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ブランドニュース ティソ(TISSOT) /sites/default/files/newsThumbnail/title_Gentleman_Blue_amb_RVB_small_.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_Gentleman_Blue_amb_RVB_small_.jpg /sites/default/files/newsImage1/01_T127_407_11_041_00.jpg

 Tissot Gentleman Automatic(ティソ ジェントルマン オートマティック)は、創業以来166年の長い歴史の中で“INNOVATORS BY TRADITION” (伝統に根ざし、伝統を打ち破るイノベーター)として世界中で愛されるウォッチメーカーとしての地位を確立してきたTissot(ティソ)が、オーセンティックで都会的な現代紳士に捧げる新たなタイムピースです。細部まで丹念に仕上げたデザインは、時計製造におけるTissotの卓越したクラフトマンシップへのこだわりを体現しています。

  ファッションルールを激変させ、現代的なトレンドが定着しはじめた60年代に実存したモデルからインスパイアされたTissot Gentleman Automatic(ティソ ジェントルマン オートマティック)は、オリジナルの文字盤のデザインをベースに、丹念な面取りと細部まで徹底したバッフィングによって仕上げたアプライドインデックス、スマートな印象を創造するシャープなフォルムでまとめた極細の秒針やドーフィン針、時分針に施した蓄光塗料Super-LumiNovaRの繊細なラインによって高い視認性を実現しました。

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  ストラップは光沢とサテン仕上げを配した幅広の3列リンクで構成された頑丈なスチールブレスレットとホワイトステッチを施したカーフストラップの2タイプを展開。また、動くたびに上質な光線を放つダイアルから自然に伸びるラグは、このタイムピースのエレガントさを損なわず、かつ洗練された都会的な印象の旬なモダンクラシックウォッチへと昇華します。

 Tissot Gentleman Automatic(ティソ ジェントルマン オートマティック)の心臓部には、Tissotのフラッグシップムーブメント、Powermatic 80 Silicium (パワーマティック80 シリシウム)を採用。これは最長80時間のロングパワーリザーブを実現したPowermatic 80にシリコン製ひげゼンマイを搭載し、ロングパワーリザーブと高い耐磁性を両立し、さらなる精度への高みを実現したムーブメントです。その名のとおり、最長80時間というロングパワーリザーブを誇り、金曜日の夜に時計を外しても、月曜日の朝まで動き続け、オーナーの頼もしいパートナーとして信頼を得ていくことでしょう。

  人間工学に基づいた機能性とエレガンス。着用した時にこそわかる、その美しいシルエットと実用性が日常を彩ります。Tissot Gentleman Automatic (ティソ ジェントルマン オートマティック)は、フォーマルなビジネスシーンからアクティブなオフスタイルまで、現代紳士のあらゆるシーンに寄り添うタイムピースです。

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TISSOT GENTLEMAN AUTOMATIC
ティソ ジェントルマン オートマティック

Ref.:T127.407.11.041.00、T127.407.11.051.00、T127.407.11.031.00
ケース径:40mm
ケース素材:316Lステンレススチール
ストラップ:316Lステンレススチール、プッシュボタン式バタフライクラスプ
防水性:10気圧防水(100m/330ft)
ムーブメント:自動巻き、Powermatic 80 Silicium、最長80時間パワーリザーブ、毎時21,600振動、25石
仕様:ドーフィン針、ファセット加工、ホワイトSuper-LumiNova®蓄光針、無反射加工サファイアクリスタルガラス風防、シースルーケースバック
価格:95,000円(税抜)
発売予定:2020年1月中旬


TISSOT GENTLEMAN AUTOMATIC
ティソ ジェントルマン オートマティック

Ref.:T127.407.16.051.00、T127.407.16.031.00
ケース径:40mm
ケース素材:316Lステンレススチール
ストラップ:レザー、プッシュボタン式バタフライクラスプ
防水性:10気圧防水(100m/330ft)
ムーブメント:自動巻き、Powermatic 80 Silicium、最長80時間パワーリザーブ、毎時21,600振動、25石
仕様:ドーフィン針、ファセット加工、ホワイトSuper-LumiNova®蓄光針、無反射加工サファイアクリスタルガラス風防、シースルーケースバック
価格:88,000円(税抜)
発売予定:2020年1月中旬

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【TISSOT オリジナルNATOストラップ プレゼントキャンペーン開催!】

