1755年の創業以来、ヴァシュロン・コンスタンタンは、芸術と文化を非常に重要視してきました。2019年に始まったルーヴル美術館とのパートナーシップは、遺産の保護と継承への絶え間ない関心とメゾンによる美の礼賛を示すものです。
ルーヴル美術館連帯プロジェクトのために2020年12月に催された“Bid for the Louvre”において、カスタマイズ可能な「レ・キャビノティエ」のタイムピースがオークションにかけられました。それは“A masterpiece on the wrist「あなたの腕に傑作を」”と銘打った顧客向けの新たなオファーの始まりを告げるものになります。このオークションの落札者は、ルーヴル美術館の学芸員やヴァシュロン・コンスタンタンの熟練職人たちとの打合せのために、美術館やマニュファクチュールをプライベートで訪問し、豊富な知見を得ました。2年間の冒険を経て、1点もののユニークピース「レ・キャビノティエ - ピーテル・パウル・ルーベンス『アンギアーリの戦い』(La lutte pour l'etendard de la Bataille d'Anghiari)へのオマージュ」が誕生しました。ミニアチュール・エナメルでダイヤルに忠実に再現されているのは、まさにピーテル・パウル・ルーベンスを通じて有名になった絵画です。
2021年、ヴァシュロン・コンスタンタンと名門美術館のコラボレーションは、それぞれの熟練職人の作業を並行して紹介する一連のビデオを通じて両組織の工房を探訪する機会を提供しました。これに続いて2022年にはルーヴル美術館の古代のコレクションから着想した4つの時計、すなわち「メティエ・ダール - 偉大な文明へ敬意を表して -」を発表しました。そして2023年、両者のコラボレーションはさらに拡大し、“A masterpiece on the wrist”と銘打った新しい「レ・キャビノティエ」の提案へと発展し、顧客はルーヴル美術館所蔵の芸術作品の中から選んだ作品を、時計のダイヤルにエナメルで再現したユニークピースを制作できるようになります。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_731.jpg長期に及ぶパートナーシップ
ヴァシュロン・コンスタンタンは2016年に、ヴェルサイユ・トリアノン宮殿国立博物館からルーヴル美術館に預けられた18世紀の主要な精密時計で、1754年にフランス王ルイ15世に献呈された『天地創造』と題する時計の修復を支援し、その後2019年にルーヴル美術館とパートナーシップを締結しました。このコラボレーションには、歴史や文化、遺産の継承に対して同じく敬意を払う両組織の姿勢が反映されています。そして2023年、ヴァシュロン・コンスタンタンはこの重要なパートナーシップの継続を発表しました。
ヴァシュロン・コンスタンタンのCEOルイ・フェルラは、こう語ります。「今回の両者のコラボレーションを熱烈に歓迎します。数世紀に及ぶ歴史をもつ一方で、21世紀にしっかりと根差しています。それは、芸術と高級時計の分野の知識を持つ一般の愛好家たちの間で好評をもって迎えられていることからも明らかです。私たちのメゾンは、芸術への取り組みや文化に対する支援活動のどちらにおいても長年に渡って際立った存在でした。ルーヴル美術館とともに、私たちの得意分野や途方もない夢の分野で協力しながら、極めて有望な両者の歴史を築いていくのです」。
1793年の開館以来、ルーヴル美術館は、私たちがよく知る歴史遺産の最高傑作を展示する場としてだけでなく、各時代の独創的な才人たちにとっての拠点にもなってきました。そして、長期的な展望をもって過去と現代のアーティストたちとの間にある素晴らしい対話に取り組む点でもヴァシュロン・コンスタンタンと共通しています。
ルーヴル美術館の館長ローランス・デ・カールは次のように語っています。「私は、両者によるコラボレーションを喜ばしく思います。私たちのチームとの実り多い交流が活発になり、美に仕えたいという願いを共に抱く点も特徴です。啓蒙主義時代に誕生した両者は、芸術や遺産、先祖代々受け継がれる職人技を大切にし、それらを後世に継承する使命を担っていることでも共通しています。また両者は、歴史にしっかりと根差しながら、今の新しい世界に対してもオープンな姿勢を貫いています」。
ルーヴル美術館とのパートナーシップは、ヴァシュロン・コンスタンタンの文化的な取り組みを裏付けるものであり、数世紀もの歴史を重ね、世界的に有名な組織における広範な分野で決定的に重要なのは、公式記録の保存と維持、そして修復です。壮麗な過去とのつながりを保ち、専門知識の伝達を大切にすることはまた、ヴァシュロン・コンスタンタンのみならずルーヴル美術館の活動にとっても不可欠な卓越した技術への深い敬意の表明に他なりません。
2020年に開催されたオークション“BID FOR THE LOUVRE”の驚くべき物語
2020年12月、ヴァシュロン・コンスタンタンは、ルーヴル美術館の幅広い教育的なワークショップのプロジェクトを支援するためにこのオークションに参加し、売上げの全額を「Le Studio(ル・ストゥディオ)」に寄付しました。ル・ストゥディオは、あらゆる人に解放され、発見をもたらす場で、人々に美術館と収蔵品に親しんでもらうことを目指し、さまざまな造形芸術の技法を紹介する活動なども行っています。そうした考えからヴァシュロン・コンスタンタンは、落札者自身が選んだルーヴル美術館所蔵の芸術作品を時計のダイヤルにミニアチュール・エナメルやグリザイユ・エナメルで再現するという、まさに1点ものの「レ・キャビノティエ」を提供するまたとない体験です。落札者はまた、ルーヴル美術館の専門家に案内されながら、ダイヤルに再現する作品を決めるために美術館や、キャビネ・デ・デッサン(版画・素描閲覧室)をプライベート訪問しました。閲覧室は予約制で一般公開されていますが、落札者によって最終的に選ばれた原画「ピーテル・パウル・ルーベンス『アンギアーリの戦い』(La lutte pour l'etendard de la Bataille d'Anghiari )」はこの部屋に保管されています。
「この作品は、人物や馬の力強い姿がインクなどによる同系色の淡い塗り重ねやセピアのソフトなタッチとコントラストを成して並外れたボリューム感を生み出している」とヴァシュロン・コンスタンタンの熟練のエナメル職人は語ります。
このピーテル・パウル・ルーベンスの絵には、驚くべき歴史背景があります。17世紀初頭にイタリアに滞在したこのフランドルの画家は、『アンギアーリの戦い』を描いた素描を手に入れ、それにインクやチョーク、水彩で加筆したと伝えられています。もともと『アンギアーリの戦い』は、レオナルド・ダ・ヴィンチがフィレンツェ政庁舎の大会議室(後のヴェッキオ宮殿)を飾るために依頼された大壁画でした。巨匠の傑作のひとつに数えられるこの巨大壁画は、ローマ教皇エウゲニウス4世とヴェネツィア、フィレンツェの軍勢がミラノ公国軍に勝利したことを祝うために描かれたのですが、レオナルド・ダ・ヴィンチは1506年に途中で完成を諦め、壁画は急速に劣化しました。実際に16世紀半ばにはなにも残っておらず、大会議室はコジモ1世公爵から要請を受けたジョルジョ・ヴァザーリによって改装され、現在の500大広間になりました。そして壁はメディチ家の偉業を称える新たな絵画で飾られました。では、『アンギアーリの戦い』の跡は、ヴァザーリの描いたフレスコ画の下に保存されたままになっているのでしょうか? 今日までそれを証明するものはありません。ヴァザーリが描いた『マルチアーノの戦い』の背後にもとの絵が存在するかもしれないという説もありますが、証明には成功していません。
