BREITLING新生ブライトリングのコンサルティングを担当するフレッド・マンデルバウム氏インタビュー
世界一のコレクターが証明するブライトリングのヘリテージ
ブライトリングの方向性に大きな影響を与えた
世界有数のクロノグラフ・コレクターが来日
2017年、経営体制が刷新され、新たなCEOに抜擢されたのは、スイス時計業界において豊富な経験を持つジョージ・カーン氏であった。
そのカーン氏はCEO就任直後からブライトリングの現状を知るため、ウェブで情報を収集。 そこで“発見”したのがオーストリア人ウォッチコレクターのフレッド・マンデルバウム氏だった。カーン氏は即座にマンデルバウム氏にコンタクトし、オーストリアの自宅を訪問。その圧倒的なブライトリング・コレクションを前にブライトリングの過去と未来を語り尽くしたという。
その結果、マンデルバウム氏は新生ブライトリングのコンサルティングを担当することとなり、2018年1月に上海で開催された世界初のブライトリング・ロードショーでも、厳選した自身のコレクション60点をひっさげて登場。関係者を対象とするセミナーも実施し、ブライトリングの輝かしい過去を紹介した。
そのマンデルバウム氏が「クラブ・ブライトリング・メンバーズサロン2018」のため来日。そこで彼のコレクターとしての来歴やコレクション、そしてブライトリングに対しての思いを聞いた。
「新しいブライトリングのために働くのは
コレクターとして非常な喜びです」
現在、カーン新CEOからの要請でブライトリングのコンサルティングを担当されていますが、最初に連絡をもらったとき、どんな気持ちでしたか?
「最初にカーン氏から連絡を受けたとき、こんな展開になるとは夢にも思っていませんでした。“おもしろい連絡があったな”と思った程度でしたね。
ところが一週間後ぐらいにカーン氏は私の自宅にやってきたので、正直、驚きました。そしてコレクションを前にカーン氏とブライトリングの歴史の深さやアーカイブについて、一日中話し合ったのです。そして話を重ねていくと、彼が“これまでのブライトリングは、あなたが賞賛するような素晴らしいヘリテージ(過去の財産)を、きちんとリスペクトできていなかった”と話してくれたのです。ですからカーン氏が新体制確立のため、ヘリテージと歴史に立ち返る姿勢を打ち出したことを、非常に嬉しく思っています。
特にカーン氏やブライトリングのスタッフと、過去のヘリテージをリエディションさせるために働くことはコレクターとして非常な喜びですし、ブライトリングが過去のヘリテージ再評価に真剣に取り組んでいることは、なによりも嬉しいですね。」
取材・文:名畑政治 / Report&Text:Masaharu Nabata
写真:岸田克法 / Photo:Katsunori Kishida
協力:ブライトリング・ジャパン / Thanks to BREITLING JAPAN
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