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2022 New Model | ULYSSE NARDIN
2022年 ユリス・ナルダン新作 マリーン トルピユール デュアルタイム

【編集顧問 田中克幸 ピックアップ】

 戦艦等に対して高速かつ機動性にすぐれた攻撃能力を持つ小型魚雷艇にちなむ「マリーン トルピユール」(“torpilleur”=仏語の“魚雷”)。2017年のデビュー後、創業175周年の昨年(2021年)には7モデルの限定版を発表。続く2022年はムーンフェイズとグラン・フーエナメルダイアルのトゥールビヨンと共に、レギュラーモデルとして登場したのが「マリーン トルピユール デュアルタイム(MARINE TORPILLEUR DUAL TIME)」である。10時と8時位置の「+」「-」プッシュボタンのみで短針(ローカルタイム)を前後させ、メカニズムに影響を与えることなく簡単に時刻調整できるGMT±機構内蔵の自社製自動巻きムーブメント、Cal.UN-334搭載。


MARINE TORPILLEUR DUAL TIME
マリーン トルピユール デュアルタイム
Ref:3343-320-3A/1A
ケース径:44mm
ケース素材:ステンレススティール(ポリッシュ&サテン仕上げ)
防水性:50m
ストラップ:ブルーアリゲーター
ムーブメント: 自動巻き、自社製Cal.UN-334、毎時28,800振動(4Hz)、約48時間パワーリザーブ、シリシウム製ガンギ車&アンクル&ひげゼンマイ
仕様:時・分表示、スモールセコンド、デュアルタイム、ラージデイト
価格:1,375,000円(税込)


※価格は発表当時の情報になります。最新情報につきましては公式サイトをご確認ください。


マニュファクチュール・ムーブメントの自動巻きCal.UN-334。最大の特徴は10時位置(+)と8時位置(-)のボタンをプッシュするのみで、ローカルタイムを表示する短針の前進(+)・後退(-)を可能にしたGMT±機構。時計稼働中の操作でも機械部に影響を与えない画期的なこのメカニズムは、ルードヴィヒ・エクスリン博士の開発により1994年にレギュラーモデルとして発表された。2時位置には前後に調整可能なラージデイト表示窓、9時位置には24時式のホームタイム表示窓が設置。また当キャリバーには2000年代にユリス・ナルダンが開発を促進したシリシウム技術が投入されており、脱進機・アンクル・ひげゼンマイは当素材で製造されている。


初のマリーンクロノメーター誕生の1846年を創業年とするユリス・ナルダン。船舶航海用マリーンクロノメーターやポケットウォッチで名を馳せ、世界50カ国の海軍や測地研究所、天文台に提供されたことは当ブランドの明確な出自の証である。我が国でも日露戦争の日本海海戦で連合艦隊旗艦を務めた戦艦三笠にも搭載された。また1862年のロンドン万国博覧会での金賞受賞等、各国のコンクールで圧倒的な成績を納め、この1920年の広告には“海洋船舶用ならびに懐中クロノメーター”、“7つのグランプリ、781個の天文台での受賞”と記してある。


    MODEL Catalogユリス・ナルダン モデルカタログ

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    INFORMATION

    ユリス・ナルダン(ULYSSE NARDIN)についてのお問合せは・・・

    ソーウインド ジャパン株式会社
    〒102-0093 東京都千代田区平河町2-2-1
    TEL: 03-5211-1791


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