炭素の含有を調べる赤外線反射率測定法でこのルーヴル美術館の素描を分析すると、レオナルド・ダ・ヴィンチによる巨大な壁画『アンギアーリの戦い』の下絵を模写した作者不詳の素描にルーベンスが加筆した痕跡が確認されました。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_597.jpgレ・キャビノティエ - ピーテル・パウル・ルーベンス『アンギアーリの戦い』(La lutte pour l'etendard de la Bataille d'Anghiari)へのオマージュ
「インクとペンで描かれた素描を直径3.3cmのダイヤルに再現するのは本当に挑戦を強いられる。絵としての力強いタッチを保ちながら、どのレベルまで微細に描くかを見極めるために作品に入り込み、それを自分のものにしなくてはならない」とヴァシュロン・コンスタンタンの熟練エナメル職人は語ります。
彼は、実績豊かな自らの熟練技術とヴァシュロン・コンスタンタンのメティエ・ダール工房で広く行われている創作の自由により、斬新で革新的なアプローチに挑むことができました。元の絵画に敬意を払うにはジュネーブのミニアチュール・ペインティングが最適な方法なのは当初から明らかでしたが、熟練エナメル職人は、伝統的な技法の幅を広げ、一般的にグリザイユ・エナメルに用いられるリモージュ・ホワイトを組み合わせることにしました。これは彼のスペシャリティのひとつで、そこに自身の経験に基づくアプローチが生かされます。そして、この技術を30年も実践してきた今でもなお、多種多様な可能性を試しています。いくつもの道具を使って作業し、エナメル錬金術に宿る多くの秘密を利用しながら、職人は、3、4本の硬い毛の付いた筆や尖った道具、サボテンの棘などを用いました。ジュネーブに古くから伝わるミニアチュール・エナメルの技法は、ガラス質になったエナメルの層に無色透明の最終的な保護を加えることで、職人の作品に輝きと奥行きが生まれます。このタイムピースでは、グリザイユ・エナメルが独自の解釈で用いられました。というのも、エナメルの熟練職人は、馬のたてがみの立体感や動きを一段と引き立てるために、リモージュ・ホワイトでその奥行き感を強調したいと考えたからです。
モチーフの細部を線で描いて明確にした後で、ダイヤルの輪郭が描かれました。ルーベンスの素描に描かれた非常に微妙なタッチの明るさや陰影、ハーフトーンをすべてとらえて再現するために何段階もの連続した作業を要しました。そこで熟練エナメル職人は、ブラウン、グレーブラウン、セピアブラウン、クリームブラウンなど20種類もの色調を用い、摂氏900度の窯で何度も焼成し、かなりの回数を費やして変化を加えていきました。最初の層は、後に続く焼成で最初の色が変化しないように、ガラス質に変化し始める程度に非常に軽く焼成します。
ヴァシュロン・コンスタンタンの熟練エナメル職人は「私たちは勘を頼りに作業をしています」連続する20回の焼成には、実際に火を熟知していることが必要だと述べます。何世紀にも渡る職人たちのやりとりの中で、彼は、原画の描写や特徴を保持しながら入り組んだ微小な細部をまったく同じようにどこまでも再現するアートワークを注意深く作り出すために、リモージュで長年実践された技から生まれたグリザイユ・エナメルで培った専門技術を利用しました。前例がないほど実に見事に実践されたミニアチュール・エナメルとグリザイユ・エナメルの組み合わせが、ルーヴルの東側ファサードを彫金で描写した特徴的なローターが備わる自社製キャリバー2460 SCで駆動するタイムピースを生み出し、前例のない傑作と言えるでしょう。
267年以上にわたってメゾンで代々受け継がれてきた彫金の卓越した職人技は、この18K(5N)ピンクゴールドのケースにも発揮され、17世紀の“Cerca Trova”のカリグラフィーが刻まれたオフィサータイプのケースバックによって時計が芸術作品の域に高められました。ヴァシュロン・コンスタンタンの熟練の彫金師は、「高級時計製造における彫金は、高級時計製造おいて、特別な味わいをもたらすのです」と語ります。
現在ヴァザーリのフレスコ画に書かれたCerca Trova(探せ、されば見つからん)という題辞は、レオナルド・ダ・ヴィンチの失われた『アンギアーリの戦い』に関連しているのではなく、コジモ・デ・メディチが争ってきたフィレンツェやシエナ、フランスの敵人たちを見下したモットーなのでした。
ルーヴル美術館とのパートナーシップに基づく“MASTERPIECE ON YOUR WRIST”という新たな体験
ヴァシュロン・コンスタンタンは、「レ・キャビノティエ - ピーテル・パウル・ルーベンス『アンギアーリの戦い』(La lutte pour l'etendard de la Bataille d'Anghiari )へのオマージュ」の購入者が体験した、ルーヴル美術館の舞台裏や作業場を体験できる機会を顧客に提供します。
この新しい“A masterpiece on your wrist”は、ルーヴル美術館に所蔵されている作品の中から、購入者が選んだ作品をエナメルで再現したダイヤルを持つ、ユニークピースを製作するというものです。これらの作品のほとんどは展示されていませんが、再現された作品に対してルーヴル美術館から真正証明書が発行されます。さらにこの体験には、美術館の専門家によるプライベートツアーと、ヴァシュロン・コンスタンタンのマニュファクチュールのプライベートツアーも含まれ、熟練の時計職人や工芸職人たちとの出会いも用意されています。
このようにヴァシュロン・コンスタンタンは、啓蒙主義時代のキャビノティエたちが築いた偉大な伝統や、1755年9月17日にジャン=マルク・ヴァシュロンがジュネーブで一人の若い時計職人を最初の見習いとして雇い入れる徒弟契約書に署名したことで始まったメゾンの伝統を現代的な方法で継承し続けているのです。当時のジュネーブの職人たちは、屋根裏部屋で作業をしていました。日差しをたっぷり取り込むために部屋のフロアは街路に迫り出し「ドーム」と呼ばれ、こうしたキャビネットに由来して、彼らはキャビノティエと呼ばれるようになりました。そしてこの呼称には、職人が作る物に対して途方もなく困難なアプローチを課すことを義務とする意味が定着したのです。
/sites/default/files/newsImage1/s01_727.jpgLes Cabinotiers - Homage to Pierre Paul Rubens, La lutte pour l'etendard de la Bataille d'Anghiari
レ・キャビノティエ - ピーテル・パウル・ルーベンス『アンギアーリの戦い』(La lutte pour l'etendard de la Bataille d'Anghiari )へのオマージュ
Ref:2400C/000R-114C
ケース径:40.00mm
ケース厚:9.42mm
ケース素材:18K(5N)ピンクゴールド
ストラップ:ブラウンのミシシッピアリゲーターレザー、18K(5N)ピンクゴールド製クラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.2460 SC(自社開発・製造)、約40時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、27石、ジュネーブ・シール取得
仕様:時・分・秒表示、ミニアチュールおよびグリザイユ・エナメル文字盤、オフィサータイプのケースバック、線彫りによる彫金、レ・キャビノティエ専用ボックスが付属