「ティソ ジェントルマン オートマティック」発売を記念して、新作のTISSOT GENTLEMAN AUTOMATICをご購入のお客様にTISSOTオリジナルのNATOストラップをプレゼント。オンにもオフにも合わせやすいネイビーのNATOストラップは、着けた時に手元のアクセントになるバイカラー仕様。気分やシチュエーションに合わせてストラップを交換してお楽しみいただけます。(なくなり次第終了)

ブランドニュース ジャガー・ルクルト(JAEGER-LECOULTRE) /sites/default/files/newsThumbnail/main_139.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main_147.jpg

 2020年2月5日(水)、ジャガー・ルクルトが関西エリアでは初となるジャガー・ルクルト ブティックを阪急うめだ本店6階 ウォッチギャラリーにオープンします。ゆったりと広い店内では、メゾンのアイコンピース「レベルソ」と同様に、アールデコのデザインコードを取り入れた新しいデザインコンセプトのもと、シンメトリーに配置されたインテリアが洗練された空間を演出します。

 1833年の創業以来、時計製造のすべての工程を一貫して自社で行うジャガー・ルクルトは、スイス屈指のマニュファクチュールとして職人の粋を結集し、エレガンスと現代的なスピリットを融合した、最高峰のタイムピースを作り続けています。ゆるぎないスタイルとメゾンの精神が宿るこの新たな空間でジャガー・ルクルトの世界観をお伝えしていきます。

 メゾンの代名詞ともいえる「レベルソ」、薄型時計の傑作「マスター」、女性のための本格機械式時計「ランデヴー」、歴史的タイムピースの復活「ジャガー・ルクルト ポラリス」、半永久機構を搭載した置き時計「アトモス」などをはじめとして、ブティックならではの幅広い品ぞろえと、ゆったりとした空間でお客様をお迎えします。

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ジャガー・ルクルト 阪急うめだ本店ブティック

所在地:大阪府大阪市北区角田町8-7
    阪急うめだ本店6階 ウォッチギャラリー
TEL:06-6361-1381(大代表)
URL:http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/

ブランドニュース パネライ(PANERAI) /sites/default/files/newsThumbnail/main_138.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main_146.jpg

パネライ オーナーのために確立された最先端のデジタルプラットフォーム。商品の国際保証が最大8年まで延長されます。


 2019年11月26日にデビューしたPAMガード、それはパネライ オーナーにパネライの世界とより深く関わっていただくために開発されたケアプログラム。ブランドの最新プロジェクトであり、顧客体験を向上させます。プログラムへの参加により、対象となる時計の国際保証が最大8年に延長されます。

 コンセプトはパネライのクリエイティブとテクニカルの中心である、Laboratorio di Ideeによって考案され、設計されました。研究開発チームが時計を開発する際に、素材や技術に要求するのと同じ厳格さをもって、高度なデジタルプラットフォーム、PAMガードを構築しています。その結果、今までにないレベルでブランドにコネクトできるポータルとなりました。

 最初のステップとして、Panerai.comにある、直感的でユーザーフレンドリーなインターフェイスに個人プロフィールを登録し、PAMガードにアクセスして国際保証を最大8年に延長することができます。パネライ オーナーの個人プロフィールがアクティブになると、オーナーが所有する時計をオンライン上に登録できるようになります。

 PAMガードの資格は、2019年11月26日より2年以内に購入した時計に限定されます。PAMガード プログラムは遡及的であり、プログラムの開始前の過去2年間に時計を購入したパネライ オーナーも、PAMガードの国際保証延長サービスを利用することができます。

 パネライは、時計の信頼性とともに、メゾンの評価を再確認しました。それは、洗練された先駆的なモデルによってすでに確立された、高い技術的価値をもつ、卓越した機械式時計メゾンであること。

「PAMガードは、パネライの真のスピリットを伝えます。その強力で鋭いコンセプトによって、顧客ケアの伝統的な概念を超えて、常にブランドを特徴づける高度で革新的な考え方を反映しています。つまり、パネライ オーナーがブランドの技術や歴史を訪ねる旅を、パネライがインタラクティブに案内する、クライアントコミュニティ専用のツールなのです。積極的にクライアントと深く関わることで、クライアントがパネライのコミュニティに属しているという感覚を強化します。この長期的なビジョンにより、最大8年間の国際保証を導入することは、自然なステップと捉えています。このコミットメントは、非常に高いレベルの技術的効率とヌーシャテルのパネライ マニュファクチュールで製造された時計の信頼性によって実現しました」と、パネライCEO ジャンマルク・ポントルエは言います。

