ZENITH新しい「ゼニス ブティック銀座」で愉しむ“星空の下”での優雅な時計選び 01

「2020年春、装いを新たにリニューアルオープン予定」というアナウンスとともに、「ゼニス ブティック銀座」が一旦営業を終了したのが2019年4月のこと。銀座4丁目交差点からほど近い中央通りに面した当時のブティックは、大勢の買い物客や観光客が行き交うなかにあって、どこか隠れ家のような雰囲気も感じさせ、店舗だった。

　それから約1年。店舗は銀座5丁目でポップアップ ブティックとして営業を続けていたが、ついに2020年7月、新コンセプトを採用したブティックとしてオープンした。新たな場所は、数多くのブランドブティックが建ち並ぶことで世界的に知られる、銀座・並木通り沿い。しかも新店舗は、ブランドカラーのネイビーブルー＆クールグレーを組み合わせたクールでモダンなエクステリアとなっており、少し離れた場所からでも「ゼニス ブティック」だとひと目で分かる佇まいだ。

　店内もまた、ブランドカラーを基調とした明るい雰囲気。しかも、天井にはブランドコードである「天頂に輝くゼニススター」をモチーフにした星空が描かれており、あたかも異国のリゾート地にいるかのような解放的な気分へと誘ってくれる。

「ゼニス ブティック銀座」は世界の旗艦店という位置付けだけに、ラインナップもさることながら、その見やすさ、選びやすさも特筆だ。

　ゼニスは2017年にコレクションの再編をアナウンスして以降、コレクションを「デファイ」「パイロット」「エリート」そして「クロノマスター」の4つに分類し、各モデルの性能やデザインなどの個性を分かりやすく明確にした。そのコンセプトはブティックでも活かされており、店内はアイコニックな「クロノマスター」、コンテンラリーな「デファイ」、そしてシンプルな「パイロット／エリート」の3つにゾーニング。こうした“コレクションスペース”を採用することによって比較検討が行いやすくなり、求める時計がより選びやすくなっているのだ。

　ほかにもブティックならではのメリットは数多く、交換用ストラップのラインナップの充実ぶりに加え、ブティック限定モデルも用意。ゼニスのファンはもちろん、時計愛好家やこれから本格時計の購入を考えている人にも足を運んでほしい、解放感と刺激が共存する空間である。