限定:ユニークピース、ルーヴル美術館が発行する再現された名画に関する真正証明書、ヴァシュロン・コンスタンタンが発行する保証書

「グランドセイコー」フェア
2023年5月24日(水)~6月13日(火)
大阪府:阪神梅田本店
阪神梅田本店 8階時計売場では、「グランドセイコー」フェアを開催いたします。
日本の美意識を持って、腕時計の本質を果てしなく追及するグランドセイコー。
最新のコレクションや限定モデルを、ぜひ手に取ってご覧くださいませ。
期間中「グランドセイコー」腕時計をお買い上げのお客様にノベルティをプレゼントいたします。
心よりご来店をお待ちしております。
「グランドセイコー」フェア 詳細
開催期間:2023年5月24日(水)~6月13日(火)
開催会場:阪神梅田本店 8階時計売場
【購入特典】
期間中「グランドセイコー」をお買い上げのお客様にグランドセイコーオリジナルブック「Japanese craftsmanship」をプレゼントいたします。
(無くなり次第終了)

「グランドセイコー」フェア おすすめモデル
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エボリューション9 コレクション SLGA009
ケース素材:ステンレススチール
ケースサイズ:40.0mm
駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
価格:1,155,000円(税込) -
エボリューション9 コレクション SLGH005
ケース素材:ステンレススチール
ケースサイズ:40.0mm
駆動方式:メカニカルハイビート36000 自動巻(手巻つき)
価格:1,155,000円(税込) -
エボリューション9 コレクション SLGA021
ケース素材:ステンレススチール
ケースサイズ:40.0mm
駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
価格:1,155,000円(税込) -
スポーツコレクション SBGC253
ケース素材:ブライトチタン
ケースサイズ:44.5mm
駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
価格:1,639,000円(税込) -
ヘリテージコレクション SBGJ265
ケース素材:ステンレススチール
ケースサイズ:40.0mm
駆動方式:メカニカルハイビート36000 自動巻(手巻つき)
価格:935,000円(税込) -
スポーツコレクション SBGE277
ケース素材:ステンレススチール
ケースサイズ:44.0mm
駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
価格:792,000円(税込) -
ヘリテージコレクション SBGH299
ケース素材:ステンレス
ケースサイズ:40.0mm
駆動方式:メカニカルハイビート36000 自動巻(手巻つき)
価格:880,000円(税込) -
ヘリテージコレクション SBGP005
ケース素材:ステンレス
ケースサイズ:40.0mm
駆動方式:クオーツ
価格:418,000円(税込) -
ヘリテージコレクション SBGA211
ケース素材:ブライトチタン
ケースサイズ:41.0mm
駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
価格:814,000円(税込) -
ヘリテージコレクション STGF359
ケース素材:ステンレススチール
ケースサイズ:28.9mm
駆動方式:クオーツ
価格:286,000円(税込) -
ヘリテージコレクション STGF374
ケース素材:ブライトチタン
ケースサイズ:26.0mm
駆動方式:クオーツ
価格:682,000円(税込) -
ヘリテージコレクション STGF277
ケース素材:ステンレススチール
ケースサイズ:26.0mm
駆動方式:クオーツ
価格:396,000円(税込)
※価格は2023年5月19日時点の税込表記です。

2023年の新作としてノモス グラスヒュッテが、クラブ キャンパスシリーズの新たなコレクションを発表しました。ノモス グラスヒュッテのシリーズの中でも若々しさが印象的なクラブキャンパスの新作は、最高にモダンなクリームコーラルとエレトリックグリーンです。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_721.jpgニューフェイスのメッセージは「待たない(Don't wait)、大胆に(Be bold)、ためらわない(Don't think twice)」。裏蓋のスチールケースバックには、両親や祖父母が愛する子や孫へ卒業や人生の新たなスタート時に、時計をプレゼントするときの印として願いや知恵、約束事を刻印することができます。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_591.jpg搭載しているムーブメントは自社製手巻きキャリバー「α(アルファ)」、ステンレススチールのケースは10気圧防水です。“バイリンガル”ともいえるアラビア数字とローマン数字のインデックスにはスーパールミノバが塗布され、オレンジに光る秒針と共に夜青く光って時間を示してくれます。若さに溢れる新作クラブキャンパスは36.0mmと38.5mmの2サイズです。
/sites/default/files/newsImage1/s01_717.jpgClub Campus Cream Coral
クラブ キャンパス クリームコーラル
Ref:NM725(38.5mmモデル)、NM714(36.0mmモデル)
ケース径:38.5mmもしくは36.0mm
ケース厚:8.5mmもしくは8.2mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:10気圧
ストラップ:ライトグレーのベロアレザー
ムーブメント:手巻き、Cal.α(自社製)
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、クリームコーラル文字盤、スーパールミノバを塗布したインデックスとロジウムメッキ針
価格:38.5mmモデル 231,000円(税込)、36.0mmモデル 220,000円(税込)
Club Campus Electric Green
クラブ キャンパス エレクトリックグリーン
Ref:NM726(38.5mmモデル)、NM715(36.0mmモデル)
ケース径:38.5mmもしくは36.0mm
ケース厚:8.5mmもしくは8.2mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:10気圧
ストラップ:ライトグレーのベロアレザー
ムーブメント:手巻き、Cal.α(自社製)
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、エレクトリックグリーン文字盤、スーパールミノバを塗布したインデックスとロジウムメッキ針
価格:38.5mmモデル 231,000円(税込)、36.0mmモデル 220,000円(税込)
アーミン・シュトロームのミラード・フォース・レゾナンス - マニュファクチュール・エディションがこの度、2023年の新作としてグリーンのグレナージュ・ダイヤルとグレーのアルカンターラ・ストラップの組み合わせでお目見えしました。ビール/ビエンヌを本拠とする独立系マニュファクチュールのアーミン・シュトロームは、50本限定生産のこのモデルとともに、アーミン・シュトロームのみが到達しえた時計界の革命的デザイン進化、レゾナンスという神秘的とも言える物理現象の活用を継続します。
