の両端を繋いで三角形を構成する「トラス構造」が採用された世界初の長大な吊り橋だという。
つまりマンハッタン・ブリッジとは近代化のシンボルであり、ブランド創業の地、NYのアイコンであるこの橋をイメージしたモチーフを取り入れた新作「プロジェクト Z10」から“近代”を想起したことは、実に自然なことだった。
そもそも、この「プロジェクト Z10」は、ハリー・ウィンストンが2004年にスタートさせた最先端の素材と技術を駆使し、大胆で斬新なデザインと融合させる限定シリーズ「プロジェクト Z」の第10作目にあたるモデル。
このシリーズは毎年、我々に新たな驚きと感動をもたらすが、10作目の「プロジェクト Z10」では、中心軸をずらしたオフセンターに時分ダイアルを置き、その周囲に配置されたブリッジの大胆なオープンワークが大きな特徴となっている。
このモダンで機能性溢れる造形美。そこには今を生きる我々の生活基盤を築いた、ダイナミックな“近代”の躍動感が息づいている。
取材・文:名畑政治 / Report&Text:Masaharu Nabata
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto
※表記の価格及び内容は掲載当時(2016年)のものとなります。
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