
Gressive Impression Watch Person Interview vol.99
PARMIGIANI FLEURIER CEO Guido Terreni
パルミジャーニ・フルリエ CEO グイド・テレーニ
時計純粋主義者たちを唸らせた究極のミニマリズム
「トンダ PF マイクロローター」と
「トリック プティ・セコンド」
1950年生まれのミシェル・パルミジャーニ氏が1996年に創立した時計ブランド、パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER)。2026年には創立30周年を迎える当ブランドの指揮を、2021年より執るのがグイド・テレーニ氏だ。新型コロナ禍の時期にはコンサルティング会社DLGに「パンデミックの最中、最も危機に強いブランドのひとつ」と評され(2020年9月7日付の『European Business Review』の記事より)、時計界のアカデミー賞と評される「ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)」では2024年までに4個の部門賞を受賞している(「トンダ」3個、「トリック」1個)。思えば創立以来、パルミジャーニの目指してきたのは複雑時計も含めて「純粋主義者へ向けられたミニマリズム」であるように思える。認証欲求の塊のような“圧の強すぎる”時計ではなく、優雅で洗練された時計。簡潔に表現すれば、創業当初よりパルミジャーニが唱えてきた“プライベート・ラグジュアリー”という概念だ。さらにこの概念は、テレーニ氏がパルミジャーニ・フルリエのCEOに着任した2021年頃より強く製品に反映されている。では、テレーニ氏の考えるパルミジャーニ流“大人の時計”の真髄を、現行モデルを例にあれこれと聞いてみることにしよう。
>>「あなたも“デイト表示論争”をされる方のひとりなんですね」
取材・文:田中克幸 / Report&Text:Katsuyuki Tanaka
撮影:江藤義典 / Photo:Yoshinori Eto(TOP PAGE)
協力:パルミジャーニ・フルリエ・ジャパン / Thanks to:Parmigiani Fleurier Japan
INFORMATION

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パルミジャーニ・フルリエ
〒107-0061 東京都港区北青山2-12-15G-FRONT青山10F
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