 PAMガードは、複数のデバイスとフォーマット(デスクトップ、モバイル、iPad、WeChat)を介してアクセス可能な、高度にカスタマイズされたサービスインターフェイスで、パネライ ブティックまたは正規代理店でも利用できます。

 パーソナライズされたニュースレターが、登録されたPAMガードメンバーに届き、世界中のパネライの販売拠点にてブランドの知識を深めることを促します。このニュースレターはシリーズ化され、PAMガード体験により深く浸るための重要な役割を果たします。

 PAMガード プログラムを周知するために、Laboratorio di Ideeは、普遍的に認識され、パネライのイメージを象徴し喚起する、ルミノール マリーナ(PAM01312)のダイアルをベースにしてロゴを考案しました。

ブランドニュース サントノーレ(SAINT HONORE) /sites/default/files/newsThumbnail/main_137.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main_145.jpg

 サントノーレが新作「Opera by Kiera(オペラ バイ キエラ)」を2020年1月中旬より全国のサントノーレ正規取扱店にて発売します。

 今回新登場の「オペラ バイ キエラ」は、2018年以来「サントノーレ」のブランドアンバサダーとして活躍しているチャーリー・チャップリンの孫娘で、女優そしてクリエイターとしても活躍している「Kiera Chaplin(キエラ・チャップリン)」と、同ブランドのなかでも人気の高いオペラコレクションとのコラボレーションモデルです。ファッションの世界からインスピレーションを得たこのコレクションは、クチュールの精神により、キエラのオリジナリティを加えることで、大胆で鮮やかな時計が誕生しました。

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 文字盤にはトレンディなアニマルイメージのデザインを配し、またストラップにもアニマルモチーフ(レッド/ブラウン×ベージュ/グリーン)を採用。

 インデックスには女性らしいピンクサファイア(8ポイント:ドット、4ポイント:スクエア)をアクセントにしたファッション性の高いデザインです。

「キエラ・チャップリン」のアイデンティティを反映する、大胆かつエレガントな新作です。

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Opera by Kiera
オペラ バイ キエラ

Ref:SN7660111GFR
ケース径:39mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:3気圧
ストラップ:レッド アニマルプリント レザー
ムーブメント:クオーツ
仕様:インデックスにピンクサファイアをセッティング、グレーダイアル
価格:85,000円(税抜)

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Ref:SN7660118TFR
ケース径:39mm
ケース素材:ステンレススティール(PGP)
防水性:3気圧
ストラップ:ブラウン×ベージュ アニマルモチーフ
ムーブメント:クオーツ
仕様:インデックスにピンクサファイアをセッティング、ブラウンダイアル
価格:95,000円(税抜)

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Ref:SN7660118TFR
ケース径:39mm
ケース素材:ステンレススティール(PGP)
防水性:3気圧
ストラップ:グリーン アニマルプリント レザー
ムーブメント:クオーツ
仕様:インデックスにピンクサファイアをセッティング、グリーンダイアル
価格:95,000円(税抜)

372 /sites/default/files/staticContentThumbnail/title_28.jpg _self 25 「人生の節目に、腕時計を」グランドセイコーフェア 2020年2月1日~3月31日 開催

Grand Seiko × AJHH
「人生の節目に、腕時計を」
グランドセイコーフェア
2020年2月1日~3月31日 開催


「新生活のスタート」や「新たなチャレンジ」、さらには「大切な記念日」など、誰の人生にも生涯忘れることのできない“節目”の日があるはずだ。そんな“人生のターニング・ポイント”をいつまでも忘れないために、何か形あるものを残してはどうだろう。

「人生の節目に、腕時計を」──かねてよりAJHHが謳っているとおり、腕時計は過ぎ去った日の思い出をいつまでも記憶に留めておくことのできる重要なピース。自分自身のために贈った、または大切な人から贈られた時計に目を遣るたびに高揚感や多幸感を呼び起こさせ、時には新たな決意をも喚起させてくれるものだ。

 なかでもグランドセイコーは、節目のタイミングで手にするにふさわしいブランドのひとつ。日本国内で、職人たちの手によって丁寧に作り上げられた腕時計の数々は、いずれも高い精度によって信頼を獲得。しかも、シーンやスタイルを問わずに着用できるエレガントかつ精悍なルックスを備えており、間違いなく長年にわたって愛用できるパートナーになってくれる。

