世界に先駆けて日本先行発売のNewエボテックウォッチが、松坂屋名古屋店で開催の「ワールドウォッチフェア」に登場します。
2015年バーゼルワールドでも話題となった、カール F. ブヘラの新作エボテックウォッチ。4月25日の発売以来、ご好評をいただいているこの新作がついに中部エリアにもお目見えします。
/sites/default/files/newsImage2/1065.jpg2015年7月8日(水)から21日(火)まで、松坂屋名古屋店にて「ワールドウォッチフェア」が開催されます。各時計ブランドの新作が紹介される中、カール F. ブヘラが誇るペリフェラルローターを搭載した自社製キャリバーを搭載したNewエボテックウォッチ4モデルが登場します。2009年の発表以来、ブランドのアイコンとして存在感を見せるエボテックシリーズ。その凛々しく締まった表情を演出するラバーベゼルは、かかせない重要なデザインファクターです。まさに他にはない特徴で中身も外見も独自の印象を与えるブランドのアイコンモデルであるエボテックが、39mmという日本人にとってのベストサイズで登場します。
新しいエボテックビッグデイトは、定番のブラックダイアルだけでなく、美しいネイビーブルーも新たにバリエーションに揃いました。深みのあるブルーは、大人の余裕と落ち着きを感じさせる印象的なカラーです。
「パトラビ エボテック」シリーズは、自社製造キャリバーCFB A1000を搭載し、クッション型のケースデザインが印象的な時計です。ラバーベゼルが男性的な強い表情を作り、中身の独自性と合わせて、自分だけの存在感を表現します。ビッグデイトや曜日表示、時間表示だけのシンプルなダイアルは見やすさを追求し、新しいスタンダードと言えましょう。
フェアでは、他にも世界限定188本の「マネロ トゥールビヨン」を始め、ブランドの様々な表情を見せるラインナップをご紹介します。この機会にぜひご来店くださいませ。
「ワールドウォッチフェア」詳細
開催期間:2015年7月8日(水)〜21日(火)
開催会場:松坂屋名古屋店 北館5階時計サロン
〒460-8430 名古屋市中区栄3丁目16-1
TEL:052-251-1111(代表)
ブヘラジャパン株式会社
Tel: 03-6226-4650
Mail:info@carl-f-bucherer.co.jp
www.facebook.com/carlfbuchererfineswisswatches
【フェアのお問合せは】
松坂屋名古屋店 北館5階時計サロン
TEL : 052-251-1111(代表) 表示
AHCI | 独立時計師協会による 日本初の本格的な展示受注会を開催
2015年で創立30周年を迎えたAHCI(独立時計師創作家協会。通称アカデミー)。そのアカデミーによる、日本初の本格的な展示受注会が、松屋銀座7F貴賓室にて、2015年7月10日から14日まで開催されます。
この展示受注会では、2015年のバーゼルワールドで発表された新作を含め、アカデミーに参加する独立時計師たちの作品を、実際に手にとって見ることができます。また、7月10日から12日までは、日本人のメンバーも含め、来日したメンバーやブランドと通訳を通じて、カスタマイズ・ウォッチもご注文いただけます。
この機会に、ぜひ独立時計師たちが作り出した、日本では滅多に見ることができない芸術作品としての時計の世界に触れてください。
参加時計師(ブランド)/スヴェン・アンデルセン、ミキ・エレタ、ポール・ゲルバー、ピタ バルセロナ、クリスチャン・ヴァン・ダー・クラウ、ルドビック・バロア、マーク・ジェニー、浅岡 肇、菊野 昌弘(特別出品)、アントワーヌ・プレジウソ(特別出品)

AHCIは1985年、独立時計師と、将来、機械式時計の製造を担う若手の育成のため、スヴェン・アンデルセンとヴィンセント・カラブレーゼにより設立されました。メンバーの作品は、過去17回、ジュネーブ時計グランプリにおいて数々の賞を獲得し、スイス機械式時計業界の発展に貢献しています。また、バーゼルワールドに合わせて、世界の若手の時計師の時計を集めたコンテストを実施し、その優秀作品をバーゼルで発表。これは若手時計師の登竜門となっており、スイス時計業界でも重要な位置付けにある団体です。

