日時：2017年10月21日（土曜日）
１９世紀にグラスヒュッテで活躍したモリッツ・グロスマンの時代、彼の作る時計は極めて美しく繊細な針で有名でした。その伝統を受け継ぎ、現代のモリッツ・グロスマン社はドイツ高級時計産業の中心地ザクセン州グラスヒュッテの地で唯一、かつ世界でもわずかなマニュファクチュールとして今日も全てのハンズ(針)を自社で手作りし、手仕上げしております。

スチール製の針は焼きもどす事で発色しますが他社が用いるブルースチールでは無くブラウンバイオレットあるいはブラウンの色調を選ぶのも、他社には無いモリッツグロスマンの針に対するこだわりの表れです。
これらの色を出すためにはごく限られた焼成温度の範囲内で焼きもどす必要がある為、熟練した職人の経験や鋭い目、細やかな直感が必要不可欠です。
この手間と時間の掛かる手作業から生み出される針は一つ一つがオリジナルであり「完璧な視認性」を追求するモリッツ・グロスマンの哲学を体現するものでもあります。

この度はグロスマンウーレン社CEOクリスティーネフッター女史と共にドイツグラスヒュッテの本社工房で針の製作手掛けている職人も来日し、モリッツ・グロスマンの自社製針の製作工程を実演しご覧頂きます。

是非ここ機会にマニュファクチュールの時計職人による究極のクラフトマンシップをご覧下さいませ。

＊尚、当日はゆっくりとご覧いただける様、３部構成とさせていただきますので誠にご面倒ですがご希望のお時間をお知らせ下さいませ。