メインコンテンツに移動
ブランドニュース グランドセイコー(Grand Seiko) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2480.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2496.jpg

 セイコーウオッチ株式会社のグランドセイコー「エボリューション9 コレクション SLGW003」が、2025年「レッドドット・デザイン賞」のプロダクトデザイン部門において、最高賞「Best of the Best」を受賞しました。


《レッドドット・デザイン賞とは》

 1955年から開催されている世界的に権威あるデザイン賞です。主催はドイツ・エッセンを拠点とする「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」で、3つの分野から成り立っています。その中のプロダクトデザイン部門には、51のカテゴリーがあり、デザインの革新性、人間工学、機能性、耐久性、エコロジーなど9つの基準から審査され、その年の最も優れた製品を選出します。2025年度は、世界60か国以上から7,900点以上の製品の応募がありました。その中から選ばれた作品は「レッドドット・デザイン賞」、さらに最高賞には「Best of the Best」が贈られます。

/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1295.jpg

《審査委員による評価コメント》

エボリューション9 コレクション SLGW003
「構成部品のプロポーションから、仕上げやポリッシュなどの細部に至るまで、すべてが信じられないほどバランスよく調和した稀有な時計で、グランドセイコーが数十年にわたり培ってきたデザイン文法が、この時計において最高の形で表現されています」


 受賞作のダイヤルは、グランドセイコーの機械式モデルの製造地である「グランドセイコースタジオ 雫石」と同じ岩手県にある平庭高原に自生する白樺の木からインスピレーションを得ています。凹凸が不規則に連なる樹皮の美しさを、精緻な型打模様で表現しました。エボリューション9 コレクションに属する本作のデザインは、1967年に発表された「44GS」により確立したグランドセイコースタイルを継承し進化させた「エボリューション9 スタイル」に導かれています。ザラツ研磨による歪みのない鏡面仕上げと繊細なヘアライン仕上げが交互に施され、エボリューション9 スタイルの特徴である調和のとれた輝きを放ちます。

/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1106.jpg

《担当デザイナーのコメント》

「エボリューション9 コレクションは堂々としたプロポーションが大きな魅力です。今回のモデルでは、ドレスウオッチならではの繊細さと、このコレクションの力強さをどう両立させるかが、デザイン上の大きなチャレンジでした。特にケース側面の面構成には細心の注意を払い、腕に自然に沿う緩やかなカーブと低重心の設計により、見た目の美しさだけでなく、抜群の着け心地を実現しています」


 Watches and Wonders Geneva 2024で発表されたSLGW003は、同年のジュネーブ時計グランプリ「メンズウオッチ」部門にもノミネートされました。新開発の手巻ムーブメント「9SA4」は、毎秒10振動と最大80時間のパワーリザーブを実現。巻き上げ時の触覚・聴覚・視覚すべてに細心の注意を払い、手巻ならではの豊かな体験を目指して開発されました。

/sites/default/files/newsImage1/s01_1251.jpg

Evolution 9 Collection
手巻メカニカルハイビート36000 80 Hours

Ref:SLGW003
ケース径:38.60mm(りゅうず含まず)
ケース厚:9.95mm
ケース素材:ブリリアントハードチタン
ストラップ:クロコダイル、ワンプッシュ三つ折れ方式中留
防水性:日常生活用防水(3気圧)
ムーブメント:メカニカル 手巻、Cal.9SA4、約80時間パワーリザーブ(最大巻上時)、毎時36,000振動、47石、平均日差+5秒~-3秒
仕様:時・分・秒表示、パワーリザーブ表示機能、耐メタルアレルギー、シースルーバック 価格:1,529,000円(税込)

表示
ブランドニュース ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2479.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2495.jpg

 夜空の美しさと神秘に敬意を表し、ヴァシュロン・コンスタンタンが12星座とその星の配列でそれぞれ構成された「メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて」を、2025年の新作として発表しました。星座とそれぞれの星の配列を手作業のギヨシェ彫りで描いた12種類のダイヤルに、ダイヤモンドの星が輝きます。エレガントな39mmのホワイトゴールド製ケースにブルーダイヤルと調和するバゲットカット ブルーサファイアをセットし、トゥールビヨンを備えた超薄型自動巻きムーブメントのキャリバー2160を搭載しています。


装飾における美の探求:手作業で行うギヨシェ彫りとジェムセッティング

「メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて」は、ギヨシェ彫りとジェムセッティングという工芸におけるヴァシュロン・コンスタンタンのノウハウを讃えるタイムピースです。1755年の創業以来、メゾンはこうした芸術的な手仕事の技を次世代へと継承し、今日も美と洗練された美学の探求を続けています。

 12種のダイヤルそれぞれに、星座とその星の配列を手作業によるギヨシェ彫りで描き、主な星の位置にブリリアントカット ダイヤモンドを配しています。人物をモチーフとする4つのサイン(双子座、乙女座、射手座、水瓶座)にはギヨシェ彫りに加えて、オパーリン仕上げのディテールを施しています。ギヨシェ彫りによって形象的なモチーフを描く技法は、ヴァシュロン・コンスタンタンの熟練ギヨシェ職人が考案したものです。抽象的な模様を描く従来のギヨシェ彫りの枠を越え、より緻密で具体的な表現を可能にしたこの技法は、伝統工芸を具象芸術へと昇華させています。この革新的な技法では手先の器用さが求められ、わずかな狂いも許されません。手作業のギヨシェ彫りによって細かな直線で埋めつくした三角形を、さまざまな角度で配置することでモチーフを表現しています。1つの星座を完成させるだけでも、職人は約16時間を費やして多大な集中力と精密な作業を注ぎます。

 ダイヤルのブルーを引き立てると同時に、ヴァシュロン・コンスタンタンが自社に擁するメティエ・ダール工房のジェムセッティング技巧を物語るのが、ベゼルとリュウズ、ラグ、バックルにセットした計96個(約3.87カラット)のバゲットカット ブルーサファイアです。これらのジェムセッティングには、約27時間もの作業時間が費やされました。ベゼルに採用したチャンネルセッティングは、平行に走る2本レールの間に宝石を並べて留める技法で、宝石の間に地金を必要としません。サファイアはまるで浮かんでいるように見え、ダイヤルの周りに途切れることのない光の輪を描きます。バゲットカット サファイアの直線的な形状と、ギヨシェ彫りのモチーフを構成する細かなラインに合わせ、ホワイトゴールド製のアプライド・インデックスは表面にリブ模様を施しています。

 ダイヤルの組み立ては8つの工程に分かれ、入念に調整された複雑なプロセスを伴います。それぞれの職人は、先行して作業した職人の成果を損なうことがないよう配慮する必要があり、そのために難易度が増します。工程はダイヤルのベース製作から始まり、18Kゴールド製の薄いディスクに星座と星の配列の輪郭を描きます。次に、ダイヤル全体にサンバースト仕上げを施し、人物をモチーフとする4つの星座ではオパーリン仕上げのディテールを加えます。次に星の配列を描く手作業のギヨシェ彫りはこの工程が完了して初めて、トゥールビヨンの開口部を繰り抜くことができます。その後、ダイヤルをブルーに着色します。そして、星と星を結ぶ線を、ゴールドのダイヤルベースが細い線となって露出するように機械加工を施します。完了後、ダイヤル全体に保護用のニスを施します。最後のディテールは、ミニッツトラックとセコンドトラック、またヴァシュロン・コンスタンタンの名を記すためのスタンプによる転写です。ホワイトゴールド製のアプライド・インデックスとメゾンを象徴するマルタ十字を配置し、最後に星座の主な星を示すダイヤモンドのセッティングを行います。コンステレーション(星座)という言葉の起源であるラテン語のコンステラシオは、「星々を飾った」とも訳すことができ、ディテールと美しく響き合います。

/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1294.jpg

高級時計製造の機構と仕上げ:精巧に作り上げた超薄型トゥールビヨンムーブメント - キャリバー2160

 270年にわたり、ヴァシュロン・コンスタンタンは技術的専門知識と高度な職人技、そして仕上げの融合を礎として、時計製造の卓越性を探求しています。高級時計製造のムーブメントと手作業で装飾を施した緻密なダイヤルを組み合わせた「メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて」シリーズは、この哲学を究極の形で体現しています。

