2025年の新作としてH.モーザーが、「ストリームライナー・ジェネシス2」を発表しました。
古典の「創世記(Genesis)」がそうであるように、物語にはクレッシェンドのごとく、徐々にその高まりを見せるものがあります。
2022年、H.モーザーは時計製造の世界に新風を吹き込みました。現実の世界、デジタル、そしてバーチャルな世界を融合させた革新的なプロジェクト、それが「エンデバー・センターセコンド ジェネシス」でした。伝統的な時計製造とWeb3が交差するこのタイムピースは、単なる製品というよりも、一つの宣言に近いものでした。そして今回、ストリームライナー・ジェネシス2と共に、マニュファクチュールは「リアリティ」という確かな道へと立ち返ります。それは、ありのままの、絶対的な存在。スピードではなくリアリティを重視し、そのビジョンの根幹を「物質」そのものに置いています。ストリームライナー・ジェネシス2は、過去からのこだまではなく、新たな息吹です。創始の火花から、やがて訪れる結末の間をつなぐ、極めて重要なピースなのです。
第1章:創始の火花
エンデバー・センターセコンド ジェネシスは単なる時計をはるかに超えた存在として、時計製造のストーリーを伝える新しい言語、新しい方法を導入しました。何世紀もの歴史を持つブランドが初めて、デジタル世界の扉を開き、Web3に足を踏み入れました。そして、この未定義の領域を、真の実験の場へと変貌させたのです。
このタイムピースには、明確な意志が込められていました。ブロックチェーン技術は、決して小手先の演出ではありません。それは、透明性とトレーサビリティを完全に保証するための、確かな証明手段でした。そして、NFTもまたデジタルのギミックなどではなく、時計そのものの延長線上にある存在です。これは誰もがまだ遠くから覗き見るだけだった世界に、いち早く旗を立てる行為となりました。エンデバー・センターセコンド ジェネシスは2022年の発売と同時に世間に強烈な印象を残し、業界の注目を集め、話題を呼びました。評価は賛否両論に分かれましたが、何よりも、長い間交わることのなかった二つの世界に対話のきっかけを生み、その大胆さで伝説を築くこととなりました。この“VERY RARE”なタイムピースは、高い人気を誇り、伝統が変革を受け入れた瞬間の象徴となっています。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1431.jpg第2章:本質への原点回帰
エンデバー・センターセコンド ジェネシスがブロックチェーンという目に見えないネットワークに目を向けた一方で、3部作の第2章となるストリームライナー・ジェネシス2はリアリティに主軸を置いています。手で触れ、光を捉えることのできる物質への立ち返り。デジタルの世界を経た今、私たちは時計の本質とは、画面の中ではなく、この圧倒的な実在感と美しさの中にこそあるという原点へと回帰しました。それは静かでありながらも揺るぎない重みを放ち、言葉で飾り立てなくとも、ただそこに在るだけで多くを語る、本物だけが持つ重厚感です。
精巧なクッション型ケースと、滑らかな一体型ブレスレットは、ストリームライナー特有の極上の装着感と美学を継承しています。文字盤には、光の99.9%を吸収するベンタブラック®を採用。この「絶対的な黒」が、グロボライト®製の時分針を鮮烈に際立たせます。また、初代モデルを彷彿とさせるピクセル状の針は、より洗練された落ち着いたデザインへと進化を遂げました。そして3Dプリントのチタン製リュウズは、前作の美学を色濃く継承しています。しかし、初代が仮想世界への扉を開いたのに対し、本作はその思想を物理的な形へと昇華させました。この時計は、バーチャルへの入り口としてではなく、広がる想像力を、ステンレススチールという確かな現実として形にしました。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1227.jpg“RARE”な3部作
ジェネシスは、単なるモデルの系譜ではなく、3部作として構想された一つの物語です。第1章が突破口を開き、第2章がその構造を築き、第3章ですべての要素がひとつに結ばれます。ジェネシスを所有することは、この物語のピースを手にし、希少なコミュニティに加わること。そして3つのモデルすべてを揃えることで、物語は腕もとで完結します。
各章は前の章を糧としながらも、決して同じことは繰り返しません。エンデバー・センターセコンド ジェネシスがブランドをデジタルの未来へと導いたのに対し、ストリームライナー・ジェネシス2は「今」という現実を、形にしたアートピースです。この未来と現在の対比が物語を盛り上げ、1年後に発表される第3章でクライマックスを迎えます。そこで描かれるのは、2つの世界の融合、そして3部作の完結です。
時計業界において、単なる「製品シリーズ」ではなく、ひとつの「ドラマ」として構想されるコレクションはごくわずか。ジェネシスは、その希少な例のひとつとなるでしょう。
この物語を共有するコミュニティの、特別な絆を守るため、本作は前作のオーナー様50名限定のみのご案内となります。ただし、各オーナー様には、友人やご家族、あるいは志を共にする誰かといった、ご自身が選んだ大切なもう1名をこの物語へ招待できる特権が与えられます。それは、オーナーから直接手渡される特別な招待状。限られた方々で構成される、特別なコミュニティへの扉へとつながっていきます。
まさに、疑う余地のないH.モーザースタイルの高級時計です。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1375.jpgStreamliner Genesis 2
ストリームライナー・ジェネシス2
Ref:6203-1200
ケース径:40.0mm
ケース厚:12.1mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:12気圧
ストラップ:ステンレススチール製一体型ブレスレット
ムーブメント:自動巻き、Cal.HMC 201(自社製)、約3日間パワーリザーブ、毎時21,600振動、27石
仕様:時・分表示、ベンタブラック®ダイアル、グロボライト®インサート付きの時・分針、3Dプリントによるチタン製リュウズ、シースルーケースバック
限定:100本(※第1章モデルを購入した50名と、各オーナーが招待した1名のみが購入可能)
予価:6,083,000円(税込)
2025年の新作としてヴァシュロン・コンスタンタンの「トラディショナル・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー」に、3つの新作モデルが登場。36.5mm×8.43mmのケースに収められたタイムピースは、メゾンが誇る卓越した職人技と技術的ノウハウの豊かな伝統と遺産に敬意を表します。18Kピンクゴールドと18Kホワイトゴールドの2つのモデルには、「トラディショナル」コレクションから発表される、このケースサイズでは初めてのジェムセッティングを施さないデザイン。もうひとつの18Kホワイトゴールド製モデルには、ベゼルにダイヤモンドがあしらわれています。
18世紀の高級時計製造の伝統を現代に継承
洗練された美的感覚と技術的な完成度の高さで、伝統的な時計製造に精通した愛好家から高く評価されている「トラディショナル」コレクションには、1755年の創業以来、ヴァシュロン・コンスタンタンの真髄を形作ってきた18世紀の高級時計製造の精神が脈々と受け継がれています。伝統的な時計製造において、美学は常に機能性を支える存在です。段差をつけたラウンドケース、縁を刻んだケースバック、サイドが直線的なラグ、細身のベゼルという、独自の優美さを備えた現代的なデザインコードへと昇華されます。ダイヤルのデザインでは、バランス、プロポーション、視認性に重点を置き、レイルウェイミニッツトラック、ファセット仕上げを施したドーフィン型針、ゴールドのバトン型アプライド・アワーマーカーが配されています。
