SIHH2017 PARMIGIANI FLEURIER New Model2017年 パルミジャーニ・フルリエ新作情報
2016年にブランド設立から20周年を迎えたパルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER)。ブランドのアニバーサリーを祝ったのは、自社製ムーブメントを使った一体型クロノグラフだったが、2017年の今年は “原点回帰” をキーワードに、21年前の第1作モデルを継承する三針モデル「トリック クロノメーター(TORIC CHRONOMETER)」を発表した。
さらにブースにはミシェル・パルミジャーニ氏監修の下、パルミジャーニ・フルリエが修復した、ロマノフ王家の名宝「ファベルジェのイースターエッグ」が展示されていたのも刮目すべきことだ。そもそもパルミジャーニ・フルリエという時計ブランドは、サンド・ファミリー財団が所有していた貴重なアンティーク・ウォッチを修復するための工房が元となっている。希少なタイムピースを展示するのも、一種の原点回帰といえるだろう。
しかし2017年のパルミジャーニ・フルリエはこれだけでは終わらない。なんと価格面でも競争力を付けたのだ。
もちろん単に買いやすいモデルを増やすというのでは、これまでの顧客への裏切り行為にもなりかねない。そこでパルミジャーニ・フルリエでは、コストダウンのポイントを明確にした。人気のドレスウォッチ「トンダ 1950(TONDA 1950)」は、外見上のデザインはそのままだが、ケースをステンレススチールにした他、自動巻きローターをタングステン素材に変更している。こうすることで品質に影響させることなく、コストを軽減させているのだ。100万円台で購入できるモデルが誕生すれば、もっと多くの人が手にするチャンスが広がる。ブランドの知名度を高める上では、かなりメリットは大きいだろう。
>>>トリック クロノメーター(TORIC CHRONOMETER)
取材・文:篠田哲生 Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto
※表記は2017年8月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2017年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。
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※上記商品を取り扱っていない店舗もございます。
MODEL Catalogパルミジャーニ・フルリエ モデルカタログ
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カルパ クロノール(Kalpa Chronor)
2018/09/10
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カルパグラフ クロノメーター(Kalpagraph Chronometre)
2018/09/10
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カルパ エブドマデール(Kalpa Hebdomadaire)
2018/09/10
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カルパ カリテフルリエ(Kalpa Qualité Fleurier)
2018/09/10
INFORMATION
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