TAG Heuer | タグ・ホイヤー 2019新作 タグ・ホイヤーの時計製造における卓越性を示す新作「カレラ キャリバー ホイヤー 02T トゥールビヨン ナノグラフ」
時計製造と科学的発見を融合し、タグ・ホイヤーはカレラの最新モデルに最先端のカーボン製ヒゲゼンマイを採用しました。
タグ・ホイヤーはジュネーブウォッチフェアにおいて、その最新イノベーションであり、時計製造において世界初となるカーボンコンポジット製ヒゲゼンマイを発表しました。これはアヴァンギャルドなスイスの時計メーカーであるタグ・ホイヤーが発明、特許を取得した最新の革新的技術です。この新しいヒゲゼンマイはクロノメーター認定を受け、トゥールビヨン機構も搭載されたホイヤー02T 自社製ムーブメントに採用されています。
カレラ キャリバー ホイヤー 02T トゥールビヨン ナノグラフ
時計製造におけるタグ・ホイヤーの優れた力が、次世代のトゥールビヨンを象徴するこの驚異的な新作タイムピースに示されています。この新作に搭載された自社製ムーブメントにカーボンコンポジット製ヒゲゼンマイを採用していることが特徴で、よく知られた素材であるエリンバーやシリコンの代わりにこの素材が用いられています。
LVMHウォッチメイキングディヴィジョン プレジデント兼タグ・ホイヤーCEOのステファン・ビアンキは、次のように述べています。「自社の先進技術を盛り込んだこのタグ・ホイヤー カレラの新しい解釈は、最高級の時計製造という当社が受け継ぐレガシーを強調するとともに、パフォーマンス、破壊的なイノベーション、アヴァンギャルドという当社の価値観に、現在も忠実であり続けていることの証明ともなっています。」
このタイムピースの特徴である魅力的なトゥールビヨンは、伝統的な時計製造のクラフトマンシップと最先端のイノベーションを結ぶ架け橋です。精巧な作りと審美性を備えたトゥールビヨンは、時計愛好家が所有することができる、そして、ごく限られたマニュファクチュールのみが製造できる最も印象的なコンプリケーションのひとつです。
タグ・ホイヤー カレラ コレクションは1963年の発表以来進化を続ける一方、そのDNAに忠実であり続けてきました。ユニークなモジュール式デザインとモーターレーシングとのつながりが、一番人気のコレクションであるカレラをいつまでも走らせ続けています。
ユニークなデザイン
ナノスコピック(1㎜の100万分の1)のヘキサゴン(六角形)パターンが結合した、ヒゲゼンマイのカーボンコンポジット素材は、カレラ キャリバー ホイヤー 02T トゥールビヨン ナノグラフのデザインにも取り入れられました。カーボンコンポジット製ヒゲゼンマイに加え、マルチレイヤーのダイヤルとムーブメントの組み合わせも、このクロノメーター認定クロノグラフの大きな特徴です。サンドブラスト加工と美しいサテン仕上げが施された地板のヘキサゴンパターンは、オープンダイヤルから鑑賞できます。また、ブラックPVDでコーティングされ、サファイアシースルーケースバックから鑑賞できるなローターにも同じ装飾が施されています。
過去の高級時計を彷彿とさせるネオングリーンが明るく輝き、アルミ製ブリッジやトゥールビヨンムーブメントの銘刻など、時計に見られる多彩なエレメントを引き立てています。さらに、アルミニウム合金製テンプがホワイトゴールドを引き立て、スーパールミノバR を塗布したインデックスにより、このムーブメントを昼夜を問わず優れた視認性をもたらします。
タグ・ホイヤーのプロダクトディレクター、ギー・ボヴェは次のように説明します。
「この新しい、スケルトナイズされたトゥールビヨンモデルをカレラに加えることで、魅力的なムーブメントのエンジニアリングと開発両面におけるタグ・ホイヤーの優れた能力を強調したかったのです。カレラ キャリバー ホイヤー02T トゥールビヨン ナノグラフは、現代的でハイテクな審美性と精度、優美なプロポーションが視覚的にも融合しています。それはこれまでのカレラと同様、高級時計における破壊的な力であり、50年以上にわたるカレラコレクションの証明といえるでしょう」
新世代のヒゲゼンマイ