アーミン・シュトローム ミラード・フォース・レゾナンスのトップスターは何と言ってもオープンワークのムーブメントです。このムーブメントの存在はまた、アーミン・シュトロームが腕時計にレゾナンスを取り入れるための暗号を解読した世界唯一のウォッチ・ブランドであることをも示しています。社内で一貫して開発・製造された比類なき技術によって、1つのタイムピースの中に2つのムーブメントを収めてそれらを同期させ、計時の精密性と一貫性をより一層高めることに成功したのです。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_722.jpgまずはオフセンターに配された、グレナージュ仕上げの新しいグリーン・ダイヤルからご紹介しましょう。アーミン・シュトロームは、マニュファクチュールに現代最高水準の機械を完全に統合する一方で、昔ながらの機器類もまた使い続けています。それらからインスピレーションを得たのがこのマシーングリーンの色調です。「このグリーンを選んだのは、この色がオープンワークのムーブメントから覗く、ポリッシュ仕上げされた装飾付きの部品とよく調和するからです。またグレナージュ仕上げも、ポリッシュされたインデックスによく映えます。このちりちりとした、霜が降りたように見える表面は、程よい具合に光を反射させます。目を引きつけ過ぎることもなく、ムーブメントとの競合に陥ることもありません」と話すのは、アーミン・シュトロームのマスター・ウォッチメーカーで共同設立者のクロード・グライスラーです。
グリーン・ダイヤルから観賞できるオープンワークのムーブメントは、アーミン・シュトロームのウォッチメーカーが社内で習得した、手作業による装飾技術を披露するショーケースそのもの。立体的なテンプ受けや面取りのポリッシュ仕上げ、そしてダイヤルの表面に施されているフロステッド、ペルラージュ、サーキュラーグレインなどの仕上げもすべて手作業で行われています。ムーブメントの部品には、目に見えないものも含め、すべてに卓越した職人技が成せる丹念な装飾が施されています。その過程には、時に部品の製造自体にかかる時間の10倍もの時間が費やされます。ムーブメントはまた、妥協のない品質に対する信念から、2回の組み立てが手作業で行われています。
アーミン・シュトロームは、17世紀以来世界最高のウォッチメーカーの面々を惹きつけてきたレゾナンスの能力を余すことなく活用する、唯一のウォッチ・ブランドです。レゾナンスは、同様の振動数で振動する2つの物体が自ずと同期しようとする特質により、自然に発生する科学現象です。2つの物体が共振すると、ラジオの周波数や量子物理学、あるいは時計づくりにおいても、1つの振動より高い精密性や強度、安定性、弾力性を得ることができます。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_592.jpgグライスラーと彼のチームは2つのテンプがその特性で共振に至るのをただ待つのではなく、レゾナンス・クラッチ・スプリングを創案し、数年間の研究と実験の後、2016年にこれを発表しました。巧みに接続された特許取得済みのこのスプリングは、ヒゲゼンマイを直接つなげ合わせ、それによって2つのテンプが完全な共振状態を保つように設計されています。軽快にうねるスプリングと相互に行ったり来たりする2つのテンプもまた、ダイアルサイドに意外性と魅惑に満ちたスペクタクルをもたらします。
アーミン・シュトローム ミラード・フォース・レゾナンス - マニュファクチュール・エディションは、最高レベルの職人技や最上級の計時パフォーマンスを誇るスイスの時計づくりと科学が1つに融合した、非常に稀で複雑な逸品です。
「これは至上の精密性をもたらす時計です。またウォッチメーカーである私にとって、手作業による装飾はとてもエモーショナルです。自分自身を表現し、時計のムーブメントに自署を入れさせてもらうようなものなのですから」とクロード・グライスラーは話します。「厳密には必要ではないにしろ、手作業による装飾やグリーンのグレナージュ・ダイヤルのような並外れたディテールによって、時計は1つの芸術になりうるのです」
/sites/default/files/newsImage1/s01_718.jpgMirrored Force Resonance Manufacture Edition Green
ミラード・フォース・レゾナンス - マニュファクチュール・エディション グリーン
Ref:ST22-RF.20
ケース径:43.00mm
ケース厚:11.55mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:3気圧
ストラップ:グレーのアルカンターラ・ストラップ、ホワイトステッチ、ステンレススティール製ダブル・フォールディング・クラスプ
ムーブメント:手巻き、Cal.ARF21(アーミン・シュトローム マニュファクチュール)、約48時間パワーリザーブ、毎時25,200振動(3.5Hz)、39石
仕様:時・分・秒(ツインセコンド)表示、レゾナンス・クラッチ・スプリングで結ばれた2つの独立した調整機構、オフセンターに配置されたグリーンダイアル、反射防止加工サファイアクリスタルのフロント及びケースバック
限定:50本
価格:12,100,0000円(税込)
貴重な宝石とデザインピース
2023年3月27日から4月2日まで開催されたWatches and Wonders Geneva 2023にて、ベル&ロスが2023年の新作として、BR 05 グリーン ゴールドを発表しました。新作BR 05 グリーン ゴールドは、ベル&ロスのBR 05 コレクションの正当な流れを汲むモデルです。2019年にリリースされたより都会的なコレクションは、ベル&ロスにとって大きな成功を収めています。
アイコニックなBR 03にインスパイアされたデザインは、より洗練されたスタイルとなっています。ケースとブレスレットが融合され、すっきりとしたスタイリッシュなデザインでありながら、先鋭的なオーラを感じさせます。エレガントなBR 05は、都会の探索者に向けて設計された時計です。戦闘機パイロットのジャンプスーツの代わりに、コスモポリタンな若者に最適な品のあるジャケットに似合います。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_720.jpg新作BR 05 グリーン ゴールドは、ゴールド コレクションの3つ目のモデルであり、ケースとブレスレットはフルゴールドです。同コレクションでは、モデルごとに異なる文字盤のカラーが個性を打ち出しています。BR 05 グリーン ゴールドのグリーンは、勝利を喚起します。これは木々の色、正確にはトウヒやモミの木の色なのです。新しいBR 05 グリーン ゴールドの文字盤では、このグリーンカラーがルミナスな輝きを放ち、美しく映えます。
文字盤のベースとなる着色メタルプレートはサンバースト仕上げが施され、傾きによって色味が変化します。表面の反射具合によって、蛍光色に近いカラーから深みのある暗緑色まで魅力的に変わるのです。この独特な色の深みは、グリーンのニスを何度も塗り重ねることで得られます。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_590.jpgラグジュアリーなゴールドコレクション
最高品質の素材が特徴のBR 05 ゴールド コレクションでは、全てのモデルが18K 5N ゴールドを採用。まるでゴールドインゴットを手首にまとっているような、他では得られない、特別な感覚です。
