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ハイコンプリケーション“実用化”の謎を追う。

多くのパーツが複雑に噛み合い、寸分の誤差もなく動くハイコンプリケーションウォッチは、技巧派ブランドが競い合う機械式時計の花形である。
しかしあまりにも複雑な時計ゆえに、衝撃や誤作動に弱く、故障しやすいという弱点もあった。高価な時計を“資産”と見なし、基本的には金庫にしまっておくだけであれば、それでも問題はなかったのかもしれない。
しかし現代の時計は“ファッションピース”でもあり、使ってナンボの時代になっている。
となれば、どれだけ複雑で優れていても、壊れやすい時計は敬遠されてしまうだろう。
だから技巧派ブランドたちは、“実用性”なハイコンプリケーションを目指すのだ。

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取材・文:篠田哲生 / Report&Text:Tetsuo Shinoda
写真:堀内僚太郎 / Photo:Ryotaro Horiuchi

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