 このグランドセイコーのフェアが2月1日(土)より、AJHHに加盟する全国17の店舗で実施される。新生活のスタートにも近いこの機会に、グランドセイコーの腕時計を贈ってみてはどうだろうか。アニバーサリーの思い出を刻んだ腕時計は、必ずや、手にした人のその後の人生を豊かに彩ってくれるはずだから。


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「人生の節目に、腕時計を」グランドセイコーフェア 概要

 2月1日(土)から3月31日(火)まで、AJHHに加盟する日本全国17店舗の正規販売店で行われる「グランドセイコーフェア」。日本にとってのスペシャルイヤーとなる2020年は、ちょうどグランドセイコーがデビューから60周年を迎えることに加え、AJHHが設立から15年の節目を迎える年でもある。

 このようなアニバーサリー尽くしのタイミングで実施されるフェアだけに、その内容は充実。なかでも、期間中に発売開始となる「Grand Seiko AJHH SPECIAL LIMITED EDITION」は、AJHHと同年に誕生したブライトチタン製のスプリングドライブ・モデルをベースに、2020年にふさわしいデザインを施したスペシャルな仕上がり。多彩な購入特典も用意されているので、店頭に足を運び、アニバーサリーにふさわしい1本を手にしてほしい。
※特典の数量には限りがございます。



文:竹石祐三 / Text:Yuzo Takeishi




    193122 193123 193238 staticcontent
    YOSHIDA 東京本店(R0351) Gressive eyes /sites/default/files/tenpoContentThumbnail/69_gs.jpg https://yoshida.gressive.jp/special/grand-seiko/69/ tenpocontent グランドセイコー(Grand Seiko)
    ブランドニュース ジャガー・ルクルト(JAEGER-LECOULTRE) /sites/default/files/newsThumbnail/main_136.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main_144.jpg

     2006年からジュ・ド・ポーム美術館のスペシャルパートナーを務めるジャガー・ルクルトが、2020年2月11日から開催される、映像や写真などのイメージのライフサイクルから捉えた経済コンセプト、いわゆる“アイコノミー(iconomy)”を力強く反映させた『The Supermarket of Images』展をご紹介します。映像と写真に特化した創造性のための空間として、ジュ・ド・ポーム美術館は、映像文化の研究における障壁を超えた次元に到達するという使命を再び、果たしています。ジャガー・ルクルトの支援を受けて、才能豊かなアーティスト集団が、現代社会の特徴でもあるイメージの過剰生産に立ち向かい、目に見えるものすべてを商品化することによってもたらされる結果を考えます。同展は、時代のリズムと共鳴する、今というイメージの中に位置するエキシビションです。

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    才能あふれるアーティストの集団
     ジュ・ド・ポーム美術館との密接な関係を築いていく中で、ジャガー・ルクルトはひたむきに、芸術的跳躍に寄り添い、動いている創造性、あらゆる形態の創造性を規定することに参加しています。『The Supermarket of Images』展は、新しい“アイコノミー”の台頭、そして現代社会の中でイメージがどのように拡散し、取引されているのか、クリエーションの中にイメージを取り込む人間の努力(あるいは非人間的なプロセス)とはどういったものなのか、イメージが世界に広まっていく中でそれが意味する価値観がどう変動していくのか、といった課題を見る人に突きつけます。こうした野心的テーマをこれまで十分に把握することができなかったというひとつの観点から、ジュ・ド・ポーム美術館は、アーティストの集団が持つ強さを利用することで、そのニュアンスを引き出し、切れ味をよりシャープなものにしています。

     ジャガー・ルクルトは創業以来、共に働き、創造し、革新を遂げていくことを強く信じ、こうした アプローチを大切にしてきました。そこには、マニュファクチュール ジャガー・ルクルトの唯一無二な力強さを支える心構えが反映されています。時計製造と同様に写真においても、まさに、ローマ神話に登場する土地の守護霊“ゲニウス・ロキ”がその居場所を見つけています。