2015年、アカデミーの正式メンバーとなった独立時計師の浅岡肇氏。インダストリアル・デザイナーである浅岡氏は、コンピュータ・グラフィックスの知識と経験を生かして独自設計のムーブメントを、すべて自力で製作する実力を持つ希有な時計師です。これまでムーブメントからケース、文字盤まで自製のトゥールビヨンや、超大型テンプを備えた三針モデルなどを発表しています。
文:名畑政治
「AHCI展示受注会」 についてのお問合せは…
松屋銀座
TEL:03-3567-1211(大代表)
〒104-8130 東京都中央区銀座3-6-1
www.matsuya.com
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2015年6月20日、ランボルギーニが主要パートナーであるブランパンとともに、富士スピードウェイを再び走り抜けました。4年目となるランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズの、スリリングなレースのシーズンが戻ってきたのです。9つの地域より17台の車両が富士スピードウェイに集結し、集まった数百人の観客や熱狂的なファンとともに、この待望のシリーズの幕開けとランボルギーニ・ウラカンLP620-2のアジアにおけるレース・デビューを祝福しました。
美しい富士山の景色を背景にもつ富士スピードウェイは、最高速度を引き出す1.5km続くまっすぐな直線コースを誇り、猛烈な高速コースとして知られており、ランボルギーニとブランパンによる共催を象徴するにふさわしい代表的な場所です。回を追うごとにレースへの情熱が増し、進化を遂げていくことがわかります。今年は40台を超えるランボルギーニのパレード・ランがトラック上で行われ、多くの人々の注目を集めました。
予選レースでは、ダヴィデ・リッツォがグリッドにてポール・ポジションを獲得し、アピプ・ヤジドとアンソニー・ウォンが続き、Hideo Akagiと平峰一貴は全体で3位につきました。レース中は、プロドライバーのヤジドとリッツォが1位を巡って激しく競り合い、PRO-AMの落合俊之が、Akagi、平峯、チャン、リーに遅れを取った後に3位まで上がりました。全てのドライバーが素晴らしい腕前を披露する中、プロドライバーのアピプ・ヤジドとダヴィデ・リッツォがそれぞれ総合1位と2位を獲得しました。PRO-AMクラスでは、落合俊之が2位につけ日本人が表彰台に上り、1位は中国のリー・チャオとチャン・ダ・ション、3位はスリランカのディランタ・マラガムワとインドネシアのアマーン・エブラヒムでした。AMクラスでは、水谷晃と野間一が1位となり、香港のマイケル・チョイとキース・チャンが2位、武井寛史と古田聡が3位に入り、日本勢が大健闘。
レースの1戦目はいつも大きな試練となりますが、優れた車両デザインと巧みな操作により、ドライバーたちは直ぐに新しい車両と一体になり、ラップタイムをどんどん上げてレースを進めていきました。明日のレースでは、富士の聖地にてさらに盛り上がるレース展開となり、より高速のラップタイムが出ることが期待されます。
前日の曇り空が続く2日目のレースでは、蒸し暑いコンディションにも関わらず、激しい雨の中レースが繰り広げられました。スタート地点では、ダヴィデ・リッツォがポールポジションにつき、内田雄大、ユアン・ボ、落合俊之が続きました。
レースは興奮に包まれ、 PRO-AMクラスの内田雄大はスタートからポジション確保に苦心を強いられましたが、最終的には全体で2位につけました。PROクラスのダヴィデ・リッツォは、スリランカ・インドのPRO-AMのディランタ・マラガムワ/アマーン・エブラヒムのペアの徹底した激しいパフォーマンスによって全体で3位に転落。同ペアは激しい戦いの末にスタート地点の5位から全体1位で終了しました。中国人ドライバーのユアン・ボは不運な接触によって前レースは棄権を余儀なくされましたが、今回は全体で4位、PRO-AMクラスで3位となりました。
