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JAEGER-LECOULTRE | ジャガー・ルクルト 2025新作 新しいミニッツリピーターのキャリバーと芸術的な創意工夫の驚くべき革新を称える。ジャガー・ルクルト「レベルソ・トリビュート・ミニッツリピーター」

JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト) 2025新作 新しいミニッツリピーターのキャリバーと芸術的な創意工夫の驚くべき革新を称える。ジャガー・ルクルト「レベルソ・トリビュート・ミニッツリピーター」

 ジャガー・ルクルトがウォッチズ アンド ワンダーズ ジュネーブ2025にて、新しい自社製ムーブメント、キャリバー953で一新させたレベルソ・トリビュート・ミニッツリピーターを2025年の新作として発表しました。表裏両面に配された特徴的な文字盤は、複雑機構に新たな視覚的表現をもたらし、マニュファクチュールのメティエ・ラール™(希少なクラフトマンシップ)のアトリエが成しえる技を顕示しています。30本限定として登場するレベルソ・トリビュート・ミニッツリピーターは、レベルソのユニークな反転式ケースとアールデコ調のデザインが、いかにこのモデルをスタイルのアイコンとしてだけでなく、計時の機械的・美的側面の両方における革新の特別なキャンバスにしたかを明確に示しています。


ポロ競技場から高い複雑性へ - アイコンの進化

 1931年に制作されたレベルソは、ファッショナブルな「スポーツ・ジェントルマン」の要望を満たすようにデザインされました。1858年から1947年までのイギリス統治時代に、インドでポロ競技に興じていた軍将校らによって、ポロ競技の過酷さに耐えられる時計を制作してほしいという要望が出されました。その答えが、デザイン性と機能性を巧みに組み合わせたレベルソでした。レベルソは、まもなく多種多様な職業のお洒落好きな人たちに愛用されるようになり、男性用および女性用の新しいバリエーションの登場によって、すぐに当初のスポーツモデルとしての用途を超えるようになりました。そのアイコニックな反転式ケース(歴史的特許 CH159982)と特徴的なアールデコ調のラインは決して変わることはなく、レベルソは世界で最も有名な腕時計の1つとなりました。

 レベルソは、スタイルと機能が巧みに融合したモデルとして誕生しました。アールデコの美学に根ざしたレベルソはまた、ジャガー・ルクルトの専門技術による機械的革新を体現しています。製造当初からレベルソのキャリバーは長方形のケースの曲線に沿うように設計されており、スペースを十分に活用することは、キャリバーの精度を最大限に高めるための画期的なアプローチでした。1931年、レベルソは独特な長方形のケースで、高級時計における革新と評価されました。ケースの形状に合わせたキャリバーを搭載し、衝撃や湿度、経年劣化からキャリバーを保護するために専用のケースリングがセットされていました。

 技術的挑戦を乗り越えたマニュファクチュールは、1990年代初頭に再び技術的挑戦に積極的に取り組み、レベルソにハイコンプリケーションを搭載しました。そして1994年、レベルソ・ミニッツリピーターを発表しました。これは、ジャガー・ルクルトが腕時計用に小型化した初のミニッツリピーターであり、世界初の長方形のミニッツリピーター・ムーブメントでもありました。

JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト) 2025新作 新しいミニッツリピーターのキャリバーと芸術的な創意工夫の驚くべき革新を称える。ジャガー・ルクルト「レベルソ・トリビュート・ミニッツリピーター」

ミニッツリピーターのキャリバーにおけるチャイムの伝統と絶え間ない技術革新

 時計職人がマスターするのが最も困難で、最も挑戦のしがいがある複雑機構とみなされているのが ミニッツリピーターです。それは単に腕時計の機能であるだけでなく、ミニチュアの楽器でもあります。時計職人にとって技術を習得するのが最も困難でありながらも、最も挑戦のしがいがある複雑機構がミニッツリピーターです。ミニッツリピーターは単に腕時計の機能であるだけでなく、小型化された楽器でもあります。1994年に発表されたレベルソ・ミニッツリピーターでは、長方形のケースに搭載する複雑機構を一新し、画期的な進歩を遂げました。共鳴と増幅のための“サウンドボックス”のスペースが狭くなり、ゴングの形状を変える必要があったため、これは特に難しいものでした。

 ジャガー・ルクルトは、チャイム機能の機械的効率だけでなく、生み出される音の明瞭さと美しさの基準を常に高めており、音質を向上させる発明で数多くの特許を取得しています。近年では、サファイアクリスタルの時計ガラスに直接取り付けることで、よりクリーンな音と音量の増加を可能にしたことからその名が付いたクリスタル・ゴング(2005年)や、トレビュシェ・ハンマー(2009年)などがあります。このハンマーは、「トレビュシェット」(平衡錘投石機)の動きを生み出す関節アームで設計されていて、音量を下げることなく、より少ないエネルギーでゴングを打つことができます。(2021年にキャリバー185に導入された)もうひとつの重要な発明では、無音の間隔を無くすことに成功しました。古典的なソヌリキャリバーでは、15分のチャイムがない時に、時間と分のチャイムの間に「ギャップを埋める」かのような空白の時間が生じていたのです。

 ジャガー・ルクルトは、その豊かなチャイム機構の伝統を通して、複雑機構グラン・ソヌリまで音の匠の技を押し進めてきました。グラン・ソヌリとは、複雑機構の最高峰であり、時計と同じように 自動的に時・分・秒を表示する一方、ミニッツリピーターを任意に作動させることができます。2009年、キャリバー182は革新の限界を押し広げ、10.4mmという驚異的な薄さのムーブメントの中に、グラン・ソヌリを含む26の複雑機構、12の特許、そして1,400個もの部品を収めました。この傑作は、精度、芸術性、卓越した機械機構に対するグランメゾンの飽くなき追求を体現しています。