ポリッシュ仕上げのエッジがケースの輪郭を際立たせ、ゴールドの360度回転する振り子式ローター付きサファイアクリスタルケースバックは、時計の心臓部である機構 BR-CAL.321を覗かせています。輝きを放つ、この貴重なメタルワークは、ルミナスで華やかなグリーン文字盤と完璧にマッチします。そして、3つ目のカラー、オフホワイトが文字盤を上品で控えめなタッチで飾っています。暗闇でも視認性を確保するため、(秒針を除く)針、数字、インデックスは、発光性のC3スーパールミノバがコーティングされています。
一体化されたブレスレットはサテン・ブラッシュ仕上げのゴールドですが、小さなリンク部分のみポリッシュ仕上げとなっています。2本目のアリゲーターレザーストラップは、このシックでエレガントなタイムピースと相性の良いクラシックなスタイルで用意されています。BR 05 シリーズ初のレザーストラップです。
/sites/default/files/newsImage1/s01_716.jpgBR 05 GREEN GOLD
BR 05 グリーン ゴールド
Ref:BR05A-GN-PG/SPG
ケースサイズ:40.00×40.00mm
ケース厚:10.33mm
ケース素材:18Kピンクゴールド(ポリッシュ/サテン仕上げ)
防水性:100m
ストラップ:18Kピンクゴールド製ブレスレットとフォールディングバックル(ポリッシュ/サテン仕上げ)
ムーブメント:自動巻き、Cal.BR-CAL.321(自社製)
仕様:時・分・秒・日付表示、サンレイ仕上げグリーン文字盤、スーパールミノバ®をコーテ ィングしたピンクゴールドにゴールドプレート アプライドの数字とインデックス、スーパールミノバ®をコーティングしたピンクゴールドにゴールドプレート スケルトンの時・分針
価格:4,345,000円(税込)
BR 05 GREEN GOLD
BR 05 グリーン ゴールド
Ref:BR05A-GN-PG/SCR
ケースサイズ:40.00×40.00mm
ケース厚:10.33mm
ケース素材:18Kピンクゴールド(ポリッシュ/サテン仕上げ)
防水性:100m
ストラップ:グリーン アリゲーターレザー、18Kピンクゴールド製フォールディングバックル(ポリッシュ/サテン仕上げ)
ムーブメント:自動巻き、Cal.BR-CAL.321(自社製)
仕様:時・分・秒・日付表示、サンレイ仕上げグリーン文字盤、スーパールミノバ®をコーテ ィングしたピンクゴールドにゴールドプレート アプライドの数字とインデックス、スーパールミノバ®をコーティングしたピンクゴールドにゴールドプレート スケルトンの時・分針
価格:2,970,000円(税込)
2023年3月27日から4月2日まで開催されたWatches and Wonders Geneva 2023にて、ベル&ロスが2023年の新作として、BR 03-93 GMT ブルーを発表しました。新作BR 03-93 GMT ブルーは、第二時間帯を表示したインストゥルメントウォッチとして、希少でエレガント、淡い配色でベル&ロスの旅を続けます。
航空機のコックピット計器にインスパイアされたBR 03は、常にプロフェッショナルの日常をサポートするためにベル&ロスが開発してきたコレクションです。GMT機能を備えたBR 03-93 モデルも同様です。
ベル&ロスにおけるGMT機能の高まり
ベル&ロス最初のGMTウォッチも、アイコニックなBR 03 コレクションに属していました。プロのみならず一般的にも使いやすい、機能性を重視したインストゥルメントウォッチのコレクションは、2007年、BR 03-51 GMT チタニウムとしてリリースされたのが始まりです。高性能で、ブラッシュ仕上げが施されたケースやカーボンファイバー文字盤などの革新的素材を採用し、プロフェッショナル向けに開発されたインストゥルメントウォッチは、第二時間帯(第2タイムゾーン)と大きな日付表示が特徴。重視されたのは、性能と視認性でした。
BR 03-93 GMTは、時計の機能的な特性をより強化する形で2021年にリニューアル。より現代的な感覚で、それぞれのタイムゾーンの可読性を向上させました。最も効果的な蓄光カラー、グリーンに発光するスーパールミノバ White 10 x 1により、暗闇でも時間を読み取りやすくなりました。いくつかのディスプレイを配した時計では時に判読が難しくなる視認性も、GMT針によってシンプルに、即座に読み取り可能になっています。鍵となるのは、第2時間帯を示す大きな赤い三角形の先端をもつGMT針。言うまでもなく、ローカルタイムは、日中と夜間を表すツートンカラーの両方向回転ベゼルに、24時間表示となっています。
どちらの方向にも簡単に時間をセットできるこのベゼルは、トラベラーにとってプラスαの嬉しい機能です。もし、ジュール・ヴェルヌの小説『八十日間世界一周』の主人公、フィリアス・フォッグ卿がBR 03-93 GMTを手にしたならば、即座に使いこなしたであろうことは疑いようもありません。
/sites/default/files/newsMainImage1/m02_21.jpg世界中のプロフェッショナルに愛されるGMT機構
グリニッジ子午線を基準とした「グリニッジ標準時」(「Greenwich Mean Time」の略、GMT)、経緯0度は、1884年にワシントンで開催された国際会議にて、世界標準時として採用されました。ロンドン南部に位置するグリニッジは「平均太陽時」を指し、UTC+0 タイムゾーンとしても認知されています。この基準に則り、地球上の異なるタイムゾーンがセットされるのです。時計界では、1930年代、国際的な旅行者や航空路線の増加に伴い、ルイ・コティエ氏(Louis Cottier)がワールドタイム機構を考案し、時計職人による(パイロットをメインとした)プロフェッショナル向けの実用的な解決策として開発が始まりました。1950年代以降、パイロットたちは、元のタイムゾーンを維持しながら、24時間表示ベゼルや特定の針と組み合わせて現地時間を設定できる手軽さを評価しました。このようにしてGMT機構は躍進し、今日でも進化を続けているのです。
このタイムピースはクリアな視認性に加え、直径42×42mmのステンレススティール製ケースは、防水性100mを誇ります。完璧な精度と最適な性能を実現するため、25石の自動巻きムーブメント BR-CAL.303を搭載し、毎時28,800振動、パワーリザーブは約42時間となっています。
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GMT BLUE:新たな色彩とスタイルの基準
ブルーとグレーを基調とした新しいBR 03-93 GMTは、GMTウォッチとしては珍しいカラー装飾となっています。この毅然としたコンテンポラリーな姿が新作BR 03-93 GMTに瑞々しい個性を与え、新たな展望を切り開いています。
ステッチを施したエレガントなブルーのNappa Soft カーフレザーストラップによって魅力を増し、ブルーにコーティングされたステンレススティール製ベゼルは、サンバースト仕上げの文字盤に鮮やかに映えます。
新作BR 03-93 GMT ブルーは、上空でも地上でも独創性と個性を存分に発揮します。ベル&ロスにとって、コックピットからラウンジは距離を感じさせません。ルミナスなブルー文字盤が印象的な、新作モデルと共に双方を簡単に行き来することができます。
