2020 New Model ｜ MORITZ GROSSMANN
2020年モリッツ・グロスマン新作情報

グラスヒュッテ時計製造の伝統を
頑なに守り続ける希少な存在

　1826年にザクセン王国（現ドイツ）のドレスデンに生まれ、A.ランゲ＆ゾーネの創始者アドルフ・ランゲと親睦な交流関係にあったカール・モリッツ・グロスマン。1854年にドイツ時計の聖地グラスヒュッテに時計製造会社を設立するものの、その死と共に1885年に解体、永く休眠状態に入る。しかし100年以上の時を経た2008年に現CEOクリスティーネ・フッター女史により再興。2010年、自社ムーブメントCal.100.0搭載の第1号モデル「ベヌー（BENU）」ローズゴールドモデルで時計界に復帰する。初代のモットーである「シンプルでありながら機械的に完璧な時計」を21世紀の現代に追求するのが「モリッツ・グロスマン(MORITZ GROSSMANN)」である。2019年には初の自動巻きモデル「ハマティック（HAMATIC）」を発表、その一筋縄ではいかぬ自動巻きシステムに世界の時計愛好家を驚嘆かつ狂喜せしめたことは記憶に新しい。年産500本未満という小規模な製造体制だが、伝統的な時計の機械的美術を追求する真摯な姿勢が、時計通を虜にしてやまない希少な存在である。

＞ベヌーパワーリザーブ（BENU POWER RESERVE）