GIRARD-PERREGAUX | ジラール・ペルゴ 2023新作 複合素材技術の最先端。ジラール・ペルゴ「ロレアート アブソルート クロノグラフ 8Tech」
2023年の新作としてジラール・ペルゴより、画期的な技術である8Techを採用した八角形のカーボン製パーツで構成され、ランダムな構造パターンとなっているケースを採用した「ロレアート アブソルート クロノグラフ 8Tech」が、「ジュネーブ・ウォッチ・デイズ」にて発表されました。
2019年に非常に現代的なロレアート アブソルート コレクションを発表してから、ジラール・ペルゴは最先端の素材を探求し続けてきました。「ロレアート アブソルート クロノグラフ 8Tech」は「ロレアート アブソルート コレクション」の最新モデルで、マニュファクチュールとして培ってきた専門知識が最大限に活用されています。この「ロレアート アブソルート クロノグラフ 8Tech」は、ジラール・ペルゴの前衛的な素材を最大限に活かすことで息を呑むような効果を生み出す能力を改めて示したモデルです。
つねに独創的
1975年に最初のロレアートが発表されたとき、70年代の時計製造の時代精神が巧みに反映されていました。クォーツムーブメントが登場したことで電池式時計が驚異的な精度を発揮するようになると、多くの人々は機械式時計の意義に疑問を抱くようになります。さらに、時計を購入する一般の人々が高く評価したのは、ジーンズにもカクテルドレスにも同じように合わせられる一体型ブレスレットのスポーツモデルでした。
ジラール・ペルゴは発明精神で知られるマニュファクチュールで、当時もクォーツ技術の最前線に立っていました。実際、ジラール・ペルゴが打ち立てた32,768Hzという振動数はそれ以降のクォーツ式時計の世界標準として採用されました。しかしそれでも、最終的に機械式時計は見事復活を遂げ、現在では再び多くの時計愛好家から高い評価を得ています。ロレアートは一体型ブレスレットを備えた初めてのモデルで、当初から自社で手掛けたデザインとムーブメントが採用されています。
コントラストの妙手
ロレアートは異なる形状を巧みに組み合わせたスタイルが特徴で、設計は最初から社内で行われました。円形の台座の上に八角形のベゼルが配置され、さらにその台座は角張ったトノー型ケースの上に配置されていますが、これらの形状の異なるパーツがすべて調和良くひとつにまとまっています。
ロレアート アブソルート高機能素材
2019年、ジラール・ペルゴは、1975年に発売されたクラシックロレアートを新しい表現で捉え直したコレクション「ロレアート アブソルート」を発表しました。ロレアートと同じ遺伝子を持つこのロレアート アブソルートコレクションは前衛的なデザインで、どのモデルも非常にスポーティな外観となっています。
ロレアート アブソルートの発表以降、ジラール・ペルゴは、金属化サファイアクリスタル、カーボングラス、ラバー合金といった幅広い画期的な素材を度々採用してきました。今回、革新的かつユニークなプロセスで製造したカーボンチタンの複合素材を用いた新作モデル「ロレアート アブソルート クロノグラフ 8Tech」でもこの哲学が貫かれています。
幸運のシンボル
44mm径の「ロレアート アブソルート クロノグラフ 8Tech」はハイテク素材のハウジングが、信じられないほど軽量でありながら、大きな存在感を手元で放ちます。この羽のような軽さで、日常使いに大切な優れた着用感を実現しました。
ケース素材は樹脂を含浸させた一方向の非編み込みカーボンファイバーで、軽量のチタンパウダーと結合させることで厚さわずか0.05mmの非常に薄い層状にします。業界で初めて、この層を異なる向きで重ね合わせて「スタック」を形成してから八角形にカットしました。
この八角形のパーツを型に入れ、加熱・超高圧処理を行います。その後、ベゼルを含むケースのパーツを素材からフライス加工し、手作業で研磨します。この独自の技術により、ケースに独特の輝きが生まれます。
形を円形にすることもできましたが、八角形はジラール・ペルゴの中核をなす要素であり、1975年に最初のロレアートが発売されて以降ブランドを象徴するフォルムとなっています。また、8つの辺を持つ八角形は何十億もの人々にとって幸運のシンボルでもあります。
ケースに用いられているのは、スチールの5分の1以下の軽さでありながら同等の強度と剛性を備える魅力的なハイテク素材です。興味深いことに、この素材はダマスカス鋼を思わせる波状の外観をしています。
層状の下を見せるダイヤル
ダイヤルはサンドイッチ構造で、表はサンドブラスト加工にケースとベゼルの色調を反映したグレーのグラデーション仕上げを施しています。この表に設けられた開口部からはグレード5チタン製の下の層が部分的に覗いています。根元が矢印状になった開口部はインデックスの役割を果たし、先端の長方形部分には蓄光塗料が塗布されているため、暗い場所では白く発光して視認性を高めます。
ダイヤルには、4時位置と5時位置の間の日付表示に加え、サンドブラスト仕上げの3つのカウンターが配されています。チタンのグレーの色調に合わせたバトン型の時針と分針には蓄光塗料(白色発光)が塗布されています。くっきりした分目盛りとクロノグラフの細身のセンターセコンドで経過時間を見やすく示します。独特の質感、カラーで奥行を感じさせ、比類のない視認性を誇る端正かつ現代的な外観のダイヤルです。
超現代的でありながら伝統的な職人技を採用
「ロレアート アブソルート クロノグラフ 8Tech」には、自社製ムーブメント、自動巻キャリバーGP03300-1058を搭載しています。ケースバックのスモーク仕上げのサファイアクリスタルも、ケースやベゼルと同じモノクロームの色調に合わせたカラーです。419個の部品で構成されたムーブメントには、ジラール・ペルゴが1791年から受け継いできた伝統的な技術を駆使したコート・ド・ジュネーブ、面取り、ストレートグレインといったすばらしい仕上げを施しています。
手首に最適にフィット
「ロレアート アブソルート クロノグラフ 8Tech」のストラップは、ファブリックのような風合いが特徴的な、グレーのステッチ入りのブラックラバーです。ロレアートの伝統に則ってストラップがケースに一体化されているため、より快適な装着感が得られます。ブラックPVD加工を施したチタン製フォールディングバックルにはストラップの長さを微調整できるシステムが備わり、手首に最適にフィットさせることが可能です。
このモデルは2023年10月ごろより、世界中のジラール・ペルゴ正規販売店でお求めいただけます。
ロレアート アブソルート クロノグラフ 8Tech
Laureato Absolute Chronograph 8Tech
Ref.81060-41-3222-1CX
ケース径:44.00mm
ケース厚:15.15mm
ケース素材:カーボン/チタンコンポジット
ストラップ:ブラックラバー(ファブリック仕上げにグレーのステッチ入り)、PVD加工を施したチタン製フォールディングバックル(微調整システム付)
防水性:100m(10気圧)
ムーブメント:自動巻き、Cal.GP03300-1058、約46時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、63石
仕様:時・分表示、クロノグラフ、スモールセコンド、日付、グレーのグラデーションダイヤル、チタン製カウンターとインデックス、サファイアクリスタルケースバック
予価:3,520,000円(税込)
※2023年8月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。
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INFORMATION
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〒102-0093 東京都千代田区平河町2-2-1
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