RAYMOND WEIL「レイモンド・ウェイル」CEOに聞く話題の新作『ミレジム』開発の背景 02
ドレスからカジュアルまで似合う
ネオ・ヴィンテージの名作『ミレジム』
全世界で話題沸騰の新作コレクション、レイモンド・ウェイルの『ミレジム』の特徴を説明しよう。
まずなんといっても注目はシンプルさ。エリー・ベルンハイムCEOが説明する通り、1930年代に流行した「セクターダイアル」と呼ばれる分割ラインが印象的な文字盤を採用し、これを直径39.5mmの現代においては小振りなケースに収めた点に卓越したセンスを感じることができる。そして何よりも嬉しいのは、そのダイアルに日付表示の窓がないことだ。これがヴィンテージ感、レトロ感を高めるのに大きく貢献しているのを見逃してはならないだろう。
しかも、往年のセクターダイアルを単純に模倣するだけでなく、中央部と外周部で仕上げや色に変化をもたせることで立体感を強調し、視認性を高めることにも成功している。
さらに当時のヴィンテージウォッチにつきものだったアクリル製のボックス型風防を、硬度が高く加工が難しいサファイアクリスタルで再現。
ステンレススティール製のラウンド型ケースはストラップを取り付けるラグを長めに設定することで、優美でクラシカルなフォルムを強調する。
そして、このエレガントなラグに取り付けられるのがヴィンテージ調のカーフ・ストラップ。しっとりとした風合いを持つ上質なカーフ・ストラップが、ヴィンテージ感をさらに高め、極上の手触りを与えてくれる。ラグ部分に入れられたステッチもクラシカルで、その剣先には「レイモンド・ウェイル』のイニシャルであるW字型ステッチが入っているのも小粋な演出だ。
そして気になる価格だが、CHF2,000(約340,000円)以下のモデルを対象とする「ジュネーブ ウォッチメイキング グランプリ(GPHG)2023」の「チャレンジウォッチ部門」を受賞したということで、日本国内での価格が286,000円~341,000円というのも極めてリーズナブル。
ちなみにコレクションの名称となった『ミレジム(millésime)』とは、フランス語で「製造年」や「収穫年」を意味する言葉だが、ワイン業界では「ヴィンテージ」とほぼ同義で用いられている。つまり「当たり年」という意味もあり、往年の銘品を現代の技術と素材、トレンドをまじえた「レイモンド・ウェイル」独自の解釈で蘇らせた「ネオ・ヴィンテージウォッチ」とも呼ぶべきコレクションにふさわしい名称である。
シンプルでありながら豊富な
『ミレジム』のバリエーション
現在、『ミレジム』のコレクションには2系統の仕様で6種類のバリエーションがある。ひとつはスモールセコンドのバージョン。これにはシルバーとグレーの文字盤の2種類が用意されている。そして、もうひとつがセンターセコンドのバージョン。こちらはステンレススティールのケースにグレー、ブルー、サーモンという3種類のダイアルがあり、さらにステンレススティールにピンクゴールドPVD仕上げを施したシルバー文字盤のモデルがある。
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ミレジム
オートマティック
Ref.2925-PC5-65001
価格:308,000円(税込) -
ミレジム
オートマティック
Ref.2925-STC-50001
価格:286,000円(税込) -
ミレジム
オートマティック
Ref.2925-STC-60001
価格:286,000円(税込) -
ミレジム
オートマティック
Ref.2925-STC-80001
価格:286,000円(税込) -
ミレジム
オートマティック スモールセコンド
Ref.2930-STC-60001
価格:341,000円(税込)
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