2022 New Model ｜ IWC
2022年アイ・ダブリュー・シー新作　ポートフィノ・パーペチュアルカレンダー

【編集顧問田中克幸ピックアップ】

　ポートフィノ・コレクションとしては1995年の「ロマーナ・パーペチュアル・カレンダー」以来の登場であり、またステンレススティール・ケースでは初めてパーペチュアル（永久）カレンダーモデルの発表となった「ポートフィノ・パーペチュアルカレンダー（PORTOFINO PERPETUAL CALENDAR）」。搭載されるCal.82650は、2020年に完全リニューアルされたポルトギーゼにすでに採用済みの自動巻きムーブメント。今回ポートフィノへの搭載により、キャリバーは異なるもののIWCの永久カレンダーモデルは「ポルトギーゼ」「パイロット・ウォッチ」「インヂュニア」「ダ・ヴィンチ」を含め全5コレクションまでの広がりを見せた。18Kレッドゴールドケースも用意。

PORTOFINO PERPETUAL CALENDAR
ポートフィノ・パーペチュアルカレンダー
Ref：IW344601
ケース径：40.0mm
ケース厚：12.7mm
ケース素材：ステンレススティール
防水性：5気圧
ストラップ：ブルーカーフスキン
ムーブメント：自動巻き、Cal.82650、毎時28,800振動(4Hz)、46石、60時間パワーリザーブ
仕様：時・分・秒、パーペチュアルカレンダー(日付＝3時位置、月・ムーンフェイズ＝6時位置、曜日・閏年＝9時位置)、シースルーバック
価格：3,063,500円(税込)

※価格は発表当時の情報になります。最新情報につきましては公式サイトをご確認ください。

Cal.82650はペラトン式自動巻き上げ機構を装備し、ムーンフェイズ表示は実際の月軌道との誤差が577.5年間でわずか1日という高精度。当ムーブメントは2020年に完全リニューアルした「ポルトギーゼ・パーペチュアルカレンダー 42」ですでに採用済み。カレンダー情報は3つのサブダイアルで表示（日付＝3時位置、月・ムーンフェイズ＝6時位置、曜日・閏年＝9時位置）。9時のインダイアルの中心軸下には丸い小窓を設置し、閏（うるう）年には“Leap year”（＝閏年）の“L”が赤い文字で表示される。