パーペチュアルカレンダーは、メゾンの歴史に深く根差しています。ヴァシュロン・コンスタンタンが製作した最初のパーペチュアルカレンダーは、メゾンのプライベートコレクションに保存されている1884年の天文時計です。複雑な機構を持つパーペチュアルカレンダーは、グレゴリオ暦の例外を考慮し、自動的に調整するように設計されています。これには閏年および月ごとの日数の違いも含まれ、手動での修正を2100年まで必要としません。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1426.jpg愛好家から高い評価を受けるキャリバー
ヴァシュロン・コンスタンタンの卓越した技術力を雄弁に物語るキャリバー1120 QPは、パーペチュアルカレンダーと超薄型ムーブメントにおけるメゾンの専門性を反映しています。1930年以降、メゾンは超薄型ムーブメントを進化させることで、腕時計の薄さに関する数 々の記録を打ち立ててきました。超薄型ムーブメントは、精密な部品と堅牢な構造という相反する要求のバランスを達成しなければなりません。これは、技術的に極めて困難な挑戦です。
276個の部品で構成され、わずか4.05mmという薄さの自社製自動巻きキャリバー1120 QPは、時・分表示に加えて、曜日と日付表示、および48ヵ月周期の閏年表示を備えたパーペチュアルカレンダー、ムーンフェイズと月齢を表示する複雑機構も搭載しています。時計製造の伝統を受け継ぎ、キャリバーの機械的な品質に見合うよう、ムーブメントの部品には入念な手仕上げが施されています。ダイヤルの下に隠れている地板ですらペルラージュ仕上げをまとい、サファイアクリスタルのケースバックからはコート・ド・ジュネーブ仕上げを鑑賞することができます。また、受けには手作業での面取り仕上げ、受け石とネジのためのくぼみには円形サテン仕上げ、駆動輪列の歯にはポリッシュ仕上げが施されています。コート・ド・ジュネーブ仕上げを施したローターの外周部は22Kゴールド製で、メゾンを象徴するマルタ十字を象ったオープンワークで表現されています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1222.jpg技術と審美性を追求した完璧なバランス
ムーブメントの構造に備わる技術的な優雅さと完璧な仕上げは、「トラディショナル・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー」の洗練された美学に見事に調和しています。直径36.5mmのケースは、性別を問わずあらゆる方の手首にフィットする理想的なデザインで、1983年に誕生した「リファレンス43031」のサイズから着想を得ています。機械式時計への関心が廃れつつあった「クォーツ危機」の渦中に登場した「リファレンス43031」は、高級時計製造を再び確固たる地位へと引き上げ、製造が続いた20年間にわたり、ヴァシュロン・コンスタンタンによる究極のパーペチュアルカレンダーとして広く認知されました。
「トラディショナル・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー」の時代を超越したデザインと端正なシルエット、それを引き立てるダイヤルの精緻な美しさ。ここにも、「リファレンス43031」からの影響が深く息づいています。バランスと視認性に重点を置き、伝統的なシルバートーンオパーリン仕上げの背景がその効果を引き立てています。日付、曜日、月表示は左右対称に配された3つの円形のサブダイヤル上で針によって示されます。これらのダイヤルは、月相と月齢を組み合わせ、6時位置に配置したムーンフェイズ表示の形に呼応しています。
ピンクゴールド製モデルは色彩の調和が際立っています。18Kピンクゴールドのケース素材とその色調は、ファセット仕上げを施したドーフィン針やバトン型アプライド・アワーマーカ ーにも一貫して用いられています。また、ムーンフェイズ表示のダークブルーの背景がコントラストを生み出す一方で、同系色のステッチをあしらったダークブルーのアリゲーターストラップとも調和しています。
ホワイトゴールド製モデルは、クラシックな配色に控えめな遊び心が加えられています。針とアプライド・アワーマーカーは18Kピンクゴールドで、ムーンフェイズ表示の背景は明るいブルー。新色のライトブラウンのアリゲーターストラップが、一段と新鮮な印象を演出します。
ダイヤモンドをセットしたホワイトゴールド製モデルには、ミニマルな配色が採用されています。18Kホワイトゴールド製ケースには、同じくホワイトゴールド製の針とアワーマーカーを配置。ベゼル、ラグの上部、リュウズを彩るグレインセッティングのダイヤモンドが涼やかな白色のきらめきを放ち、シルバートーンオパーリン仕上げのダイヤルと響き合います。ムーンフェイズ表示の背景はダークブルーで、ダークブルーのアリゲーターストラップに調和しています。
伝統的な高級時計製造の芸術性を現代的な手法で表現した「トラディショナル・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー」の3つの新作モデルは、技術と芸術、過去と現在のバランスを融合させ、メゾンの哲学を体現しています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1370.jpgTraditionnelle Perpetual Calendar Ultra-thin
トラディショナル・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー
Ref:4300T/000R-H107
ケース径:36.50mm
ケース厚:8.43mm
ケース素材:18K(5N)ピンクゴールド
防水性:3気圧(約30m)
ストラップ:ダークブルーのミシシッピアリゲーターレザー、18K(5N)ピンクゴールド製ピンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.1120 QP、約40時間パワーリザーブ、毎時19,800振動(2.75Hz)、36石
仕様:時・分表示、パーペチュアルカレンダー(日付、曜日、月、閏年)、ムーンフェイズ、月齢表示、シルバートーン オパーリン仕上げ文字盤、サファイアクリスタルのシースルーケースバック
価格:14,608,000円(税込)
Traditionnelle Perpetual Calendar Ultra-thin
トラディショナル・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー
Ref:4300T/000G-H106
ケース径:36.50mm
ケース厚:8.43mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド
防水性:3気圧(約30m)
ストラップ:ライトブラウンのミシシッピアリゲーターレザー、18Kホワイトゴールド製ピンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.1120 QP、約40時間パワーリザーブ、毎時19,800振動(2.75Hz)、36石
仕様:時・分表示、パーペチュアルカレンダー(日付、曜日、月、閏年)、ムーンフェイズ、月齢表示、シルバートーン オパーリン仕上げ文字盤、サファイアクリスタルのシースルーケースバック
価格:14,608,000円(税込)
Traditionnelle Perpetual Calendar Ultra-thin
トラディショナル・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー
Ref:4305T/000G-H135
ケース径:36.50mm
ケース厚:8.43mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド
