BASEL WORLD 2017 LOUIS MOINET New Model2017年 ルイ・モネ新作 スペース ミステリー　01

　“サテライト・トゥールビヨン” と銘打った新作「スペース ミステリー（Space Mystery）」。“衛星” の名称どおり、12時の巨大なトゥールビヨンは、キャリッジ上を自転しながら回転し、さらに外周の惑星も回転するという、世界初の機構である。

　9時位置には宇宙から飛来し、その起源が謎とされている炭素質CMコンドライト隕石の断片を混入、これにアミノ酸が含まれていることから生命起源の可能性のある証として、当作品の象徴的な存在となっている。

　ダイアルカラーはアトリエ ルイ・モネが独自に研究・開発した、その組成が秘密の “マジックブルー” が採用され、宇宙への憧憬を表現。当然だが、これは天文学の研究者でもあった初代ルイ・モネの業績を顕彰する意味が込められている。さらにリューズ両側には、それぞれ火星と月の本物の断片がセットされるという凝り様だ。

　46mmという巨大ケースに収められたトゥールビヨン・キャリッジの直径は13.59mmで、ダイアル上1.8mmの空間に浮遊する。ケースはホワイトゴールドとローズゴールドの2タイプ、それぞれにハンドエングレービングと、ノン・エングレービングを用意し、計4タイプは世界限定各8本のラインナップとなる。

＞世界初のサテライト・トゥールビヨン