CORUM完全スイス資本へ回帰したコルム 指揮を執るのは元時計師の若き新CEO! 02
コルムの強みは唯一無二の個性
それをモダンに再構築していきたい

「もともと時計師ですが、ムーブメントには6年間触れていません。今でも非常に懐かしいというか恋しい気持ちがあります。今後、必要であれば自分も組み立てをするかもしれませんし、修理をしたいという気分になるかもしれませんね」
1955年、ルネ・ヴァンヴァルトによりラ・ショー・ド・フォンに創業したコルムは、常に個性的なモデルを生み出し続けるスイス時計界のイノベーターである。このコルムには先に紹介した『ゴールデンブリッジ』に加え、『アドミラル』と命名された、もうひとつの代表的なコレクションがある。
「コルムは常に個性的なブランドですが、海洋で用いられる信号旗を使ったダイアルは、他のブランドには決してないものであり、それを採用した『アドミラル』のコレクションは時計の世界において非常にユニークな存在です。
一時、このダイアルがモノクロームになった時代もありましたが、現在ではかつてのようにカラフルな旗を用いることで、世界的な人気を獲得しています。
ここに用意したモデルは『アドミラル 38』というケース径38mmの日本向け最新モデルです。自動巻きムーブメントを搭載し、12のフラッグを用いたインデックスを採用しています。
おそらくこれが日本では、もっとも有名なモデルであり、販売数では『アドミラル』が一番です。
ただ、他の国での販売数は、やはり『アドミラル』が一番ですが、販売の金額では『ゴールデンブリッジ』がトップです。これは製品単価が高いことが理由ですが。
このようにコルムの強みとはユニークさであり、それが唯一無二の個性です。すべてのコレクションが個性的で他にはないモデルばかり。このように我々には過去の遺産、つまりヘリテージがあり、これが強みとなっているのです」
では、あなたがこれからのコルムで行いたいことはあるのでしょうか?
「我々は強い遺伝子を持っています。それを継承しつつ、より深く理解すべきですね。実際のところ、この10年間ほどは、その個性的な遺伝子の存在を忘れていたのかもしれません。それをモダンな方法で再構築したいと私は考えています」
具体的にはどんなモデルを作ろうとお考えですか?
「そうですね、2026年に向けて新しいモデルを開発中です。それがどんな時計かは申し上げられませんが、商品の価値と品質を向上させ、よりハイエンドな方向にしたいと考えています。たとえば時計のディテールについては、自分自身、徹底的に追求しようと思います。それが結果として、人々を引きつける違いを生むと考えていますから。
それと同時に既存のコレクションについても手直しをしていくつもりです。たとえば増えすぎたコレクションを整理するなど、シェイプアップも必要でしょうね」
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