新しいBR 03-93 GMTは、一見してわかるように、大きなブルーとグレーのベゼルが際立ったアイデンティティを与え、明確な機能を果たしています。ブルーが日中、グレーが夜間の時間帯を示しています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_715.jpgBR 03-93 GMT BLUE
BR 03-93 GMT ブルー
Ref:BR0393-BLU-ST/SCA
ケースサイズ:42×42mm
ケース素材:ステンレススティール(ポリッシュ/サテン仕上げ)
防水性:100m
ストラップ:ブルーカーフレザーとブラックのヘビーデューティー仕様シンセティックファブリック、ステンレススティール製ピンバックル(ポリッシュ/サテン仕上げ)
ムーブメント:自動巻き、Cal.BR-CAL.303(自社製)
仕様:時・分・秒・日付表示、24時間表示セカンドタイムゾーン、時針と独立したGMT針の即時修正機能、24時間目盛り付き両方向回転式ベゼルおよび陽極酸化処理ブルー/グレー ツーカラー アルミニウム リング、サンレイ仕上げブルー文字盤、スーパールミノバ®をコーティングしたインデックス、スーパールミノバ®をコーティングしたスケルトン メタルの時・分・24時間表示針
価格:550,000円(税込)
2023年3月27日から4月2日まで開催されたWatches and Wonders Geneva 2023にて、ベル&ロスが2023年の新作として、BR 03-92 ダイバー ホワイト ブロンズを発表しました。新作ダイバー、BR 03-92 ダイバー ホワイト ブロンズはパールホワイトの文字盤を伴い、ブロンズケースは初期の海中探索の栄光の時間を喚起します。ベル&ロスの海中探索における新しい章のはじまりです。
海洋世界の探索には、非常に高度かつ精度の高い装置が求められます。高度な技術を備えたモデルにもスタイルはあり、新作のBR 03-92 ダイバー ホワイト ブロンズにはブロンズケースとパールホワイト文字盤が採用されています。
深海の追求
海にまつわる歴史では、ベル&ロスは最初のダイバーウォッチ Hydromaxを1997年に発表して以来、ノウハウを築いてきました。世界記録11,100m防水を誇るこのモデルは、ケースの中を特許取得済みの透明なオイルで満たすという革新的な技術によるものでした。
10年が経ち、深海の世界に捧げるもう1つのコレクション BR 02が誕生しました。美しいトノ―型ケースで知られるコレクションは、飽和潜水には必須なヘリウム減圧バルブと膨らんだサファイア製のカバーガラスを搭載しています。
しかし全てのベル&ロスのダイバーウォッチは、ラウンド型ではありません。2017年、BR 03-92 ダイバーによって新しい美観が確立されました。プロフェッショナルと愛好家に向けたインストゥルメントコレクション、BR 03から登場し、戦闘機のコックピットにあるダッシュボードの機能性を時計製造において完璧に再解釈し、象徴的な四角いケースに丸い文字盤が際立ちます。
2018年、ベル&ロスは海洋の世界において気品ある素材、ブロンズを採用した42×42mmのスクエアケースの新バリエーションを追加しました。この素材は、長年その頑強さで定評があり、現在はその独自の色と変化する風合いで時計愛好家やコレクターに支持されています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_719.jpg進化する素材:ブロンズ
いまから約2000年前に開発され、鉄を含まない銅で構成された合金のブロンズは航海の環境におけるクラシックな素材です。海中探索の前提として、かつて潜水夫はブロンズ製のヘルメットなど用具を身に着け潜っていました。象徴的なダイバーのヘルメットがBR 03-92 ダイバーのケースバックに刻印されているのも偶然ではないのです。
ブロンズ製の時計はまるで熟成したワインのようで、時とともにその色合いは変化し、個々の使い方でユニークさを醸し出します。
BR 03-92 ダイバー ホワイト ブロンズに使われている合金は、CuSn8(銅92%と錫8%)です。その色調は、視覚的にもクラシックな昔のヨットを思わせ、現代のデザイナーと建築家も好むブロンズタイプです。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_589.jpg認証を受けたダイビングウォッチ
ベル&ロスのBR 03 コレクションの全ての時計のように、新しいBR 03-92 ダイバー ホワイト ブロンズは第一にダイバーのことを考えてつくられたプロフェッショナルな品質をもつツールです。彼らの期待に応えるため、時間の管理が可能な少なくとも100mの潜水にも耐えられる時計という国際規格ISO6425の定義に合う仕様になっています。水中において、暗所でも25cm離れたところからしっかりと時計の表示が確認できなくてはなりません。ダイバーウォッチは、海水において帯磁性と耐衝撃性も求められます。
これらの要求を完璧に尊重し、新しいBR 03-92 ダイバー ホワイト ブロンズはその名前のとおりスイスの基準を満たす海中用のインストゥルメントです。
世界限定999本のこのモデルは、300m防水を完璧にクリアしたケースの中に自動巻きムーブメント BR-CAL.302(25石、毎時28,800振動)を搭載しています。
真の現代性
洗練されたネオレトロな魅力をもつ新しいBR 03-92 ダイバー ホワイト ブロンズはその現代性を存分に見せています。洗練された構造は4つのパーツをビスによって組み立て、陽極酸化処理が施されたマロンカラーのアルミニウム製リングを搭載したポリッシュ仕上げのブロンズ製逆回転防止ベゼルやブロンズ製のリューズというディテールに富み、帯磁のためムーブメントは軟鉄性ケージに収められています。
しかし特に注目を集める点はまだあり、柔らかでパールのきいたオパラインシルバーの文字盤です。ブロンズケースとの相性も完璧ながら、温かみと上品な反射が赤みのあるブロンズに映え、控えめなコントラストを描きます。ノスタルジックさはなく、エレガントで洗練されたダイバーウォッチは深海と同様に都市においても重要な計器なのです。
/sites/default/files/newsImage1/s01_714.jpgBR 03-92 DIVER WHITE BRONZE
BR 03-92 ダイバー ホワイト ブロンズ
Ref:BR0392-D-WH-BR/SCA
ケースサイズ:42×42mm
ケース素材:CuSn8 ブロンズ(ポリッシュ/サテン仕上げ)
防水性:300m
ストラップ:マロン カーフレザーおよびウーブン ブラックラバー、ブロンズ製ピンバックル(ポリッシュ/サテン仕上げ)
ムーブメント:自動巻き、Cal.BR-CAL.302(自社製)
仕様:時・分・秒・日付表示、ブラウンの陽極酸化処理アルミニウム リング付きブロンズ製60分目盛り付き一方向回転式ベゼル、シルバーオパール文字盤、スーパールミノバ®インサート付きローズゴールドプレート インデックス、スーパールミノバ®をコーティングしたゴールドプレート スケルトン メタルの時・分・秒針
限定:世界限定999本
価格:638,000円(税込)
2023年の新作としてローマン・ゴティエより、ジュウ渓谷の寒い冬の朝の色からインスパイアされ、「ルヴェドゥソレイユ/日の出」と名付けられた「コンティニュアム チタン エディション ブレスレット "ルヴェドゥソレイユ"カラー文字盤」が登場します。
「コンティニュアム チタン エディション ブレスレット "ルヴェドゥソレイユ"カラー文字盤」には、軽量で快適な着け心地をもたらすグレード5ナチュラルチタン製のブレスレットが採用されており、腕に着けていることを感じないほどの完璧な装着感をもたらすように設計されています。
