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ウォッチズ&ワンダーズが独自財団「WWGF」創設! W&WGF創設に伴い2023年はラスト2日間を一般開放!

ウォッチズ&ワンダーズが独自財団
「WWGF」創設! これに伴い
2023年はラスト2日間を一般開放!

 本年(2022年)10月27日にジュネーブから発信された「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ」(以下、W&WGとも表記)の独自財団「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ財団」(WWGF =Watches and Wonders Geneva Foundation)の創設。その内容は「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ2022」の第1回目のリアルショーの成功を受け、ロレックス、リシュモン グループ、パテック フィリップの3社が当財団の創設を決定したというもの。その結果、2023年3月27日(月)~4月2日(日)の7日間に開催される「W&WG 2023」の最後の2日間、つまり4月1日(土)と2日(日)が初めて一般公開されることとなった。これによりコレクターや時計愛好家も自由に新作ならびに時計世界の魅力に触れることが可能に。なぜ2022年をW&WGの第1回目の開催とするのか? 2020年と2021年はどのような位置付けか? という理由は本文で説明するとして、実に足掛け3年間に及ぶスイス時計展示会の錯綜(不運なことだがこれに新型コロナウイルス禍が重なった)がもたらした大混乱は、財団の設立により少なくともジュネーブだけは一応の区切りがつき、ようやく新たな体制で出発することとなったのである。


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文:田中克幸 / Text:Katsuyuki Tanaka


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