さらにAMクラスでは日本人ドライバーが活躍し上位につけ、3位の木村武史、2位の水谷晃/野間一のペアが表彰台を飾りました。香港のマイケル・チョイ、キース・チャンがクラスAMクラス1位、全体で5位でした。
/sites/default/files/newsImage1/1064.jpg数多くのランボルギーニ・ウラカンLP 620-2スーパートロフェオのレースマシンと同時に、ランボルギーニが開発した最初のGT3マシンとして大いに期待されている、ウラカンGT3が富士スピードウェイで展示され、アジアパシフィックでのデビューを飾りました。ウラカン GT3は、イタリアのカー・メーカーが初めてGT3レースシリーズへ直接関与することを象徴する存在で、ランボルギーニにとってさらなるマイルストーンとして位置づけられています。フロント/リアの重量配分が42/58で重量わずか1,239kg、後輪駆動に設定された5.2リットルのV10自然吸気エンジンを備えており、ボッシュ社の統合電子制御システムにてエンジン、ギアボックス、トラクションコントロールを管理しています。
第4シーズンに入ったランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズは年々勢いを増しており、アジアと世界の両方から多くのファンを集めています。ランボルギーニはお客様に真のレースを体験して頂ける素晴らしい機会を提供し続けています。ドライバーが細かい調整のみに限られ、大きな改造は認められないことを受け入れることでプロフェッショナルなレベルの競技となり、質の高いレース基準を守りつつ全員がチャレンジングなレースを体験できます。
/sites/default/files/newsImage2/1064.jpgレース結果 ― 第1レース
PRO-AMカテゴリー
#96 リー・チャオ/チャン・ダ・ション
#12 落合俊之
#24 ディランタ・マラガムワ/アマーン・エブラヒム
AMカテゴリー
#39 水谷晃/野間一
#68 マイケル・チョイ/キース・チャン
#7 武井寛史/古田聡
レース結果 ― 第2レース
PRO-AMカテゴリー
#24 ディランタ・マラガムワ/アマーン・エブラヒム
#23 内田雄大
#8 ユアン・ボ
AMカテゴリー
#68 マイケル・チョイ/キース・チャン
#39 水谷晃/野間一
#7 木村武史
ブランパン ブティック銀座
TEL:03-6254-7233 表示
2015年6月15日、世界的な馬術スポーツ界のお歴々が列席する式典において、ハヤ・アル=フセイン王妃(ヨルダン王女およびドバイ王妃)が、権威ある 2015年度ロンジンレディースアワードを受賞したことを発表しました。
ロンジンレディースアワードは、世界的な馬術スポーツ界のトップレベルにおける、エレガントな女性に対し、その成功と功績を評価するものです。審査員には、FEI(国際馬術連盟)会長のイングマール・デ・フォス氏、IFHA(国際競馬統括機関連盟)会長のルイ・ロマネ氏、FEGENTRI(国際騎手連盟)会長のナタリー・ベランギエ氏ら、世界馬術界 3人のリーダーが名を連ねています。
障害飛越競技の元オリンピック選手、国際馬術連盟(FEI)の会長を 2期務めた FEI名誉会長、クラシック競技で勝利した競走馬の馬主でもあるハヤ王妃の受賞について、ロンジン本社副社長兼ロンジングローバルマーケティングディレクターである、ファン・カルロス・カペリは次のように述べております。「馬術スポーツのために精力的に貢献している競技者、リーダー、女性として、類まれなエレガンスを備えている」ことが認められた結果です。