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    共有されるビジョン
     ジャガー・ルクルトとジュ・ド・ポーム美術館との出会いは2006年。2つの世界は、出会った瞬間に互いにそれぞれが必要不可欠な存在であることを悟り、今もそれが両者を強く結びつけています。1833年以来、マニュファクチュールでは、時計技師、エンジニア、デザイナー、職人たちがひとつ屋根の下で一丸となって働いています。そこは、共有し、受け継いでいく場所であり、互いの信頼が帰属意識を紡ぐ役割を果たす空間です。そしてそれがマニュファクチュールならではのスタイルの特徴となり、洗練された見た目の美しさと技術的卓越性との絶妙なバランスを生んでいます。一方、エキシビションやカンファレンス、シンポジウム、ワークショップ、パフォーマンスなどを開催する会場であるジュ・ド・ポーム美術館はまた、収斂の場でもあります。そこでは写真そのものが、自己改革しながらも、時に破壊的な力を持って常に自らの限界を押し広げています。こうして未来が先ず垣間見られるのです。

     パリとジュウ渓谷という2つの場を結ぶインスピレーションも、互いに敬意を払うという概念によって成り立っています。写真は静止したフレームの中に固定するためにイメージを捉えるわけではありません。同様に、ジャガー・ルクルトも時計の目的は時間を捉えるものではなく、時間の最も精確かつ重要な表現を具体化するものとみなしています。この点もまた、ジュ・ド・ポーム美術館と ジャガー・ルクルトの絆を永続させている理由となっています。

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    杉本博司氏の『劇場』シリーズ
     杉本博司氏の『劇場』シリーズは、禅と現象学に対する杉本氏の関心に触発され、1976年にスタートしました。「私の前に現れている世界は本当に存在するのだろうか? 当初から、私はそれを幻影として見ていました。世界が写真として捉えられた時に、それが現実となるのです。」カメラのためだけに存在し、目に見える何万もの映像が凝縮されたイメージを捉えるというアイデアで、杉本氏は ニューヨークで映画館(かつての劇場)に入り、映画の上映時間と同じ時間をかけてフィルムを露出し、スクリーンの写真を撮りました。映画の長さ分毎秒投射された24のフレームの合計を1枚の写真にまとめることで、 周囲を照らす明るく白いスクリーンが写し出されています。禅と同様、空は意識の頂点を表します。杉本氏がこのシリーズを、デジタル時代とその後のイメージの脱物質化として、フィルムを使わない初の映画を撮影した翌年に制作したのは、偶然の一致なのでしょうか? 40年以上にわたり続けられたこのシリーズは2015年には『廃墟劇場』へと展開し、眼が眩むほどの白さのスクリーンが廃墟となった映画館の老朽化だけを照らし出しています。瞑想的な次元と写真の時代を喚起させることを超えて、『劇場』は物理的な体験としてのイメージの消滅の隠喩とみなすことができます。そこでは、映像がデータとしてバーチャルな流れの中で捉えられた芸術品ではなく、内なるビジョンの投影、つまり見るものである主体と見られるものである客体との間の心の通い合いが客観化された時代へと、時を後戻りしています。

    375 /sites/default/files/staticContentThumbnail/img_42.jpg _self 25 enter

    仕上げや機能だけでなく、サイズでも高級時計のライバルになりうる「MRG-B1000」。

    G-SHOCKの最高峰「MR-G」の到達点
    「ビジネス×G-SHOCKという新しい選択肢」

    G-SHOCKの最高峰ラインである「MR-G」の最新作は、徹底的にサイズ感にこだわった。
    持ち前の耐衝撃性能はそのままに、機能性を引き算してデザインも機能も洗練化し、ディテールは高級感を追求。その結果、ビジネスシーンにも似合うG-SHOCKが完成した。

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    取材・文:篠田哲生 / Text:Tetsuo Shinoda





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      ブランドニュース ブレゲ(BREGUET) /sites/default/files/newsThumbnail/main02_3.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main02_3.jpg

       2020年の干支、ねずみ年を祝し、ブレゲがすばらしいカメオ細工の施された新たな「クイーン・オブ・ネイプルズ」を発表しました。活発なことで知られる十二支の最初の動物のように、前向きで思いやりのある女性へ世界限定8本のこのコレクションを捧げられます。