 188個もの部品で構成しながら、わずか5.65mmという薄さを実現した自動巻きトゥールビヨン・ムーブメントのキャリバー2160は、メゾンの超薄型コンプリケーション・ムーブメント製造における卓越性を証明し、機械技術とエレガンスに対する飽くなき探求を物語っています。

 2.5Hz(毎時18,000振動)で動作するこのムーブメントは、時・分表示に加え、トゥールビヨン・キャリッジによって表示するスモールセコンドを備えています。

 主ゼンマイを巻き上げて80時間のパワーリザーブを確保する22Kゴールド製ペリフェラルローターを採用したことで、緻密な仕上げを施したムーブメントを存分に鑑賞することができます。地板に施したペルラージュ仕上げを、手作業の面取り仕上げとコート・ド・ジュネーブ装飾を施したブリッジ、ペルラージュ仕上げのローター、面取り仕上げとポリッシュ仕上げを施したスクリューが引き立てます。ダイヤル側では、青焼き加工のスクリューと、手作業でポリッシュ仕上げを施したトゥールビヨン・バー、マルタ十字を象ったトゥールビヨン・ケージがコントラストを生み出します。

 すべての「メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて」はジュネーブ・シールを取得しており、原産地、計時精度、ムーブメントの機能的および装飾的部品に対する高品質の仕上げを保証します。

/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1105.jpg

星座と星の配列に敬意を表して

 太古の昔から、人類は夜空の美しさと神秘に魅了されてきました。古代の観測者たちは、宇宙を司るリズムと天体のパターンを、当時の世界観や文化的信条に基づいて読み解こうと試みました。遡ること5,000年前、青銅器時代のメソポタミアで、天文学者らは星々を特徴的なグループに分けられることに気づきました。そして星を線で結んでは、動物や神話上の人物、さまざまな物に見立てて名前を付けていたのです。のちに古代ギリシャおよびローマの人々は、この星座の多くを彼らの神話と結び付けました。その名前の多くは今日でも用いられています。中国やインド、アメリカ先住民など、異なる文化においては、それぞれの信条を反映した独自の夜空の解釈と星座が生まれています。

 古代から知られる星座に後世になって発見されたものが加わり、現在では88の星座が公式に認識されています。そのうち36星座が北半球に、52星座が南半球にあります。前者は、早くも2世紀の時点で古代ギリシャ・ローマの天文学者プトレマイオスがまとめ上げていましたが、後者は大航海時代のオランダ人航海士が16世紀後半に星図の作成に取り掛かるまで、特定されていませんでした。

 この88星座のうち、西洋占星術で扱う12星座は、黄道面(地球から見た太陽の見かけ上の通り道)に沿って位置しています。太陽が星座を通過する周期は季節と連動していることから、古代の文化ではこの周期を、のちに「1年」と定義される期間を認識するために用いられました。今日でも占星術では12星座を、季節のサイクルの特定の時期と結び付けています。占星術の12星座を指すゾディアックという言葉は、古代ギリシャ語で「動物の輪」を意味するゾイディアコスに由来します。

 星座とその星の配置をテーマとした本作の製作にあたり、メゾンは起源となる神話の魅力を表現するとともに、天文学と占星術の間にある古来の密接なつながりに敬意を表します。バビロニアと古代エジプトでは、天文現象を予測する天文学者は、それを解釈する占星術師の役割をも果たしていました。17~18世紀までこの2つの職業は一体であり、偉大な天文学者であるガリレオ・ガリレイやヨハネス・ケプラーも占星術に通じていました。

 12星座とそれに結び付いた星の配列を讃える「メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて」は、2021年にヴァシュロン・コンスタンタンのレ・キャビノティエ工房が製作したユニークピース「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン・スカイチャート - 獅子座ジュエリー」に着想を得ています。

 ギヨシェ彫りで形象的に描いた獅子座に、ダイヤモンドをセットした星座を重ねたダイヤルは、メゾンの芸術表現を新たな領域へと導きました。

 天体というテーマは、創業初期からメゾンの中心的要素でした。天文現象が計時に与える影響を探求し、類いまれな専門性を培ってきただけでなく、メゾンは12星座を描いた審美的で形象的な作品においても豊かな伝統を有しています。

 特筆すべき例の1つが、1927年にヴェルジェ・フレールと協働で製作したアールデコ様式の卓上時計です。ゴールド、オニキス、ロッククリスタル、ラピスラズリを用い、12星座が精緻に描かれています。1996年には、「メルカトル」コレクションとして、中国の十二支をポリクロムエナメル加工でダイヤルに描いたリファレンス43050を発表。2012年には、「中国干支の伝説」シリーズが登場しました。12年の周期で発表するこのシリーズは巳年から始まり、以降毎年の干支をモチーフとした作品が誕生しています。星座や星の配列は、2017年の「メティエ・ダール・コペルニク・スフェール・セレスト」にも登場しています。2005年に創業250周年を記念して製作したミステリークロック「レスプリ・デ・キャビノティエ」では、ダイヤルをぐるりと囲むように、12星座をグラン・フー・エナメルのミニアチュール・ペイントで描いています。近年では、「アストロノミカ」(2014年)、リファレンス57260(2015年)、「ザ・バークレー・グランドコンプリケーション」(2024年)などのユニークピースに12星座のカレンダーを採用しています。

/sites/default/files/newsImage1/s01_1250.jpg

「メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて -」
リファレンス一覧

牡羊座 6007A/000G-H042
牡牛座 6007A/000G-H043
双子座 6007A/000G-H044
蟹座  6007A/000G-H045
獅子座 6007A/000G-H046
乙女座 6007A/000G-H047
天秤座 6007A/000G-H048
蠍座  6007A/000G-H049
射手座 6007A/000G-H050
山羊座 6007A/000G-H051
水瓶座 6007A/000G-H052
魚座  6007A/000G-H053

/sites/default/files/newsImage2/s02_674.jpg

Métiers d'Art Tribute to The Celestial
メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて -

ケース径:39.0mm
ケース厚:10.7mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド
防水性:3気圧(30m)
ストラップ:ダークブルーのアリゲーターレザー、18Kホワイトゴールド製フォールディングクラスプにバゲットカット サファイア16個(約0.53カラット)をセット
ムーブメント:自動巻き、Cal.2160、約80時間パワーリザーブ、毎時18,000振動(2.5Hz)、30石
仕様:時・分表示、トゥールビヨン・キャリッジ上にスモールセコンド、ベゼルとラグとリュウズにバゲットカット サファイア計96個(約3.87カラット)をセット、18K(5N)ゴールド製の文字盤に占星術の12種と対応する星座を描いた手作業によるギヨシェ彫りのモチーフおよびブリリアントカット ダイヤモンドをセットした星々、リブの質感を施した18Kホワイトゴールド製アプライドインデックス、2面ファセット仕上げの18Kゴールド製剣型時・分針、サファイアクリスタルのシースルーケースバック
限定:限定生産モデル、ブティック限定
価格:要お問い合わせ

表示
ブランドニュース ザ・シチズン(The CITIZEN) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2478.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2494.jpg

 2025年の新作としてシチズン時計株式会社が、時計の本質を追求し、卓越した精度を誇る高品質ウオッチ「The CITIZEN(以下、ザ・シチズン)」の誕生30周年を記念した限定モデルを2025年8月7日に発売します。デュラテクトDLCを施した漆黒のケースに「叢雲絞り染め」を施した土佐和紙文字板が映える、「The CITIZEN」30周年記念限定モデル【希望小売価格 484,000円(税込)、世界限定300本、特定店限定モデル】です。
※価格、発売日、限定数量は予定です。

 1995年に人生に寄り添う時計として誕生した「ザ・シチズン」は2025年に30周年を迎えました。ブランド誕生30周年を記念し、「叢雲絞り染め」技法で染めあげた藍染和紙を文字板に用いた数量限定モデルが発売されます。

「叢雲絞り染め」は生地を圧縮してシワを作り出し、染めムラ模様を表現する伝統的な染色技法です。ランダムにしわを寄せた状態の和紙を藍染することで出来上がる本モデルの文字板には、ひとつとして同じものがありません。シワの間隔や強弱による藍の濃淡が織りなす美しい模様が、まるで空の雲を写し取ったかのような幻想的な印象です。

