CORUM | コルム 2020新作 フライングギアトレインをはじめとしたブランド初の機構を備えた、コルム「LAB 02」

2020年の新作として、コルムよりフライングギアトレインをはじめとしたブランド初の機構を備えた「LAB 02」が登場します。ダイナミックな「Risk is the Reward」キャンペーンに引き続き、大胆かつ革新的な時計製造をコンセプトとし、新作時計「LAB 02」の発表によりそのコンセプトはさらに進化します。時計製造における既成概念を打ち破り、技術的に進歩したこの時計は、研究開発に2年を費やした革新的なデザインの新しいムーブメントを誇っています。

「LAB 02」は、圧倒的な美しさと卓越したクラフツマンシップを備え、まさにブランドのルーツを具現化した完璧な時計です。「LAB 02」に搭載される非常に複雑な手巻きムーブメントは、時計製造の可能性と想像力を広げます。今回の時計開発にあたり、コルムの開発チームのメンバーは、フライングトゥールビヨンだけでなく、ある種のフライングギアトレインも提供するように挑戦しました。「もしムーブメントにブリッジがなかったらどうするか。」と問題提起し、この型破りな問題の答えを求め、追求に追求を重ねたのです。

　2年後、コルムは「LAB 02」を完成させます。新しいムーブメント「キャリバーCO 300」は、416個ものパーツで構成されています。スケルトンウォッチとしての美しさを最大限に引き出すため、細心の注意を払いながらパーツの一つ一つに丁寧に仕上げを施しました。6時位置のフライングトゥールビヨンや、時分秒針に連動するフライングギアトレイン、地板に直接取り付けるブリッジなど、時計の一つ一つを熟練の職人が独自の方法で組み立てています。

　 メインプレートとブリッジの間にムーブメントを挟まずに構築することは、この時計を完成させるうえで乗り越えなくてはならない技術的な課題でした。トップブリッジなしで、輪列に通常よりもはるかに長い軸と、強度と安定性を保つための地板上のルビー替わりになる軸受けを要します。「LAB 02」には、透明な地板を使用しています。ムーブメント全体をサファイアクリスタル製の地板上に配し、パーツの全てがまるで宇宙に浮いているようです。

　4時位置にはグランドデイト機能を備えています。8時位置のパワーリザーブインジケーターは、ユニークな配置になっており、サファイアクリスタルでできたケース側面から残り時間を確認することが出来ます。この 45mm径の時計は複雑な造りのため、製造されるのは世界でわずか 10個です。香箱のプレート上にシリアルナンバーが刻まれています。

　 こちらはカスタマイズ可能な時計で、ゴールドのカラーや、ダイヤモンドのセッティングの有無やカットの種類、カラーストーンなどの宝石の種類まで選ぶことができ、CHF180,000からお買い求めいただけます。

　コルムは、この先の未来も常にアバンギャルドな存在であるという創業哲学に忠実であること、異端へのチャレンジを恐れず前衛的な時計を開発し続けることの証として LABコレクションの展開をスタートしました。「LAB 02」は、2019年初めに発表した「LAB 01」に次ぐ 2番目のモデルです。この新しいコレクションにより、リスクを危険や恐怖としてではなく成功の機会として捉え挑戦し続けたブランド創業者への敬意を表しています。従来の枠に捉われることなく、既成概念を打ち破り続けるのがラボコレクションです。「LAB 02」がまさに具現化しています。