2020 New Model ｜ LAURENT FERRIER
2020年ローラン・フェリエ新作情報

“現代の古典時計”＝ローラン・フェリエから
創業10年余を経て登場したSS製スポーツ複雑時計

　古典時計の様式美を現代に再解釈した“モダン・トラディショナル”という通好みの存在がローラン・フェリエ（LAURENT FERRIER）。独立時計師のパーソナルブランドだが、1946年スイス・ジュネーブに生まれたフェリエ氏は、1968年にジュネーブ時計学校卒業後パテックフィリップに入社。ムーブメントの設計等を担当した彼は、途中3年間の空白期間を除き37年間パテック一筋に生きた時計師である。その3年間はル・マン24時間耐久レースに7度の出場経験を持つレースドライバーとして活躍していたというから驚きだ。2008年にパテック退社後、自らの名を冠したブランドを創業し、2010年にはバーゼルワールドで初コレクションを発表、これは早くも同年のジュネーブ・ウォッチグランプリ(GPHG)でベスト・メンズウォッチ賞を受賞する（その後2015年と2018年にも受賞）。スモールセコンドやアニュアルカレンダー機能を搭載する「ガレ（GALET＝仏語で“小石”の意）」コレクションをメインとする一方、2019年にはスポーツ複雑時計の「トゥールビヨングランスポーツ」を発表、創立10年余を経て新境地を開いている。

＞クラシックオリジングリーン(CLASSIC ORIGIN GREEN)