防水性:3気圧(約30m)
ストラップ:ダークブルーのミシシッピアリゲーターレザー、ラウンドカット ダイヤモンド17個をセットした18Kホワイトゴールド製ピンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.1120 QP、約40時間パワーリザーブ、毎時19,800振動(2.75Hz)、36石
仕様:時・分表示、パーペチュアルカレンダー(日付、曜日、月、閏年)、ムーンフェイズ、月齢表示、シルバートーン オパーリン仕上げ文字盤、ベゼルとラグにブリリアントカット ダイヤモンド76個をセット、リュウズにラウンドカット ダイヤモンド1個をセット、サファイアクリスタルのシースルーケースバック
価格:15,312,000円(税込)
パルミジャーニ・フルリエが、2025年12月1日付で山崎香織氏(Kaori Yamazaki)がパルミジャーニ・フルリエ・ディストリビューション・ジャパン株式会社 代表取締役(Managing Director, PFDJ)に就任したことを発表しました。
山崎氏はこれまで大手自動車メーカーにて欧州市場を中心としたセールス・マーケティング業務に携わり、その後ポルシェジャパンの執行役員 マーケティング部長として、ブランド価値の向上とカスタマーエクスペリエンス強化に尽力しました。2019年より高級機械式時計業界に転身し、A.ランゲ&ゾーネ(A. Lange & Söhne)の日本担当CEOとして、同ブランドの日本市場での急成長に貢献した実績を持ちます。また、フランスのビジネススクール HEC Paris にてExecutive MBAを取得し、グローバルな経営視点と戦略性を備えたリーダーとして知られています。
今回の就任について、パルミジャーニ・フルリエ CEO グイド・テレーニ(Guido Terreni)は次のように述べています。「日本は当社にとって戦略的に極めて重要な市場です。アジア最大級の旗艦店であり、世界で唯一の独立型路面ブティックを銀座に構える特別な拠点でもあります。山崎香織の豊富な経験と情熱、ラグジュアリーブランドにおける確かな実績は、パルミジャーニ・フルリエのさらなる飛躍に寄与してくれると確信しています」
山崎香織氏は次のようにコメントしています。「卓越したクラフツマンシップで知られ、2026年に創業30周年を迎えるパルミジャーニ・フルリエというメゾンに加わることができ、大変光栄に存じます。日本のお客様およびパートナーの皆様との関係をより一層深め、ブランドの魅力を広くお届けしてまいりたいと存じます」
表示2025年の新作としてクロノスイスが、「ネオ デジター グラニット」、「ネオ デジター サンド」を全国の正規代理店にて発売します。2005年に発売された、針のないユニークな機械式モデル「デジター」が満を持して復刻しました。
初代「デジター」のデビューから20年後の2025年、クロノスイスは創業者ゲルド=リュディガー・ラングが生み出したアイコニックなモデル「デジター」のオマージュとして「ネオ デジター」を発表しました。
ヴィンテージデザインのインスピレーションと、機械技術の常識を覆す挑戦から生まれた「ネオ デジター」。単なる時計ではなく、常識への挑戦、そして針のない機械式デジタル時計という、かつてないほど大胆な宣言でした。この先駆的な精神が、現代に蘇ります。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1428.jpg機械式デジタル表示の系譜
「ネオ デジター」のルーツは、1920~30年代の機械式革新の黄金時代に遡ります。デジタル表示やジャンプ式時刻表示を備えた「針のない時計(montres sans aiguilles)」が、普及した時代です。この革新的な精神こそが、後のクロノスイスのインスピレーションの源となりました。
2005年、ラング氏は初代「デジター」を発表し、針のない完璧な機械式腕時計として稀有な時計製造技術と型破りな美学の融合に成功しました。
建築学的な長方形のケース
「ネオ デジター」を象徴するのは、建築学的な長方形のレクタンギュラーケースです。
オリジナルモデルを忠実に継承した樽型(トノー)シルエットを、アトリエ・ルツェルンのデザインチームが完全に再構築し、彫刻的でありながら丁寧な仕上げを施し手首につけやすいケースを実現しました。
ケース側面のサンドブラスト加工は、シャープで幾何学的な構造デザインに軽やかな雰囲気を与え、絶妙なコントラストを添えています。リューズは、クロノスイスの伝統的なオニオンクラウンを現代的にアレンジし、伝統と革新を実現しています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1224.jpg針なき、デジタルレギュレーター
針のないレギュレーターという異色のタイムピースは、湾曲した文字盤の12時位置に「ジャンピングアワー」、中央に「スイープミニッツ」、6時位置に「スイープセコンド」、3つの窓で時間を表示し、針なきデジタルレギュレーターを完成させました。未来的でありながら、ノスタルジックな感覚を併せ持つ希少な機械式時計が誕生しました。
「ネオ デジター」は、ルツェルンで開発された手巻きキャリバー C.85757によって駆動します。クロノスイス独自の専用モジュールを搭載し、正確でリズミカルな時間表示を可能にしています。エネルギー効率、視認性、分盤と秒盤の滑らかな表示を保証します。
細部にまで息づく職人技
裏蓋のサファイアクリスタル製の長方形の窓を覗くと、ムーブメントの精密な駆動を目の当たりにできます。また、職人の手によるギョーシェ装飾が施された、芸術的なゴールドやルテニウムメッキの部品の美しさもお楽しみいただけます。裏蓋の窓は、ラング氏がかつて使用した歴史的なオールドキャリバーFEF〈ファブリック デボーシュ ドゥ フルリエ社(Fabrique d'Ebauches de Fleurier SA)〉へのオマージュでもあります。「ネオ デジター」は単なる復刻ではなく、コレクターズアイテムであり、ユニークで芸術的なデザインをもつ機械式時計です。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1372.jpgNeo Digiteur Granit
ネオ デジター グラニット
Ref:CH-1373.2-ANSI
ケースサイズ:縦48.0mm×横30.0mm
ケース厚:9.7mm
ケース素材:サテンポリッシュ仕上げステンレススチール
防水性:5気圧
ストラップ:ヌバックレザー、ステンレススチール製のロゴ入りピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.C.85757(自社開発ジャンピングアワーモジュール搭載)、約48時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、19石
仕様:12時位置にジャンピングアワー表示、中央にデジタル分表示、6時位置にランニングセコンド表示、真鍮製のガルバニックブラックサテン仕上げダイヤル、新しいオニオンクラウンリューズ、サファイアクリスタルケースバック
限定:世界限定99本
価格:2,970,000円(税込)
発売予定:2026年1月
Neo Digiteur Sand
ネオ デジター サンド
Ref:CH-1373.2-ROSI
ケースサイズ:縦48.0mm×横30.0mm
ケース厚:9.7mm
ケース素材:サテンポリッシュ仕上げステンレススチール
防水性:5気圧
ストラップ:ヌバックレザー、ステンレススチール製のロゴ入りピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.C.85757(自社開発ジャンピングアワーモジュール搭載)、約48時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、19石
