ザクセン王国の古都ドレスデンから28キロ、人口２000人程の山奥の街、グラスヒュッテは１9世紀に鉱脈が途絶え、失業、貧困対策から、１９世紀半ばに時計産業で興隆を図った。２０世紀初頭には世界で最も素晴らしい時計を作る場所と言われたが、２度の世界大戦で敗戦国、更に東ドイツ側に分断され、社会主義体制で技術は封じ込められた。

ドイツ統一後、幾つかのブランドが復活するが2008年に再タートしたモリッツグロスマンはグラスヒュッテの地で語り継がれる最高の時計づくりで、耐久性と整備製の追求により設計され、素材使いや硬化処理が行われています。
一本一本自製される針、金製モデルの徹底的な手仕上げなど多くの有名ブランドが失ってしまった高級時計づくりの魂が感じられます。

最新のシステムと絶滅しかけた手作業により行い、年間200本程の時計を送り出している。

お手に取ってお確かめ下さいませ。