       ねずみ年の新年を迎えるにあたり、ブレゲは中国占星術へのオマージュである「クイーン・オブ・ネイプルズ カメア」のコレクションを2020年も発表します。「クイーン・オブ・ネイプルズ カメア 8955」の特徴は、ローズゴールドのケースにセットされた、白と茶のグラデーションから生みだされるカメオ細工のダイアルです。金星の上に乗ったねずみは、浮き彫りが施されることで、シェル文字盤から姿を現したように見えます。時分を指すローズゴールドの細い針が配された神秘的な金星は、濃淡のコントラストがあることで、ブレゲの刻印の視認性も高めています。ローズゴールドのベゼルには2.42カラットのブリリアントカット・ダイヤモンドが並び、文字盤の絵を引き立てています。シェルの基調となる茶色に合わせて、ストラップは艶のある栗色となっています。「クイーン・オブ・ネイプルズ カメア 8955」は、ブレゲの伝統に則って丁寧に装飾が施された自動巻ムーブメントのリズムに合わせて時を刻みます。

       限定コレクションである「クイーン・オブ・ネイプルズ カメア 8955」は、ブレゲの限られたブティックのみでお求めいただけます。日本では2020年2月よりブレゲ ブティック日本橋三越本店にて先行発売されます。


      力強く込められた象徴的意味
      「クイーン・オブ・ネイプルズ カメア 8955」のダイアルには、金のエレメント(※訳注:陰陽五行説により庚(かのえ)は金(かね)の兄(え)とされ、金のエレメントに分類されます)に結びつく色とされる白色のねずみが、彫りが施された背景の上にくっきりと浮かび上がっています。浮き彫り彫刻を施すことで、赤茶色から黒茶色の微妙なグラデーションが貝殻の層から生みだされます。鋭い観察眼や洞察力、活力があることで知られる齧歯(げっし)類のねずみは、前脚で尻尾を掴んでいます。この純白の動物は金のエレメントのもう一つの象徴として描かれた金星の上に配されており、金星には繊細な溝とブレゲの刻印が彫られています。


      カメオ細工の技法
       古代に生まれたカメオ細工では、手作業で彫りを施した貝から、繊細な絵が立体的に現れます。ブレゲが厳選した最高級のサードニクスシェルで学名を「カシス・マダガスカリエンシス」という品種は、鮮やかな色と幾層ものコントラストを特徴としており、職人によって極上の作品へと仕上がります。メゾンのカメオに命を吹き込んでいるのは、2世紀にわたってカメオ細工の中心地であるナポリ近郊の街トレ・デル・グレコで働く父と息子の二人の彫刻家です。父親は、カメオの巨匠ジュゼッペ・シアランガのもとで7歳から技術を習得し、その息子は、ナポリの美術アカデミーで訓練を受けました。

       素材の自然な色合いと調和したモチーフを生みだすために、職人は色調、図柄の重なり、遠近法、細かな陰影、透明度を見極め、貝を選びます。モチーフをカットしたら、貝の外側表面を平らにします。この作業によって、メインとなる図柄が彫り込まれる純白の層があらわになるのです。モチーフの輪郭をスケッチした後、貝を徐々に彫っていくのですが、全体の厚みは2mmにも満たないほどです。先の細い工具で細部まで彫りを施していくうちに、より色の濃い層が現れてきます。貝の層が秘めるこうした多彩な色合いが、目を見張るような絵を描きだしていきます。古代の特徴的なスタイルを用い、色の濃い背景に象牙色の動物像をくっきりと浮かび上がらせるのです。そしてきれいに磨き仕上げが施されると、見事なカメオが現れます。

      ブレゲの刻印入りムーブメント
      「クイーン・オブ・ネイプルズ カメア 8955」は、ケースバンドに繊細なフルート装飾が施され、ベゼルに40個のダイヤモンドがセットされたローズゴールドのケースに収められています。4時位置のリュウズには、カボションの代わりにブリオレットカットダイヤモンドがセットされており、これまでにない輝きがご覧いただけます。サファイア・ケースバックからは、手彫りのギヨシェ装飾が施されたプラチナのローターと45時間のパワーリザーブを備えた自動巻キャリバー537/3が見えます。ケースバックにはブレゲの刻印と個別番号が記されています。ご購入されたお客様は、このレファレンスをお名前とともに、1780年代から途切れることなく続くメゾンの顧客台帳に記載していただくことができます。

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      BREGUET REINE DE NAPLES 8955 CAMMEA
      クイーン・オブ・ネイプルズ カメア 8955

