GRAHAM“魚眼レンズ”が放つ圧倒的インパクト「ソードフィッシュ」復活
独創の意匠はそのままに
より現代的に進化した最新「ソードフィッシュ」
市場から姿を消した後も、「ソードフィッシュ」の人気は衰えず、ついに2018年、台湾でテストマーケティングが実施された。製作されたのはステンレススチールケースとブルーダイアルを採用したモデルで、限定30本は驚異的なスピードで売れていった。そしてこの結果を受け、2019年「ソードフィッシュ」は本格的に復活を果たした。
新しい「ソードフィッシュ」も、象徴的ディテールであるサファイアクリスタル製の魚眼レンズを搭載。ケースサイズも初期モデルと同様の46mmを継承して存在感のあるルックスに仕上げるなど、昔からのファンを歓喜させる内容だ。とはいえ、その意匠はかつてのモデルそのものではない。しっかりと現代的なアップデートが図られており、今のスタイルや時代の気分に合わせたデザインにまとめ上げている。“ツウ好みの時計”というスタンスは崩さず、トレンドもしっかりとキャッチする──。グラハムのクリエイションが光る完成度なのだ。
それを表すのがケース素材。オリジナルモデルで採用されていたステンレススチールに加え、現在のウォッチトレンドのひとつであるブロンズケースのモデルも展開しているのだ。また新作は全3色をラインナップしているが、そのうちのひとつはトレンドのカラーであるグリーンを採用。ブロンズケースとのコンビネーションが美しい仕上がりになっている。また、すべてのモデルでレンズの高さを抑えるとともに、ダイアルを拡大。インデックスも12時と6時を強調したデザインからバーインデックスに変更され、すっきりとした表情にまとめているのも印象的だ。
アイコニックなディテールとトレンドの融合。それを実現した新しい「ソードフィッシュ」は、ツウのみならず、多くの時計ファンのハートをしっかりと掴む可能性に満ちている。
ソードフィッシュ
SWORDFISH
文:竹石祐三 / Text:Yuzo Takeishi
写真:江藤義典 / Photos:Yoshinori Eto
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