ノモスは1990年にローランド・シュヴェルトナー氏により高級時計の聖地グラスヒュッテにて創業された時計メーカーです。
30万〜50万円に多くのモデルを展開するノモスは、時計購入という点では決して安くはないのですが、時計愛好家達からはコストパフォーマンスが良い時計と表現されることが少なくありません。なぜノモスの腕時計はコストパフォーマンスが良いのか私なりの意見を述べたいと思う。

高級時計の聖地グラスヒュッテには、その地名が使われたグラスヒュッテ規格（グラスヒュッテでムーブメントの構成部品の50％以上が製作された製品のみ文字盤上に「グラスヒュッテ」の文字を記載することが許される規格）が存在します。時計製造をほぼ全て手作業で行い、従業員の9割以上がムーブメントの製造に携わるノモスの時計は、95％以上の部品を自社製作しており全てのモデル「グラスヒュッテ」の文字が記載されています。しかし、ノモスの技術力はこれだけでは語れません。代表的な開発の１つに「ノモススイングシステム（脱進機）」があります。他ブランドも難しく敬遠してきた脱進機の自社生産の達成は、時計業界に1つの衝撃を与えました。また、ノモスの時計は、グラスヒュッテの時計の特徴である4分の3プレートやサイズは小さめながら個気味の良い動きを魅せる後退式コハゼ、丁寧なグラスヒュッテリブストライプなどグラスヒュッテの伝統的な美しさをムーブメントより表現してくれます。

ノモスグラスヒュッテは、上記の通りに世界でも少数しか指定されていない「グラスヒュッテ」の称号持ち、世界でも僅かなメーカーしかできない脱進機（ノモススイングシステム）の製作を行うことのできる高い技術力も持つ優れたパフォーマンスを発揮しているメーカーだと思います。

ノモスの魅力はまだまだ書ききれておりません。第二弾としてこれからも掲載していく予定となります。興味をお持ちになった方はヒラノインスタグラム（hirano1915）へ情報掲載していくのでフォローのほどよろしくお願い致します。　細かな説明やご質問は店頭（時計宝飾ヒラノ）にて続きをお話できたらと思います。

時計宝飾ヒラノ
1915年に創業した「平野時計舗」が起源の名古屋では最も古い時計宝飾専門店となります。有名無名に関わらず、時計本来の魅力を持つコレクションを取り扱い、永くご愛着いただけるお品のご提案とご提供をさせていただきます。

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