機械式時計の心臓として知られるヒゲゼンマイは、寸分の狂いが時計全体の精度に直接影響を与えることから、製作が最も難しい部品です。数学者、物理学者、化学者からなるタグ・ホイヤーのチームが、新たに再考案されたこのヒゲゼンマイの立役者です。カーボンコンポジット製のヒゲゼンマイは、伝統的な時計製造を大変革するだけでなく、自社製のクロノメーター認定ムーブメントを搭載した時計自体の性能も大きく改善することになりました。
カレラ キャリバー ホイヤー02T トゥールビヨン ナノグラフは、このカーボンコンポジット製ヒゲゼンマイという革新が制御する初の時計です。
タグ・ホイヤーのカーボンコンポジット製ヒゲゼンマイのキー・ベネフィット
・軽量で密度が低く、重力や衝撃の影響を実質的に受けません。タグ・ホイヤーの研究室で落下試験を行い、1mの高さから時計を硬い床に落下させ、最大荷重5000Gを与えた結果、金属製ヒゲゼンマイは曲がり、シリコン製は割れましたが、カーボンコンポジット製ヒゲゼンマイは完全なままでした。
・完全な同心円状の振動はカーボンコンポジット製ヒゲゼンマイの幾何学によるもので、時計の精度も向上。
・カーボンコンポジット製ヒゲゼンマイはヒゲ玉と一体化させて製造します。通常この小さなパーツは、金属製のヒゲゼンマイではテンプ軸に取り付けられますが、その組み立ては複雑で、精度にも影響が出ます。
・カーボンコンポジット製ヒゲゼンマイは完全耐磁性であり、時計が磁気源に触れても狂いが生じる心配はありません。
・最適な温度特性と空力弾性が、カーボンコンポジット製ヒゲゼンマイとアルミニウム合金製テンプを組み合わせることにより得られました。
タグ・ホイヤーはこのようなヒゲゼンマイを作る唯一のマニュファクチュールであり、その設計および製造はラ・ショー・ド・フォンの自社内ラボラトリーで行っています。
タグ・ホイヤー研究所のCEOギィ・セモンは、この技術の重要性を次のように説明します。
「機械式時計の性能と精度の向上という大志を掲げ、この世界初の開発に何年も要しました。タグ・ホイヤーの研究所が生み出した数々の革新は、いわば階段のようなもの。革新のたびに次の革新へと上っていくのです。カーボンコンポジット製ヒゲゼンマイは、自社における、まだ開発中のプロセスの向上へと導く第一歩です」
ヒゲゼンマイに用いられた初のカーボンコンポジット構造と、この構造が収められている印象的なカレラ キャリバー ホイヤー 02T トゥールビヨン ナノグラフは、名高いこの時計ブランドが生み出した革新という軌跡の中の代表的な存在となりました。アヴァンギャルドな時計製造というレガシーに導かれ、タグ・ホイヤーは機械式時計製造における比類なき精度へとつながる、一歩先を行く発明を実現するという、ひとつの新しい時代へと突入したのです。
TAG HEUER CARRERA CALIBRE HEUER 02T TOURBILLON NANOGRAPH
タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02T トゥールビヨン ナノグラフ
Ref.:CAR5A8K.FT6172
ケース径:45mm
ケース素材:ブラックPVDチタン製
ストラップ:ブラックカーフスキンレザーとラバー、ブラックPVD加工のチタン製フォールディングクラスプ付カーボンバックル
防水性:100m(10気圧)
ムーブメント:自動巻(クロノメーター認定)、Cal.ホイヤー 02T、トゥールビヨン・クロノグラフ(マニュファクチュール ムーブメント)、33石、毎時28,000振動(4Hz)、約65時間パワーリザーブ
仕様:クロノグラフの時、分カウンター、トゥールビヨン、時、分、秒、タキメータースケール付カーボン製ベゼル、反射防止加工の両面サファイアクリスタル、ヘキサゴンパターンを施したブラックのオープンダイヤル、60秒スケール付きブラックフランジ、ヘキサゴンパターン、ウォッチワインダー内蔵の特製ケース入り
予価:2,745,000円(税抜)
発売予定:2019年5月
※2019年1月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。
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