High-End Metal G-SHOCK in NYC GPS機構を搭載した新型「MT-G」誕生
イベントの核となったのは、新型「MT-G」の発表。
樹脂製のインナーケースを強固なメタルパーツで挟み込む
特殊な構造で高級感を引き立てるだけでなく、
GPS電波受信機能も搭載。世界基準の高精度を手に入れた。
飯間康行さん……アイ アイ イスズ 代表取締役
石田憲孝さん……べスト販売 代表取締役社長
出水孝典さん……オオミヤ 代表取締役専務
内田和隆さん……プリべ石川 代表取締役
古市聖一郎さん……トミヤコーポレーション 代表取締役社長
既に日本では高級路線のプレミアムG-SHOCKの人気が高まっているが、アメリカ市場ではこれから知名度を上げていく段階。だからこそ、満を持して投入された新型MT-Gへの期待が高まる。
飯間:今回は発表された新作「MTG-G1000」は、MT-Gシリーズの集大成でしょう。まずは何と言っても、GPSを積んだという事が重要。この価格帯でGPS電波と標準電波の両方を持つハイブリッドモデルの誕生ですからね。ステンレス素材を使ったのも好感が持てます。適度な重量感があって、高級腕時計らしい着け心地があります。ケースやブレスレットもブラッシュアップされ、最強のG-SHOCKが出たと思いました。
出水:しかもハイブリッドムーブメント自体が、大きく進化していますからね。私は個人的にMRG-G1000を使用しているのですが、今回発表されたMT-Gは、各機能の表示方法&位置などが、格段に見やすく使いやすくなっている。針の動きもスムーズで早いので、使っていてまどろっこしさがない。
古市:6時位置のデュアルタイムも、24時間表示から12時間表示になったことで視認性がアップしています。機能だけでなく使い勝手も向上させているのが嬉しいですね。
内田:新しいコアガード構造やケース側面ボタンのディテール、操作感の良い大型リューズなどが、バランス良く収まっており、屈強さと共に美しい造形を作っています。特にサイドからの眺めは美しく、そのデザインに酔いしれましたね。評判の良かった先代モデルからフォルムを受け継いだ点は、自信の現れではないでしょうか。
石田:同感ですね。デザインはなるべく継続したほうがいい。“普遍は力”なんですよ。
構成・文:篠田哲生 / Composition&Text:Tetsuo Shinoda
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