 ジャガー・ルクルトが製作したすべてのチャイムは細心の注意のもとに記録・保存されているため、時計職人たちはその正確な音色を分析し、改良することができます。この音のアーカイブによって、将来いつでも正確な修理が可能になります。このプロセスにより、各音符が絶対的に明瞭かつ調和して響き、音響的な完成度が最高水準に保たれます。ジャガー・ルクルトは、それぞれのチャイムを継続的に確認し比較することで、音の精度と卓越性への妥協を許さない姿勢を貫いています。


レベルソ・トリビュート・ミニッツリピーターの新キャリバーと斬新な美的表現

 レベルソ・トリビュート・ミニッツリピーターには、他のジャガー・ルクルト製ムーブメントと同様、自社で構想、設計、製造された新開発のムーブメント、キャリバー953が搭載されています。チャイムの品質を向上させる重要な発明である、トレビュシェ・ハンマー(特許 EP2048548A2)、クリスタル・ゴング(特許 CH698533)、サイレント・インターバルの除去(特許 CH709152B1)など、7つの既存特許が盛り込まれています。新キャリバーのパワーリザーブは48時間で、ミニッツリピーターのようなエネルギーを必要とする複雑機構としては特筆すべきものです。

 新しいレベルソ・トリビュート・ミニッツリピーターは、新デザインのエナメル文字盤が特徴です。どちらの文字盤も同じ時刻を表示し、洗練された装飾が施されていますが、それぞれに異なる個性を呈しています。フロントダイヤルは、手作業でギョーシェ彫りを施したバーレイシードパターンが輝きを放ち、さまざまな角度から光を受けると、目の錯覚でそのパターンが動いているかのように見えます。ギョーシェ彫りには、新色のティールブルーのグラン・フー・エナメルが何層にも重ねられています。ギョーシェ彫りとエナメル加工は、ジャガー・ルクルトのメティエ・ラール™工房で行われ、ギョーシェ彫りには4時間、エナメル加工にはさらに8時間を要します。

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 文字盤の裏側にはオープンワークが施され、リピーター機構の複雑さを垣間見ることができ、作動させると、可動部品が魅惑的な様相を呈します。ミニッツトラックから一端のみが固定されているファセット付きインデックスによって、視覚的な奥行きと透明感が強調され、まるで機構の上に浮かんでいるような印象を与えます。ブリッジには手作業で面取りが施され、装飾仕上げにはサテン仕上げとグレイン仕上げが組み合わされています。また、メタルのクールなシルバーの色調が、ケースの温かみのある18Kピンクゴールドとコントラストを形成しています。7時位置から5時位置までムーブメントの全幅に渡ってハンマーを支えるブリッジは、フロントダイヤルと同じブルーラッカーで装飾されています。

 ウォッチケースの側面に取り付けられたチャイムを作動させるスライダーは、人間工学的なデザインを犠牲にすることなく、新しいレベルソ・トリビュート・ミニッツリピーターが可能な限り目立たなくなるよう特別に設計されています。

 レベルソ・トリビュート・ミニッツリピーターのタイムレスな美しさを引き立てるピンクゴールドのケースと、スモールスケールのアリゲーターで裏打ちされたブラックのアリゲーターストラップのコントラスト、そして調節可能なフォールディングクラスプ。約30gのピンクゴールド製のバックルは、0.5mm単位での微調整が可能なダブルホイール機構を備えています。46個の部品から構成されたその機構には、人間工学に基づいた革新性に時代を超越したエレガンスがプラスされています。

 ジャガー・ルクルトの一体統合型マニュファクチュールに集結された180種類の技術を証明するレベルソ・トリビュート・ミニッツリピーターは、レベルソデザインの多様性と永遠のモダンさを称え、計時の機械的側面と美的側面の両方において革新を追求し続けるラ・グランド・メゾンの姿勢を際立たせています。


ノナンティエム コレクターズボックス

 レベルソ・トリビュート・ミニッツリピーターの限定モデルの発表とともに、ジャガー・ルクルトは、アイコニックなレベルソの誕生90周年を記念する特別なコレクターズボックスを発表しました。丁寧に仕上げられたケースは、レベルソの6つの限定モデルを収納するためにデザインされ、いずれのモデルも技術革新と芸術性の頂点を体現しています。

 1991年にレベルソの誕生60周年を記念して作られたコレクターズボックスからインスピレーションを得たこの新しいボックスは、洗練されたコレクターに時計の歴史に残るアイテムを所有するという特別な機会を提供します。ボックスの6つに区切られた各コンパートメントは、独特なレベルソモデル専用であり、タイムピースの不朽の伝統と有名な複雑機構の進化を披露します。ボックス自体が、ラグジュアリー、機能性、そして時代を超越した美しさが融合した、卓越した職人技に取り組むジャガー・ルクルトの姿勢の証です。

Reverso Tribute Minute Repeater
レベルソ・トリビュート・ミニッツリピーター

Ref:Q7122480
ケースサイズ:51.1×31.0mm
ケース厚:12.6mm
ケース素材:18Kピンクゴールド
防水性:3気圧
ストラップ:ブラックアリゲーター、小さな鱗模様入りアリゲーターのライニング、調節可能な折りたたみ式バックル
ムーブメント:手巻、Cal.953(ジャガー・ルクルト製)、48時間パワーリザーブ
仕様:時・分表示(表および裏)、ミニッツリピーター、ティールブルーのエナメル加工ギョーシェ彫りダイヤル(表)、オープンワークダイヤル(裏)
限定:30本
価格:要お問い合わせ

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※2025年4月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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