ハヤ王妃のロンジンレディースアワードの受賞に対して、以下の公式コメントを残しています。「このような賞を頂けることを大変な光栄に思っております。受賞にあたり、私にはお礼を述べるべき方々が沢山おります。いずれにしても、ずっと私を支え、サポートをしてくれている大勢の女性の代表として、私はこの賞を頂戴することとしました。実際には、馬たちが私達人間の最良の部分を引き出してくれるのであり、大事なのは協力し合うことなのです。私が一人で成し遂げたことなど、ひとつもありません。」
ハヤ王妃が受賞した 2015年ロンジンレディースアワードには、ロンジンの懐中時計が含まれています。ロンジンイクエストリアンポケットウォッチホーストリオ 1911です。極めて希少価値の高い、この 18カラット、ローズゴールドの限定盤は、裏側に 3頭の馬が精巧に描かれた、1911年に始まるロンジンの懐中時計モデルからインスピレーションを得ています。葉の模様が繊細に彫られたバックグラウンドで、3頭の馬たちの顔が引き立ちます。このモデルは「キャリバーL878.4」、手巻き、ロンジン製ムーブメントに特色があります。
FEI会長のイングマール・デ・フォス氏は、次のように述べております。「ハヤ王妃は馬術スポーツに限らず、馬術に関わる全ての人々、また、スポーツと縁がない方々にも、王妃の決断力、強靭さ、誠実さに感銘を受けた大勢の女性たちに、深く息の長い影響を与え続けてきました。ロンジンレディースアワードは、王妃が競技場の内外で発揮してきた見事なスポーツマンシップとリーダーシップ、また、世界中の人々や社会を力づける能力に対する、すばらしい賛辞にほかなりません。」
IFHA会長のルイ・ロマネ氏は、馬術スポーツのトップレベルでコラボレーションを推進しているハヤ王妃の役割を称賛しています。「王妃は、FEIの非常に優れた会長として 8年間務めましたが、それ以前は、極めて優秀かつエレガントな障害飛越の騎手でした。2014年には、FEIと IFHA間の公式な協力体制として、この両者で設立された International Horse Sports Confederation(国際乗馬スポーツ連盟)の初代会長に選出されています」
/sites/default/files/newsImage2/1063.jpgFEGENTRIの会長であるナタリー・ベランギエ氏は、次のように語っています。「ハヤ王妃には競技とエクセレンスの精神があります。とりわけ、女性としてのエレガンス、また、FEIの運営手腕にその精神が発揮されています。実に見事な采配です。王妃の高潔さと気品がその表れです」
本式典には、世界各国より、馬主、飼育者、騎手、さらにあらゆる有力馬術団体の先人を含め、馬術界のリーダーなど数多くの方々にご列席頂きました。 馬術スポーツに対するロンジンの情熱は、ジョッキーと馬のエングレービングを施したクロノグラフを製造した 1878年に遡ります。1881年ごろにレーストラックで流行し、騎手と競馬ファンの間で大変な人気を集めたこのモデルは、レース成績を秒単位で計時できました。さらに、ロンジンは 1912年以来、障害飛越競技のパートナーを務めています。現在、ロンジンは障害飛越、フラットレース、および総合馬術競技会に関わっています。
1832年の創業以来、スイスのサンティミエに拠点を構えるロンジンは、「伝統」と「エレガンス」、そして技術面での「性能」を最大限に活かし、優れた時計を生み出しています。ロンジンは、数多くの世界的なスポーツイベントの公式計時の製造メーカーであり、また国際的なスポーツ連盟のパートナーとして、長年に渡り豊富な実績を築いてきました。「翼の砂時計」をブランドロゴとして有するロンジンは、世界最大のウォッチマニュファクチュアスウォッチグループのメンバーであり、現在、140カ国以上でビジネスを展開しています。
[「ロンジン」に関するお問合せは]ロンジン/スウォッチ グループ ジャパン
TEL.03-6254-7351 表示
今までの機械式時計の常識概念を覆した新駆動方式“センターシャフト・ドライブ”を組み込んだドリーム・キャリバーとして、時計愛好家やコレクター達から注目される“カリブル ロワイヤル”を搭載した、ペキニエ マニュファクチュール初の本格ダイバーズ ウオッチ <ロワイヤル 300>フェアが小柳時計店で開催されます。
