ROGER DUBUIS | ロジェ・デュブイ 2022新作 ロジェ・デュブイと空山基氏のDNAが出会うタイムピース。ロジェ・デュブイ「エクスカリバー モノバランシエ ソラヤマ」
2022年7月、ロジェ・デュブイが世界的イラストレーターである空山基氏とコラボレーションした新作「エクスカリバー モノバランシエ ソラヤマ」を発表します。空山氏による故ロジェ・デュブイ氏のオマージュが込められた「エクスカリバー モノバランシエ ソラヤマ」は、2022年4月に発表した新キャリバーRD720SQを搭載した新作「モノバランシエ」シリーズから登場します。
今回ロジェ・デュブイがタッグを組んだ空山基氏は、数十年にわたり数多くのアーティストにインスピレーションを与えてきた、破壊的な魂の持ち主の一人です。この世界的に有名な日本人アーティストは、イラストレーションというジャンルを超え、伝統を揺るがした代表作「セクシー ロボット」を生み出しました。丸みを帯びたラインと磨き上げられたクロー ムメッキの肌が美しいピンナップは、ロジェ・デュブイのシグネチャーデザインの対極にあるように見えます。しかし、数々の賞を受賞し、世界中に熱狂的な支持者をもつ空山氏とロジェ・デュブイはルールを破り、新しいアートを創造しようとする価値観を共有しているのです。
ロジェ・デュブイはハイパーオルロジュリーの未来を形作るために、常に物事のあり方に挑戦し続け、想像力を解き放ち続けるために2021年よりアーバンアーティストとの協働を強化しています。
「写実表現技法のゴッドファーザー」の異名をもつ現代美術家
世界を“挑発”し続ける現代美術家 空山基氏。女性の人体美をロボットに取り込んだ「セクシーロボット」シリーズ(1978~)によって一躍その名を知らしめ、多くの熱狂的なファンを獲得するのみならずエアブラシを駆使した超絶技法で多くのクリエイターに 今もなお多大なる影響を与え続ける“生きる伝説”です。コラボレーションワーク においても、数々のエポックメイキングな作品を生み出しており、氏がコンセプト デザインを手がけたソニーのエンターテイメントロボット「AIBO」(1999)はそのひとつ。初代「AIBO」は、グッドデザイン賞グランプリ、メディア芸術祭 グランプリを受賞したほか、米国のスミソニアン博物館およびMoMAのパーマネント コレクションに収蔵されるなど、国際的な評価を獲得しています。
超絶技巧が実現した“モアレの美学”
メゾンを挑発する空山基氏の奇想天外な仕掛け
革新のテクノロジーと伝統のクラフツマンシップ、そしてアヴァンギャルドかつ 精緻なデザインによって表現されるこの驚愕のタイムピースはもはやアートといえるで しょう。ウォッチメイキングの未知なる地平をどこまでも切り拓くロジェ・デュブ イが、コラボレーションモデル「エクスカリバー モノバランシエ ソラヤマ」で表現したのは、 ウォッチの次なる可能性です。この新たなタイムピースの 主役はなんと、文字盤左上に配されたマイクロローター。空山氏は、ストッキングの視覚効果からインスピレーションを受け、セクシーロボットで作り出すような光と動きの戯れをこのタイムピースにもたらすべく、ロジェ・デュブイのマイクロローターを再構築してモアレ効果を創出。
モアレ効果とは、線と線の干渉によって生じる模様のことであり、2本の線または格子が重なったときに生じる光学的効果です。
固定されたフリンジサファイアガラスと、精緻なエングレービング が施された動くメタリックパーツによって生み出されるモアレ効果は、メゾンが誇る職人の技術と、現代美術家である空山基氏の創造・想像力との化学反応によって生み出された前例のない驚異的なものです。
具体的にはローターのタングステン部分(可動部)に直接取り付けられたパーツが、ギョーシェ装飾を施され、光を反射する「ピラミッド型」の規則的なパターンを作り出していることによってこの効果を可能にしています。このギョーシェ装飾は、手動式の機械を使って伝統的に施されるものでこのパーツを作るには3時間費やします。また、その上に固定されたサファイアガラスが置かれ、そこにはブラックの規則的なラインが刻印されています。各ラインの間に完璧なスペースを見つけ、最高の光学効果を得るために、数えきれないほどの試行が行われました。手首の動きに合わせて催眠術をかけるようなモアレ効果の開発には約1年以上を要し、まさに空山氏の美学とロジェ・デュブイの時計技術を融合させた傑作です。
故ロジェ・デュブイへのオマージュ
ルールを大胆に破りつつも、メゾンのDNAに対してはリスペクトを持ち再解釈をする。そんな空山氏の姿勢が最も現れているのは、ロジェ・デュブイのアイコンであるスターシグネチャーのデザインです。空山氏は故ロジェ・デュブイのオマージュとして、オリジナルの形状を残すことにこだりつつも、星形はそのままに、オリジナルの星形とは正反対のフォルムにしました。つまりロジェ・デュブイの従来のスターは、シャープですっきりとしたラインとアングル、そしてコントラストを際立たせるためにさまざまな仕上げが施されているのに対し、空山氏のデザインは、まるでセクシーなロボットのように、曲線的で丸みがあり、最大限の輝きを放つように磨き上げられているのです。
もうひとつは星の中心部の形状です。従来ではスターの中心が円形になっているところを、空山氏は星の中心を五角形にデザインしました。またケースとブレスレットは、ブランド史上初のフルポリッシュ仕上げとなりました。これはメゾンの従来の方法および故ロジェ・デュブイのこだわりとは異なりますが、すべてのパーツをポリッシュすることで、コントラストを消し、そして全角度をわずかにカーブさせています。
そうすることで、このタイムピースに非常に滑らかで有機的な感覚がもたらされ、圧倒的な存在感ととラグジュアリーさを表現することに成功しました。最新の注意を払って手仕上げされた「エクスカリバー モノバランシエ ソラヤマ」は、高級時計製造で最も厳しいとされるジュネーヴ・シールによって認定されています。
エクスカリバー モノバランシエ ソラヤマ
Ref.:RDDBEX1013
ケース径:42mm
ケース素材:チタン(ポリッシュ仕上げ)
ストラップ:チタン(フルポリッシュ仕上げ)、クイックリリースシステムで交換可能、チタン製ブレード トリプルフォールディングバックル
防水性:10気圧(100m)
ムーブメント:自動巻き、Cal.RD720SQ、72時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)
仕様:時・分表示、エングレービングされたミニッツトラックとトランスファー印刷されたロゴデザインを配したロジウムメッキのダブルサーフェスフランジ、中央にSLN(スーパールミノバ)を配したポリッシュ仕上げのグレイアワーマーカー
限定:28本、日本限定
価格:8,030,000円(税込)
※2022年7月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。
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