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2023 New Model | CHOPARD
2023年 ショパール新作 L.U.C 1860

【編集顧問 田中克幸 ピックアップ】

 1996年発表の記念すべきショパール・マニュファクチュールの第1号ムーブメント“Cal.L.U.C 1.96”(現L.U.C96.01-L)。当キャリバーを搭載し翌1997年に発表された第1号モデルに新解釈を加え、初号モデルの名をそのまま継承した大胆なる復刻版が「L.U.C 1860」(“1860”はショパールの創業年)である。同じ名称の使用は初号機への敬意の表れであろう。特徴はギョーシェ装飾のサーモンカラー・ゴールド製ダイアル、36.5mmのルーセントスティール™製ケース、そして第1号モデルに搭載されたCal. L.U.C 1.96と同様にゴールド製マイクロローターを採用した、COSC認定クロノメーターのCal. L.U.C 96.01-Lである。


L.U.C 1860

Ref:168860-3003
ケース径:36.5mm
ケース厚:8.2mm
ケース素材:ルーセントスティール™
防水性:30m
ストラップ:濃淡のついた同系色のステッチをあしらったアントラサイトグレーカラーのカーフスキンストラップ、「L.U.C」を刻印したルーセントスティール™ 製ピンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.L.U.C 96.40-L、約65時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、29石、COSC(スイス公式クロノメーター検定局)認定、ジュネーブ・シール取得
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、ストップセコンド機能、サーモンカラーのゴールド製文字盤、センターに手作業でギョーシェ装飾を施したメダイヨン、シースルーケースバック
限定:ショパールブティック限定
価格:3,267,000円(税込)

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2019年発表の「アルパイン イーグル」コレクションに初採用された、ショパール独自開発の特殊合金“ルーセントスティール™”。医療用器具に使用されるサージカルスティールに匹敵する特性を持つ当スティールは、高い耐食性と金属アレルギーの低減に優れた合金だ。このほか当モデルの特徴は、ガルバニック加工によって作り出されたサーモンカラーダイアルの色合いと、そこに施されたギョーシェ加工(特に12時位置のロゴから放たれるサンレイモチーフ)が挙げられる。またインデックスはシェブロン形状(chevron:仏語で軍服の腕章等の山形を指し、杉織、英語のヘリンボーンの意味)、ブランド・ロゴを囲う枠はカルトゥーシュ(cartouche、英語のカートリッジ=cartrige。小銃の実包の意味。元はロープの象形文字で“取り囲むこと・永遠”を意味)と呼ばれる。またカーフスキンストラップにグレイン仕上げのアントラサイトグレーカラーを選択するセンスも、定番色を敢えて外すショパールのセンスが窺える。


1993年のマニュファクチュール化宣言で時計界を驚かせ、3年後には言葉どおり初の第1号ムーブメント“Cal.L.U.C 1.96”(現L.U.C96.01-L)を発表したショパール。現在の彼らの目まぐるしい発展はここから始まったと言える。今回の新解釈・復刻版に搭載される自動巻きムーブメントのCal.L.U.C 96.40-Lは、第1号ムーブメントの基本構造を踏襲しつつもさらに精度を向上。初号機より継承される基本構造は、たとえば22Kゴールド製マイクロローターや積載式二重香箱、方持ち式テンプ受け、スワンネック型緩急針、大きく3つに分割されたブリッジの設計など。さらにCOSC認定クロノメーターとジュネーブシール取得も、ショパール マニュファクチュールの基本スペックだ。


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