AHCI | 独立時計師協会による 日本初の本格的な展示受注会を開催
2015年で創立30周年を迎えたAHCI(独立時計師創作家協会。通称アカデミー)。そのアカデミーによる、日本初の本格的な展示受注会が、松屋銀座7F貴賓室にて、2015年7月10日から14日まで開催されます。
この展示受注会では、2015年のバーゼルワールドで発表された新作を含め、アカデミーに参加する独立時計師たちの作品を、実際に手にとって見ることができます。また、7月10日から12日までは、日本人のメンバーも含め、来日したメンバーやブランドと通訳を通じて、カスタマイズ・ウォッチもご注文いただけます。
この機会に、ぜひ独立時計師たちが作り出した、日本では滅多に見ることができない芸術作品としての時計の世界に触れてください。
参加時計師(ブランド)/スヴェン・アンデルセン、ミキ・エレタ、ポール・ゲルバー、ピタ バルセロナ、クリスチャン・ヴァン・ダー・クラウ、ルドビック・バロア、マーク・ジェニー、浅岡 肇、菊野 昌弘(特別出品)、アントワーヌ・プレジウソ(特別出品)
AHCIは1985年、独立時計師と、将来、機械式時計の製造を担う若手の育成のため、スヴェン・アンデルセンとヴィンセント・カラブレーゼにより設立されました。メンバーの作品は、過去17回、ジュネーブ時計グランプリにおいて数々の賞を獲得し、スイス機械式時計業界の発展に貢献しています。また、バーゼルワールドに合わせて、世界の若手の時計師の時計を集めたコンテストを実施し、その優秀作品をバーゼルで発表。これは若手時計師の登竜門となっており、スイス時計業界でも重要な位置付けにある団体です。
2015年、アカデミーの正式メンバーとなった独立時計師の浅岡肇氏。インダストリアル・デザイナーである浅岡氏は、コンピュータ・グラフィックスの知識と経験を生かして独自設計のムーブメントを、すべて自力で製作する実力を持つ希有な時計師です。これまでムーブメントからケース、文字盤まで自製のトゥールビヨンや、超大型テンプを備えた三針モデルなどを発表しています。
文:名畑政治
「AHCI展示受注会」 についてのお問合せは…
松屋銀座
TEL:03-3567-1211(大代表)
〒104-8130 東京都中央区銀座3-6-1
www.matsuya.com