 デュラテクトDLCが施されたスーパーチタニウム™ケースの艶のあるブラックカラーがこの文字板を引き立てます。ブルーカラーのバンドは、LWG(レザーワーキンググループ)認証を受けたタンナー(製革業者)によるワニ革が用いられています。

 本モデルには、年差±5秒という高精度を誇る光発電エコ・ドライブ ムーブメントが搭載されています。また、文字板、りゅうず、裏ぶたに配されたイーグルマークは、「常に先を見据え、理想を追求する」「身に着ける方に永く寄り添う」という「ザ・シチズン」の2つの意思を表しています。

/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1293.jpg

【商品特長】

■ 叢雲絞り染めを施した幻想的な土佐和紙文字板
 光を透過する素材として古くから障子や行灯などに用いられてきた和紙は、光発電エコ・ドライブの文字板に適した素材であり、その独特の風合いは日本古来の美意識を繊細に表現できる素材でもあります。本モデルの和紙文字板は藍染の伝統技法“天然灰汁発酵建て”(てんねんあくはっこうだて)で手染めされています。藍の濃淡が織りなす美しい模様が特長の本モデルの文字板は、ランダムにしわを寄せた状態の和紙を藍染することで仕上げられるため、同じものはふたつとありません。あたかも叢雲の浮かぶ空のような幻想的な雰囲気が魅力です。

■ パーペチュアルカレンダー搭載の年差±5秒高精度ムーブメント
 定期的な電池交換が不要の光発電エコ・ドライブで、年差±5秒という高精度を誇るムーブメントを搭載しています。「ザ・シチズン」の日付つき年差精度のエコ・ドライブ時計は全て、2100年2月28日までうるう年などの月末カレンダー修正が不要なパーぺチュアルカレンダーを搭載しているのが特長です。さらに、強い衝撃などによる針ズレから守るシチズン独自の衝撃検知機能や、たとえ針ズレが生じた場合でも自動修正する針自動補正機能、0時ジャストカレンダー更新機能を備えています。

■ スーパーチタニウム™のケース
 シチズン独自のスーパーチタニウム™は、「軽量(ステンレスより約40%軽い)」「硬い(ステンレスの約5倍の硬度)」「錆びにくい」「肌に優しい」という腕時計に最適な素材です。本モデルのケースは艶のあるブラックカラーと滑らかな手触りが特長のデュラテクトDLCにより、美しい輝きを長く保ちます。

■「ザ・シチズン」のシンボル「イーグルマーク」
 文字板やりゅうず、裏ぶたには「ザ・シチズン」のシンボルである「イーグルマーク」が配されています。1,000m先の獲物をも見つけられる卓越した視力を持つ鷲は、未来を見据えて行動する「先見性」の象徴であると同時に、古来、人とパートナーシップを築く生き物です。イーグルマークは、「常に先を見据え、理想を追求する」「身に着ける方に永く寄り添う」という「ザ・シチズン」の2つの意思を表す証です。

/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1104.jpg

■ きめ細やかなサービスを提供する「シチズン オーナーズクラブ」
「ザ・シチズン」は、ユーザーとのコミュニケーションを大切にしています。「シチズン オーナーズクラブ」に登録いただくことで、購入後のお客さまからのお問い合わせやご要望に対して、迅速かつ質の高いサービスが提供されます。詳細は以下のURLをご覧ください。
・「ザ・シチズン」のホスピタリティ
https://citizen.jp/the-citizen/special/philosophy/hospitality.html
・シチズンの会員制サービス
https://citizen.jp/support-jp/afterservice/mycitizenowners.html

■ 販売店情報
 この製品は特定店限定モデルです。「シチズン フラッグシップストア」、「シチズン プレミアムドアーズ」及び「シチズン コンセプトショップ」のみの取り扱いです。
・「シチズン フラッグシップストア」
https://citizen.jp/flagshipstore/index.html
・「シチズン プレミアムドアーズ」
https://citizen.jp/premiumdoors/index.html
・「シチズン コンセプトショップ」
https://citizen.jp/conceptshop/index.html

/sites/default/files/newsImage1/s01_1249.jpg

ザ・シチズン 30周年記念限定モデル
高精度年差±5秒 エコ・ドライブ
特定店限定モデル

Ref:AQ4106-26L
ケース径:38.3mm(設計値)
ケース厚:12.2mm(設計値)
ケース素材:スーパーチタニウム™(デュラテクトDLC)
防水性:10気圧
ストラップ:ワニ革(LWG認証)
ムーブメント:光発電エコ・ドライブ、Cal.A060、フル充電時約1.5年可動(パワーセーブ作動時)、年差±5秒
仕様:時・分・秒・日付表示、日付早修正機能、パーペチュアルカレンダー、衝撃検知機能、針自動補正機能、0時ジャストカレンダー更新機能、時差設定機能、充電量表示機能、充電警告機能、過充電防止機能、デュアル球面サファイアガラス(クラリティ・コーティング)、藍染土佐和紙文字板(叢雲絞り染め)、第1種耐磁時計、1年間メーカー保証(「シチズン オーナーズクラブ」登録により最長10年間)
限定:世界限定300本
価格:484,000円(税込)
発売予定:2025年8月7日

表示
ブランドニュース グルーベル・フォルセイ(GREUBEL FORSEY) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2475.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2491.jpg

決定的な最終章

 2025年の新作としてグルーベル・フォルセイが、象徴的なキャリバー「バランシエール コンテンポラン(Balancier Contemporain)」の最後のエディションを発表しました。このタイムピースは、39.6mmのステンレススティール製ケースに収められています。アトリエの歴史の中でこの素材が使われるのは今回でわずか3度目となります。33本限定で製造され、2025年内にすべて製造・納品され、その後このキャリバーは完全に生産終了となり、今後再製造されることはありません。

 単なる最終モデルというだけではなく、このステンレススティール仕様はグルーベル・フォルセイの価値観を体現した、意図的な選択です。ブランドにとって最も希少でエクスクルーシブなケース素材であるステンレススティールを用いることで、バランシエール コンテンポランのレガシーに敬意を表しています。

/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1289.jpg

コンパクトでありながら壮大

 バランシエール コンテンポランは登場時から、大胆にもグルーベル・フォルセイの世界観を39.6mmというコンパクトなフォーマットに凝縮し、時計界の常識を覆しました。この最終エディションも、その技術的・美学的偉業を完全に継承しています。ドーム型サファイアクリスタルの下には、ゴールド製の多層構造ダイアルが広がり、質感と仕上げのコントラストが魅力を引き立てます。ブルーのサンバースト仕上げの時表示リングを中心に、深みのあるブルーの分表示と、スモールセコンドおよびパワーリザーブのセクター表示がバランスよく配置されています。6時位置の大きな開口部からは、グルーベル・フォルセイが独自に開発した直径12.6mmのテンプが覗き、その下にはフラットブラックポリッシュ仕上げのゴールドプレートが配され、奥行きと反射の美しさを演出します。

 ムーブメントは256個の部品から構成され、すべてが最高水準の手仕上げによって完成されています。ニッケルシルバー製のブリッジには、手作業によるフロスティングやペルラージュ、鏡面仕上げの面取り、ストレートグレインの側面、そしてこのエディション限定のブルー処理が施されています。テンプ受けは、時計製造において最も難易度の高い仕上げのひとつであるフラットブラックポリッシュ仕上げのスチール製で、光を完璧に反射する手磨きのエッジが特徴です。テンプの下のゴールドプレートは、磨き上げられたブラックポリッシュ仕上げの表面が技術と構造美を融合しています。

 ムーブメント裏面には、グルーベル・フォルセイの哲学を象徴するキーワードがレリーフ彫りされたブラックポリッシュ仕上げのゴールドプレートが配置されています。装着者の目には触れませんが、その仕上げには一切の妥協がありません。オリーブ型のルビーはゴールド製シャトンに収められ、手作業で完璧に面取りされています。すべてのネジ頭はブラックポリッシュ仕上げと面取りが施され、歯車の歯先はひとつひとつ手で磨かれています―このような処理は、最高峰の時計においても極めて稀です。可視・不可視を問わず、すべての部品一つ一つが小さな芸術作品として扱われています。