仕様:12時位置にジャンピングアワー表示、中央にデジタル分表示、6時位置にランニングセコンド表示、真鍮製のサンドブラスト仕上げ4Nダイヤル、新しいオニオンクラウンリューズ、サファイアクリスタルケースバック
限定:世界限定99本
価格:2,970,000円(税込)
発売予定:2026年1月
2025 New Model | OMEGA
2025年 オメガ新作情報

2025年 オメガ新作情報
>スピードマスター 38 ミラノ・コルティナ 2026 パラリンピック(Speedmaster 38 Milano Cortina 2026 Paralympic)
328582 328584 328586 328588 328589 328590 328591 328592 328595 328598 328599 328601 328603 328604 328605 328606 328608 328609 328610 328611 328612 328613 328615 328616 328618 0 staticcontent
2025年の新作としてユリス・ナルダンが、現代時計製造における最も重要な偉業の一つである「フリーク」を新たに解釈したリミテッドエディション、「UR-FREAK(ウル-フリーク)」を発表しました。
UR-FREAKは、2つの先駆的な独立系スイス時計メーカーによる、創造的精神のコラボレーションです。それぞれの分野で先駆者たるウルベルクとユリス・ナルダンが初めてタッグを組み、UR-FREAKが誕生しました。
■ 革新的なコラボレーションの誕生
2000年代のテクノロジー・オプティミズムと、世界がこれまで見たことのない高度な時計機構の融合
UR-FREAKは、最先端のユリス・ナルダン「フリーク」の技術力・性能と、ジュネーブの革新的な時計メーカーであるウルベルクが確立した「サテライト」ディスプレイシステムを融合させた時計です。UR-FREAKは2025年のリリースですが、その物語はリリースよりも約30年前、現代高級時計が成熟し、人々の憧れの的となった時代の始まりに遡ります。
わずか4年の間に、2つの出来事がありました。1997年、フェリックス・バウムガルトナーとマーティン・フレイによってウルベルクが創始し、2001年には、ユリス・ナルダンの初代フリークが誕生しました。ユリス・ナルダンの創業は1846年に遡りますが、1980年代から、同メゾンは腕時計のテクノロジ ーとデザインにおいて、驚くほど斬新で現代的なスタイルへの投資を開始しました。1990年代後半から2000年代初頭は、伝統的な時計製造業界にとって激動の時代となりました。アーティストや起業家たちにとっても、今日の高度時計製造の恩恵を突然手にすることができた、刺激的な時代でした。
ビジネスの観点から見ると、類似した技術と素材を用いた製品作りに注力してきた伝統的な時計産業にとって、この時代は再生の意味を持ちました。新しい思考を持つ人材が、コンピューター支援設計ソフトウェア、現代的なフライス加工や機械加工技術、従来の金属や合金よりも優れた性能と利点をもたらす新素材といった先進的なツールを携えてこの分野に参入したのです。
この新たな発想の持ち主たちは、シンプルな使命を掲げていました。伝統的な高級機械式時計製造の情熱と美しさを継承しつつ、現代的な形態と機能を取り入れ、同時に現代的なデザインを強調すること。既に確立された時計製造の巨頭たちと肩を並べるためには、挑戦者たちは従来の考え方や規範を見直す必要がありました。こうした背景から、ユリス・ナルダンは常にフリークのプラットフォームを「手首の上の実験室」と位置づけてきました。革新的形状・素材・技術を探求するための、小さいながらも大きな影響力を持つ空間。その目標は常に、伝統を尊重しつつ古典的概念に挑戦することです。
同様に、ウルベルクは時計製造における明確な未来的解釈を掲げて設立されました。彼らは既存の複雑機構を単に再解釈することを拒み、彼らの創造性は、唯一無二の方法で構想された独自の作品として結実しました。まさに前衛的なマニフェストと言えるでしょう。ウルベルクの時計は単に時刻を告げる道具ではなく、既存の時計製造の境界を押し広げ、挑戦し、そして最終的に超越するために設計された概念的機構なのです。
2001年、革新的精神の持ち主であるロルフ・シュニーダー率いるユリス・ナルダンは、既存の定義の枠を超越しているがゆえに「フリーク」としか呼びようのない画期的な新コンセプトを発表しました。この「フリーク」は、高級時計の仕組みや技術に対する人々の認識を変えただけでなく、当時の時計製造において斬新な素材であったシリコンを採用した点でも大きな意義がありました。当時、ユリス・ナルダンの技術責任者であったピエール・ギガックスは、コンピューター用マイクロチップの製造技術を機械式ムーブメント部品の製造に応用するという、非常に困難な課題に取り組みました。天才時計職人ルードヴィヒ・エクスリン博士と密に連携し、ユリス・ナルダンは、従来金属で製造されていた主要部品の一部を、半金属であるシリコン製の新部品で置き換える機械式時計ムーブメントの開発を目指しました。2006年、同社は自社マイクロメカニカル研究所「シガテック」を設立しました。2001年、ユリス・ナルダンのチームは時計製造におけるシリコンの優れた用途に確信を持ち、フリークの文字盤に大胆にその革新性を盛り込んだのです。これは伝統を重んじる人々にとって、衝撃的な出来事でした。時計の分針は、テン輪や脱進機といった部品がシリコンで作られ、その動きを視覚的に表現する歯車列を兼ねるものでした。
2001年以降、ユリス・ナルダンはフリークの改良を重ね続けました。これまで製作されたのはわずか数千本ですが、発表から約25年を経て、フリークは大きく進化を遂げてきました。今、フリークは新たな章を迎え、その象徴的なディスプレイが、さらに別の象徴的なディスプレイへと置き換えられるのです。
■ 独立性を称えるコラボレーション
独立系ブランド間の新たな関係性
本来なら競合関係にある時計メーカー同士のコラボレーションは、実は約30年前の現代高級時計時代の初期にまで遡ります。実際には、高度な時計のほとんどが、実現のために複数の専門家の技量と才能を必要とします。つまり、舞台裏では共同作業はすでに一般的であり、これを公開することで透明性が高まり、ファンやコレクターは、彼らが愛用する美しい時計を生み出している世界をより深く理解し、堪能できるようになるのです。
高級時計分野におけるコラボレーションは、多くの革新的なアイデアが生まれる場でもあります。複数の独立した才能がもたらす先駆的なコンセプトは、しばしば前衛的な作品やコンセプトを生み出し、時計職人とコレクターの双方にインスピレーションを与えます。ユリス・ナルダンは、自社チームとコラボレーターを常に鼓舞し、これまで可能と考えられていた限界を押し広げ、世界で最も要求水準の高いコレクターや愛好家のために最先端の製品を生み出してきました。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1427.jpgユリス・ナルダンとウルベルクは、コラボレーションには馴染み深い存在ではありますが、今回のUR-FREAKの誕生以前には一度も共同製作を行ったことはありません。実際、ユリス・ナルダンが他の時計ブランドとコラボレーションするのは、今回が初めてです。ユリス・ナルダンは、前述のルートヴィヒ・エクスリン博士のような著名人と、数十年にわたり積極的に共同作業を行ってきました。
ウルベルクは、常にコラボレーションをアイデンティティの中心に据えてきました。このブランドは、時計職人フェリックス・バウムガルトナーとデザイナーのマーティン・フレイという、互いに補完し合う2人のビジョンが出会ったことから誕生しました。彼らの融合は、卓越した技術と大胆なコンセプトを結びつけ、画期的なメカニズムだけでなく、美的言語においても根本的に異なる時計を生み出しました。2人の協力によって、ウルベルクは現代時計製造において最も独創的な存在の一つとなり、独立系メゾンの在り方を再定義しました。
