JUNGHANSマックス・ビル、オリンピック公式計時、電波時計…多面体的活動でドイツ時計の雄となったユンハンス 05
厳選 ユンハンス・コレクション
Part.2「マックス・ビル」
“形態は機能に従う(Form Follows Function)”という純粋機能主義を提唱した「モダン・デザイン」の開祖が、1919年にドイツ・ヴァイアル(ワイマール)に創立された国立造形学校「バウハウス(Bauhaus=建築の家)」である。校名は初代学長の建築家ヴァルター・グロピウス(1883-1969)の命名によるもの。1933年にナチスにより閉校に追い込まれるまでの活動期間はわずか14年間。第二次世界大戦後の1955年、バウハウスの教育理念を継承するウルム造形大学が旧西ドイツのウルムに創立され、その初代学長に就任したのがスイス人のマックス・ビル(1908-1994)である。彼は1927年から1928年にかけて当時のデッサウ校に在籍したバウハウスの卒業生であった。当校で純粋機能主義を学んだ彼はバウハウスの理念をさらに押し進め、新機能主義と言われるミニマル・デザインを開花させる。その彼にユンハンスは日用使いの時計のデザインを依頼。こうして1956年に完成した最初の時計がキッチンクロック、1958年にはテーブルクロックも発表された。そして1961年には、純粋機能主義に根差したミニマル・デザインの極地と言える腕時計が登場する。現在のユンハンスを代表するマックス・ビル コレクションを総覧すると、“時刻を確認する”という時計の原理原則のカタチを再認識させられるモデルで溢れている。コレクションは「オートマティック」(23モデル)、「ハンドワインド」(10モデル)、「クロノスコープ」(12モデル)、「クォーツ」(12モデル)等の計11ラインで構成。その中でも特に2022年に発売された「キッチンクロック」(上記ライン数にはカウントしていない)や「ウォールクロック」は、当コレクションの原点を知る上でも重要であるし、なによりも“部屋を飾る機能的な美しい家具”として最適だ。
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Ref:059/2022.46
ケース径:38.0mm
ケース厚:9.0mm
ケース素材:チタニウム(マットまたはポリッシュ仕上げ)
防水性:5気圧(50m)
ストラップ:チタニウム製ミラネーゼブレスレット
ムーブメント:多周波電波式ソーラームーブメント、Cal.J101.85
仕様:時・分・秒、日付。DCF77(ドイツ)、MSF(英国)、JJY40(日本、福島)、JJY60(日本、九州)、WWVB(米国)の5局で電波受信。ITC(インテリジェントタイム コレクション)による針の位置制御、SHM(スマートハンド モーション)による半秒単位の正確な時間表示、AMF(アドバンス ムービング ファンクション)で偏差のない実際の時間表示、ユンハンス メガ アプリによるスマートな時間設定、特許取得済みのユンハンス オートスキャンにより5つの周波数にまたがる時間信号送信機の自動検索、秒までのタイムゾーン設定、永久カレンダー付きの日付表示(クォーツモードでも2400年まで)
価格:234,300円(税込)
協力:ユーロパッション / Thanks to:EURO PASSION
INFORMATION
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