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Gressive Impression  創業185年を祝賀する渾身の新作『コンクエスト V.H.P.』名門ロンジン、185年目の偉業

伝統の意匠に身を包んだ
高精度なクォーツ・クロノグラフ

「コンクエストV.H.P.」のクロノグラフ

ブラックPVD加工が施されたステンレススチールのケースを持つ「コンクエストV.H.P.」のクロノグラフ。ダイアルはカーボンファイバーで、極めて精悍な印象だ。

  2017年3月9日にスイス・ヌーシャテル天文台で発表されたロンジンの新しい高精度クォーツ・ウォッチ・コレクションに含まれるのが、ここで紹介する「コンクエスト V.H.P.」のクロノグラフ・モデルである。


  ロンジンの専用キャリバーとして開発された新しい高精度クォーツ・ムーブメントを搭載する、この新作クロノグラフは、三針デイト・モデルと同じく、年差±5秒の高い精度を誇り、衝撃が加わったり、強い磁場にさらされた場合でも、「GPD(ギアポジション探知)システム」によって針を自動的に正しい位置に戻すことが可能となっている。


  また、表示システムは、通常の時刻を示す時・分・秒の三本の針の他に、3時位置に30分計、9時位置に12時間計、中央に60秒計を装備し、各種の計時が可能である。さらに4時と5時のインデックスの中間にはデイト表示窓が設置されている。このデイト表示も永久カレンダー機構が組み込まれており、無修正で月の大小や閏年を適確に表示する。


  長寿命なバッテリーを装備し、電池切れを予告する機構も採用されている。


  ケースはステンレススチール製。三針デイト付きモデルに比べ、ケース径は1.0mm拡大されて42.0mmとなっており、その分、各種インダイアルの表示がゆったりとして、見やすい位置に配置されている。


  ケースの仕上げは通常のステンレススチールとステンレススチールにブラックPVD加工が施されたモデルの二種類。ダイアルはステンレススチールモデルにホワイトとカーボンファイバー、ブラックPVDモデルにブラックとカーボンファイバーのそれぞれ2タイプが用意されている。

取材・文・写真:名畑政治 / Report,Text&Photos:Masaharu Nabata
写真:堀内僚太郎、江藤義典 / Photos:Ryotaro Horiuchi(Part.1),Yoshinori Eto(Part.3)
協力:スウォッチ グループ ジャパン ロンジン事業部


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