ユリス・ナルダンとウルベルクは共に、この強力なチームワークの伝統を引き継ぎ、その結果生まれたUR-FREAKは、独立性を称えるために互いの最高のものを融合させた特別な作品です。
「独立」という一つの概念でつながる異なる世界
ユリス・ナルダンとウルベルクは、それぞれ独自の世界観と個性を体現しながら、現代のスイス高級時計業界において確固たる地位を築いています。両社はそれぞれ独立性を体現していますが、「独立性」の核となる定義は共通しており、それは「自由」に等しいものです。ウルベルクは、創設者のマーティン・フレイとフェリックス・バウムガルトナーが提唱する、唯一無二の製品とデザインビジョンを推進するために、意図的に小規模な体制を保っています。ウルベルクにとって、独立とは、妥協をせず、第三者の気まぐれに左右されることなく、限りなく芸術的な探求を追求することを意味します。ユリス・ナルダンにおいて、独立した自由とは、自分たちが選択したあらゆる技術的プロジェクト、製造プロジェクトに専念できる能力として現れています。ユリス・ナルダンは、ますます印象的な機械式ムーブメントの設計だけでなく、そのような素晴らしい機械を作るための技術や産業知識の開発にも力を入れています。ウルベルクとユリス・ナルダンの「独立性」の定義は、創造的なインスピレーションとはトレンドを追うのではなく、社内から生まれるべきであるという点で一致しています。また、独立性によって時計職人は、野心的な目標の実現に向けて、集中した長期的な道を歩むことができるという点でも一致しています。したがって、独立性によって、これらの注目すべき時計メーカーは、誰と、なぜ共に仕事をするのかを選択することができるのです。最高の時計のコラボレーションは、二つの強力な独立した存在が、その関係に深く投資できる“完全な自由”を手にしているときに生まれます。そして、UR-FREAKがまさにその成果なのです。
真の技術的コラボレーション
ユリス・ナルダンとウルベルクの関係性は、今日の高級時計業界における他の多くの創造的コラボレーシ ョンとは一線を画すものと言えます。多くの場合、コラボレーションは斬新ではあるものの、既存の時計製品に表面的な変更を加えるに留まります。しかし、ユリス・ナルダンとウルベルクのような技術的コラボレーションは、全く新しい機械式システムを生み出しましました。したがって、UR-FREAKは両ブランドのDNA要素を融合させただけでなく、二つのスイスの匠が共同開発した全く新しい機械式ムーブメントを提示しています。象徴的なユリス・ナルダン「フリーク」のレガシーに触れ、ウルベルクはその特徴であるサテライト時刻表示システムを、ユリス・ナルダンの自社製シリコン部品の専門技術と融合させることを目指しました。そして両者は共に、いまだかつて見たことのない、しかし両者の世界に優雅に溶け合う全く新しいシステムを創り上げました。UR-FREAKは、時計業界がユリス・ナルダンとウルベルクに認めるそれぞれの価値観を等しく体現する、他に類を見ないバランスの取れたコラボレーションウォッチです。両ブランドにとって、UR-FREAKは双方の魅力を融合させ、多くの人々にまだ知られていない両ブランドの共通点を時計愛好家に示している点で、成功したコラボレーションと言えるでしょう。
■ UR-FREAK
クロスオーバーとコラボレーションの精神が現代の高級時計製造文化に深く根付いた今、この極めてエクスクルーシブなクリエーションコンセプトは、時計愛好家やコレクターに早々に理解されることでしょう。ユリス・ナルダンとウルベルクにとって、UR-FREAKは前衛的なフリークのコンセプトと革新的なウルベルクの時刻表示の完璧な融合です。この精神は、専門的なノウハウとそれぞれの独自の技術を融合させ、これまで想像もできなかった新しいデザインとコンセプトを生み出したいという強い思いによって支えられています。
機構がデザインを定義する
フリークはムーブメント全体が回転して時刻を示し、一方、ウルベルクのサテライト式時刻表示は、機械の常識を覆し、時間そのものの捉え方を変えました。今、2つの複雑機構が融合し、一つの、完全統合型自社製キャリバーが誕生しました。
このエンジニアリングの驚異を製作するにあたり、特徴的なワンダリングアワーサテライトディスプレイとケースのベゼルデザインを実現すべく、150点以上の全く新しい部品が開発されました。時刻は3本の連結された針のうちの1本によって表示されます。アクティブの針が文字盤右側のミニッツスケール上をスライドします。各針にはジャンピングアワーディスプレイとして機能する回転ドーム型ディスクが備わっています。回転カルーセルに連動した現在の時間が60分目盛りスケール上を移動し終えると、アワーディスクが切り替わり、次の針がミニッツトラックの起点から移動を開始し、次の時を読み取れる状態になります。中心部にはシリコンベースのバランスホイール・オシレーターと脱進機ユニットが配置されています。これらはサテライトシステムと共に回転し、3時間ごとに1回転します。従来のトゥールビヨンやカルーセルの仕組みと同様に、UR-FREAKの継続的な方位変化が計時誤差の低減に一役買っています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1223.jpgUR-FREAKは、幅44mmのユリス・ナルダン「フリーク ONE」のケースをベースに、ウルベルク特有の深みのあるアンスラサイトグレーカラーのサンドブラスト加工を施したチタンを採用しています。このベ ースに、ウルベルクを象徴するデザイン要素が加わり、作品の魅力をさらに高めています。例えば、チタン製の回転ベゼルとケースバックには、ウルベルクの特徴的なデザイン要素である3箇所のフルーテッド加工が施されています。さらに、チタンの色合いにアクセントを加えているのは、ウルベルクを象徴するエレクトリックイエロー(Pantone 395 C)です。この鮮やかな色が、サテライトポインター、インデックス、そしてビスポークフィットのラバーストラップを引き立てます。
ユリス・ナルダン「フリーク」を最もよく表す特徴の一つに、従来のリューズを持たないという点があります。UR-FREAKも同様にリューズを備えておらず、これにより手首に装着した際の洗練されたストリームラインの美観がさらに際立ちます。フリークコレクションの時計は通常、リューズの代わりに回転ベゼルとケースバックの両方を採用しています。ケースの6時位置にある「ロッカー」と呼ばれる小さなタブが、ベゼルを使用していない際にしっかりと固定します。この限定モデルには特別な「UR-FREAK」のラベルが施されています。ロッカーを引き上げるとベゼルが自由に回転し、その動作によって針が動いて時刻調整が可能となります。UR-FREAKはグラインダー®ベースの自動巻きシステムを採用していますが、UN-241 ムーブメントはケースバックを回すことで手巻きも可能です。スライド式パーツのサンドイッチ構造から成るにもかかわらず、UR-FREAKのケースは30mの防水性能を備えています。
エンジニアリングの驚異
ウルベルク設計のワンダリングアワーサテライトディスプレイを支える機械式システムは、ユリス・ナルダンが新たに開発した自社製キャリバーUN-241 ムーブメントです。このムーブメントは、単一の完全統合型自社製キャリバーとして誕生しました。GPHGの受賞歴を誇る象徴的なフリーク ONEのUN-240 キャリバーをベースに、20年以上にわたるノウハウと革新性を注ぎ込んだこのムーブメントは、非常に装着しやすいケースに収められ、バランスの取れた性能と現代性を見事に融合しています。シリコン製オシレーターは3Hzの振動数で動作し、90時間という優れたパワーリザーブを実現しています。
