2022 New Model | CZAPEK
2022年 チャペック新作 ケ・デ・ベルク エメラルド・グリーンL
【編集顧問 田中克幸 ピックアップ】
復興第1号モデル「ケ・デ・ベルク」(2016年)より、グランフー(高温焼成)・エナメル等ダイアルの美にこだわりを見せてきたチャペック。新作「ケ・デ・ベルク エメラルド・グリーンL(Quai des Bergues Emerald Green L)」は、2017年秋発表の同名モデルで披露された独自デザインの“リコシェ”ハンドメイドギョーシェ復活モデルである。ブリティッシュ・レーシンググリーンに近い色合いが特徴で、パートナー企業であるル・ロックルのドンツェ・カドラン社が担当。バージョンアップされた手巻きムーブメント、Cal.SXH1を搭載し、約7日間(168時間)のパワーリザーブはダイアル4-5時位置の表示計で確認。なお当表示計は曜日表示も1本針で兼任。
Quai des Bergues Emerald Green L
ケ・デ・ベルク エメラルド・グリーンL
ケース径:42.5mm
ケース厚:11.9mm
ケース素材:XOスティール
防水性:5気圧(5atm)
ストラップ:アリゲーター、ステンレススティール製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.SXH1、約7日間(168時間)パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、31石
仕様:時・分表示、スモールセコンド(7時30分位置)、パワーリザーブと週表示(4時30分位置)、ハンドメイドのグリーン「フランケ」エナメルダイアル、「リコシェ」デザイン、チャペックのエレガンスを示す長めのローマン・インデックス、シースルーケースバック
価格:3,520,000円(税込)
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バージョンアップされた手巻きムーブメント、Cal.SXH1の主要変更点は以下のとおり。(1)3/4プレートの輪郭明確化と輪列露出を目的とした広範囲の透かし彫り。(2)地板とテンプ受けの精巧なスケルトナイズによるダイナミックなムーブメント造形。より流線型になりテンプ全体の透明性が向上。(3)プレート中央(写真では11時位置)に三角形の開口部追加。(4)可変調整用ウエイト装備のフリースプラングテンプとブレゲ・ヒゲゼンマイに仕様変更。(5)すべてのエッジの面取りを深くし柔らかな造形に。(6)通常のルビーを“ミグラス”ルビーに換装。(7)軸との接触点での潤滑改善のため丸みを帯びたレリーフ追加。
2022年6月、世界のチャペック・ファンの要望に応えるためスイス、ラ・ショー・ド・フォンに新しく改装された工房へ移転。主に品質向上と生産量の増加(2015年の復興以降、世界のチャペック・ファンは確実に増加している)と思われる。事実、CEOザビエル・デ・ロックモーレル氏によれば、これまでの年間最大180本の生産量が最大800本と4倍以上に強化されるという。
MODEL Catalogチャペック モデルカタログ
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ケ・デ・ベルク No.33S(Quai des Bergues No.33S)
2019/06/11
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ケ・デ・ベルク No.25S(Quai des Bergues No.25S)
2019/06/11
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ケ・デ・ベルク No.19S(Quai des Bergues No.19S)
2019/06/11
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ケ・デ・ベルク リコシェ・ギョーシェ シーソルト・グレイ ダイアル(Quai des Bergues Ricochet Guilloche Sea Salt Gray dial)
2019/06/11
INFORMATION
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