2022 New Model | IWC
2022年 アイ・ダブリュー・シー新作 パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “レイク・タホ”
【編集顧問 田中克幸 ピックアップ】
2007年誕生の“トップガン”(米海軍戦闘機兵器学校)ラインの主要テーマのひとつがセラミックケース。同年ではブラックの酸化ジルコニア・セラミック製ケースを採用し、2019年の“モハーヴェ・デザート”に続き、「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “レイク・タホ”(PILOT’S WATCH CHRONOGRAPH TOP GUN “LAKE TAHOE”)」は、トップガン戦闘機が度々飛行する山岳地帯=レイク・タホにちなんだ新作。当地の冬景色と米海軍夏季式典用制服=サービスドレスホワイト・ユニフォームに触発されたホワイトセラミックが特徴。軟鉄製インナーケースには自社製自動巻きムーブメントCal.69380搭載。年間1,000本限定生産。IWCブティックならびにEブティック限定販売。
PILOT’S WATCH CHRONOGRAPH TOP GUN “LAKE TAHOE”
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “レイク・タホ”
Ref:IW389105
ケース径:44.5mm
ケース厚:15.7mm
ケース素材:ホワイトセラミック
防水性:6気圧(60m)
ストラップ:ホワイトラバー
ムーブメント:自動巻き、Cal.69380(自社製)、毎時28,800振動(4Hz)、33石、約46時間パワーリザーブ、コラムホイール搭載
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)・日付・曜日表示、クロノグラフ(クロノグラフ針、9時=12時間積算計、12時=30分積算計)、軟鉄製インナーケース
限定:年間1,000本限定生産、IWCブティックならびにEブティック限定販売
価格:1,391,500円(税込)
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酸化ジルコニウムと他の金属酸化物の混合により完成するセラミック。その色調は原材料との混合比率により得られるが、製造工程や焼結処理の温度・時間等の条件で変化する。1970年代よりケース素材の研究・開発に余念のなかったIWCは、1980年代になるとセラミック分野でも先駆的な研究を行い、1986年の「ダ・ヴィンチ・パーペチュアル・カレンダー」(Ref.3755)で初めて当素材を採用した。パイロット・ウォッチ・コレクションでは1994年の「パイロット・クロノグラフ・セラミック(Ref.3705)」が初採用である。
自動巻きCal.69380はETA(Valjoux)のCal.7750を基にブラッシュアップしたIWCの自社製造ムーブメント。Cal.7750のレバー&カム機構のコラムホイールへの変更や、25石から33石と受け石の増加など細部への修正・向上が見られる。当ムーブメントは2021年発表のセラミックケース製パイロット・ウォッチ・クロノグラフ「トリビュート・トゥ・3705」に搭載。これは1994年「フリーガークロノグラフ」(Ref.3705)へのオマージュモデルだが、Cal.7750と同じ6・9・12のインダイアル+デイデイト表示(3時位置)のレイアウトだ。おそらくダイアルのレイアウトにこだわった上での設計であり、それは1994年のRef.3705がIWCのパイロットウォッチ史に名を残す名品であることの証である。直径30×厚さ7.9mm。
MODEL Catalogアイ・ダブリュー・シー モデルカタログ
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ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー(Portugieser Perpetual Calender)
2018/07/03
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ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシック(Portugieser Chronograph Classic)
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ポルトギーゼ・ヨットクラブ・クロノグラフ(Portugieser Yacht Club Chronograph)
2018/07/03
INFORMATION
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アイ・ダブリュー・シー
〒102-0083 東京都千代田区麹町1-4
TEL: 0120-05-1868
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