多くのムーブメントがオシレーターを裏側に隠す設計であるなか、フリークは常に鼓動する心臓部を表側に配置してきました。この新たなデザインでは、オシレーターが中央に据えられています。高度なシリコン技術により、標準モデルより25%大きく設計されています。視覚的インパクトを最大化しつつスペースを節約するため、オシレーターは回転するアワーサテライト上部の中心位置に配置されました。この独自のレイアウトは、従来の段階的な時計製造アプローチから脱却し、ムーブメントと文字盤を同時に設計することで初めて実現し、形と機能が一体となって構想されました。
先駆的テクノロジー
この自動巻きシステムは、ユリス・ナルダンのフリーク ONEおよびフリーク Sモデルを除き、他のどの時計にも搭載されていない独自の機構です。ユリス・ナルダンはこのシステムを「グラインダー®」と呼んでいますが、これは機構の仕組みをそのまま表現しています。ほとんどの自動巻き機構は、主ゼンマイに動力を供給する前に一定の力と動きを必要とする可動式の錘に依存しているのに対し、グラインダー®はごくわずかな動きさえも運動エネルギーに変換することで、従来システムの巻き上げ効率を飛躍的に向上させます。グラインダー®は独自のシステムであるだけでなく、数十年ぶりに自動巻き機構の効率を真に向上させた革新的な技術でもあります。
シリコン=ユリス・ナルダンが初めて導入した、現代時計製造における革新的な素材
2001年以降、ユリス・ナルダンはフリークのために20件以上の特許を出願し、シリコンの専門家かつ製造者としての地位を確立しています。同社は2001年に初代フリークを発表した際、半金属であるシリコンを時計製造に初めて採用しました。シリコンが従来の金属に代わる有用な代替素材となるのには、いくつかの理由があります。この天然元素は、従来の金属部品に深刻な問題を引き起こす可能性のある温度変動や磁場などの環境変化に耐性があります。また、効率性と長期性能を求める時計メーカーにとって共通の課題である、極めて低い摩擦特性という利点も備えています。シリコン部品は非常に長期間使用可能で、従来の潤滑方法も不要です。これにより必要なメンテナンス間隔がさらに延び、所有者の満足度向上に寄与します。
ユリス・ナルダンが時計製造における素材としてシリコンの研究を始めた当初、その加工には非常に高いコストがかかり、伝統的な時計製造への応用は困難を極めました。しかし、その性能面での利点に対する期待は、この先駆的なスイス企業にとって懸念をはるかに上回り、この素材の開発と機械式時計のムーブメントへの応用に多大な投資を行ったのです。
ユリス・ナルダンの発明の一つに、ダイヤモンシル(DIAMonSil)と呼ばれる素材があります。その名が示唆するように、これはダイヤモンドでコーティングされたシリコン素材です。このコーティングにより、シリコンの脆さを補う重要な耐久性層が加わります。こうした部品は常に大きな力にさらされるためです。ユリス・ナルダン以外、時計にDIAMonSil技術を搭載できる時計メーカーは存在しません。今日では、主要な時計メーカーのほとんどが、少なくとも主力製品の一部にシリコンを採用しています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1371.jpgUR-FREAK
ウル-フリーク
Ref:2413-500LE-2A-UR/3B
ケース径:44mm
ケース厚:12mm
ケース素材:サンドブラスト加工チタン
防水性:30m
ストラップ:一体型イエローラバー「バリスティック」テクスチャーストラップ、一体型ブラックラバーストラップ、サンドブラスト加工チタン製デプロワイヤントバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.UN-241、90時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、25石
仕様:時・分表示、自軸を中心に回転するフライング・カルーセル・ムーブメント、サテライト式時刻表示、イエローのスーパールミノバ®を塗布したルテニウム加工ブリッジ、チタン製オープンサファイアケースバック
限定:100本
価格:18,898,000円(税込)
ブレゲ・マニュファクチュールが、ブレゲの研究開発部門の革新の成果を伝えるコレクションを新たに創作しました。これは「エクスペリメンタル 1」と名付けられ、斬新で大胆な設計による初の腕時計です。「マリーン」ウォッチのフォルムを用い、ブレゲゴールドで作られたこのモデルは、マグネティック脱進機を採用し、高振動(10Hz)でテンプにコンスタント・フォースを供給する初のトゥールビヨンです。この時計はブレゲ・シールの認証が刻印されています。
研究開発は、250年前から数々のブレゲの時計が誕生した、まさにその場所で行われました。アブラアン-ルイ・ブレゲの精神が行き渡るかの地では、1775年から当時の革新的な時計技術の大半が成し遂げられました。すなわち、トゥールビヨン、「ペルペチュエル」ウォッチ、ナチュラル脱進機、コンスタント・フォース脱進機、クロノグラフに道を開いた観測用秒針、パラシュート耐衝撃機構、ブレゲひげゼンマイ、リピーターウォッチ用のゴングスプリング、初の腕時計などです。
連綿と続く進化の流れを具現化するために、ブレゲ・マニュファクチュールは、既存のコレクションと並行して、「エクスペリメンタル(実験)」と名付けたモデルを開発しようと考えました。この特別なシリーズは、すべてを実験によって達成したアブラアン-ルイ・ブレゲを称えます。
このコレクションは、メゾンの技術と美的デザインに関連した最近の開発を集成するために考案されました。つまり今日の時点から明日のブレゲの時計づくりを概観するのです。また、時計コレクターにとっては、メゾンの究極のコレクションの中で科学的内容をもつ精密を極めた時計を厳密な限定シリーズの形でいち早く手に入る機会を提供します。
エクスペリメンタル 1、先駆者そのもの
新しいコレクションの初モデルは、ブレゲ・マニュファクチュールの創業250を記念する最後を飾りますが、それと同時にブレゲの未来への第1章を成しています。
さらに、「エクスペリメンタル 1」は自然発生的に実現したわけではありません。それは、研究開発に携わるR&D部門の長年に渡る成果に他なりません。とくに「クラシック」や「トラディション」「マリーン」「TYPE XX」といった実際の時計は、R&D部門のおかげで生み出されたからです。
「エクスペリメンタル」プログラムは、素材や電磁気、空気の振動や音響の仕組みに取り組み、時計に関するあらゆるものを解明したR&D部門にこれから光を当てることを目指しています。科学が広い意味で設計に結びついているのです。
歴史的記念碑とのつながり
この初の計画のためにブレゲ・マニュファクチュールは、2つの狙いを定めました。ひとつはこの狙いの根本を成し、あらゆる技術的挑戦を生み出す元となる高精度の追求です。もうひとつは、過去の遺産と未来との橋渡しを目指すことです。計画は、メゾン創設250周年に始動しました。「エクスペリメンタル 1」の歴史的側面の強調は、まさにそれらを明らかにしています。
歴史的記念碑とのつながりは、「マリーン」コレクションに属すこの時計に体現されています。目的は、アブラアン-ルイ・ブレゲがパリの経度委員会のメンバーに推挙され、ルイ18世によってフランス王国海軍時計師に任命されたことを思い起こしてもらうためです。
この特別な称号は、時計師が手に入れられる最高の栄誉であり、また海軍時計師は諸科学についての豊かな見識の持ち主を意味していました。「エクスペリメンタル 1」の位置づけもまさにこうした任命の延長線上にあります。この時計の主旨としては、オートオルロジュリー(高級時計製造)の未来を今から描き出す最先端技術に再び取り組むことでした。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1424.jpgデザインの発想
「エクスペリメンタル 1」は、いくつかの基本デザインに基づいています。それらは、独特の調和をもって完結し、対話を交わしています。