/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1101.jpg

終わり、そして始まり

 このタイムピースはバランシエール コンテンポラン キャリバーを搭載した最後のモデルですが、それと同時に、新たな方向性の幕開けでもあります。グルーベル・フォルセイはこのエディションをもって、小径タイムピースに焦点を当てた次なる章を開きます。今後数年にわたり、この創造的な流れはさらに進化し、機械美、比率、エレガンスの新たな次元を切り拓いていきます―妥協なき姿勢のもとに。

 このステンレススティール製のバランシエール コンテンポランは、堂々たる終章であり、揺るぎない新たな出発点でもあるのです。

/sites/default/files/newsImage1/s01_1246.jpg

Balancier Contemporain
バランシエール コンテンポラン

Ref:P01369
ケース径:39.60mm
ケース厚:12.25mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:3気圧(30m)
ムーブメント:手巻き、72時間パワーリザーブ、毎時21,600振動、33石
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)表示、パワーリザーブ表示
限定:33本
価格:要お問い合わせ

表示
ブランドニュース ブラックアウト ウォッチ(BLACKOUT WATCHES) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2477.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2493.jpg

 スイス時計ブランド「BLACKOUT WATCHES」が日本に初上陸。2025年7月上旬より、阪急メンズ東京 FORTUNE TIME、オンラインストア Fortune Squareにて日本国内での先行販売が開始されています。


カスタマイズから革命へ ― BLACKOUT WATCHESとは

 2006年に誕生し高級時計のカスタマイズを手がけるブランドとして、多くの時計愛好家の支持を集めてきた「BLACKOUT WATCHES」。2022年に新たにブランドのオーナーになった、時計製造に情熱を注ぐ2人の時計愛好家、エティエンヌとティム。彼らが思い描いたのは、「誰もが手にできる、本物の高級時計」というシンプルでありながら革命的な夢でした。それは、高級時計製造のコードをより手の届きやすいレベルにするという、シンプルなアイデアから生まれました。そして、その夢、アイデアが形になったのが、「XP1 トゥールビヨン」です。


腕時計の世界三大複雑機構のひとつ“トゥールビヨン”

 高級時計の象徴的なものとして、腕時計の三大複雑機構の一つとされるトゥールビヨンがあります。フランス語で「渦巻き」を意味し、重力の影響を均一化して精度を高めるためにアブラアン・ルイ・ブレゲによって開発された高度な機構ですが、美しい仕上げと複雑機構ゆえ簡単には手の届かない価格となっています。一方、近年では手ごろな価格のアジア製トゥールビヨンが存在しています。

「BLACKOUT WATCHES」は、独自のアプローチで、高品質かつアフォーダブルなトゥールビヨンウオッチを実現させました。

/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1292.jpg

XP1 Tourbillon ― 誰もが手にできる高級トゥールビヨン

 簡単には手の届かないスイス製のトゥールビヨン、手ごろな価格のアジア製のトゥールビヨンという、この二つの選択肢のギャップを埋めるために、BLACKOUT WATCHESは独自のアプローチを採用しています。

 高品質のアジア製トゥールビヨンを輸入し、それをスイス・ジュネーブの自社工房で熟練の職人達の手により再構築するのです。

 部品はスイスの自社工場で徹底的に検査され、必要に応じて加工された後、現地で組み立てられます。このプロセスにより、手の届く価格でありながら、スイス製の高級トゥールビヨンにも匹敵するクオリティを実現させました。

 これこそが、XP1 トゥールビヨンなのです。

 軽量かつ強度の高いカーボンケースモデルには鍛造工程でルミノバパウダーを組み込むことで暗闇で光るユニークなデザインを実現しています。風防にはサファイアクリスタルが採用され、スケルトン仕様のダイヤルからは時計とトゥールビヨンの動きをじっくりと眺めることができます。ケースバックにもサファイアクリスタルを採用し、時計の機構をじっくりと眺めることができます。

 ラグジュアリー且つスポーティーでエッジの効いたデザインを目指し、ケースサイドにはネジが取り付けられています。耐熱性、耐寒性、耐汚染性に優れたFKMラバー(フッ素ゴム)ストラップにフォールディングバックルを採用、装着にストレスなく高い快適性を備えています。クイックチェンジ式でストラップの交換も容易です。

/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1103.jpg

Watch Making ― 熟練の技術が支える、確かな品質

 この特別な時計の製造を支えるのは、マスターウォッチメーカーのデイビッドです。デイビッドがマスターウォッチメーカーに就任したことで「BLACKOUT WATCHES」にオリジナルウォッチ製作の道が拓けます。有名高級メゾンで経験を積んできた彼は、現在、「BLACKOUT WATCHES」の製造部門およびアフターサービス全体を統括しています。26の主要時計ブランドから公式認定を受けており、その技術力は業界内でも高く評価されています。ジュネーブの工房では、彼とそのチームが以下のような工程を経て、全ての時計を一つ一つ仕上げています。


チューンナップの一例
・マイクロスコープを使用した精密検査
・ターゲットを絞ったストレステストによる弱点の特定と補強
・ネジの交換とアップグレード
・必要に応じた特定の部品の交換・補強

 これらの工程より、優れた顧客満足度が実現し、XP1 トゥールビヨンの信頼性が証明されています。


阪急メンズ東京 FORTUNE TIME、オンラインストア Fortune Squareでの先行販売が開始

 独自の編集で腕時計をセレクトした専門店、阪急メンズ東京「FORTUNE TIME」並びに、オンラインストア Fortune Squareにて日本国内での先行販売が開始されています。

「FORTUNE TIME」では、「BLACKOUT WATCHES」のデビューフェアを開催。2025年7月4日(金)~8月5日(火)で開催されるデビューフェアは、コレクションの魅力を堪能できる貴重な機会となっています。

・阪急メンズ東京 FORTUNE TIME
所在地:東京都千代田区有楽町2丁目5-1阪急メンズ東京B1F
TEL:03-6252-5448(直通)

・腕時計専門 Fortune Square
https://josawa-watch-store.com/

/sites/default/files/newsImage1/s01_1248.jpg

XP1 Tourbillon LT(Luminescent Tourbillon)

ケースサイズ:44.0×52.0mm
ケース厚:14.8mm
ケース素材:UAC Forged Carbon(ルミノバ鍛造カーボン)
防水性:10ATM
ストラップ:プレミアムラバー(FKMラバー)、フォールディングバックル
ムーブメント:手巻き、72時間パワーリザーブ
仕様:時・分表示、ツインバレル フライングトゥールビヨン、時分針とインデックスにスイス製スーパールミノバ塗布、サファイアクリスタルバック
価格:698,500円(税込)~

/sites/default/files/newsImage2/s02_673.jpg

XP1 Tourbillon TI

ケースサイズ:44.0×52.0mm
ケース厚:14.8mm
ケース素材:グレード5チタン
防水性:10ATM
ストラップ:プレミアムラバー(FKMラバー)、フォールディングバックル
ムーブメント:手巻き、72時間パワーリザーブ
仕様:時・分表示、ツインバレル フライングトゥールビヨン、時分針とインデックスにスイス製スーパールミノバ塗布、サファイアクリスタルバック
価格:599,500円(税込)~

表示
ブランドニュース ブレゲ(BREGUET) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2476.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2492.jpg

 1775年、アブラアン-ルイ・ブレゲによって創業されたブレゲは、その革新性と高級時計製作の技術により、250年にわたり伝統と現代性を融合させてきたメゾンです。創業250周年を迎える2025年、その過去の豊かな遺産にスポットライトを当て、長い歴史の中で培った卓越性を祝したプロモーションがザ・ステージにて開催されます。

「Les Tiroirs du Temps(時の引き出し)」と名付けられたエキシビションは、先見性のあるアイデア、それをカタチにした人々、そして時計製造の未来を描き続ける人々に敬意を表しています。それぞれの引き出しは、アブラアン-ルイ・ブレゲや他の時計職人たちが抱いてきた問いかけです。これらは、時計製造の歴史における技術的、哲学的な挑戦をあらわしています。