ベゼルはラバー・インジェクション・モールドを採用。ねじ込み式のリューズはクイック・スクリューイン方式でリューズを1/4回転回すだけでねじ込みが完了する、ユーザーフレンドリーな設計となっています。
フェア開催期間中、<ロワイヤル 300>をお買い上げのお客様に<ジャン・ルソー>特製ストラップをプレゼントいたします。ブザンソンを拠点とする高級ストラップのマニュファクチュール「ジャン・ルソー」がペキニエのために製作したオリジナル ストラップです。フレンチ・ブランド・コラボレーションの特別感をお楽しみください。
<ロワイヤル 300フェア>
開催期間:2015年7月4日(土)〜7月12日(日)まで
開催会場:小柳時計店
〒634-0804 奈良県橿原市内膳町1-3-10
TEL:0744-22-3853
営業時間 10:00 - 20:00(定休日:火曜日)
ロワイヤル 300
Ref. 9050343/30、9050473/36(写真上から順)
ケース径:43.0mm
ケース厚:15.1mm
ケース素材:SS
防水性:300m防水
ストラップ:ラバー(フォールディングバックル)
ムーブメント:カリブル ロワイヤル(自動巻き、完全自社製)、21,600振動、88時間パワーリザーブ(シングルバレル、実動およそ100時間、等時性保証72時間)、センター・シャフト・ドライブ
仕様:パワーリザーブ・インジケーター/スモール・セコンド/無反射コーティング サファイア クリスタル ガラス/逆回転防止ベゼル/クイック・スクリューイン・クラウン
価格:620,000円(税抜)
カリブルヴァンテアン株式会社
Tel:03-6206-2333 表示
Watch Journey Vol.01 in Kobe 時計の旅 第一回 神戸編 美しい街に秘められた物語を探して
取材・文:名畑政治 / Report & Text:Masaharu Nabata
写真:嶋田敦之、堀内僚太郎 / Photos:Shimada Atsuyuki、Ryotaro Horiuchi
カミネについてのお問合せは・・・
〒650-0021 兵庫県神戸市中央区三宮町3-1-22(トアロード本店)
TEL:078-321-0039 FAX:078-325-5277
営業時間:10:30 - 19:30
定休日:不定休
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SUUNTO スント エッセンシャル プレミアムデジタルウォッチの頂点へ
構成・文:篠田哲生 / Composition&Text:Tetsuo Shinoda
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto
スント(SUUNTO) についてのお問合せは……
スントカスタマーサポート
Tel:03-4520-9417
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ワーテルローの戦いから200周年を迎えた今年、激戦地ウーグモン農場の修復プロジェクトで主要なスポンサーをブレゲが務めることになりました。戦いの最後を見届けたウーグモン農場をヨーロッパの平和と安定のシンボルにすべく、歴史的に重要な建物を修復し、ミュージアムとして活用することが2015年6月17日に発表されました。この発表には、ブレゲの社長兼CEOのマークA. ハイエックの他に、チャールズ皇太子、ウェリントン公爵、ブリュッヘル・フォン・ワールシュタット公、ナポレオン公シャルル殿下といったヨーロッパのロイヤル・ファミリーの方々が列席され、著名な政治家や世界の報道関係者が集いました。