デザイナーは、この初の作品のために「マリーン」コレクションの歴史を振り返り、そこから想を得て「エクスペリメンタル 1」に次のようなデザインコードを取り上げました。スポーティなケースとロウ付けラグ、ラバーストラップ(初のインターチェンジャブル)、視認性に最大限配慮し、全表示に夜光を施すことなどです。
歴史的観点では、このモデルは「リファレンス 3448」のデザインコードを再び採用しています。とりわけダイヤルの表示やムーブメントの構造です。
さらに遡ると、「エクスペリメンタル 1」には「リファレンス 1747」の面影も見られます。同じようにレギュレーターのスタイルをもったこの時計は、アブラアン-ルイ・ブレゲ生誕250周年に当たる1997年に誕生しました。この「リファレンス 1747」は、ブレゲの銘で1775年にマニュファクチュールが誕生してから250年を迎えた2025年に発表される「エクスペリメンタル 1」とも当然ながら共通点があります。また別の関連性も明らかです。「リファレンス 1747」はメゾンの近年の歴史でレギュレータータイプの表示を用いた、初の現代的な腕時計でした。同じくレギュレータータイプの「エクスペリメンタル 1」は、その正当な後継者なのです。
こうしたつながりを締めくくるのは、アブラアン-ルイ・ブレゲによって当時作られたマリン・クロノメーター「No.104」です。その頃、偉大な時計師ブレゲは革命が拡大するフランスから避難していましたが、この時計は革命期に彼の指揮のもとケ・ド・ロルロージュの工房で製作が進められました。「エクスペリメンタル 1」がブレゲの銘を記す純粋にR&D部門の初の時計であるのと同じように、「No.104」はブレゲが考案した初のマリン・クロノメーターでした。「No.104」は当時としては非常に珍しいアラビア数字を用いた最初の時計ですが、「エクスペリメンタル 1」にもまたアラビア数字が採用されています。
限りない高精度を求めて
技術については、精度の向上に貢献する特異な方式を選んだことにも明白に表れています。昔も今も精度はブレゲの革新の原動力です。それこそが、全生涯を時計技術の完成に取り組んだ時計師アブラアン-ルイ・ブレゲによる革新の大半の存在理由でした。
さらに、アブラアン-ルイ・ブレゲが生涯でごくわずかな特許しか手に入れなかったことは注意すべきです。時代がそれをほとんど求めなかったのです。特許はわずか2つ。ひとつは1798年3月9日のコンスタント・フォース、もうひとつは1801年6月26日のトゥールビヨンです。それから2世紀を経て、ブレゲ・マニュファクチュールは、トゥールビヨンとコンスタント・フォース脱進機という2つの基礎的な業績をさらに先へと進めながら、偉大な時計師ブレゲの足跡を再びたどります。
これらはマグネティック脱進機とともに、「エクスペリメンタル 1」の心臓部を構成しています。その構成部品は、アブラアン-ルイ・ブレゲが創作したオリジナル機構がそうであったように、製品に本物の付加価値をもたらすもとして考案されました。「エクスペリメンタル 1」は、新時代の時計づくりへの道を切り開き、メゾンはその時計製造と科学的な研究成果を活用することになります。
時計方程式の要点を整理
精度の探求は、ただひとつの解をもって解ける問題に集約されるわけではありません。それには少なくとも3つの変数が組み合わされます。
第変数:テンプの一定の振幅。テンプは、香箱から下流に位置し、パワーリザーブが減少するにつれてその対力が減じます。したがって当然ながらテンプに供給されるエネルギーが一定でないと、テンプの一定の振幅の維持が微妙になります。
第2変数:地球の重力の影響。重力は調速機構(テンプとひげゼンマイ)全体に影響し、歩度にも影響を及ぼします。
第3変数:衝撃への耐性。現在のあらゆる時計は、重力の「G」を単位とした言葉で表現される加速度を受けています。さらに時計は衝撃にも容赦なく耐えています。時計を硬い面に置いただけでもそうなのです。衝撃や動きのひとつひとつが時計の規則正しい動きに課せられ、その結果精度に影響します。
未来の解決策
時計方程式の要点を整理することで、ブレゲが解決のために採用した3つの技術的選択を理解できます。それらは、ひとつのエレガントで巧妙な解決策において結び付いています。すなわち、マグネティック脱進機とコンスタント・フォースを装備する10Hzトゥールビヨンです。
磁気はパワーリザーブ全般に渡ってテンプに安定したインパルスをもたらすことができます。しかし同時に、ガンギ車やトゥールビヨンキャリッジ、その他の歯車の回転のインパルス機能の連結を切断します。
60秒トゥールビヨンは、時計が取りうるさまざまな垂直姿勢を混ぜ合わせ、結果として当然ながら重力による歩度の偏差を相殺することができます。
高速振動は、衝撃によってテンプの通常の振幅が乱された後に早くそれを回復させることができます。
ブレゲ史上初のマグネティック脱進機とコンスタント・フォースを装備する10Hzトゥールビヨン
ブレゲ・マニュファクチュールは、2010年以来たゆみなく磁場を使いこなす技術の改良を進めてきました。今回はそれを脱進機に用いました。しかし、きちんと制御された磁場と相互作用を作り出すという基本原理に変わりはありません。
ここでのポイントは、それぞれに磁気面を与えた2つのガンギ車です。それらの間で同じく磁気の爪を配したアンクルが叩きます。アイデアはコンスタント・フォース脱進機から得ました。機能の連結が満たないとトゥールビヨンが瞬時に動きを止めます。限界点を超えるとテンプの振幅は最大になります。
またこの新しい脱進機は、テンプやガンギ車の回転、したがって残りの歯車の回転に対する伝達インパルスを切断することも可能です。これとは逆にトゥールビヨンのキャリッジの慣性は、スイス・アンクル脱進機のムーブメントとは違い、ほとんど影響を受けません。
例えばテンプを回転キャリッジの中心から外すというような設計上の選択の余地も残しながら、ブレゲが10Hzで振動するトゥールビヨンをこのサイズで実現できたのは、まさに2つの機能の切断にあります。
この高振動のおかげで、トゥールビヨン全体の回転は、肉眼ではとらえられないほど滑らかです。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1220.jpgトゥールビヨンの技術仕様
2.5Hzで振動する伝統的な大半のトゥールビヨンと比べ、したがって4番目のファクターが浮上します。10Hzという振動数は、トゥールビヨンを装備せず、ほとんどが3Hzもしくは4Hzで時を刻む大半のクラシカルなスイス・アンクル脱進機を大幅に上回ります。
マグネティック脱進機が備わる10Hzのトゥールビヨンは、現代の大半の腕時計よりも安定し、正確です。腕時計「エクスペリメンタル 1」には、さらに「科学機器」に分類されるブレゲ・シールの認証が加わり、24時間で±1秒の精度の歩度が保証されます。
脱進機の作動構造もまた異例です。磁気面をもった2つのガンギ車の間に仲介役の停止車を配置して、これにより装置に望ましくない動きがいっさい生じないようにしています。
トゥールビヨンの他の部品は、トゥールビヨンの正常な機能を妨害するおそれのあるあらゆる相互作用を避けすために、大半が非磁性です。ひげゼンマイはシリコン製で、固定秒車(4番車)はLIGA(NiP12)製法で作られ、他の部品にはグレード2もしくは5チタン、ニヴァガウスが用いられています。
最先端のデザイン
「エクスペリメンタル 1」は、ブレゲゴールドによる直径43.5mmのケースによって存在感を放ちます。それは、「マリーン」コレクションの基本デザインから着想したスタイルです。
このモデルはデザインの点でブレゲの懐中時計の「No.3448」から想を得ています。そのデザインコードやレギュレータータイプの表示、ムーブメントのシンメトリー配置を再び取り入れ、表と裏を融合しながら、それらを今までにないレベルに引き上げています。「エクスペリメンタル 1」には隅々までそれが表れています。サファイアクリスタルの文字盤を通してムーブメントの全貌を目にすることができます。
