2020 New Model ｜ HUBLOT
2020年ウブロ新作情報

「ビッグ・バンインテグラル」等
ブレスレットやケースへの旺盛な開発成果が華開く

　毎年1月と3月にスイスで開催されるウブロの新作発表会だが、2020年はLVMH（Moët Hennessy-Louis Vuitton SE／モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン）がアラブ首長国連邦の首都ドバイで開催した「LVMH ウォッチウィークドバイ 2020（LVMH WATCH WEEK 2020）」が始まりとなった（2020年1月13日～15日）。その次に予定されていたジュネーブでの展示会は新型コロナウィルス禍のため急きょ中止になったため、毎年恒例の東京での展示会が実質上、日本に向けた初のお披露目である（本年は1月30日開催）。その先陣を切った1月発表モデルのトピックはビッグ・バンの完全統合型メタルブレスレットモデル「ビッグ・バンインテグラル（BIG BANG INTEGRAL）」。ラバーストラップはウブロのアイコンであるが、チタニウムやゴールドケースと同一素材のブレスレットは時計の一体感を高めることで格上げの一因にもなる。すでにクラシック・フュージョンでは採用されているメタルブレスレットだが、当新作は2005年誕生のビッグ・バン15年の歴史において初のブレスレットモデル。しかもブレスレットに合わせてケースも再設計され、これが統合型（インテグレーテッド）というネームの由来だ。一方、新素材ケースについては透明感あるエメラルドグリーン“SAXEM”を採用した「ビッグ・バン MP-11 SAXEM」に注目。自社開発・製造ムーブメント“UNICO”を擁するウブロだが、サファイアクリスタルやセラミック等に自社開発技術を投入するウブロはケース・マニュファクチュールとも言える。このようにケースやブレスレットに対するウブロの不断の開発力も、彼らの哲学“The Art of Fusion（異なる素材やアイデアの融合）”の表れである。

＞ビッグバンe チタニウム（BIG BANG e TITANIUM）