ZENITH | ゼニス 2025新作 ゼニス「デファイ スカイライン クロノグラフ スケルトン」

　ゼニスはが2025年LVMH ウォッチウィークにて「デファイ スカイライン クロノグラフ」のスケルトンモデルを2025年の新作として発表しました。エッジの効いたオープンワークデザインにより、エル・プリメロ ムーブメントの細部と、精確に刻まれる一瞬一瞬を堪能できます。

　コンマ1秒が大きな意味を持ち、かつてないスピードで動き続ける世界のために。「デファイ スカイライン」は洗練されたデザインと唯一無二の技術力を兼ね備えた、ブレスレット一体型のラグジュアリースポーツウォッチです。現代的でダイナミックな幾何学的デザインは、発表当時からすでに未来的であった1960年代後半の「デファイ」のコードからインスピレーションを得ています。「デファイ スカイライン クロノグラフ」の最新作は、過去モデルのDNAを受け継ぎながら、エッジを効かせた建築的な一面を際立たせ、オープンワークデザインにそのクリエイティブコンセプトを取り入れました。伝説的なエル・プリメロは、このタイムピースでこの上なく現代的な姿へと進化を遂げました。

　スケルトン加工技術とは、地板やブリッジなどムーブメントの部品を開放し、内部機構の動きを見えるようにするものです。この技術により、フロントとケースバックの両側から、サファイアガラスを通して革新的な「デファイ スカイライン クロノグラフ」のキャリバーを眺めることができます。垂直統合型のマニュファクチュールであるゼニスでは、デザイナー、エンジニア、時計職人が常に連携し、自由な創造を可能にしています。スケルトン加工への現代的で芸術的なゼニスのアプローチは、「デファイ スカイライン クロノグラフ」の優れた機能性と視認性を存分に活かし、同時に大胆な技術特性を際立たせています。時刻のみを表示する「デファイ スカイライン スケルトン」と同様に、文字盤には1960年代のゼニスの「ダブル Z」ロゴを彷彿とさせる幾何学的なカットアウトが施されています。また、コントラストが際立つアジュレ仕上げのグレーサブダイヤルにもオープンワークが施されています。さらに、植字によるファセットカットのバトン型アワーマーカーと針にはスーパールミノバが塗布され、あらゆる環境下での視認性を高めています。

「デファイ スカイライン」の特徴である八角形の42mmケースはスチールを素材とし、12面のベゼルとダイナミックなプッシュボタンを備えています。ブラッシュ仕上げとポリッシュ仕上げを交互に施した表面に生まれる魅惑的な輝きと陰影が、その角張ったデザインを引き立てます。性能を重視したこのタイムピースは、シースルーの裏蓋を六角形のスクリュー4つとゼニススターのエングレービングを施したねじ込み式リューズで固定し、10気圧の防水機能を確保しています。

　新しい「デファイ スカイライン」は、傑出したムーブメントであるキャリバー エル・プリメロ 3600のスケルトンバージョンによって駆動します。ゼニスの伝説的クロノグラフムーブメントの誕生50周年を記念して2019年に発表されたキャリバー 3600は、1/10秒表示という類を見ない機能を特長とします。1/10秒というわずかな時間を計測する偉業は、ムーブメントの5Hz（毎秒10振動）の振動数によって実現しました。また視認性にもさらなる改良が施されています。キャリバーの鼓動を目に見える形で正確に表示するため、通常は60秒で1回転する中央のクロノグラフ針は10秒で1回転し、チャプターリングの目盛り上で1/10秒を精確に表示します。双方向の巻き上げメカニズムを採用した自動巻エル・プリメロ キャリバー 3600SKは約60時間のパワーリザーブを備えています。

　性能とスタイルを見事に融合した「デファイ スカイライン クロノグラフ スケルトン」はブラックとブルーの2色が用意され、オープンワークの文字盤、地板、ブリッジ、星形ローターは統一された色合いに仕上げられています。さらに、異なる仕上げを交互に施すことでひとつひとつの線と曲線を強調し、機構の動作をいっそう美しく際立たせています。

「デファイ スカイライン」の他のモデルと同様に、汎用性に富んだ「デファイ スカイライン クロノグラフ スケルトン」では、実用性を重視した交換可能なストラップシステムを採用しています。裏蓋のボタンを押すだけで、一体型の3連スチールブレスレットを、ムーブメントカラーにマッチする星空を描いた付属のラバーストラップに付け替えられます。

「デファイ スカイライン クロノグラフ スケルトン」は、世界中のゼニス ブティックおよびオンラインブティック、正規代理店にて販売されます。