連合軍のウェリントン公爵は、ワーテルローの戦い(1815年6月18日)にとって、ウーグモン農場の占拠がこの対戦を決する鍵と考え、それがヨーロッパで20年に渡って繰り広げられた戦争に終止符を打つ結果となりました。ブレゲにとってもまた、このウーグモン農場の館は、特に重要な意味をもっていました。当時、ブレゲのメゾンと戦いで活躍した中心人物たちの間には密接な関係が築かれていたからです。ブレゲを愛顧した顧客には、ナポレオンの北部軍と、これに敵対した連合軍のどちらも含まれていました。その中で特に代表的な著名人といえば、もちろん皇帝ナポレオンとウェリントン公爵です。さらに、ナポレオン側には、グルーシー元帥やネイ元帥、ジェローム・ボナパルト、軍医総監ドミニク・ラレー男爵、ケラーマン将軍の名を挙げることができます。対戦する連合軍のアクスブリッジ伯爵やサマーセット卿、パーシー少佐、クック将軍、メイトランド将軍、ポンソンビー将軍もまた顧客に含まれ、さらには反ナポレオンのポッツォ・ディ・ボルゴもその一人でした。しかし、ワーテルローの戦いはまた、アブラアン-ルイ・ブレゲの名声を広め、その評価を大いに高める機会にもなりました。ブレゲは、ルイ18世にフランス国王の復権を見出し、心から崇拝すべき人物として賞賛しました。そして、ワーテルローの戦いからわずか数か月後の1815年10月27日、ブレゲはフランス王国海軍の時計師に任命されました。アブラアン-ルイ・ブレゲは、ここに至るまで40年も自身の時計会社の経営を続けてきました。1775年にパリで創設されたブレゲの時計会社は、ルイ16世や王妃マリー・アントワネットが君臨したフランス王国の宮廷で最初の成功を収めました。フランス革命の動乱期に、ブレゲはいったん出身地のスイスへと戻ります。ナポレオンによる帝政期は、皇帝一族のほとんどがブレゲの顧客になりました。ブレゲはまた、輸出にも取り組み、彼の時計はイギリスやスペイン、ロシアでも評判を得ました。ナポレオンの大陸封鎖令やロシアとの対戦によってその販路が阻まれたものの、ナポレオンが失脚すると、ルイ18世の庇護やウィーン会議で新体制のヨーロッパが生まれたことが会社にとって追い風になり、ブレゲはさらなる頂点に向かって発展を遂げました。
アブラアン-ルイ・ブレゲは、現代の時計製造を誕生させることになる数多くの発明を技術とデザインの双方で成し遂げました。その発明には、ゴング・スプリングやモントレ・ア・タクト(触覚時計)、トゥールビヨン、クロノグラフなどがあります。ブレゲはまた、ナポレオンの妹にあたるナポリ王妃カロリーヌ・ミュラのために、1812年に初の腕時計も考案しました。ブレゲが作る時計のデザインは薄型で装飾も控えめながら、ギヨシェ文字盤やブレゲ針、フルート装飾のケースバンドなどが特色になっていました。
現代のブレゲ社は、ウーグモン・プロジェクトの支援活動を通じて、自社の歴史やヨーロッパの歴史との関係をあらためて強調しています。このパートナーシップは、文化遺産の保存を財政的に支援するという、2005年に始まった社の方針の一環です。そこには、ヴェルサイユ宮殿にマリー・アントワネットが所有していたプチ・トリアノンやフランス式パヴィリオンの修復に関する全面的な財政支援や、ルーヴル美術館の美術工芸部門の18世紀サロンの修復を援助する主要スポンサー、パリの王立海軍博物館の海軍航空隊に捧げたホール建設の財政支援、ファイン・アート・ミュージアム・オブ・サンフランシスコのサロン・ドーレの創設支援などが含まれます。
/sites/default/files/newsImage2/1061.jpg2015年6月17日、ウーグモン農場の修復とブレゲ・サロンの開設を告げる記念式典は、ウェリントン公爵、ブリュッヘル・フォン・ワールシュタット公、ナポレオン公シャルル殿下の間で交わされた、和解を象徴する握手もって幕を閉じました。記念行事が行われた6月17日から20日に、「ヨーロッパの中心で生き続けるブレゲ」と題された一連の講演が催され、ベルギーのワーテルロー委員会の会長を務めるベルナール・スノイ卿は、ブレゲと軍団のリーダーたちとの類まれな関係や、ウィーン会議(1814-1815年)に参集したヨーロパ列強国の大使たちとの関係を詳しく取り上げました。これは、ヨーロッパにおいてブレゲとその時計がいかに重要な地位を占めていたかを強く印象づけることとなりました。
