BASELWORLD 2018 CHRONOSWISS New Model2018年 クロノスイス新作 フライング・レギュレーター オープン ギア
1983年にドイツ、ミュンヘンで創業し、1987年にはレギュレーター腕時計を開発、翌1988年は時計界では初となるこの量産化に成功したクロノスイス。2018年はクロノスイスにとって創業35周年、レギュレーター量産化から30周年となるダブル・アニバーサリーイヤーとなった。
これを記念する形で登場した新作が「フライング・レギュレーター オープン ギア(Flying Regulator Open Gear)」である。特徴はモデル名のとおり、ムーブメントの地板を兼ねるメインダイアル上の、スケルトナイズされた2本の輪列受け。これらは12時位置にある時表示計の、中心部と7-8時から段違いで斜め下方へ伸びており、それぞれ3個のブルーのネジがデザイン上のアクセントにもなっている(右側の2個のネジはアワーディスクの陰で真正面からは見えない)。
また当モデルはメインダイアルとアワーディスク、セコンドディスクの立体構造が特徴だが、6時位置のセコンドディスクと前述の輪列受け、そして秒針は同じ高さに設計されている。さらにスケルトナイズによって可視化された二番車(センターの分表示を司る)は、クロノスイスが本拠を構えるルツェルン近郊のピラトゥス山を走る登山鉄道に採用されているギアを模している。
アルプスの入口と言われる同山を走るピラトゥス鉄道は、傾斜度最大48°という世界一急勾配の登山鉄道。ラックレールに世界唯一のロッヒャー式を採用することで有名だ。そもそも当モデル名は、この登山鉄道に採用されているオープンギアからインスピレーションを得たものである。
Flying Regulator Open Gear フライング・レギュレーター オープン ギア / Ref.:CH-8753-BKBK / 予価:950,000円(税抜)
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搭載ムーブメントは自動巻きCal.C.299。ステンレススティール・ケースのダイアルカラーは、ここで紹介するブラックとブルー、シルバーの3色が揃い、この他に18K ローズゴールド・ケースも用意される。
Flying Regulator Open Gear
フライング・レギュレーター オープン ギア
Ref.:CH-8753-BKBK
ケース径:41.00mm
ケース厚:13.85mm
ケース素材:SS
防水性:10気圧
ストラップ: ルイジアナ・アリゲーターレザー
ムーブメント:自動巻き、Cal.C.299、毎時28,800振動、31石、約42時間パワーリザーブ、レギュレーター
仕様:シースルーバック
予価:950,000円(税抜)
発売予定:2018年9月
>フライング・レギュレーター オープン ギア 限定モデル(Flying Regulator Open Gear Anniversary Edition)
取材・文:田中克幸 / Report&Text:Katsuyuki Tanaka
写真:堀内僚太郎 / Photos:Ryotaro Horiuchi
※表記は2018年6月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2018年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。
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