/sites/default/files/newsMainImage1/01_227.jpg地平線の上に
ジュウ渓谷の寒い冬の朝に見られる、雪の白さと太陽のオレンジが混じり合ったわずかにピンクがかった色からインスパイアされ、「ルヴェドゥソレイユ/日の出」と名付けられた色。この新しい文字盤カラーのバリエーションは時の新たな表現であり、コンティニュアムコレクションが開いたブランドの新しい地平線を示すもので、時計全体と調和する輝かしい色となっています。
コンティニュアム チタン ブレスレットエディションはケースのファセット、ブレスレットの異なる仕上げ、ムーブメント装飾のテクスチャー、暗い中で光を放つインデックスや数字など、全体的に光の遊びが表現されていますが、新しいバリエーションも「日の出」のように光の角度によって色の見え方が変わり、光の魅力を表現しています。
軽量で快適な着け心地、ローマン・ゴティエのブレスレット
2021年、ローマン・ゴティエが発表した「コンティニュアム」コレクションは、ブランドを新しい地平線へと導く新しいキャリバーであることを明確に宣言し、2022年にはブランド初のメタルブレスレット エディションの発表によって、さらに進化が続いていることを示しました。
ブランド初のメタルブレスレットの製作のためには、現代的で落ち着きがあり、どのようなスタイルにも順応できるコンティニュアムが最もふさわしいモデルであることは明確でした。なぜならファーストエディションのコンセプトにおいて、すでに現代性や快適さを求め、人間工学に基づいた製作が始まっていたからです。よって、このチタン製ブレスレットを持つ時計の開発は、軽量、しかも耐久性に優れ、現代的で洗練されているというコンセプトをさらに強化したものと言えます。
「美しさ」を考えると、ブレスレットと時計が一体になっていることはローマンにとって重要なことでした。彼はこう言います。「ブレスレットがケースでもあり、ケースがブレスレットでもある」と。こうした要求はこの二つの要素の融合、まさに切り離すことのできない時計全体に反映されています。
ローマンのビジョン「進化する伝統」に従い、技術を要するこの現代的なエレメントにも高いレベルの職人技の手作業による仕上げが施されています。ブレスレットのリンクそれぞれがハンドポリッシュとサテン仕上げを組み合わせて光の織りなす効果を見せており、ブレスレットと時計全体の技術的な本質を反映しています。
調和のとれた時計のために統合されたデザイン
ローマン・ゴティエのメタルブレスレットは、軽量で快適な着け心地をもたらすグレード5ナチュラルチタン製です。軽いというだけでなく、腕に着けていることを感じないほどの完璧な装着感をもたらすように設計されており、フォールディングクラスプがブレスレットに組み込まれているので非常に薄く仕上がっています。
ブレスレット本体はわずかにカーブしたラグによってケースと一体化していており、手首に自然に沿うようになっています。自然な装着感という目的のため、あらゆるタイプの手首に合うように正確に連結させ組み立てられています。
ローマンは美しさのために、伝統的な職人技を特徴としながらも現代的なブレスレットを開発しようとしました。そこで時計と同じようにそれぞれのリンクに対照的な仕上げを施したのです。表面全体はサテン仕上げですが、連結部分はハンドポリッシュというリンクがブレスレットに個性とエレガンスの両方をもたらしています。
/sites/default/files/newsMainImage2/02_191.jpg独特なダイヤルに表現された連続性
コンティニュアムとは現代性と連続性がそのすべてです。それはムーブメントの設計だけでなくダイヤルデザインについても同様です。時計をよく見ると分かりますが、時分針がオフセンターダイヤルで、インデックスは実にわずかですが徐々に細くなるようにデザインされ、しかもそれぞれの長さが異なっています。また、7時位置にあるスモールセコンドで色のついた5秒毎の目盛は、インデックス同様にそれぞれ長さが違っており、ラインの先端が細くなっています。
ローマンは、ダイヤルになぜこのような凝った見え方を持たせたのか、その目的を説明しています。「時計製造の中でよく見るような『囲まれて閉じた円』より、オープンで風通しのよいダイヤルにしたいと思っていました。ダイヤル上のインデックスの伸びたラインは中心軸に向かって徐々に細くなり、やがてほとんど見えないくらいの点になるというイメージです。これこそが『連続性』という考えを強調しています。」
スネイルカムを採用した賢いストップセコンド機構
ローマンがコンティニュアムに搭載したストップセコンド機構によって時刻を正確にセットすることができます。
その仕組みは他の多くのストップセコンド機能と同様に、リューズを引いた瞬間、テンプ(テンワ)にブレーキをかけるというものです。しかしローマンは動きを止めるために、ストレートあるいはL字型のストップレバーを使わずに、スネイルカムを採用することを選択しました。これには2つの機能を持たせています。まずリューズを引くとスネイルカムがテンワに触れてその動きを止めます。次にリューズを押し戻した時に、スネイルカムが止めた位置から回転しますが、カムの段々と広くなるフォルムが回転することによって、再びテンワが勢いよく動き始めるための助けとなります。
設計と装飾が現代性と出会う自社製ムーブメント
手巻きの自社製ムーブメントに受け継がれた現代性と連続性というテーマが、ケースバックのディスプレイを通して見事に表れています。
主役はフィンガーブリッジです。これはローマンの生まれ故郷、ジュウ渓谷の時計製造の歴史の中で代表的なものですが、この時計では現代的に解釈されています。これらのブリッジはそれぞれ水平に構成されており、「階段状」の形を成しています。これはロジカル・ワンのブリッジと同様の構造になっていますが、この時計での効果はムーブメントにボリューム感と奥行をもたらすだけでなく、ブリッジが文字通り歯車やテンプの上で、切れ目なく流れているような感覚を与えます。
ケースやダイヤルと同様に、ブリッジも軽量のグレード5チタンから作られており、様々な仕上げを施すことによって対照的なトーンや質感を持たせました。それぞれのブリッジの外側のエッジは二重の面取りが特徴的です。また、ブリッジのフラット面とルビー周りは一段高く縁取りされておりへアライン仕上げになっています。この縁の内側には、ローマン・ゴティエの工房にいる手作業仕上げのスペシャリストが特別な手彫りの技術を使い、全くのオリジナルで小さな窪みをたくさん彫り込んだような独特の質感を生み出しました。ブリッジの下にあるムーブメントのメインプレートには手作業でフロスト加工を施しています。
印象的な装飾はブリッジやメインプレートだけに留まりません。ローマンのトレードマークである、面取り加工されたリングを繋げた形状のスポークが特徴の歯車やラチェットホイールには円形模様の装飾(サーキュラー・グレイニング)が施され、クリックやスネイルカム、ローマンのもうひとつの特長でもあるS字型の溝を持つスクリューは美しいポリッシュ仕上げで磨かれています。また、主ゼンマイを収めた香箱の蓋は素晴らしい渦巻状の模様(スネイリング)で装飾されています。
コンティニュアムの調速機構は、わずかにカーブしたアームを持つテンワ、極小の目盛が付いた偏心の補正ねじと最大剛性のために三角形状になったアンクルと、ローマン・ゴティエらしい特徴を備えています。
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C by Romain Gauthier Titanium Edition Bracelet with a Lever de Soleil Color Dial
