VACHERON CONSTANTIN | ヴァシュロン・コンスタンタン 芸術作品の傑作を腕時計に。2020年12月1日~15日に開催されるルーヴル美術館のオークション“BID FOR THE LOUVRE”に出品される「レ・キャビノティエ」の特注ユニークピース
2019年よりルーヴル美術館とパートナーシップを結ぶヴァシュロン・コンスタンタンが、「レ・キャビノティエ」の時計を“Bid For the Louvre”のオークションに出品します。このオークションは、ルーヴル美術館とクリスティーズがドゥルオーの協力のもとに2020年12月1日から15日にクリスティーズのウェブサイトwww.christies.comで特別に催されます。この出品内容は単なる時計以上のものがあります。落札者はパリとジュネーブの間でアートとクラフトマンシップが交わる場での忘れがたい経験を楽しむことができるのです。その売り上げは、ルーヴル美術館連帯プロジェクトに全額寄付されます。ヴァシュロン・コンスタンタンの「レ・キャビノティエ」は、オークションにかけられる特別な1点ものの中では唯一の時計です。芸術と文化に深く関わり、あらゆる形でその貴重な遺産の保護や橋渡しにも取り組むヴァシュロン・コンスタンタンにとって、このようなイベントへの参加は当然のことでした。
ヴァシュロン・コンスタンタンのCEOルイ・フェルラはこう述べます。
「私たちは、ルーヴル美術館とクリスティーズがルーヴル美術館連帯プロジェクトの支援のために催すこの特別なオークションに、他のアーティストやメゾンとともに参加することを誇らしく思います。私たちの芸術への現在の関わりや特別なノウハウの伝達、それは昨年のパートナーシップ締結の発表以来、ルーヴル美術館とともに私たちが表明してきたことですが、世界が困難な状況に置かれ、さまざまな意味で挑戦が求められる中で、これまで以上にそうしたことが重要になってきました。「レ・キャビノティエ」の時計をオークションにかけ、落札者の希望に合わせて芸術作品に基づくまたとないユニークピースとしてパーソナライズすることは、私たちメゾンならでは特色を象徴しており、文化と情熱の共有をさらに進展させるメゾンの使命をも象徴しています」。
この特別な時計を手に入れた方は、パーソナライズの機会を得ることができ、ヴァシュロン・コンスタンタンとルーヴル美術館のエキスパートや熟達のクラフトマンとともに、その製作過程にすべて参加することができます。ルーヴル美術館の芸術作品を再現することになるダイヤルに加え、プラチナやピンクゴールド、ホワイトゴールドなどからケース素材を選択でき、オフィサータイプのケースバックに彫金を施すことも可能です。またストラップについても、素材や色などに多くの選択肢が用意されています。時計を駆動するムーブメントは、信頼性や仕上げにおけるヴァシュロン・コンスタンタンとオートオルロジュリーの厳格な基準に準拠して作られた自社製キャリバー2460 SCです。
ダイヤルに再現される芸術作品
落札に成功された方の冒険は、まずパリで始まることになります。ルーヴル美術館の館内を最良のエキスパートによるプライベートツアーのもとで、美術館が所蔵する絵画もしくは彫刻の中から時計のダイヤルにエナメルで再現する傑作を選べるのです。ヴァシュロン・コンスタンタンの熟達のエナメル職人は、選ばれた作品や顧客の好みに合わせてミニアチュール・エナメルもしくはグリザイユ・エナメル技法を用います。
ミニアチュール・エナメルの技法には繊細な職人技が含まれ、中でも18世紀に遡る“ジュネーブ技法”として知られるものは特に繊細です。それを実践できるのは、エナメルの発色と火加減の両方を熟知した最も経験豊かな職人に限られます。職人にとっての大きな挑戦の一つは、800℃以上に熱した炉で何度もエナメルを焼いて色艶を変える作業に絶えず注意を払いながら、元となる芸術作品の色調に合わせてエナメルのカラーパレットを構成することにあります。
16世紀に登場したグリザイユ・エナメルの技法では、ゴールド製のダイヤルにまず濃色のエナメルを塗布し、その上にリモージュ・ホワイトと呼ばれる非常に珍しい白いエナメルの層を塗り重ねていきます。層を重ねる毎にエナメルは炉で焼かれ、前もって綿密に設定された焼成時間が秒単位になることもあります。
パーソナライズの幅広いオプション
このユニークピースの「レ・キャビノティエ」を手に入れた方は、製作過程のすべてに密接に参加することができ、ジュネーブに構えるヴァシュロン・コンスタンタンのマニュファクチュールにてプライベートツアーに参加できます。これから関わるデザインスタジオのクリエイティブスタッフやマスターウォッチメーカー、エナメルや彫金の才人たちに会って、さまざまなオプションからパーソナライズを行うことができます。
ケース素材のプラチナ、ピンクゴールドやホワイトゴールド、ケースとオフィサーケースバックへの彫金、ストラップの素材と色、ステッチや模様などは、自動巻きムーブメントの自社製キャリバー2460 SCを搭載するこの特別な時計のパーソナライズを可能にする数多くのオプションの一例です。
透明なケースバックからは、ヴァシュロン・コンスタンタンのシンボルマークのマルタ十字のモチーフをオープンワークで象った22Kゴールド製のローターをはじめ、手作業による仕上げや面取り、ペルラージュやポリッシングが眺められ、それらすべては時計製作の専門技術への最大の敬意を払って施されています。
この特別な経験を締めくくりとして、時計の入手者は2つの真正証明を受け取ることができます。一つはヴァシュロン・コンスタンタンの証明書、もう一つは芸術作品の再現を証明するルーヴル美術館の証明書です。
レ・キャビノティエ “Bid For the Louvre” オークション
ケース径:40.00mm
ケース厚:9.42mm
ケース素材:プラチナまたは18K(5N)ピンクゴールドまたは18Kホワイトゴールド
ストラップ:ミシシッピアリゲーターレザーまたはカーフレザー、パーソナライズ可能、18K(5N)ピンクゴールドまたは18Kホワイトゴールド製のピンバックル
ムーブメント:自動巻き(自社開発・製造)、Cal.2460 SC、約40時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、27石
仕様:時・分・センターセコンドによる秒表示、文字盤は選ばれた芸術作品に応じてミニアチュール・エナメルまたはグリザイユ・エナメル、18K(5N)ピンクゴールドまたは18Kホワイトゴールド製の針、ルーヴル美術館が発行する芸術作品の再現に関する真正証明書、ヴァシュロン・コンスタンタンが発行する保証書、ジュネーブ・シールの取得証明書
限定:ユニークピース
※2020年12月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。
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