The Timeless Adventure Spirit and Superior Elegance
ロンジン コラムホイール シングルプッシュピース クロノグラフ | 自らの歴史をリスペクトする シングルプッシュ・クロノグラフ復刻版
ロンジンが同社初のクロノグラフを製作したのは、今を遡ること137年前。実に1878年だったという。
もちろん、この時に製作されたのは懐中時計であり、それはぜんまいの巻き上げや時刻あわせを行うリューズと同軸に、クロノグラフのスタート、ストップ、そしてリセットを司るプッシュボタンを備えていた。
この初期のクロノグラフのスタイルは、1913年に開発された腕時計型クロノグラフにも継承され、いくつもの名品をロンジンは生み出したのである。
2015年、ロンジンはこの伝統を継承する魅力的なモデルを発表。それがここで紹介する「ロンジン コラムホイール シングルプッシュピース クロノグラフ」である。
デザインのモチーフとなったのは、スイス・ジュラ地方サンティミエのロンジン本社内にある自社ミュージアムが所蔵する1940年代モデルである。
この原型となったモデルは、ブラックの文字盤に30分積算計とスモールセコンドを装備し、読み取りやすいインデックスはアラビア数字を配置。さらに文字盤外周部には一定の距離の通過時間を計測することで平均時速などが割り出せる“タキメーター・スケール”が刻まれていた。
今回、復刻された新作では、文字盤がマットブラックとホワイトラッカーの二種類。6時位置には日付表示が追加されている。搭載するムーブメントは、現代の要求に応えて自動巻き機構を備えつつも、オリジナル・モデルと同様にリューズ同軸のプッシュボタンでクロノグラフを操作するシングルプッシュのスタイルが踏襲されている。
このムーブメントはロンジンの専用設計となっており、クロノグラフの作動にはコラムホイールを採用。確実かつソフトなクリック感で高く評価されるコラムホイールの装備は、高級クロノグラフにとって必須と言われているが、ロンジンはこの新作でも、確かにその伝統を受け継いでいるのである。
-
精密な目盛りが印字されたホワイトラッカーの文字盤。6時位置には日付表示の窓が設けられている。その窓の上には自動巻きであることを示す“Automatic”の文字も表示。
-
クロノグラフ機能の操作にはシングルプッシュピースを採用。これひとつでクロノグラフのスタート、ストップ、リセットが行える。これによりシンプルなデザインが一層際だつ。
-
ステンレススティール製ケースの直径は41.0mm。ケースバックはシースルー仕様となっており、ここから美しく精密なロンジン専用ムーブメントを観察することができる。
取材・文:名畑政治 / Report&Text:Masaharu Nabata
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto
ロンジン(LONGINES) についてのお問合せは……
スウォッチ グループ ジャパン株式会社 ロンジン事業本部
〒104-8188 東京都中央区銀座 7-9-18 ニコラス・G・ハイエック センター
TEL: 03-6254-7351
>>ロンジン(LONGINES) 公式ページはこちら
>>ロンジン(LONGINES)のGressive掲載ショップはこちら
INFORMATION
ロンジン(LONGINES)についてのお問合せは・・・
ロンジン
〒104-8188 東京都中央区銀座7-9-18
TEL: 03-6254-7350
ロンジン ブランドページを見る