ORIS | オリス 漆黒の世界へ「オリス ダイブコントロール リミテッドエディション」

　最大限の視認性を確保するため、ダイアルも大きく設計されています。RSSシステムを搭載したベゼルは、耐傷性に優れ、色褪せしにくいセラミック製トップリングを備えています。時・分針やインデックス、ベゼル上のゼロマーカーはすべてスーパールミノバ ®がのっており、ダイバーにとって重要な情報を示すため、細かいインデックス等にブラックとのコントラストが高く、水中で最も認識しやすい色のひとつであるイエローを採用しています。

　また、飽和潜水の間ヘリオックス（ヘリウムと酸素の混合ガス）に頼らなければならない深海の環境に身を置くローマン達にとって重要な、オートヘリウムエスケープバルブを備えています。ヘリウム原子は酸素原子より小さく時計内部に侵入することができるため、これらの粒子を放出するエスケープバルブがないと、ダイバーが通常気圧に戻ったとき時計を損傷する可能性があるのです。

　ローマンは、オリスプロダイバーシリーズの象徴的機構ローテーションセーフティシステムの開発にも同様の厳密さを適用しました。オリスはローマンとの2年間の開発期間を経て、ダイビング中にしっかりロックできる逆回転防止ベゼル（潜水時間を測定する計測装置）機構を誕生させました。ダイビングのあらゆる面で時間の測定と管理が非常に重要であり、ミスはダイバーにとって致命的です。ベゼルをしっかりロックすることで、潜水時間を正確に確認できます。

　オリスが特許を取得したこのオリスプロダイバーは、この機構を搭載した世界で唯一の時計です。
「逆回転防止ベゼルは素晴らしい機能ですが、さらにロックがかかれば、ダイバーが水中で時間を測る際絶対的に頼ることができ、心の余裕に繋がるのです」とローマンは説明します。

さらに、スイス製自動巻きクロノグラフムーブメントには、秒針、30分針、12時間針があります。 30分クロノグラフカウンターには、イエローの針と目盛りがあり、合計して60分表示が可能です。このように読み違いや計算ミスの回避と安全性向上は、プロのダイバーたちにとって何より優先されるべきことです。