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EDOX異業種とのコラボレーションを軸に快進撃を続けるエドックスの世界戦略とは? 01

140年におよぶ豊かなヘリテージを背景として
復刻モデルからハイテク・モデルまで幅広く展開

長年スイス時計界の第一線で活躍し続けているクリスチャン・オッツ氏。エドックスに入社したのは2005年

長年スイス時計界の第一線で活躍し続けているクリスチャン・オッツ氏。エドックスに入社したのは2005年。以来、パワーボートレースやモーターレーシングなど異業種とのコラボレーションを軸としてデザイン、開発、世界戦略などエドックスのマーケティング全般を手掛けている。すでに2025年初頭に発売予定の新作も準備されているが、「それはまた来年のお楽しみとしてください」と笑う。


 ズバリうかがいますが、エドックスの強みとは何なのでしょうか?


「それはなんといっても我々エドックスがファミリービジネスを基盤としていることです。それに加えて部品を製造するサプライヤーとの長い歴史に裏打ちされたリレーションシップがあります。

 我々には世界中およそ80か国のマーケットと取引を継続してきた豊かな歴史があります。今年、我々は創業から140周年を迎えましたが、その過程でいくつかの危機を乗り越えつつ、いくつもの栄誉ある賞を獲得してきたことが今も第一線を走り続けていることの大きな要因だと思います」(クリスチャン・オッツ氏)


 では、その創業140周年を記念して発売されたネオ・ヴィンテージ・ウォッチの「クロノラリー スポーツマン クロノグラフ オートマティック」について教えて下さい。


「このモデルの原型は、1972年に発表されましたが、その背景にはエドックスがヨーロッパにおいてレーシングカー・チームのサポートを行ってきたことがあります。そのモーターレーシングの世界をモチーフとして開発されたのが、原型モデルでした。ですから、このモデルには平均時速を簡単に割り出せるタキメーターが装備されています。この機能はレーシング・クロノグラフに必須です」(オッツ氏)


 たしかにケースやダイアルのデザインやカラーリングが、いかにも1970年代初期の雰囲気を醸し出していて、とてもスポーティでレーシング・スピリットに溢れたモデルですね。


「実は開発のきっかけは顧客からのリクエストでした。その方はインターネットでエドックスの古いモデルを検索していて、このモデルを見つけたそうです。そこで彼は『この素晴らしいデザインで新しい時計を作れないか?』と問い合わせてきたのです。そこで我々は創業140周年記念モデルに、1970年代のこのモデルを選んだのです」(オッツ氏)


 それは非常にレアなエピソードですし、興味深い話ですね。ただ、気になるのは、こういった復刻モデルの多くが単発の限定モデルで生産終了する場合が多いことです。このモデルは継続されるのですか?


「はい。継続を考えています。決して多くはありませんが、少しずつは生産を継続していきたいと考えています。いわば、このモデルはエドックスにおける歴史的な美しい部分の象徴です。なぜなら我々は自社の歴史というものを大事にしているので、これ以外にもクローズアップしたい時計があるのです。

 たとえば世界一薄いカレンダー付き時計や、非常に有名な『ジオスコープ』というワールドタイムなど、歴史に残るエポックメイキングな製品がありますから、それらをひとつひとつ復刻していこうというアイデアがあります。今後、我々は、このような歴史的モデルをモチーフに新製品の開発を進めようと考えています」(オッツ氏)






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