[ブレゲに関するお問合せは]ブレゲ ブティック銀座
TEL:03-6254-7211 表示
CASIO G-SHOCK ライフスタイルウォッチというG-SHOCKの新しい価値
G-SHOCKの人気が広がっている。世界的な規模で売れているグローバルブランドであるだけでなく、若年層からミドルエイジまでファン層が広いのだ。
ではなぜG-SHOCKが誰からも受け入れられるのか? 第一の要因は、“耐衝撃性能”という根幹を守り続けたこと。1983年から続くこの伝統を守ったため、商品コンセプトやデザインの方向性がぶれず、ファンを離さなかった。かつてのG-SHOCKを知る人は、大人になっても“タフな時計”の価値を知っているので、高級時計ユーザーであっても、休日のレジャーにはG-SHOCKを着けるというのが、ごく普通の選択肢になったのだ。
では若い層はどうか? G-SHOCKではアクションスポーツやダンス、音楽、モータースポーツなどあらゆるユースカルチャーと連動し、サポート活動をしている。そのためあらゆる趣味の人々に“自分たちの時計である”と認識されているのだ。
つまりG-SHOCKとは、あらゆる人々のライフスタイルに寄り添う時計だということ。こういうアイテムは日本の時計市場を見ても、まず見当たらない。それだけ特別な存在なのだ。
ファッション性を意識したヴィンテージ加工が特徴の「MTG-S1000BS」を特別展示。昨年限定発売され、即完売したというレアモデルだ。
海をコンセプトにした「ガルフマスター」。デジアナ式にすることで、トリプルセンサー搭載の多機能モデルでありながら使い勝手に優れる。
G-SHOCKがある生活を楽しむ
岡山を代表する人気時計店「トミヤ」は、本店を構える岡山市の表町(おもてちょう)のアーケード街の中だけでも9店舗も構えており、多種多彩な時計や雑貨を通して、“時間を楽しむ”というライフスタイルを提案している。
G-SHOCKのコンセプトショップ「EDGE」を展開しているのは、ファッション性の高いモデルを集めた「クロノファクトリー」。そして今回イベントを行ったのは、そこから数十メートル離れた高感度なライフスタイルショップ「Omotecho Style Store」のイベントスペースだ。
トークセッションに登場したのは “鉄人”として知られる野球解説者の金本知憲さん。そして人気モノ情報誌「Goodspress(徳間書店)」の長谷部敦編集長と共に、G-SHOCKが作り出してきたカルチャーやG-SHOCKを着けること自体を楽しむというライフスタイル、そしてファッションとの親和性などを語り合う。さらには金本さんの現役時代の“タフ”エピソードに華を咲かせた。
最後はTEAM G-SHOCKによるパフォーマンス。フリースタイルフットボールの第一人者TOKURAの美技からスタートし、フリースタイルバスケットボールチーム「ORIGAMI」や、人気ダンサーISSEIを中心としたダンスが会場を沸かす。トップアスリートのパフォーマンスを見ようと、地元の小学生たちも多数来場したが、彼らもまた未来のG-SHOCKファンなのだ。
G-SHOCKが積み上げてきた世界観は、大人から子供まで様々な人々に響く。そして、G-SHOCKと共に過ごす時間には、特別な経験が待っているのだという事を、実感するイベントとなった。
今回登場したTEAM G-SHOCKの面々。左からフリースタイルバスケットボールのORIGAMI、フリースタイルフットボールのTOKURA、そしてISSEI、DRAGON、WING ZEROからなるダンスユニット。
会場では美しいケータリングサービスも実施。タフでアクティブなだけではない、大人のG-SHOCKを楽しむイベントでもあるのだ。
構成・文:篠田哲生 / Composition&Text:Tetsuo Shinoda
トミヤ クロノファクトリー店についてのお問合せは・・・
岡山県岡山市北区表町2-2-61
TEL:086-223-1038