/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1291.jpg

 会場では、4月より発表された新作のアニバーサリーモデルが一堂にご覧いただけるとともに、2025年6月26日に発表されたばかりのブレゲ初のフライング・トゥールビヨン「クラシック トゥールビヨン シデラル 7255」(世界限定50本)が日本初披露されます。ブレゲのあたらしい技巧を盛り込んだアヴェンチュリンエナメルダイヤルは星空にきらめく星々を思わせ、星や星座、宇宙空間に関連するワード Sideral(シデラル)を演出します。その商品コンセプトは、星々の世界、天体運行の正確性、太陽ではなく恒星の定位置に基づく時間測定と結びつき、宇宙とその法則に結びついた、より厳密な時間の概念を示唆するというものです。

「クラシック トゥールビヨン シデラル 7255」のみならず、伊勢丹新宿店先行予約の新しいクラシックコレクションも用意されています。みなまさのお越しをお待ちしています。

/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1102.jpg

「Les Tiroirs du Temps ~時の引き出し~」
開催日時:2025年7月16日(水)~7月22日(火)
開催会場:伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ
《お問い合わせ》伊勢丹新宿店 本館5階 ウォッチ/ブレゲ 電話 03-3352-1111(大代表)

/sites/default/files/newsImage1/s01_1247.jpg

Classique Tourbillon Sidéral 7255
クラシック トゥールビヨン シデラル 7255

ケース径:38.03mm
ケース素材:18Kブレゲゴールド
防水性:3気圧
ムーブメント:手巻
仕様:オフセンターの時・分表示、トゥールビヨンのキャリッジ上にスモールセコンド、グラン・フー エナメル アベンチュリン文字盤
限定:世界限定50本
価格:31,042,000円(税込)

/sites/default/files/newsImage2/s02_672.jpg

クラシック 5177

ケース径:38.0mm
ケース素材:18Kローズゴールド
防水性:3気圧
ムーブメント:自動巻
仕様:時・分・秒表示、ブラックのグラン・フーエナメルダイヤル
価格:4,103,000円(税込)

表示
大丸 京都店 6階宝飾・時計サロン(R0398) カテゴリなし /sites/default/files/tenpoContentThumbnail/title_322.jpg ブライトリング フェア 2025年7月12日(土)~8月3日(日)|京都府:大丸 京都店 6階宝飾・時計サロン

ブライトリング フェア
2025年7月12日(土)~8月3日(日)
京都府:大丸 京都店 6階宝飾・時計サロン

この度、大丸京都店6階時計サロンにて、ブライトリング フェアを開催いたします。

ブライトリングは、1884年にレオン・ブライトリングがサンティミエのヌーヴ広場1番に最初の工房を開設したのが始まりです。航空用計器のパイオニアとして様々な分野で活躍してきました。
エレガントからスポーティーまで様々な場面で使える信頼性の高いブランドです。
今年の夏の新作、スーパーオーシャンヘリテージを中心にご用意しております。また定番のナビタイマー、クロノマットから日本限定モデルなども多数ございます!
さらにブライトリングの腕時計をお買い上げのお客様にはブライトリングオリジナルノベルティをご用意しております。
ぜひこの機会に大丸京都店6F時計サロンにお立ち寄りくださいませ。
*売り切れの際はご容赦くださいませ。


ブライトリング フェア 詳細

開催期間:2025年7月12日(土)~8月3日(日)
開催会場:大丸 京都店 6階宝飾・時計サロン


【購入特典】
ご購入の方にブライトリング・オリジナルノベルティプレゼント

ブライトリング フェア おすすめモデル

  • ブライトリング フェア

    最新のスーパーオーシャン ヘリテージはオリジナルが持っていた個性をさらに際立たせ洗練を重ねています。今回のコレクションではブライトリング初の自社製自動巻き3針ムーブメントであるB31自動巻きキャリバーを搭載。
    スーパーオーシャン ヘリテージ B31 オートマチック40
    Ref.AB3110241B1A1
    ケース径:40mm
    ケース素材:ステンレススチール
    防水性:200m
    ムーブメント:自動巻き、約78時間パワーリザーブ
    価格:951,500円(税込)

  • ブライトリング フェア

    最新のスーパーオーシャン ヘリテージはより薄型でケースに一体化したメッシュのメタルブレスレットおよびメッシュ 風ラバーストラップは防水性の高いフィット感を実現。フォールディングクラスプを備えシームレスな仕上がりとなっています。
    スーパーオーシャン ヘリテージ B31 オートマチック40
    Ref.AB3110361L1S1
    ケース径:40mm
    ケース素材:ステンレススチール
    防水性:200m
    ムーブメント:自動巻き、約78時間パワーリザーブ
    価格:902,000円(税込)

  • ブライトリング フェア

    スーパーオーシャン ヘリテージはオリジナルからの伝統といえます。特徴的な槍と矢の形をした針回転ベゼルそして自然な美しさを持つバランスの取れたプロポーションは海を愛し同時にスタイルも重視する冒険家たちを惹きつけました。その哲学はスーパーオーシャンヘリテー ジにしっかりと受け継がれてきました。1950年代のスピリットを宿しながら現代的に仕上げられています。
    スーパーオーシャン ヘリテージ オートマチック 42
    Ref.AB3111161C1A1
    ケース径:42mm
    ケース素材:ステンレススチール
    防水性:200m
    ムーブメント:自動巻き、約78時間パワーリザーブ
    価格:951,500円(税込)

  • ブライトリング フェア

    最新のスーパーオーシャン ヘリテージは6時位置にさりげなく配された日付表示が調和の取れた構成を生み出し時針には矢印分針には槍型を採用した個性的なデザインとシャープなインデックスによりミッドセンチュリーのオリジナルモデルがダイバーに必須だった理由でもある一目で読み取れる視認性を維持しています。
    スーパーオーシャン ヘリテージ オートマチック 42
    Ref.AB3111241B1S1
    ケース径:42mm
    ケース素材:ステンレススチール
    防水性:200m
    ムーブメント:自動巻き、約78時間パワーリザーブ
    価格:902,000円(税込)

  • ブライトリング フェア

    2025年に新たに発売されたトップタイム B31はブライトリングのマニュファクチュールムーブメントB31のデビューを飾るモデルです。トップタイムのDNAを受け継ぐ38mmケースはあらゆる手首にフィットする完璧なスタイルを実現します。
    トップタイム B31
    Ref.AB3113281A1X1
    ケース径:38mm
    ケース素材:ステンレススチール
    防水性:10気圧防水
    ムーブメント:自動巻き、約78時間パワーリザーブ
    価格:819,500円(税込)

  • ブライトリング フェア

    トップタイム B31はレトロな美学とモダンなエッジを融合させたモデルです。その文字盤のデザインはクラシックカーのダッシュボードクロックに着想を得ており38mmのケースはヴィンテージのプロポーションと現代的なデザインのバランスを絶妙に保っています。
    トップタイム B31
    Ref.AB3113171L1A1
    ケース径:38mm
    ケース素材:ステンレススチール
    防水性:10気圧防水
    ムーブメント:自動巻き、約78時間パワーリザーブ
    価格:869,000円(税込)

  • ブライトリング フェア

    この日本限定モデルは人気のアイスブルーとマザーオブパールの出会いにより生まれました。航空機の窓から望む雲海のような光り輝く雪原ような爽やかな煌めきに心が洗われます。搭載されるのはもちろんマニュファクチュール・クロノグラフ ブライトリング キャリバー 01。
    ナビタイマー B01 クロノグラフ 41 ジャパン・エディション
    Ref.AB0139211C2A1
    ケース径:41mm
    ケース素材:ステンレススチール
    防水性:3気圧防水
    ムーブメント:自動巻き、約70時間パワーリザーブ
    価格:1,463,000円(税込)

  • ブライトリング フェア

    70年前の発売以来ブライトリングのアイコンには数多くのモデルが製造されてきましたがこのナビタイマーはその最もクラシックな特徴を保ちながらも現代に即した改良を加えています。平らにした回転計算尺とドーム型クリスタルでよりスリムな外観を実現しております。
    ナビタイマー B01 クロノグラフ 43
    Ref.AB0138241C1A1
    ケース径:43mm
    ケース素材:ステンレススチール
    防水性:3気圧防水
    ムーブメント:自動巻き、約70時間パワーリザーブ
    価格:1,342,000円(税込)