レギュレータータイプのダイヤルでは、6時位置に時、オフセンターの分、12時位置のトゥールビヨン上で秒が表示されます。アブラアン-ルイ・ブレゲの時代にすでに確認できるこうした表示は、時刻の読み取りが一段と読み取りやすくなり、時計を厳格に使用する場合にも役立ちます。
それで言えばまた、「エクスペリメンタル 1」にもまた、ブレゲ「No.3448」と同じように、特許の二重香箱が用いられています。しかし今回の場合、香箱は連続して2層に重ねられ、2つのゼンマイはそれぞれサファイアのバーで隔てられ、分針の軸は3時位置、時針の軸は9時位置に配置されています。2つのゼンマイをこのように配置する機構では、香箱がスペースを多く占めるレイアウトに比べ、より最適なエネルギーを得ることができます。
そして最後に、ブレゲ・ウォッチの伝統的なコードと、その新たなアレンジが見て取れます。まず斜線を二重に刻んだフルート装飾のケースバンドや、ロウ付けによる6本のラグです。ラグの2本はインターチェンジャブルシステム用で、残り4本はサンドポリッシュ仕上げとサテン仕上げが施され、ブルーのALD処理を施したブレゲゴールドがインサートされています。そして、穴の空いた丸いモチーフを配したブルーのブレゲ針とスーパールミノバ、サファイアクリスタルのダイヤルに刻むシークレットサイン、ブレゲ数字などです。とはいえ、「エクスペリメンタル 1」のデザインを語るボキャブラリーは、まったく新たに発明されたものです。
21世紀に誕生した新しいデザイン
まず目に入るのは、ソリッドゴールドを用いたブリッジの構造です。なだらかなカーブは、鋭角的な幾何学デザインにその場を譲ります。ブリッジの表面にはサテン仕上げ、あらゆる角には手作業で形状の仕上げとミラーポリッシュが施され、モチーフの厳格な形を際立たせています。マリン・ブルーの彩りを添えたブレゲゴールドは、温かみや輝き、濃密な色合が複雑に入り混じりながら存在感を発揮しています。また、ブレゲでは初めて香箱のゼンマイにブルーを用いた点も注目です。
ゴールド製の4本の柱の上に固定されたサファイアクリスタルの文字盤は、3つのサークルと夜光をもって時刻を表示します。文字盤外周の大きなミニッツトラックは、6時位置に置かれた時表示のサークルを囲い込み、トゥールビヨンのほうはそこから逃げ出しているように見えます。12時位置に君臨するトゥールビヨンは、ミニッツトラックの中で3分の2が抜け出し、3分の1がそこに取り込まれています。
ブレゲ・マニュファクチュールが「エクスペリメンタル 1」の銘を刻むために選んだのは、まさにブレゲゴールドの地板に垂直の場所です。それは、構造の総体、中でもマグネティック脱進機とコンスタント・フォースを装備する10Hzトゥールビヨンをその名によって象徴的に統括するためでした。トゥールビヨンはまた、ベルセポリッシュ仕上げの長い上部ブリッジを備え、中央にスモールセコンドが置かれています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1367.jpgExpérimentale 1
エクスペリメンタル 1
Ref:E001BH/S9/5ZV
ケース径:43.5mm
ケース厚:13.3mm
ケース素材:18Kブレゲゴールド
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:ブルーラバー、18Kブレゲゴールド製ピンバックル、インターチェンジャブル
ムーブメント:手巻、Cal.7250、72時間パワーリザーブ、毎時72,000振動(10Hz)、37石
仕様:6時位置の時表示、オフセンターの分表示、トゥールビヨンキャリッジ上の秒表示、斜線を二重に刻んだフルート装飾のケースバンド、両面無反射コーティングのサファイアクリスタル文字盤、ALDブルーにサンドブラスト加工したゴールドのインサートを加えたリュウズ、サファイアクリスタルケースバック
価格:要お問い合わせ
2025年の新作としてジャガー・ルクルトが、1995年に発表されたマスター・コントロールのモデルから着想を得て、クラシカルなデザインが持つタイムレスな魅力を際立たせたマスター・コントロール・クラシックを500本限定で発表しました。
36mmのステンレススチール製ケースに収められたマスター・コントロール・クラシックは、その歴史的な先代モデルに比べてわずか2mm大きいものの、美的ディテールのひとつひとつに至るまでオリジナルに忠実に、シルバーホワイトのクールなカラーパレットとミニマルなデザインでヴィンテ ージの魅力を醸し出しています。ステンレススチール製ケースをクラシカルなシルバーカラーのサンレイ仕上げダイヤルが引き立て、細長い三角形のインデックスと夜光塗料を塗布したドットが、ドーフィン針と共に時間を示します。
/sites/default/files/newsMainImage1/m01_1425.jpgブルーのセンターセコンド針はさりげない彩りを添えています。ピンバックルで留められた温かみのあるブラウンのオーストリッチストラップは、明るめのステッチがアクセントを添え、マスター・コントロール・クラシックのヴィンテージな魅力を際立たせています。
美しさの面でも歴史的モデルを忠実に再現したマスター・コントロール・クラシックは、最新バージョンの自動巻キャリバー899を搭載しています。約20年前に登場して以来、ジャガー・ルクルトの主要ムーブメントであり続けているこのキャリバー899は、何度もアップデートを繰り返し、性能向上のための最新技術を取り入れることで、今日では70時間のパワーリザーブを備えています。
/sites/default/files/newsMainImage2/m02_1221.jpgケースバックには、1990年代のオリジナルのメダリオン デザインからインスピレーションを得て、初期のマスター・コントロール モデルを際立たせていた「1,000時間コントロール」認証の証であるエンブレムがあしらわれています。この独自のプロトコルでは、ムーブメントだけでなく、ケーシング後の時計を厳しく検査します。1992年に導入されて以来、精度の新たな基準を確立し、技術の進歩とともに進化を続けています。
30年前に発表された歴史的モデルに敬意を表する限定モデル、マスター・コントロール・クラシックは、エレガントなシンプルさとクラシカルなデザインコードの変わらない魅力を称えています。
/sites/default/files/newsImage1/s01_1368.jpgMaster Control Classic
マスター・コントロール・クラシック
Ref:Q4008520
ケース径:36.00mm
ケース厚:8.15mm
ケース素材:ステンレススチール
防水性:5気圧
ストラップ:ブラウンオーストリッチ、ステンレススチール製ピンバックル
ムーブメント:自動巻、Cal.899(ジャガー・ルクルト製)、70時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、32石
仕様:時・分・秒・日付表示、サンレイ仕上げシルバーダイヤル、ケースバックに「1,000時間コントロールテスト」認証メダリオン
限定:500本
価格:1,337,600円(税込)
2025 New Model | PARMIGIANI FLEURIER
2025年 パルミジャーニ・フルリエ新作情報

2025年 パルミジャーニ・フルリエ新作情報
>トンダ PF ミニッツ ラトラパンテ(Tonda PF Minute Rattrapante)
>2025年 パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER)
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