営業時間:10:38 - 19:30
定休日:無休
>>>Gressive掲載ページはこちら
>>>トミヤ クロノファクトリー店 WEBサイトはこちら
G-SHOCK(ジーショック)のお問合せは
カシオ計算機 お客様相談室
TEL:03-5334-4869
>>>オフィシャルサイトはこちら
G-SHOCK(ジーショック)のGressive掲載ショップはこちら
2015 年6 月16 日、香港のカイ・タク・クルーズ ターミナルにて、オメガは映画「ザ・ホスピタル・イン・ザ・スカイ」のアジア・プレミアを開催しました。このドキュメンタリー映画は、オービスインターナショナルの“空飛ぶ眼科病院”でのシンディ・クロフォードの体験が描かれています。
今回のイベントには、この映画のナレーターもつとめた、オメガの長年のブランドアンバサダーのシンディ・クロフォード、オメガ副社長 インターナショナル セールス ディレクターのレイナルド・アッシュリーマン、そして、オー ビスインターナショナルの開発部長のポール・フォレストが参加しました。
オービスの”空飛ぶ眼科病院”は、特別に改造されたジャンボジェット機で、眼科病院、そして研修施設としての機能と設備を完璧に兼ね備えています。”空飛ぶ眼科病院”の1つのミッションを追った今回のドキュメンタリー映画「ザ・ホスピタル・イン・ザ・スカイ」は、オメガ制作による48 分の作品です。この中で、ペルーのトルヒーリョに着陸、活動中の”空飛ぶ眼科病院”を視察するシンディ・クロフォードと、彼女の娘、カイアの体験が映し出されています。「これまで、数々の素晴らしい体験をしてきましたが、今回の旅は本当に特別な思い出となりました。このような得難い体験を娘と共有できたこと、そして、医師達の活動を手の届く距離で視察できたのは、忘れられません」とシンディはコメントしています。
今回の映画は、オメガとオービスインターナショナルが共同制作した、第2作目となります。1 作目の「スルー・ゼア・アイズ」はダニエル・クレイグが出演し、モンゴルでの”空飛ぶ眼科病院”の活動が映し出されました。
上映会の後、オメガのアッシュリーマンは、「このような活動に関われる事を誇りに思います。視力は本当に大切なものです。オービスと一緒に仕事が出来るという事実は、オメガの社員にとって、大きなモチベーションになります。オービスの活動に参加していると感じられるからです」とコメントしました。
オービスインターナショナルは、非営利組織であり、ハイクオリティな眼科治療と、治療可能な失明撲滅活動を、世界中で行っています。また、僻地にいる医療従事者に対する研修も行っています。
オービスのフォレスト氏は「飛行機が飛び立つ時は、現地スタッフの治療技術・知識が向上した事を意味します。その土地で、彼らは進んだ医療を提供できるようになり、地元民の生活を変える事ができるのです。この映画を見てもらえれば、我々の活動がいかに影響力があるものか分かっていただけるはずです」と述べました。
今夏、アジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカの各地域では、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルで、このドキュメンタリー映画が放映される予定です。東南アジアでは、香港が最初の放送地となり、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルにて、6 月19 日(金)に放映され、その後、順次世界で放映されます。
オメガとオービスインターナショナルについてはこちら: www.omegawatches.com/planet-omega/social/orbis
[オメガに関するお問合せは]オメガお客様センター
TEL:03-5952-4400 表示









金本知憲さん(右)と長谷部敦編集長(左)もG-SHOCKを腕に。スーツにもカジュアルにも似合うのが、G-SHOCKの強み。