  • ブライトリング フェア

    ブライトリングのオリジナルパイロットウォッチは、70年間、飛行士にもトレンドセッターにも変わらず愛されてきました。宇宙飛行士や地上のビッグスターたちも身に着けるこのウォッチは、ブライトリングの最もアイコニックなタイムピースであり、史上最も有名なウォッチの一つです。
    ナビタイマー B01 クロノグラフ 43
    Ref.RB0138211B1R1
    ケース径:43mm
    ケース素材:18KRG
    防水性:3気圧防水
    ムーブメント:自動巻き、約70時間パワーリザーブ
    価格:5,879,500円(税込)

  • ブライトリング フェア

    この日本限定モデルはかつてないアイシーなグレー文字盤と同様にこのモデルで初めて採用されたグレーのラバーストラップによる絶妙なカラートーンが特徴。ひときわ際立つ赤いクロノグラフ秒針がスポーティさを加え控えめな違いを好む方に最適な限定モデルです。ケースバックには限定生産本数を表すONE OF 150の刻印がございます。
    クロノマット B01 42 ジャパン リミテッド
    Ref.AB01343B1M1S1
    ケース径:42mm
    ケース素材:ステンレススチール
    防水性:200m防水
    ムーブメント:自動巻き、約70時間パワーリザーブ
    価格:1,248,500円(税込)

  • ブライトリング フェア

    あらゆる要望に応えるブライトリングの万能ウォッチ。 クロノマットはブライトリングの歴史の中で重要な位置を占めるモデルです。チタン製。
    クロノマット B01 42
    Ref.EB0134101M1E1
    ケース径:42mm
    ケース素材:チタン
    防水性:200m防水
    ムーブメント:自動巻き、約70時間パワーリザーブ
    価格:1,765,500円(税込)

  • ブライトリング フェア

    現代的でありながらタイムレスな魅力を備えた小ぶりなクロノマット 28はどんなシーンにも対応する万能スポーツ ・シックウォッチです。 このジャパン・エディションでは12時位置に輝くBマークをゴールドカラーに仕立てました。ブラックのマザーオブパールの文字盤とコントラストをなしトレーサブルなラボグロウン ダイヤモンドと共にいっそう華やかなフェイスを実現。
    クロノマット 28 ジャパン エディション
    Ref.A72310101B1A1
    ケース径:28mm
    ケース素材:ステンレススチール
    防水性:10気圧防水
    ムーブメント:クオーツ
    価格:627,000円(税込)



※価格は2025年7月7日時点の税込表記です。


tenpocontent ブライトリング(BREITLING)
ブランドニュース アイ・ダブリュー・シー(IWC) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2473.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2489.jpg

 2025年の新作として、IWCシャフハウゼンが「ポルトギーゼ・トゥールビヨン・レトログラード・クロノグラフ」を発表しました。100本限定生産のこのウォッチは、フライング・ミニッツ・トゥールビヨン、レトログラード日付表示、そしてフライバック・クロノグラフという、3つの複雑機構が融合したモデルです。43.5mmのケースは、従来のゴールド合金よりも格段に高い硬度を誇る18 ct Armor Gold®です。オブシディアンカラーの文字盤は、透明ラッカーを15層に塗り重ねるなど、複雑な製造工程によって作られています。サファイアガラスの裏蓋からは、ゴールド製ローターを備えたIWC自社製ムーブメント、キャリバー89900を眺めることができます。

 2024年、IWCシャフハウゼンはポルトギーゼ・コレクションに斬新なシグネチャーカラーを含む新しいデザインコードを導入しました。ホライゾンブルー、デューン、オブシディアン、シルバームーンと名付けられたこれらのカラーは、昼と夜の永遠のサイクルと絶え間ない時の流れを反映しています。この度、スイスの高級時計マニュファクチュールであるIWCは、オブシディアンカラーの文字盤を備えた3つの複雑機構を搭載した新モデルを発表しました。

 100本限定生産の「ポルトギーゼ・トゥールビヨン・レトログラード・クロノグラフ」(Ref.IW394009)は、ケース、プッシュボタン、リューズの素材に18 ct Armor Gold®を採用。改良された微細な構造により、この素材は従来のゴールド合金よりも格段に優れた硬度を誇ります。オブシディアンカラーの文字盤は、60もの工程を経て製造される複雑なプロセスを経て生み出されます。透明ラッカーを15層塗り重ねることで、驚くほどの奥行きと、まるで3Dのような立体感が実現されています。文字盤にはゴールドメッキの針とゴールドのアプライド・インデックスが配されます。この時計にはイタリアの高級レザーブランド、サントーニ社製のブラックのアリゲーター・ストラップ(18 ct Armor Gold®フォールディング・クラスプ付き)が組み合わされます。

/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1290.jpg

最先端のフライング・ミニッツ・トゥールビヨン

 トゥールビヨンは、そのデザインの複雑さと見た目の印象的な魅力の両方から、高級時計製造において最も壮麗な複雑機構のひとつとされています。この複雑なメカニズムは、アンクルとガンギ車を小さなケージに収めたもので、これが1分間に1回転します。その連続的な回転により、時計の振動システムに対する重力の影響が軽減され、より正確な歩度をもたらします。6時位置に配されたフライング・ミニッツ・トゥールビヨンは、総重量わずか0.675g、56個のパーツで構成されています。トゥールビヨン停止機構が組み込まれているので、完全に機構を停止させ、秒単位の精度で時刻を調整することができます。アンクルとガンギ車はシリコン製で、IWC独自のダイヤモンド・シェル(Diamond Shell®)テクノロジーを応用したコーティングが施されています。これにより摩擦が低減し、ムーブメント内のエネルギーの流れが改善されることにより、68時間という大きなパワーリザーブが可能となります。


リトログレードのレトログラード日付表示とフライバック・クロノグラフ

「ポルトギーゼ・トゥールビヨン・レトログラード・クロノグラフ」はフライング・ミニッツ・トゥールビヨンに加え、文字盤の9時位置にレトログラード式の日付表示を備えています。小さな針がアーチ型の目盛りで現在の日付を指し示し、月末に達すると、針はスタート位置にジャンプして戻ります。三番目の複雑機構であるフライバック・クロノグラフにより計測された時間と分は、12時位置の積算計に組み合わされて表示されます。フライバック・クロノグラフは、クロノグラフの作動中に非常に素早く計測を再スタートすることができます。クロノグラフ用プッシュボタンを押すと、クロノグラフ針は直ちにゼロにリセットされ、新たな計測を始めます。

「ポルトギーゼ・トゥールビヨン・レトログラード・クロノグラフ」には、375個もの部品から構成される非常に精巧なIWC自社製自動巻きムーブメント、キャリバー89900が搭載されています。サファイアガラスの裏蓋からは、コート・ド・ジュネーブ装飾とペルラージュ装飾が施されたムーブメントを眺めることができます。自動巻き機構のローターはゴールド製です。

/sites/default/files/newsImage1/s01_1245.jpg

Portugieser Tourbillon Rétrograde Chronograph
ポルトギーゼ・トゥールビヨン・レトログラード・ クロノグラフ

Ref:IW394009
ケース径:43.5mm
ケース厚:15.9mm
ケース素材:18 ct Armor Gold®
防水性:3気圧
ストラップ:サントーニ社製のブラックアリゲーター・ストラップ、18 ct Armor Gold®フォールディング・クラスプ
ムーブメント:自動巻き、Cal.89900、毎時28,800振動(4Hz)、42石、68時間パワーリザーブ
仕様:時・分表示、6時位置にフライング・ミニッツ・トゥールビヨン(秒針停止機構付き)、レトログラード日付表示、フライバック・クロノグラフ、オブシディアンカラーの文字盤、ゴールドメッキの針、ゴールドのアプライドインデックス、シースルーケースバック
限定:100本
価格:23,094,500円(税込)

表示
ブランドニュース ローマン・ゴティエ(ROMAIN GAUTHIER) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2474.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2490.jpg

 ジュウ渓谷にベースを置くローマン・ゴティエは、2025年に創業から20年という節目を迎えました。これまでの発展の軌跡を振り返り、ブランドの世界を深く知ることのできるエキシビションが2025年8月29日から8月31日まで日本橋で開催されます。期間中は創業者ローマン・ゴティエ氏も会場で皆さまをお迎えします。