      Ref:8955BR/55/974 D00D 01
      ケースサイズ:40.00×31.95mm
      ケース素材:18Kローズゴールド
      防水性:3気圧(30m)
      ストラップ:アリゲーター、バックルに26個(約0.13カラット)のダイヤモンドをセッティング
      ムーブメント:自動巻き、Cal.537/3、毎時25,200振動、45時間パワーリザーブ、26石
      仕様:時、分、手彫りでナチュラル・シーシェルの何層にもわたり彫りを加えたカメオダイヤル、Breguetのサイン、ローズゴールド製のブレゲ針、ケースバンドに繊細なフルート装飾、ベゼルにブリリアントカット・ダイヤモンド40個(約2.42カラット)をセッティング、リュウズに約0.26カラットのブリオレッテカットダイヤモンドをセッティング、シースルーケースバック
      限定:世界限定8本、ブティック限定、日本では2020年2月よりブレゲ ブティック日本橋三越本店にて先行発売
      価格:7,800,000円(税抜)

      ブランドニュース ブレゲ(BREGUET) /sites/default/files/newsThumbnail/main01_0.jpg /sites/default/files/newsMainImage/main01_0.jpg

       2020年、ブレゲが十二支のひとつであるねずみをモチーフにした時計を発表しました。この動物を表現するにあたり、ブレゲはエングレービングやグラン・フー エナメル、ギヨシェ、ジェムセッティングの職人技を組み合わせました。これらの技法を1本の時計に織り込むためには高度な専門的技能が必要であり、数少ない限定コレクションでしか実現させられないため、きわめてレアなピースです。新たな「クラシック 7145」子年限定は、ねずみが持つ驚くべき知恵と慎重さを、メゾンの精緻な職人技で表現しています。ブレゲの工房で仕上げられた非常に精巧なこの手工芸品は、8本限定(世界限定)のタイムピース一つひとつに独特の個性をもたらします。販売はワールドワイドの限られたブレゲ ブティックのみでの展開となり、日本では2020年2月よりブレゲ ブティック日本橋三越本店にて先行発売されます。

       エングレービングは、時計製造においてごく一般的に使用される装飾技法です。多くの場合、非常に小さな表面に模様を施します。特殊な工具を使用して、エングレービング職人は素材(通常はゴールド)にフリーハンドで彫刻します。ミスは許されないため、高い精度が求められます。ひとたび素材を削ると、二度と元に戻すことはできないからです。

       グラン・フー エナメルは、アブラアン-ルイ・ブレゲが非常に高く評価し、自身の時計のダイヤルにも取り入れていた装飾技法のひとつです。彼は時計製造の美学に真の革命をもたらしましたが、名高いブレゲ針とブレゲ数字を引き立たせてくれるエナメルの光沢ある質感を高く評価しました。「クラシック7145」では、ブレゲのエナメル職人は最高の効果を生みだすシャンルヴェ技法を用いました。エナメルをかける部分はノミでくり抜かれ、境界の輪郭部はそのまま残されます。次に、エナメルを窪みに施し、焼成し、磨きます。

       時計職人の作業台と宝石のセッティング職人の作業台には、類似点があります。高級ムーブメントの製作と宝石の美しいセッティング作業には、いずれも正確さ、細かな手さばき、目を見張る細部の仕上げ、そして精緻な芸術的手腕が求められます。ダイヤルの装飾は、初代ブレゲが好んだもう一つの手法であるギヨシェ装飾を用いて仕上げられ、ブレゲの職人は、特定の細部装飾を際立たせるために卓越した熟練の技を用います。

       この極薄ケースには厚さわずか2.4mmの自動巻ムーブメントが収められ、ブルーのレザーストラップが装着されています。

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      BREGUET CLASSIQUE 7145 “YEAR OF THE RAT”
      クラシック 7145 子年限定

      Ref:7145BB/15/9WU 01
      ケース径:40mm
      ケース素材:18Kホワイトゴールド
      防水性:3気圧(30m)
      ストラップ:アリゲーター、ゴールドピンバックル
      ムーブメント:自動巻き、Cal.502.3SD、毎時21,600振動、45時間パワーリザーブ、35石
      仕様:時、分、手彫りギヨシェ模様とエングレービングの18Kゴールドとエナメルのダイアル、ブラックダイヤモンド(約0.1カラット)、Breguetのサイン、ブルースティールのブレゲ針、ケースバンドに繊細なフルート装飾、シースルーケースバック
      限定:世界限定8本、ブティック限定、日本では2020年2月よりブレゲ ブティック日本橋三越本店にて先行発売
      価格:5,330,000円(税抜)

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