メインコンテンツに移動

SIHH2016 PARMIGIANI FLEURIER New Model2016年 パルミジャーニ・フルリエ新作情報

時計文化の再生と進化を目指す 20年目のパルミジャーニ・フルリエ
パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER)

  時計愛好家であれば、“神の手を持つ時計師”というフレーズを耳にしたことがあるだろう。彼の名はミシェル・パルミジャーニ、希少なヒストリカルピースを修復する天才時計師である。自分の工房でパテック フィリップなど錚々たる名門の仕事を行っていた彼の才能に目を付けたのが、サンド・ファミリー財団だった。財団は数多くのヒストリカルピースを所蔵していたのだが、その修復を当時まだ若手だったパルミジャーニ氏に依頼するのだった。

  数多くのヒストリカルピースの修復を通してパルミジャーニ氏の知識と経験は高まり、ついには新規の時計開発という新たなプロジェクトも始まる。それが、サンド・ファミリー財団がパルミジャーニ氏の工房をサポートする形で発足した、1996年に「パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER)」という時計ブランドのあらましである。


  1996年に発足した「パルミジャーニ・フルリエ」は、パルミジャーニ氏の知識と経験をベースにしつつも、個人の力に頼らない時計製造を目指すため、徐々に生産体制を整えていく。ケースやダイアルメーカーなどを傘下に収め、さらにムーブメント製造の「ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエ」を立ち上げることで、ひげゼンマイも含めた全てのパーツを自社で製造できる“リアル”マニュファクチュール体制が整った。

  日本では一時期ディストリビューターが不在になった時期もあったが、流通を見直し、念願の日本法人も創設。今まで以上に積極的なプロモーション活動が始まることだろう。

  さて、肝心かなめの20周年を祝う2016年の新作だが、同社初の一体型手巻きクロノグラフ・ムーブメントを搭載した「トンダ クロノール アニヴェルセール」のみを発表。あえて多作せず、いぶし銀の機構を発表するという姿勢に、パルミジャーニ・フルリエの本気を感じる。



取材・文:篠田哲生 Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto

※表記は2016年3月現在のものになります。詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
※2016年最新作レポートの掲載価格つきましては、税抜き表記を行っているものもあります。



パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER) についてのお問合せは……
パルミジャーニ・フルリエ
〒107-0061 東京都港区北青山2-12-15 G-FRONT 青山 10F
Tel.03-5413-5745
>>パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER) 公式サイトはこちら
>>パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER)のGressive掲載ショップはこちら
※上記商品を取り扱っていない店舗もございます。

MODEL Catalogパルミジャーニ・フルリエ モデルカタログ

パルミジャーニ・フルリエのモデルをもっと見る

INFORMATION

パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER)についてのお問合せは・・・

パルミジャーニ・フルリエ
〒107-0061 東京都港区北青山2-12-15G-FRONT青山10F
TEL: 03-5413-5745

パルミジャーニ・フルリエのオフィシャルサービスはこちら twitter X(旧Twitter) facebook facebook youtube youtube instagram instagram

パルミジャーニ・フルリエ ブランドページを見る

NEW RELEASE

新着情報をもっと見る