 ローマン・ゴティエ氏は生まれ育ったジュウ渓谷で伝統的な時計製造への情熱を育み、精密工学の専門知識を学び、同時にデザインへの造形を深めてきました。彼のキャリアは時計の部品メーカーからスタートしました。プログラマー兼オペレーターとして働き始めたゴティエ氏は、この会社がヨーロッパにおいて実績の優れた会社へと発展するのに貢献しました。ここでの仕事を通してゴティエ氏は自らの時計、そして高級時計ブランドをゼロから立ち上げることを決意し、その準備としてまず2002年に、自分自身の時計会社設立に対するビジネスプランの論文でMBAを取得しました。

/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1287.jpg

 その後の3年間はオリジナルムーブメントの開発に取り組み、2005年にブランドを立ち上げ、ついに2007年のバーゼルワールドで初の作品「プレステージ HM」を発表したのです。この後、プレステージ HMS(2010)、ロジカル・ワン(2013)、インサイト・マイクロローター(2017)、インサイト・マイクロローター スケルトン(2020)、そしてC by ローマン・ゴティエ(2021)とムーブメントの開発が続いています。

 これらの作品には洗練された伝統的な機構、現代に合わせたモダンなケースやブレスレットの設計、そして極めて優美なオブジェダールなどすべてが含まれており、そのすべてが素晴らしい仕上げの自社製ムーブメントを搭載しています。

 ローマン・ゴティエの時計はどれも職人の高いレベルの手作業によって緻密に仕上げられており、他にはない独自の存在となっています。ムーブメントについては、小さな歯車の製造から全体の組み立てや調整に至るまでの全ての工程、さらにブリッジや地板の面取りや装飾、ダイヤルのエナメル加工まで自社ですべて行っています。

 今回のTokyo エキシビションでは、生産を終了してレガシーとなったプレステージ HMSやロジカル・ワンなどのコレクションと現行コレクションが数多く展示されます。またブランドが誇る高いレベルの仕上げ技術や2025年にオープンする工房についても紹介されます。さらに日本にいながらスイスの雰囲気を味わえるよう、会場では特別に用意されたスイスワインやチーズが振る舞われます。ぜひ、この機会にエキシビションにお出かけください。

/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1099.jpg

ローマン・ゴティエ Tokyo エキシビション 2025
開催期間:2025年8月29日(金)~8月31日(日) 10:00~18:00
     ※8月29日(金)のみ20:00まで
開催会場:日本橋ホール
     東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋三井ビルディング9階

 エキシビションは各日とも2時間ごとの時間枠を設けており、来場をご希望の方は希望日と時間枠を事前にお申込みいただく必要があります。

■ 8/29(金)、8/31(日)のご来場希望の方は、日本公式ウェブサイトからお申込みください。
  https://romaingauthier.jp/exhibition25/
■ 8/30(日)のご来場希望の方は、タカシマヤ ウオッチメゾン 東京・日本橋のローマン・ゴティエコーナーに直接お問い合わせください。(TEL:03-3211-4111)
■ 会場の都合上、各時間枠とも受付人数に限りがありますことをあらかじめご了承くださいませ。

表示
ブランドニュース ブレゲ(BREGUET) /sites/default/files/newsThumbnail/title_2470.jpg /sites/default/files/newsMainImage/title_2486.jpg

 2025年の新作としてブレゲが、創業250周年の記念モデル第4弾となる「クラシック トゥールビヨン シデラル 7255」を発表しました。アブラアン-ルイ・ブレゲがトゥールビヨンの特許を取得した1801年6月26日に敬意を表して2025年6月26日に披露されたこのモデルは世界限定50本になります。


ムーブメントの中心を占めるトゥールビヨンとその歴史

 ブレゲ・マニュファクチュールは、トゥールビヨンに関する特異な唯一無二の専門技術と知識を有しています。アブラアン-ルイ・ブレゲが共和暦9年メシドール7日、すなわち1801年6月26日にトゥールビヨンの特許を取得して以来、その遺産の相続者に他なりません。

 メゾンは、数知れないバリエーションを絶えず探求してきましたが、「フライング・トゥールビヨン」を発表するのは今回が初めてです。このバリエーションは、ブレゲが使い始めてからやがて20年近くなる「ミステリー」と呼ばれる時計機構のコンセプトにも結び付いています。

 この新作は、名匠の複雑機構への敬意を示すだけでなく、トゥールビヨン(渦巻き)という名称そのものの語源を称えるものでもあります。

 Sidéral(シデラル)という用語の選用は偶然ではありません。それは星々の世界、天体運行の正確性、太陽ではなく恒星の定位置に基づく時間測定と結びつきます。これは宇宙とその法則に結びついた、より厳密な時間の概念を示唆しています。

 トゥールビヨンがブレゲの天文的発展を想起させるモデルに搭載されたのは、歴史的背景にも合致しています。実際、現代でのトゥールビヨンの意味は、その語源に非常に近い「高速で円運動するもの」です。しかし、17~18世紀には異なる意味合いを持っていました。

 その当時、数学者ブレーズ・パスカルはトゥールビヨンの意味を「回転運動を伴う物質的システム」へと拡張しました(1647年、デカルト『哲学原理』)。それ以来、トゥールビヨン概念は惑星系にまで適用され、天文学と直結することとなりました。

 ブレゲは当時の学術的伝統に連なりますが、その発明は時代を超えて進んでいました。224年を経た今でも、トゥールビヨンは無数の進化を遂げており、その原理は決して本質的に超越されていません。


トゥールビヨンのバリエーション

 アブラアン-ルイ・ブレゲ(1747-1823年)は、トゥールビヨンを考案しましたが、その決定的な技術の周辺をしっかり固めることにも気を配っていました。時計に科学的進歩をもたらさそうと絶えず望んでいたこの飽くなき発明者は、すでに完成され不動のものとなった手段ではなく、新たな原理を作り出すことを常に意識していました。

 ブレゲ自身、構造や振動数、回転速度など多岐に渡り、トゥールビヨンの数々の形態を実験しました。

 1800年代初頭から「Breguet et fils(ブレゲと息子)」というサインを用いるようになったメゾン・ブレゲ自身も30年以上に渡り、それに取り組みました。1796年から1829年に製作されたトゥールビヨンは40点にのぼります。

 ブレゲ・マニュファクチュールは今、初のフライング・トゥールビヨンの開発に際して、偉大な時計師がたどった足跡を振り返りました。彼の考えを受け継ぐメゾンは、フライングとミステリーという2つの異なる要素を実現するために、トゥールビヨンの根本へと立ち返りました。

 フライング・トゥールビヨンは、伝統的なトゥールビヨンのバリエーションのひとつですが、テンプを格納したケージ(キャリッジ)を回転させることによってテンプに加わる重力の影響を補正するという本来の役割に変わりはありません。ただし登場時期はかなり後になり、最初に実現されたのは20世紀の初頭です。

 従来のトゥールビヨンとは異なり、フライング・トゥールビヨンのケージは下部のブリッジだけで支えられ、上部のバーはありません。つまり、下からのみ固定されています。すべての上に浮かび上がるかのように強調され、その華麗な舞いに魅了されます。

 とはいえ構造は一段と複雑です。トゥールビヨンのケージの軸が上下の2点ではなく、その底部のみで支えられているからです。そのため、頑強さの確保やより繊細な調整を要し、さらには最良の平衡が求められます。頑強さ高精度はアブラアン-ルイ・ブレゲがすでに1801年に追求していた目標でした。ブレゲを名乗るマニュファクチュールが2025年に追求するのは、今もこれと同じです。

/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1284.jpg

ミステリーというコンセプト

 メゾン・ブレゲは、下部ブリッジで支えるフライング・トゥールビヨンの仕組みをさらに強調するためにミステリーという構造を作り上げました。

 ミステリー・コンプリケーションとは、あるパーツを他のムーブメント部分と目に見える接続なしに動かす機構のことです。通常は時計や置時計の針に使われますが、回転するすべての部品に応用でき、「クラシック トールビヨン シデラル 7255 」に見られるように、トゥールビヨンにも適用可能です。

 ブレゲの時計師によって開発されたミステリー・コンプリケーションは、見る者を驚かせます。通常なら繊細な装飾が施されるキャリッジのブリッジや基部で軸を支えるパーツが、このモデルでは無反射加工のサファイアで作られています。

