小柳時計店奈良県橿原市内膳町1-3-10
ウルバン・ヤーゲンセン&ゾナーのスペシャルピースが集結
-ウルバンヤーゲンセン&ゾナー スペシャルフェア-2008.11.12(水)~11.17(月)
ウルバンヤーゲンセンと言う名前を聞いてもご存知の方は少ないと思いますが、アブラアン・ルイ・ブレゲと言う人物はご存知の方も多いと思います。
実はブレゲにもお弟子さん達が数名おられ、1700年代中頃から1800年代中頃の懐中時計全盛期には、ハインリッヒ・ヨハネス・ケセレスやルイ・フレデリック・ペルレやフュトメスキ・ディ・ジュニアやチャールズ・オーディン等ヨーロッパの懐中が好きな方は「私のブレゲの懐中は、チャールズ・オーディンが作った物だ!」等と仰られる方もおられると思います。
そのような中、アブラアン・ルイ・ブレゲの愛弟子で彼の功績も多数残されている程の時計師が【URBAN JURGENSEN(ウルバン・ヤーゲンセン)】で、彼は後に独立し[JULES JURGENSEN(ユール・ヤーゲンセン)]という自社ブランドを立ち上げ懐中時計だけでなく女性用腕時計の製作も手掛けて行きます。
現存している懐中時計の中には、パテックフィリップの懐中時計よりも遥かに高額な物もたくさんある程です。
その彼のブランドを冠に1978年より時計師ペーターボームベルガー氏が再建させ、彼のフィロソフィーを再現し具現化しました。
現在リリースされている全ての素材は、PTもしくは、18KPG製のみで、唯一SSを使用し50本のみ製作されたモデルもあります。
また、文字板のギョーシェ模様も700以上の行程を手作で行う等、当時を彷彿とさせる仕上げになっています。
その他1800年代頃にみるティアドロップ型のケースラグや、F.P社製Cal.71のツインバレルのベースムーブメントを使用し、巻き上げの効率を考慮し65時間のパワーリザーブを保持したモデルや、世界15本のみ製作されたエルプリメロをベースにしたトリプルカレンダークロノグラフ等もあり、細部まで彼の思いが受け継がれた仕上げになっています。また全てのモデルの巻き上げローターには、21金製ローターを搭載し、文字板と同様のギョーシェ模様が施されており、文字板だけでなく裏蓋越しにウルバンヤーゲンセンの伝統が息づいている事が確認出来ます。
是非この機会にご来店頂き、仕上げの美しさや質感等店頭にてご確認下さい。
以下は本国サイトと当店サイトです。
http://www.urbanjuergensen.com/
http://koyanagi-tokei.com/diarypro/diary.cgi?no=132&continue=on#continue
INFORMATION
小柳時計店についてのお問合せは・・・
〒634-0804 奈良県橿原市内膳町1-3-10
TEL:0744-22-3853
FAX:0744-24-8898
定休日:火曜日
営業時間:10:00~19:30
小柳時計店
インフォメーション
昨今、32mmや36mm径など手首の細い方にも収まり易い小径でクラシカルなモデルは、アンティークを探さざるを得ないうえ、どうしてもパーツの心配がついて回ります。しかもパーツが見つかっても高額な場合が大きので完全修理を断念せざるを得ない経験をなされた方も少なく無いと思います。そのような中、60年代70年代の味わい深い風合いの手巻き式で、パーツ交換が必要な場合の修理でも安心して依頼が出来、そして手の届き易い価格。私が欲しいと思うものを、文字盤屋さんやケース屋さんなど各ディーラーさんや、スイスのムーブメントブローカーさん等の献身により約50年前のムーブメントをベースに制作する事が出来ました。是非、手に取ってご覧頂けましたら幸いです。