コンティニュアム チタン エディション ブレスレット 「ルヴェドゥソレイユ」カラー文字盤
Ref.MON00581
ケース径:41.00mm
ケース厚:9.55mm
ケース素材:グレード5ナチュラルチタン
ストラップ:グレード5ナチュラルチタン、グレード5ナチュラルチタン製フォールディングクラスプ(あらゆる手首にフィットするようにハーフサイズのリンクが付属)
防水性:50m(5気圧/160フィート)
ムーブメント:手巻き(自社製)、60時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、24石
仕様:時・分表示、スモールセコンド(7時位置)、ルヴェドゥソレイユ(サーモンカラー)文字盤、グレード5ナチュラルチタン製ダイヤル(紫外線防止コーティング)、ストップセコンド機構、巻上げと時刻セットのためのリューズ(2時位置/フルーテッド加工)、内側に無反射コーティング加工のサファイアクリスタル(ダイヤル側、ケースバックともに)
価格:7,260,000円(税込)
パネライの2023年の新作として「ルミノール ドゥエ 38mm」が登場しました。アーバンでエフォートレスな新しいルミノール ドゥエ 38mm コレクションは、パネライの脈動です。高精度の名作を起源とし、その美学や機能性を継続的に再解釈しながら現代的に完成させた新作は、メゾンにとって初めてのモダンなパステルカラー ダイヤルを採用しています。魅力的な38mmサイズのスティール製ケースに、パネライの時計製造のデザインスピリットを反映したメタルブレスレットを備えたシリーズは、都会的なライフスタイルのワードローブとして、デイリーに活躍します。
暗闇でグリーンに発光するホワイトのスーパールミノバ®で満たされた、エレガントで洗練されたサンドイッチ ダイヤルは、二度のポリッシュ仕上げで、上部から下部へと明暗のグラデーションになっています。パステルライトブルー、パステルグリーン、パウダリーピンクのダイヤルは、それぞれ3時位置に日付、9時位置にスモールセコンドが配置されています。さりげないパネライロゴが、パネライの歴史で初めて採用された、まったく新しいパステルカラーの文字盤を際立たせ、国境を超えて愛される外観に昇華させています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_728.jpgクローズドバックのポリッシュスティール製38㎜ケースには、パネライの特徴的なリュウズプロテクターにインスパイアされ、ブレスレットのパーツが象徴的な半楕円形のモチーフになったメタルブレスレットがあしらわれています。ポリッシュとサテンのそれぞれ異なる仕上げのパーツを交互に組み合わせ、洗練された表情を演出し、カーブしたリンクは手首にしなやかにフィットします。
ドレスウォッチのワードローブに加えるのに最適なルミノール ドゥエ コレクションは、オリジナルのルミノールの機械的な構造やストイックさを維持しながら、よりスリムで軽量、スマートな新しいプロポーションを特徴とし、都会的なイタリアのエレガンスを表現しています。
ルミノール ドゥエ 38mmには自動巻きP.900キャリバーが搭載されており、3日間のパワーリザーブを備えています。ルミノール ドゥエ パステルカラーダイヤルは、各色年間500本限定生産で、パネライ ブティックのみの展開です。
/sites/default/files/newsImage1/s01_725.jpgLuminor Due 38mm
ルミノール ドゥエ 38mm
Ref:PAM01309
ケース径:38.0mm
ケース厚:11.3mm
ケース素材:ポリッシュ スティール
防水性:5気圧(50m)
ストラップ:ポリッシュスティールとサテンスティール
ムーブメント:自動巻き、Cal.P.900(パネライ自社製)、毎時28,800振動、3日間(72時間)パワーリザーブ
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)・日付表示、ポリッシュ スティールベゼル、パステルライトブルーダイヤル、夜光アラビア数字とバーインデックス
限定:年間500本限定生産、ブティック限定
価格:1,021,900円(税込)
Luminor Due 38mm
ルミノール ドゥエ 38mm
Ref:PAM01311
ケース径:38.0mm
ケース厚:11.3mm
ケース素材:ポリッシュ スティール
防水性:5気圧(50m)
ストラップ:ポリッシュスティールとサテンスティール
ムーブメント:自動巻き、Cal.P.900(パネライ自社製)、毎時28,800振動、3日間(72時間)パワーリザーブ
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)・日付表示、ポリッシュ スティールベゼル、パステルグリーンダイヤル、夜光アラビア数字とバーインデックス
限定:年間500本限定生産、ブティック限定
価格:1,021,900円(税込)
Luminor Due 38mm
ルミノール ドゥエ 38mm
Ref:PAM01319
ケース径:38.0mm
ケース厚:11.3mm
ケース素材:ポリッシュ スティール
防水性:5気圧(50m)
ストラップ:ポリッシュスティールとサテンスティール
ムーブメント:自動巻き、Cal.P.900(パネライ自社製)、毎時28,800振動、3日間(72時間)パワーリザーブ
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)・日付表示、ポリッシュ スティールベゼル、パウダリーピンクダイヤル、夜光アラビア数字とバーインデックス
限定:年間500本限定生産、ブティック限定
価格:1,021,900円(税込)
2023 New Model | TUDOR
2023年 チューダー新作情報

強化されるブラックベイ・コレクション
特に1954年誕生の進化系モデルに注目
チューダー(TUDOR)の2023年のトピックスは二つ。一つは計4コレクションの新作がブランドの原点とも言うべき「ブラックベイ(BLACK BAY)」に集中したこと。もう一つは2021年に完成したル・ロックルのマニュファクチュールの正式な発表だ。新作4コレクションとは、まず1954年発表の「Ref.7922」の進化系「ブラックベイ 54」。次に、2022年はサイズ違いの全4モデルに異なるムーブメントを搭載し、S&Gケースで発表した「ブラックベイ 31/36/39/41」。2023年はなんとそれらムーブメントをすべて自社キャリバーに換装し、ブラックダイアルで登場した。さらにバーガンディベゼルにMETAS認定のマニファクチュールキャリバーを新たに採用した「ブラックベイ」と、同じく新採用のオパラインダイアルの「ブラックベイ GMT」である。個人的なイチ推しはチューダー原点回帰の「ブラックベイ 54」、2番目は「ブラックベイ 36」。またル・ロックルの工場はチューダーが設立したムーブメント会社であるケニッシ社に連結している。このことは今後のマニュファクチュール展開を推測すると、非常に興味深い事実だ。
文:田中克幸 / Text:Katsuyuki Tanaka
※表記は2023年12月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
>2023年 チューダー(TUDOR)
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