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BASEL WORLD2016 CASIO New Model2016年 カシオ新作情報

独自のスタイルを磨き上げ、 世界ブランドへと歩を進める
カシオ(CASIO)

「カシオ(CASIO)」の時計事業は絶好調。牽引するのは1983年に誕生したタフスペック・ウォッチ「G-SHOCK」であることは間違いないが、ビジネスマンの必須時計として認知度が高まっている「オシアナス」、さらにはアルピニスト御用達の高性能アウトドア・ウォッチ「プロトレック」の人気も高い。

  カシオといえば高機能デジタル・ウォッチのイメージが強いが、ここ数年でアナログ・モデルがかなり増えている。

  時計市場においてデジタル・ウォッチが占めるシェアはほんのわずかであり、売上の拡大を目指すためにはアナログ・ウォッチの開発を進める必要があったのだ。

  しかし、飽和状態のアナログ・ウォッチ市場で存在感を示すのは容易ではない。そこでカシオでは得意とするエレクトロニクス技術を武器に、絶え間なく進化を続けることで「使う楽しさ」や「見る楽しさ」を提供しようと考えた。電波時計やGPSを駆使した高精度技術や正確なセンサー、さらには複数のモーターを搭載することで針の動きもスピーディにしたのは、その一例である。


  これだけでも十分に勝機のある戦いだが、カシオではさらなる高みを目指した。高級時計の愛好家を取り込むために、高付加価値の時計を目指すのだ。

  そのひとつが日本のクラフツマンシップを巧みに取り入れるスタイル。日本の伝統色である銅(あかがね)を取り入れたり、鎚(つち)で金造板を叩いて模様を作る鎚起(ついき)をパーツに施したりと、日本ブランドならではの表現に磨きをかけている。

  さらにカラーリングにも強いこだわりを持っており、「オシアナス」では技術を駆使して美しいオシアナスブルーを追求。しかも再結晶サファイアを用いることで、異素材ミックスのブルーのグラデーションを作り上げている。

  もはやカシオの時計たちは、カジュアルウォッチというジャンルで語る事は難しくなっている。高機能&高級感を武器とする新たなラグジュアリーウォッチが軸となり、カシオの快進撃は続いていく。



取材・文:篠田哲生 / Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto

※表記は2016年8月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2016年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。



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INFORMATION

カシオ(CASIO)についてのお問合せは・・・

カシオ計算機株式会社
〒151-8543 東京都渋谷区本町1-6-2
TEL: 03-5334-4869


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