HARRY WINSTON 革新的素材と 高精度ムーブメントが証明する ハリー・ウィンストンの先進性
大胆なオープンワークが施された特徴的なダイヤル。そのスケルトン加工は徹底されており、ハリー・ウィンストンのロゴなども、表示部分を除き、徹底的に肉抜きされている。また、ダイヤル下の歯車機構などもつぶさに観察することができる。
大ダイヤルだけでなく、通常はその下に隠されている日付表示のためのカレンダー・ディスクもスケルトン加工が施されている。スモールセコンドは装備せず、6時位置の手裏剣型インジケーターが回転することでメカニズムがアクティブであることを示す。
華麗なる宝飾セッティング技術を誇るハリー・ウィンストン。そのもうひとつの顔が、時計メーカーとしての先進性である。
2004年、ハリー・ウィンストンは、その先進性を存分に発揮したメンズ・ウォッチのコレクション、「プロジェクト Z」をスタートさせた。
このコレクションは、革新的な技術や素材と、伝統的な時計作りの技を融合させることで、新たな個性を創出する限定生産シリーズ。
そこに2015年、9作目となる新たなモデルが加わった。それが「プロジェクト Z9」である。
コレクションに共通するのは、ハイテク金属「ザリウム™」製のケース。これはジルコニウムを主原料とし、軽く、硬く、耐食性も高く(腐食に強い)、低アレルギー性という、まさに理想のケース素材である。
通常は宇宙工学の世界で使用されるが、ハリー・ウィンストンはこれを時計のケースに採用。非常な軽さとさまざまな特徴が存分に活かされている。
グレーのメタリックな表面はサテン仕上げが施され、エッジ部分を超微粉処理することで精悍さを獲得している。
また、このモデルで目を引くのは、大胆なオープンワークが施されたダイヤルである。
オープンワークのダイヤルやスケルトン加工というと、通常はクラシカルな印象が強いが、「プロジェクト Z9」はあくまでもモダンな感覚が強調され、オープンなダイヤルからは、ムーブメントを構成する部品がかつてないインパクトで迫ってくる。
この迫力を倍加させるのが、クロノグラフのインジケーター(積算計)だ。向かって右の3時位置には30分積算計、向かって左の9時位置には12時間積算計を設置。6時位置には通常のスモールセコンドではなく、回転する手裏剣型インジケーターによってクロノグラフを作動させていない時でも、時計がアクティブ(稼働中)であることを示す。
それぞれのインダイヤルはベースのホワイトにブルーがあしらわれ、インダイヤルの目盛りや針、スケルトン加工されたカレンダー・ディスクには、暗闇でブルーに発光するスーパールミノバを塗布。夜間においても確かな視認性を保持してくれる。
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取材・文:名畑政治 / Report&Text:Masaharu Nabata
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto
※表記の価格及び内容は掲載当時(2015年)のものとなります。
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