 したがって、それらは見えません。輪列とキャリッジをつなぐ接点も見えません。トゥールビヨンの開口部より外側に置かれた接点が文字盤によって隠されているからです。


“ミステリー”かつ“フライング”

 この「クラシック トゥールビヨン シデラル 7255」には、“ミステリー”と“フライング”トゥールビヨンの両方が組み込まれています。これは、ムーブメント上部に伸びる見えない駆動機構を備えたレギュレーターとの組み合わせによって実現されています。この構造により、メカニズムがまるで宙に浮いているかのような効果が生まれ、トゥールビヨンの視認性もいっそう高められているのです。


天文学を讃えて

 アブラアン-ルイ・ブレゲは1747年1月10日にスイスのヌーシャテルで生まれました。1775年にパリで自身の事業を始めた彼は、移住したパリで、シテ島にあるケ・ド・ロルロージュに工房を構えます。

 世界に輝きを放つフランスの首都で若きブレゲは、コレージュ・マザランに通い、優れた数学教授のマリー神父のもとで学びました。二人は数十年に渡って親交を続け、それが未来の時計師をやがて天文学の研究へと導く原点になりました。

 コレージュ・マザランで修めた課程によって、ブレゲは時代の先を行くエンジニアになり、科学的教養をしっかり身に着けました。後に彼は科学アカデミー(コレージュ・マザランの地所に設立)の会員になっただけでなく、天文学の多岐にわたる分野の全般に関わる経度委員会の委員も務めました。

 彼は人生を通じて天文学者のラランド、ビオ、ニコレ、カッシーニ、フランソワ・アラゴと親しく交際していました。ブレゲは、若い天文学者のアラゴとは科学アカデミーで知り合い、天体望遠鏡の接眼レンズに装着して時間計測を可能とする天文計測機を提供しました。


クラシック トゥールビヨン シデラル 7255

「クラシック トゥールビヨン シデラル 7255」は、こうした背景と結び付いており、新しい文字盤の装飾にブレゲ・マニュファクチュールでは初めてゴールドのベースに重ねたアベンチュリン・エナメルが用いられています。天文学や星空の観測に敬意を表したその深いブルーに散りばめられた銅の細片は、天空に輝く星を思わせます。

 アベンチュリン・エナメルの技法は17世紀初頭まで遡ります。銅の細片が加わるガラスがまさに星空の印象をもたらすこの技法は、当時から絶えず改良されてきました。

 ブレゲはこの時計のためにグラン・フー エナメルのような作業を選びました。つまり、ガラスを粉末にするのです。最終的な組成には繊細にサイズを選ぶ必要があります。完璧な結果を生むためには、アベンチュリンの粉末が伝統的なエナメルの粉末よりもわずかに大きな粒子を持っていなくてはなりません。次にそれらを一緒にして摂氏800℃以上の炉に入れ、この文字盤を最低でも5回連続して焼きます。1回ごとの焼成は極めて繊細です。時間が長すぎても、温度が高すぎても、満足のゆくような結果がまったく得られません。「クラシック トゥールビヨン シデラル 7255」の文字盤は、2つの素晴らしい世界が融合されています。つまりエナメル・ガラスの深い単色のブルーと、星を象った銅の細片のきらきらとした輝きです。

 アベンチュリン・エナメルの文字盤はひとつひとつ手作りされました。したがって、「クラシック トゥールビヨン シデラル 7255」の50本は、それぞれがユニークピースと呼ぶにふさわしいのです。

/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1096.jpg

トゥールビヨンの技術的説明

 ブレゲ・マニュファクチュールは、この「クラシック トゥールビヨン シデラル 7255」に搭載されるトゥールビヨンに特別な注意を払いました。伝統あるトゥールビヨンを現代のデザインや技術に合わせて美しく進化させました。

 機構の奥行き感を強調するためにトゥールビヨンを持ち上げ、宙に浮いた感じを出すことです。それは、天体が広大な宇宙空間に漂っているイメージにつながります。

 トゥールビヨンは地板からは2.2mm高く、アベンチュリン・エナメルの文字盤からは0.9mm高くなるように持ち上げられています。まさに著しい上昇です。このトゥールビヨンを加えた全体の厚さ7mmがムーブメントの厚さになります。

 言い換えれば、このムーブメントの全高を決定しているのはトゥールビヨンであり、ケースの厚さ(10.2mm)はそれによって左右されています。「クラシック トゥールビヨン シデラル 7255」においては、トゥールビヨンこそが主役であり、ムーブメント全体はトゥールビヨンを中心に設計されており、そのサイズが時計全体のプロポーションを決定づけています。

 この壮麗な効果を実現するためには、文字盤の設計と製造において新たな手法を生み出す必要がありました。文字盤は、立体的な縁を持つゴールド製の基盤や、ゴールド製のトゥールビヨンを囲むリングなど、複数の要素で構成されています。

 このようなデザインには、実は隠れた技術的機能があります。それは、これらの要素が金属製の立ち上がり壁となり、文字盤の縁を閉じる役割を果たしているという点です。この構造によって、アベンチュリン・エナメルを施す際に、エナメルを丁寧に積み重ねていくことが可能になるのです。

 アワーサークルやアプライドによる「Breguet」と「Tourbillon」のロゴ、そして時刻を示すアプライドのブレゲ数字が、いずれもブレゲゴールド特有の温かみのある輝きを放ち、文字盤は視覚的な美しさを楽しませてくれるだけでなく、「ミステリー・コンプリケーション」においても重要な役割を果たしています。

 その背後には、トゥールビヨン・ケージを駆動する機構が隠されており、外からはケージがまるで宙に浮いているかのように見え、ムーブメントの他の部分とは視覚的に接続されていないという印象を与えるのです。


トゥールビヨン シデラルの装飾

「クラシック トゥールビヨン シデラル 7255」はブレゲゴールドで作られています。ブレゲ独自のこの18Kゴールド合金は、創業250周年を記念する最初のモデルで披露されました。暖かみのあるローズ色は、ブレゲを含む18世紀の時計師たちが用いたゴールドから想を得ています。75%のゴールドにシルバー、コッパー、パラジウムが配合されたブレゲゴールドは、美しい輝きだけでなく、変色しにくく、時間が経っても性質が安定していることも特徴です。

 ケースバック側から見えるムーブメントの装飾は、2025年に初めて発表された新しいギヨシェ彫りが用いられています。「ケ・ド・ロルロージ ュ」と名付けられたこのモチーフは、シテ島を縁取る曲線やサンルイ島のすらりとした美しい輪郭から着想したものです。このあらたに誕生したケ・ド・ロルロージュ模様のギヨシェ彫りが、従来の円形パターンだけでなく、ムーブメント全体の地板にも線状パターンとして施されました。

 この美しい装飾は、ケースバックのサファイアガラス越しに鑑賞することができます。

 また、ケースバンドのフルート装飾、ロウ付けによる直線的なラグ、「くり抜かれたリンゴ」とも呼ばれるブレゲ針などの伝統的なデザインコードもすべて揃い、文字盤にはメゾンのシークレット・サインが施されています。さらにケ ースバックには1/50から50/50の限定個別番号が加わります。

/sites/default/files/newsImage1/s01_1242.jpg

Classique Tourbillon Sidéral 7255
クラシック トゥールビヨン シデラル 7255

Ref:7255BH/2Y/9VU
ケース径:38.0mm
ケース厚:10.2mm
ケース素材:18Kブレゲゴールド
防水性:3気圧(30m)
ストラップ:ネイビーブルーのラージスケールアリゲーターレザー、18Kブレゲゴールド製フォールディングバックルバックル
ムーブメント:手巻、Cal.187M1、50時間パワーリザーブ、毎時18,000振動(2.5Hz)、23石
仕様:オフセンターの時・分表示、トゥールビヨンのキャリッジ上にスモールセコンド、グラン・フー エナメル アベンチュリン文字盤、ケースバックのサファイアクリスタルに1/50から50/50の限定シリアルナンバー、ブレゲが使用していたモロッコ革のケースから着想した赤いレザーの250周年スペシャルエディションボックスが付属
限定:世界限定50本
価格:31,042,000円(税込)

表示
を購読

NEW RELEASE

新着情報をもっと見る